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このページのまとめ

  • 海外で働くメリットは「語学力が身につく」「日本の悪しき習慣から解放される」など
  • 海外で働くデメリットは「研修が充実していない」「リストラの可能性が高い」など
  • 海外で働く方法は、現地採用や海外駐在、ワーキングホリデーなどがある
  • 海外就職を成功させるには、専門スキルや語学力を磨くと効果的

「海外で働きたい!」「海外就職は自分にもできる?」と考えている方に向け、海外で働くメリットとデメリットそれぞれ5選を紹介します。コラムを読んで、海外就職の基本情報についてチェックしておきましょう。

また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。

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海外で働くメリット5選

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海外で働く具体的なメリットは以下の通りです。

【海外で働くメリット5選】

  • 実用性の高い外国語スキルが身につく
  • 異文化体験の連続で刺激のある生活ができる
  • 日本特有の悪しき習慣から解放される
  • 実力があればキャリアアップしやすい
  • グローバル人材として活躍できる

海外で働くのは簡単ではありませんが、日本で働くのにはないようなメリットがたくさんあります。海外就職を検討している人は、事前にチェックしておきましょう。

1.実用性の高い外国語スキルが身につく

海外で働くと、実用性の高い外国語スキルが習得できます。

外国語は座学でも学ぶことが可能です。しかし、リスニングやスピーキングの能力はなかなか身に付くものではありません。

海外で働けば、日々の仕事や現地の人とのコミュニケーションといった場面で外国語を使っていくことになるので効率よく語学力が高められます。会話を通してアウトプットの練習もできるため、実用的なコミュニケーションスキルが習得できるでしょう。

2.異文化体験の連続で刺激のある生活ができる

海外生活は異文化体験の連続です。

海外は、言葉や文化、宗教、慣習など、さまざまな面が日本とは大きく異なります。日々の異文化体験によって、刺激的な毎日が送れるでしょう。また、多様な価値観に触れることで視野が広がり、自分の考え方にも変化が生じる可能性があります。

3.日本特有の悪しき習慣から解放される

日本特有の悪しき習慣から解放されるところも海外就職のメリットの一つです。

日本企業には、悪しき習慣ともいうべき日本特有の文化が残っている場合があります。具体的には「休暇がとりづらい」「若手が評価されない」「残業が当たり前になっている」などの風潮です。海外で働けば、こうした日本特有の悪しき習慣から離れることができます。

海外は、実力主義・結果主義が主流です。そのため、実績さえ出せれば比較的自由度の高い働き方が実現します。有給休暇を取ったり、定時退社をしたりするのも容易です。

4.実力があればキャリアアップしやすい

海外では転職をしてキャリアアップをしていくのが当たり前となっています。

海外は実力主義の環境なので、仕事ができる人はより待遇の良い企業に転職していきます。他社からヘッドハンティングされることも珍しくありません。転職回数が多いと、日本ではマイナスイメージになることもありますが、海外では仕事ができるとみなされます。

実力のある人なら、年齢に関わらずキャリアアップしていける環境です。

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5.グローバル人材として活躍できる

海外で働いた経験はキャリア面で大きくプラスになります。

語学力やコミュニケーション能力、異文化適応力など、海外で習得したスキルはグローバル人材として活躍する上で役に立つでしょう。現地企業で働く場合はもちろん、日本に帰国してから転職活動をする場合にも、評価されるスキルです。

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海外で働くデメリット5選

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海外で働くデメリットは以下の通りです。

【海外で働くデメリット5選】

  • ある程度の貯金が必要
  • 研修制度が充実していないこともある
  • 利厚生が充実していないこともある
  • リストラの可能性が高い
  • 海外の職場文化に馴染むのが大変

海外就職は魅力ある働き方ですが、一方でデメリットもあります。
「こんなはずじゃなかった」と後悔するまえに、海外就職のデメリットについて押さえておきましょう。

1.ある程度の貯金が必要

海外で収入を得られるとしても、移住する際にはある程度まとまった貯金が必要です。

海外就職に必要な費用の内訳は、渡航費やビザの申請費、引っ越し費用、生活費などが含まれます。費用の目安は、アジア圏で35万円、北米で100万円、ヨーロッパで70万円程度です。

渡航先の国や働き方によって必要な費用が異なるので、あらかじめ確認しておきましょう。

2.研修制度が充実していないこともある

海外は、即戦力としての採用が多いです。そのため、日本企業ほど充実した研修制度が設けられていないこともあります。

基本的には仕事をしながら覚えていき、分からないことがあれば自分から質問するスタイルです。自発的に行動するのが苦手な人は、苦労する可能性があります。

3.福利厚生が充実していないこともある

海外企業は、日本企業ほど福利厚生が充実していないことが多いです。「退職金制度がない」「交通費が出ない」「医療保険制度が整っていない」など、デメリットになる要素もあります。企業のサポートが少ないぶん、金銭面には余裕を持っておきましょう。

4.リストラの可能性が高い

海外は実力主義なので、結果が残せないとリストラされるリスクがあります。海外就職をしたものの、言葉や文化の違いによって仕事でミスを繰り返してしまい、解雇されるというケースも珍しくありません。

海外は転職が当たり前なので、リストラされても再就職しやすい環境です。しかし、リストラが心理的なストレスになってしまう場合もあるでしょう。安定して働ける会社は日本ほど多くはないので、常にスキルアップを意識して働きましょう。

5.海外の職場文化に馴染むのが大変

海外の職場文化は日本とは異なるところがあります。「有給が取りやすい」「定時に帰宅できる」など、日本と比較するとメリットになる要素もありますが、一方で日本人にとっては馴染みにくい職場文化というものもあります。

たとえば、時間に対する意識の違いがあげられます。日本は「時間厳守」がビジネスの基本マナーとされていますが、海外には時間をあまり気にしないおおらかな国民性の国もあります。

人によっては、海外の職場文化に馴染むのが大変だと感じる人もいるでしょう。

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海外で働く主な方法3選

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海外で働く方法は、主に以下の3パターンがあります。

【海外で働く主な方法】

  • 現地採用
  • 海外駐在
  • ワーキングホリデー

ここでそれぞれの方法について解説するので、自身のキャリアや目的に合わせて適切な手段を選択しましょう。

1.現地採用

現地採用とは、海外にある企業に直接雇用される働き方のことです。現地企業や外資系企業に勤める場合はもちろん、日系企業が現地に設置した拠点で働く場合も現地採用と呼ばれます。

現地採用の特徴は、自由度の高い求職活動ができるところにあります。国や職種を自由に選べるので、希望に沿った働き方を実現できる可能性が高いといえるでしょう。なかには語学力をあまり必要としない求人もあるので、海外就職をすぐに実現できるチャンスがあります。

一方、待遇が現地水準になってしまうところはデメリットになりえます。給与水準の低い国で働く場合は、日本で働くよりも収入が下がってしまうこともあるでしょう。

2.海外駐在

海外駐在は、日本の企業に雇用されながら「海外駐在員」として海外に派遣される働き方です。営業職や会計職、技術職、生産管理職などに多い働き方で、基本的には現地の拠点を取りまとめる役割で派遣されます。派遣期間は3年~5年が一般的です。

海外駐在は、手当や福利厚生が手厚いところがメリットといえます。給料にプラスして海外赴任手当が支給されることが多いので、収入アップが期待できるでしょう。また、住宅の手配や一時帰国費用の補助など、海外勤務が大変なぶん福利厚生が充実していることが多いです。

一方、海外駐在は会社都合で行われるところがネックといえるでしょう。赴任先や赴任の期間を自由に決定できないので、期待するような海外暮らしができない可能性があります。

3.ワーキングホリデー

ワーキングホリデーは、主に18歳~30歳の人が、協定国のあいだで約1年間滞在できる制度です。あくまで休暇が目的の制度ですが、滞在費を補うための就労が認められています。そのため、飲食店スタッフやホテルスタッフなど、採用ハードルの低いアルバイトが人気の仕事となっています。

ワーキングホリデーの協定国は、以下に紹介する29の国と地域です。

【日本がワーキングホリデー協定を結んでいる国・地域】
オーストラリア/ニュージーランド/カナダ/韓国/フランス/ドイツ/英国/アイルランド/デンマーク/台湾/香港/ノルウェー/ポルトガル/ポーランド/スロバキア/オーストリア/ハンガリー/スペイン/アルゼンチン/チリ/アイスランド/チェコ/リトアニア/スウェーデン/エストニア/オランダ/ウルグアイ/フィンランド/ラトビア

ワーホリビザの要件は、国・地域によって異なるので、詳細は駐日外国公館などに確認しましょう。

参照元
外務省「ワーキング・ホリデー制度

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海外就職を成功させるには?

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海外就職を成功させるには、以下のポイントを押さえておくことが重要です。

目的をはっきりさせる

海外で働くなら「なぜ海外で働くのか」「どうしてその国で働くのか」など、目的をはっきりさせておきましょう。

海外生活は「おしゃれ」や「かっこいい」というイメージが持たれがちですが、実際に働くとさまざまな困難に直面することになります。海外で働く具体的な目的がないと、困難な状況に直面したときに挫折してしまう可能性があります。

海外生活を継続するためにも、明確な目的やゴールを設定しましょう。

求人情報をこまめにチェックする

海外求人は、求人サイトなどで、こまめにチェックしておきましょう。求人の内容は日々変化するので、自分に合った求人を見逃さないようにすることが重要です。

また、求人サイトは応募条件が明確なところもメリットといえます。求人情報を日ごろから見ていれば、希望する職種でどのようなスキルが求められているか把握することもできるでしょう。

専門スキルを身につける

海外は即戦力としての採用が主流です。入社してからすぐに働けるだけのスキルが必要とされるので、専門スキルの習得を目指しましょう。目指す職種をきめて、必要とされるスキルについて調べておくことをおすすめします。

現地語を学んでおく

海外で働くなら、現地語について学んでおきましょう。語学力が足りないと、仕事や私生活の面で苦労する可能性があります。現地の言葉を学んでおけば、応募できる仕事の幅が広がるだけでなく、海外生活の楽しみも増えるでしょう。

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