このページのまとめ
- 「日本語のみ」の条件でも、海外で働くことは可能
- 日本人顧客や日系企業を相手に働く仕事なら、日本語をメインに働ける
- 日本食レストランのウェイターや、日系企業の営業、日本語教師などがおすすめ
- 日本語のみで働く場合、給料アップやスキルアップが難しい場合がある
- 現地語を学んだり、専門スキルを身に付けたりすることで海外就職が有利になる
海外移住を検討している人に向け、日本語のみで働ける仕事を紹介します。このコラムでは、日本語のみで働く場合の注意点についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本人のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。
海外移住におすすめの日本語のみで働ける仕事
「日本語のみ」という条件でも、海外で働くことは可能です。
海外求人には、日本人を相手にする仕事や、簡単な作業をするだけの仕事というものもあります。こうした仕事なら、現地の言葉が話せなくても働きやすいでしょう。また、通訳をつけてもらえるような専門性の高い仕事なら、現地の言葉が話せなくても働ける可能性があります。
ここでは、海外移住におすすめの日本語のみで働ける仕事を紹介します。就職のハードルが低い仕事を抜粋して紹介するので、自分にあった仕事を探してみましょう。
飲食業
日本人客が多いレストランであれば、日本語をメインに接客ができるので、現地語が話せなくても働きやすいでしょう。
日本語のみで働ける飲食業の仕事は、以下のようなものがあります。
- 日本食レストランのウェイター
- 日本食レストランの料理人
- すし職人
特に日本食レストランのウェイターは、要求されるスキルのハードルが低いため、海外就職の最初の仕事に選ばれることも多いです。
オフィスワーク
グローバル展開をしている日系企業が、現地採用を行っている場合もあります。顧客は現地の日系企業や日本人なので、事務仕事や営業活動も基本的に日本語で対応可能です。
日本語のみで働けるオフィスワークは、以下のようなものがあります。
- 管理職
- 事務職
- 営業職
- エンジニア
- 編集者
- コールセンター
営業職は、オフィスワークのなかでも特に求人が多い職種です。同職の経験があれば働きやすいので、日本で営業として働いた経験がある人におすすめといえます。
また、コールセンターは語学力や資格が必要ない求人も多く、海外就職の最初の仕事に選ばれることも多いです。
教育
海外で日本語を教える仕事なら、日本人であることを強みに働けるでしょう。日本語のみで働ける教育関係の仕事は、以下のようなものがあります。
- 日本語教師
- 日本語のプライベートレッスン
日本語教師の需要が高い地域では、日本語教師の資格が必要とされる場合が多いです。「四年制大学で日本語教育を専攻する」など、日本語教師として働く資格を満たしている人なら、学校や塾など幅広い求人に応募できるでしょう。
一方、教育機関によっては日本語教師の資格がなくても働ける場合があります。日本語教師の数が少ない地域では、資格が必要ない求人が見つかるでしょう。
なお、ほかに日本語教師がいない職場でメインの教師として授業を受け持つ場合は、生徒とコミュニケーションを取れるだけの現地語のスキルが求められることもあります。
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観光業
日本人観光客が多い地域には、日本人を相手にする観光業関連の仕事があります。利用客は日本人なので、日本語をメインに働くことが可能です。
日本語のみで働ける観光業関係の仕事は、以下のようなものがあります。
- ホテルスタッフ
- ツアーガイド
- クルーズ船の乗務員
日本人観光客は、きめ細やかなサービスを要求する人が多い傾向にあります。そのため、日本基準で丁寧な接客ができる日本人スタッフが求められているのです。また、利用者側としても同じ日本人スタッフのほうが安心できるというニーズもあるため、日本人であることを強みに働けます。
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日本語のみで海外就職する際の注意点
「日本語のみ」という条件でも働くことは可能ですが、現地の言葉が話せないぶん、苦労する場面も少なからず存在します。ここでは日本語のみという条件で海外就職する際の注意点について紹介するので、働き始めてから後悔しないように事前にチェックしておきましょう。
給料が低い場合がある
現地語を使わない仕事かつ特別なスキルを必要としない仕事の場合、高収入はあまり期待できません。替えが利く仕事は、待遇が良くないことが多いです。給料が低いと、海外生活を楽しむ余裕がなくなるほか、日本に帰国することも難しくなってしまうでしょう。語学スキルや専門スキルを身に付けることで、キャリアアップを目指すのがおすすめです。
海外ならではの経験が積みにくい
海外で働いていると、現地スタッフとの交流など、日本では得られないようなさまざまな経験が積めます。しかし、日本語のみを使って働く場合、日本の仕事の延長のような働き方になってしまうので、海外ならではの経験が積みにくくなってしまいます。海外らしい働き方に憧れている人は、思ったような働き方ができない可能性があるので注意しましょう。
現地語を使う必要がある場面もある
現地スタッフがいる職場では、スタッフ同士のコミュニケーションに現地語を使わなければならない場面も少なくありません。日本語しか話せないと、スタッフ同士の連携がしづらいため、仕事に支障が生じるリスクがあります。
足元をみられる可能性がある
現地の言葉が話せないと、足元を見られてしまう可能性があります。特にプライベートの時間は注意が必要です。買い物や外食をする際に、現地語が話せないことで思わぬ不利益を被る可能性があります。自己防衛を意識して生活しましょう。
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日本語のみで海外就職を成功させるには
日本語のみで海外就職することは可能ですが、現地語が話せない点がネックになる可能性が高いといえます。ここでは日本語のみで海外就職をする際に成功する方法について解説するので、ぜひチェックしてください。
語学スキルを高める
日本語しか話せない人も、少しずつ現地の言葉を学んでいくことをおすすめします。現地語が話せるようになると、応募できる仕事の幅が広がり、より待遇の良い仕事も見つけられるようになるでしょう。また、現地の人と交流したり、同僚と仲良くなったりと、海外生活を楽しむためにも、語学力はあったほうがいいといえます。
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海外で働く目的を明確にする
海外へ行く前に、海外で働く目的を明確にしておきましょう。海外就職では、言葉の壁や文化の違いなど、さまざまな困難に直面することになります。明確な目的があれば、困難な状況でもゴールに向かって行動できるでしょう。「なんとなくかっこいいから」といった曖昧な気持ちだと挫折につながってしまいます。
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専門スキルを身に付ける
海外には新卒一括採用の概念があまりなく、即戦力としての採用が基本です。そのため、希望する仕事につくには、その職種で通用するスキルを身につける必要があります。海外で目標とする働き方がある場合は、必要なスキルを調べて、習得するよう努めましょう。
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