このページのまとめ

・海外で働くには、現地企業への就職やフリーランスとして働く方法がある
・海外で働くなら日系企業の事務や日本語教師の仕事がおすすめ
・海外で働くためには、必要なビザや就労許可証を確認する必要がある
・海外で働くと語学力の向上やキャリアアップに繋がる
・働く国によっては治安の心配や物価が安いというデメリットがある


グローバル化が進む近年、日本人の海外進出が増えています。海外で働きたいと思いながらも「どういった仕事があるの?」「どうしたら海外で働けるの?」と疑問ばかりが増え、行動に移せない方も多いでしょう。このコラムでは日本人が海外で働く方法や働きやすい職種、海外で働くための準備などを解説していきます。海外で働く方法を知って、今後の夢の実現に役立ててください。

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海外で働くための方法

まずは、海外で働くための方法について解説します。

【現地企業に就職】
「海外で働く」と言われ最初に思いつくのが現地企業への就職です。北米や東南アジアなどは日本からでも求人を探せるため、自分の行きたい企業が明確にある場合は直接コンタクトを取って応募をすると良いでしょう。しかし日本からだと現地の就職情報が少ないうえ、現地語が堪能でないと採用担当者とのやり取りなど難しい面があります。その場合は、海外求人を取り扱っている就職・転職エージェントサービスを利用するのも1つの手です。

【フリーランスとして働く】
場所にとらわれず仕事ができるフリーランスは、専門的な技術や知識を活かして国内外で働くことができます。世界中どこにいても日本語で仕事ができ、海外で雇用契約を結ぶ必要もありません。
ただし海外でフリーランスとして働く場合、ビザの種類や取得に必要な条件、注意点を調べておく必要があります。最悪の場合、就労に不適切なビザでは強制送還や罰金、高額な追微課税の対象となる場合も。適正なビザを取得することで安心して働ける環境を整えましょう。

【国際NGO・地方自治体の駐在員として働く】
NGOとはNon-Governmental Organizationの略語で、日本語では「非政府組織」や「民間団体」と呼ばれています。経済的利益を求めない、市民が自発的に参加、運営する団体です。一方、地方自治体は外国人観光客誘致や地場産品の海外販路開拓のため海外拠点を設置しており、現在283の海外拠点があります(2020年4月時点)。
国際NGOに地方自治体の駐在員、採用基準はそれぞれ異なりますが、英語や専門の職務経験などが求められるため、採用ハードルは高いといえるでしょう。

参照元:一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR)- 報道資料

【日本企業に就職・転職し、海外へ配属】
日本企業の海外駐在員として、海外に配属される方法です。近年では、若手社員を積極的に海外駐在させる大手商社もあります。駐在勤務では日本の基準に則って給与が支給されるため、給料面での心配はないでしょう。また現地には他にも日本人も配属されている場合が多いので、仕事や海外生活のノウハウを聞くことができるかもしれません。そのため、「海外で働く」という不安も軽減されるのではないでしょうか。

【ワーキングホリデーを活用】
ワーキングホリデーとは18歳から30歳を対象に、日本が協定を結んだ国で言語や文化を学びながら約1年間働くことができるという制度です。可能な仕事はアルバイトのみとなっていますが、ワーキングホリデーの経験を活かせば、現地で就職するチャンスを得られるかもしれません。
ちなみに日本が協定を結んでいるのはオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリス、ドイツ、フランス、アイルランド、デンマーク、ノルウェー、香港、台湾、韓国、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、チェコ、アルゼンチン、チリ、アイスランド、リトアニア、スウェーデン、エストニア、オランダの26カ国です。

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日本人が海外で働きやすい職種

次に、日本人が海外で働きやすい職種をご紹介します。

【レストランスタッフ】
料理を運んだり、メニューの説明などをする仕事です。レストランなどの飲食業はそこまで高い語学力を必要とされない職種なので、比較的ハードルが低いでしょう。日本人観光客への対応など、日本人ならではの求人の需要もあるかもしれません。接客業で現地の人との交流も多いので、語学スキルも自然と身につくのではないでしょうか。

【日本食の料理人】
日本食レストランで調理に携わる仕事です。経験やスキルが物をいう職種なので、資格やスキルさえあれば海外でも十分に働くことができます。
昨今の日本食ブームによって、寿司や天ぷらなどさまざまな日本食レストランの海外進出も増えているため、多くの求人が期待できるでしょう。また業務内容も日本での仕事と大きな差はなく、語学力に不安がある方も安心して働ける職場があるかもしれません。

【翻訳・通訳業】
言語を別の言語に翻訳・通訳する仕事です。翻訳は文芸、ビジネス文書、映像など対象も広く、日本語と外国語の意図した表現が正しく伝わるように高度な言語スキルが必要となります。なお、通訳は秘書業務や現地日本人のサポートを行うことが多い傾向です。
どちらもビジネスレベルの言語能力が必要で、大企業に就職するには実務経験が問われることもあります。

【ホテル業務】
ホテルに宿泊するお客様のおもてなしをする仕事です。フロントやコンシェルジュ、ドアマン、ウェイターなど幅広い職務がありますが、どの職務も一貫して細かな気遣いができる人におすすめといえるでしょう。
繁忙期は人手が足りなくなるので短期間だけ働く事も可能ですが、グレードの高いホテルは、ホテル勤務の経験が問われる場合があります。そのため海外でホテル業界を目指す方は、日本で実務経験を積みながら言語スキルも磨いておくと良いでしょう。

【エンジニア指導員】
エンジニアに業務や技術だけでなく、効率改善、作業改善、設備改善等の指導を行なう仕事です。日系企業の海外進出増加に伴い、エンジニア指導員の需要は今後も高まっていくと考えられるでしょう。
なお現地のエンジニアに指導をするため、現地語の習得が重要です。また指導員という立場上、業務の相談をされる可能性が高いので、コミュニケーション能力も必要とされるでしょう。

【事務職・アシスタント業務】
職種や会社によって業務内容は異なりますが、電話やメール対応、文書管理、資料作成、来客対応などの仕事が一般的です。総務業務から経理業務まで幅広い業務に携わることがあるので、事務スキルが試されるほか、ビジネスレベルの言語能力が必要とされるでしょう。

【人材紹介業】
日系企業や現地企業に人材を紹介する仕事です。企業とアポイントを取ったり、仕事を探す人のキャリア支援を行います。日本で経験を積んでおくことで、日本と海外の就職活動の違いを説明しやすくなるでしょう。なお求職者に国の特徴や就職傾向を伝えるためには、その国の文化や習慣への深い理解が必要といえます。

【ITエンジニア】
ITエンジニアといっても職種は幅広く、システムエンジニアやプログラマー、サーバーエンジニア、ネットワークエンジニアなどがあります。ITエンジニアは資格や勤続年数よりも実績や経験が重要視されるため、日本で実績を積んでおくと良いでしょう。
なお世界的にIT人材は不足しているため、求人が比較的多く、得意分野や経験次第では専門職やエキスパートとして採用される可能性があります。

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女性が海外で活躍できる職種

海外で働くというと男性が多く活躍しているイメージがありますが、近年は女性の海外進出が増えています。海外で働くきっかけは「留学した国の文化に惹かれた」「幼い頃からの夢だった」「夫の転勤で海外に移住したため」などさまざま。
「海外で働きたいけど、どんな仕事があるかわからない…」と思っている女性に向けて、女性が海外で活躍できる職種をご紹介します。

【オーペア】
オーペアとは子どもの世話や家事手伝いをする代わりに、滞在先・食事・お小遣い(給料)をもらえる制度のことです。国によってはオーペア専門のビザがあります。ただし、オーペアになるための条件や労働時間、給料の金額などが異なるため事前に確認が必要です。

【客室乗務員】
客室乗務員は海外で働くというよりは、常に海外を行き来するというイメージが近いかもしれません。客室乗務員の採用試験は日系と外資系で異なり、日系は新卒と中途採用に分けて選考を行い、外資系は新卒と中途採用を分けずに選考します。誰でも受験できるのが外資系ということになりますが、採用の枠は狹いのでハードルは高いといえるでしょう。

【日系の保育園での保育士】
駐在員が多く働く国では保育士や幼稚園教諭の需要が高くなっています。多くの日系企業では子供の保育園や幼稚園の費用を負担しており、園の経営状況も良いことが多いため、給料も比較的安定しているといえるでしょう。そのため日本人駐在員がいる場所では、安定した雇用が見込めます。
なお海外ではベビーシッターの利用も一般的であることから、職種の幅は広がるでしょう。

【看護師】
看護師は世界でも需要が高い職といえます。看護師の資格を活かして世界で活躍したい、世界の最先端医療に携わりたいと思う方もいるでしょう。看護師が海外で仕事をする方法としては、看護ボランティアとして看護職に従事するか国際看護師として働くかの2つです。看護ボランティアは短期的に海外で看護業務を経験したい方に向いており、国際看護師は長期にわたって海外でキャリアを積みたい方に向いています。国際看護師として働くには各国の免許が必要となる場合がほとんどのため、資格取得のための学校に通い、現地の看護師免許を取得する必要があります。

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英語や現地語が話せなくても働ける職種

海外で働いてみたいが英語や現地語が話せないと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。ここでは、英語や現地語が話せなくても働ける仕事について解説します。

【コールセンター】
コールセンター業務とは商品の注文受付や返品、使用方法などについての問い合わせに対応する業務です。近年、人件費の面などからコールセンターを海外移転させる企業が増えています。そのため日系企業のコールセンターの場合、英語や現地語が話せなくても働ける場合が多いです。また日本向けサービスを行う現地企業であれば、日本人からの問い合わせが主になるため、語学が堪能でなくても働くことは可能でしょう。

【日本食レストランのスタッフ】
日本食レストランで料理人やフロアスタッフとして勤務します。特に日本人のお客様が多い日本食レストランでは、英語や現地語が話せなくても働けることが多いです。なかには、日本語のみでOKというレストランも。なお料理人は、フロアスタッフと比べてお客様と接する機会が少ないため語学が堪能でなくても働きやすいでしょう。

【日本語教師】
海外の学校で日本語を教える仕事です。日本で全く日本語を使用しない英語教室があるように、現地で現地語を全く使用しない日本語教室もあります。一切、英語や現地語を話さない日本語教室であれば、採用される可能性はあるでしょう。ただし日本語教師の資格が必要かどうかは国や地域によって異なるので、しっかりと確認が必要です。なお日本語教師の資格が不要な場合であっても、資格を有していれば給与の増額が期待できるでしょう。

【日系企業の事務】
日系企業の事務であれば、日本語だけで働くことができる場合もあります。仕事内容は日本で行う事務と同じく、電話やメール対応、文書管理、資料作成、来客対応などの仕事です。ただし企業によっては現地スタッフが従事していることがあるため、英語や現地語でのやり取りが必要になってくるでしょう。

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海外で働くための準備

これまで海外で働くための方法と職種をご紹介しました。
ここでは「海外で働きたい」という夢を叶えるために、「いま自分に何ができるのか」「何をすれば夢に近づけるのか」を考えてみましょう。

【なぜ海外で働きたいのか?理由や目的を明確にする】
まずは「なぜ海外で働きたいのか?」、その理由や目的を明確にすることが大切です。海外生活には大きな魅力がありますが、文化や環境、食事も異なり、日本の家族や友人ともなかなか会えなくなります。「なんとなく海外に行きたい」といった中途半端な気持ちで行くと、日本に帰りたくなり本来の目的を投げ出してしまうといった状態に陥りがちです。明確なビジョンを持ち、海外で働くという覚悟を決めて旅立ちましょう。

【英語や現地の言語を学ぶ】
現地で生活する上で最低限の語学力は必要です。たとえ日本人が多い地域であっても、一切現地語を話さずに過ごすということは難しいでしょう。
また英語に関していえば、スムーズにコミュニケーションをとるにはTOEICで700点以上であることが望ましいです。高度な言語能力が必要な職種ではTOEICで900点以上の語学力が求められます。
自身の考えるキャリアプランに必要な言語の種類、レベルを見据えて学習しておくことが重要です。

【必要なビザや就労許可証を確認する】
海外で働くためには基本的に「就労ビザ」が必要ですが、就労する国によってビザの呼び方や内容も異なります。そのため、まずは滞在する国のビザや就労許可証の取得方法を調べることから始めましょう。
たとえば日本人が就労する際に必要なビザは、アメリカであれば「H-1Bビザ」「E-1 貿易・投資家ビザ」「L-1 企業内転勤ビザ」などがあり、メキシコであれば「報酬を得る活動を行う許可を得る一時居住者用査証」「報酬を得る活動を行う許可を得る訪問者用査証」などがあります。1つの国内でもビザの種類は複数あり、国が違えばビザの申請条件も異なるため注意が必要です。

【現地の文化や生活習慣を調べる】
国が違えば文化や習慣は大きく変わります。食文化やマナー、気候や政治など仕事のことだけではなく、生活に関わることも調べておきましょう。その国のことを理解することで安心して渡航できます。たとえば現地の給与体制や治安、生活費、住居などについて調べるのもおすすめです。一度現地に下見に行くのもよいでしょう。

【働きたい職種の経験を日本で積んでおく】
海外では日本よりも即戦力が物をいいます。そのため海外企業では、インターンシップを経てから就職をするという流れがほとんどです。よって、業務未経験の日本人を雇用する海外企業はあまりないでしょう。
不慣れな海外で一から経験を積んでキャリアアップを目指すより、日本にいるうちから希望職種の勤務経験を積んで、海外に渡る方がキャリアアップの近道となります。

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海外で働くメリットデメリット

海外で働くとどのようなメリットデメリットがあるのでしょうか。
「海外で働く」=「海外での仕事が経験が出来る」というだけではありません。詳しく見ていきましょう。

【メリット】
・語学力の向上
海外で働くことで、まずは語学力の向上が見込めるでしょう。特に英語は公用語として使用している国が多いため、ビジネスの場面では最も使用する言語です。また英語圏以外では、現地の言語も身につくでしょう。

・視野が広がる
海外では言葉だけでなく生活習慣や気候、食事、環境など全てにおいて日本とは異なります。自分とは違う習慣や考え方に接して、考えを深め広げることができるでしょう。視野が広がることによって、その後の選択肢の幅も広がるかもしれません。

・帰国時の就職やキャリアアップに繋がる
海外で働くという経験は、多くの人がしているものではありません。そのため海外で働いたという経験自体が、日本に帰国した際の就職で有利になる場合もあります。語学力や海外での実績をアピールすることでキャリアアップにも繋がるでしょう。

【デメリット】
・家族や友人に会えない
近年、電話やメール、SNSを通して連絡をしやすくはなりましたが、実際に合うコミュニケーションができないのは寂しいかもしれません。時差の問題もあり、電話をあまりできないこともあるでしょう。海外経験がある人の多くは、1度はホームシックにかかると言われています。

・国によって治安の心配がある
治安の良い日本と比べると、海外は危険が多いといえます。スリやひったくりなど、日頃から注意が必要です。滞在する国の治安については、事前に調べておくことをおすすめします。

・待遇が良いとは限らない
国によって物価が異なり、物価の安い国では給料も低いです。日本にいたときより、待遇が良くないということもあるでしょう。事前に物価や待遇のリスクも理解しておく必要があります。

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