パスポートを持って微笑むビジネスウーマンの女性のイメージ

このページのまとめ

  • 英語(外国語)が話せなくても海外就労は可能
  • 日本語を使って働ける仕事や、話す機会の少ない仕事が狙い目
  • 英語が話せなくてもできる仕事は、コールセンターやツアーガイド、日本語教師などがある
  • 英語が話せない人は、海外企業から足元を見られないように注意
  • 海外転職が不安な人は転職サービスを利用するのがおすすめ

「英語が話せないけれど海外転職したい」という方に向け、おすすめの職種や海外で働く方法を紹介します。このコラムを参考にして、海外でどのような働き方ができるかチェックしてみましょう。

また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本人のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。

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【結論】英語が話せない人も海外転職できる!

飛行機と指差しポーズを取っているビジネスマンのイメージ

結論からいえば、英語が話せなくても海外転職はできます。

海外就職といえば「取引先をはじめ職場のスタッフともネイティブレベルの英語を使ってコミュニケーションを取る」というイメージがあるかもしれません。

しかし、なかには日本語を使って働ける仕事もあります。

日本人顧客が相手の仕事や、人とのコミュニケーションが必要ない仕事などは、英語を使わなくても働けるでしょう。

もちろん英語が話せないと仕事の範囲は限られてしまいますが、英語が話せなくても海外転職自体は可能なのです。

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英語が話せない人も働ける海外の仕事

OKサインを出しているビジネスマンのイメージ

英語が話せない人が海外で働くには、英語力を必要としない仕事を選ぶことが重要です。

ここでは英語が話せなくても働ける海外の仕事を紹介します。

日本人向けのコールセンター

コールセンタースタッフのイメージ

コールセンターは、電話を通して商品の申込みや問い合わせに対応する仕事です。海外にあるコールセンターのうち、日系企業が現地に構えるコールセンターや、日本人向けに運営している現地法人のコールセンターなら、日本語を使って働くことができます。そのため、英語のスキルはほとんど必要ないといえるでしょう。

日本人向けのコールセンターは、人件費の安い東南アジア地域に多い傾向にあります。

日本人向けのツアーガイド

外国で働くツアーガイドの日本人女性のイメージ

日本人観光客が多い地域なら、日本人向けのツアーガイドとして働くことができます。顧客は日本人なので英語のスキルは必要なく、むしろ日本語のネイティブスピーカーでないと務まりません。顧客としては、ツアーガイドが同じ日本人なら、話しやすいうえに安心できるでしょう。

日本人向けツアーガイドは、たいてい運営元も日系の旅行会社です。会社でのやり取りも日本語を使えるため、英語が話せなくても働ける環境といえます。

ただし、ツアーの内容によっては現地の人とやり取りをする機会があるため、外国語が一言も話せないような状態だと不便する可能性があります。

日本語教師

日本語教師が手を上げている生徒を選んでいるイメージ

日本語教師は、海外で現地の人に日本語を教える仕事です。日本語教師なら、ほとんど英語を使わずに働けます。日本の英語教室で講師があまり日本語を使わないのと同じです。

しかし、教育機関などでは、生徒と英語で会話する機会がないともいいきれません。また、ほかの教師と会話するには、基本的に英語を使うことになるでしょう。日本語教師とはいえ、英語を話さなければならない場面がある可能性については留意する必要があります。日本語教師になる方法については以下の関連記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。

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海外で日本語教師として働くには? 応募条件や必要資格について解説

日本食レストランの料理人

寿司職人が巻き寿司を作っているイメージ

日本食レストランの料理人なら、オーナーやスタッフが日本人、もしくは日本語がわかる人が多いため、英語が話せなくても働ける可能性があります。利用客は日本人も多いですが、英語しか話せない人も来ます。しかし、英語の対応はスタッフに任せれば良いので英語力は求められません。

ウェイター・ウェイトレス

カフェのウェイトレスのイメージ

飲食店のウェイター・ウェイトレスは、接客業ですが英語力はあまり必要とされません。英語圏の客が相手でも、決まったフレーズさえ覚えれば定型文でやり取りできるからです。簡単な会話くらいなら、働いているうちに覚えられるかもしれません。

ホテルの客室清掃

ホテルの客室清掃員のイメージ

ホテルの客室清掃は、部屋の掃除やベッドメイキング、備品の補充などを行う仕事です。自分の担当する部屋を一人で掃除していく仕事なので、英語のスキルは必要ありません。経験者が優遇される傾向にある仕事なので、アルバイトなど日本で経験を積んでおくと良いでしょう。

マッサージ師

マーサージ師のイメージ

マッサージ師も語学力を必要としない仕事の一つです。マッサージ中はあまり会話しないので、英語が話せなくても働けます。なお、「あん摩マッサージ指圧師」は日本の国家資格なので、海外では使えません。働きたい国でマッサージの資格を取得する必要があります。セラピストを目指す場合も同じく、海外ではマッサージ行為に資格が求められることが多いため、資格取得の見通しを立ててから海外転職を目指しましょう。

バイヤー

市場を視察シているバイヤーのイメージ

ここで紹介するバイヤーは、個人で商品の買い付けを行う仕事のことを指します。日本にいながら海外の商品が買いたいという人に対し、商品を送る仕事です。商品を買って送るだけなので、英語力は必要ありません。商品の代行購入が募集されているので、それに応募することで仕事が得られます。

農業

ハウス栽培をしている女性のイメージ

農業は一人で行う作業が多いので、英語が苦手でも体力さえあれば働けます。農業分野において、日本人はアジア地域で一定の需要があります。気候が似ていることから、日本の高い農業技術を活かせる人材の需要があるのです。一方、欧米諸国は日本とは気候が異なるため、日本人農業技術者の需要はあまりありません。

ITエンジニア

カフェで仕事をしているITエンジニアのイメージ

ITエンジニアは、チャットでやり取りをすることが多い仕事です。そのため、翻訳ツールを使えば英語が話せなくても働けます。また、会社に所属する以外にも、フリーランスとして日本の案件を請け負いながら、海外で生活するという選択肢もあります。自由度の高い働き方ができるのがITエンジニアの特徴です。

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英語が話せない人が海外転職する際に注意すべきポイント

複数の外国人から話しかけられて考えている日本人のイメージ

英語が話せなくても海外転職は可能ですが、注意すべき点もいくつかあります。ここでは英語が話せない人が海外転職する際に注意すべきポイントを紹介します。

足元を見られないようにする

「英語が話せない」という弱みにつけこまれて、最低時給を下回る賃金で働かされたり、分の悪い契約条件を押し付けられたりする可能性は十分考えられます。これはプライベートも同様で、英語が話せないと足元を見られる可能性があります。そのため、自分を守る意識は常に持っておきましょう。

スキルが身につきにくい

英語を話さず日本語をメインに働くとなると、日系企業かつ日本人相手の仕事が多くなり、その結果日本で働くのとあまり変わらないような環境になってしまいます。海外の働き方を体感したいという人や、海外の技術を学びたいという人は、思うような働き方ができない可能性がある点には注意が必要です。

接客よりもスタッフ同士の会話が大変

接客は、対面・電話ともに返答のパターンさえ覚えてしまえば、英語力に自信がなくても対応できるようになります。難しいのはスタッフ同士のコミュニケーションです。会話内容は毎回違ううえ、準備することもできません。

英語しか話せないスタッフばかりの職場だと、英語が話せないとスタッフ間の連携ができず、仕事がしにくくなる可能性があります。

経験やスキルが重要視される

海外は基本的に実力重視の傾向にあります。そのため、経験やスキルがある人なら、英語があまり話せなくても採用される可能性があるのです。「英語が話せないから……」とネガティブにならず、ダメ元で応募してみる精神性が重要となります。

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英語が話せない人が海外転職する方法

転職の相談をしている人のイメージ

ここでは、英語が話せない人が海外転職する方法について解説します。

海外向け転職エージェントを活用する

英語が話せない人が海外転職するなら、海外向けの転職エージェントの利用をおすすめします。英語力不問の求人情報はWebサイト上にもありますが、人気が高く探すのは困難です。その点、転職エージェントを利用すれば、非公開求人も含めてマッチングをサポートしてもらえます。

また、英語が話せないことも踏まえて求人を紹介してもらえるため、入職後のギャップも減らすことができるでしょう。幅広いサポートが受けられる転職エージェントは、特に海外就職の経験があまりない人におすすめです。

ワーキングホリデー制度を利用する

ワーキングホリデーは、18歳~30歳の人が協定を結んだ国の間で長期滞在できる制度です。1つの国に1~2年程度滞在でき、観光や語学学習、就労ができます。ワーキングホリデーの期間中は、基本的にアルバイトくらいしかできませんが、飲食店スタッフやツアーガイド、ショップ店員など、英語を話せなくても働けるさまざまな仕事が体験できます。

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留学中にアルバイトをする

留学中にアルバイトをするのも選択肢の一つです。アルバイトには、英語を使わなくても働ける仕事が多々あります。ただし、学生ビザで働けるかどうかは国によって条件が異なるため注意が必要です。学生ビザで就労できる範囲について国ごとに確認する必要があります。

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