このページのまとめ

・海外を飛び回る仕事には旅行関連業やバイヤー、国際営業などがある
・海外を飛び回る仕事には、語学力のほか業務スキルや柔軟性なども必要
・海外を飛び回る仕事をするために語学の勉強や資格取得をしておこう
・海外にある日系企業の求人を探すのも1つの選択肢


海外を飛び回る仕事…さまざまな国をめぐり、多くの人々や文化と触れ合いながら働くことに憧れを抱く方も多いでしょう。
では具体的に、どのような仕事に就けば海外を飛び回ることができるのでしょうか?このコラムでは、海外に足を運ぶ機会の多い仕事をご紹介。あわせて海外で働くために必要な語学力や準備についても考えます。憧れを実現できる仕事を見つけられるよう、参考にしてみてください。

海外を飛び回る仕事10選

日本人が海外で活躍できる仕事の中には、日本語教師や日本食職人といったものが挙げられます。しかし、このコラムでは「海外を飛び回る」という点に着目し、海外への移動や出張が多い仕事をご紹介。また、難易度の高い資格試験は求められない、比較的就職・転職のしやすい業種をピックアップします。

【旅行関連業】
海外での仕事といえば旅行関連業を連想する方も多いはず。パイロットやキャビンアテンダントはその代表格ともいえるでしょう。パイロットは年齢制限が設けられていることもあり転職の難易度は高いですが、キャビンアテンダントはLCCの国際路線増加に伴い、無資格・未経験者でも採用されるケースが多いようです。ただし、身長や視力などの身体条件をクリアしたり、TOEICで一定の得点を獲得したりする必要があるので注意が必要です。
また、ツアーコンダクターも海外を飛び回る旅行関連業に挙げられます。旅行会社に就職するイメージですが、近年では派遣会社に登録し現地へ赴くケースも多いようです。入社後は、海外旅行のツアーコンダクターを行うために必要な総合旅程管理主任者という資格を取得する必要があります。
その他にも海外留学のサポートスタッフや、海路で海外へ足を運ぶクルーズ船のスタッフといった仕事もありますが、いずれも日常会話レベル以上の英語力、そして長旅に耐えられる体力を求められるでしょう。

【バイヤー】
バイヤーとは生産者から商品の買い付けを行う仕事です。買い付ける商品はブランド品から食品、雑貨、家電など勤務する会社によってさまざま。売れると思った商品を買い付けるために、世界各国を飛び回ります。
バイヤーは、買い付けた商品が売れたかどうかで実績を評価されるため、消費者の購買傾向や市場の動向などを鋭く分析する力が求められます。海外で買い付けの交渉を行うだけの語学力があることはもちろん、マーケティングへの強い興味・関心を持っていることが欠かせません。

【国際営業】
一般的に、日本企業から海外企業に向けて自社の商品・サービスを売り込む仕事を指します。日本で働きながら売り込み先のある国に出張することが多いですが、海外拠点に出向するケースもあるようです。

会社によっては通訳をつけてもらえることもありますが、自社製品の良さを相手に分かりやすくプレゼンテーションするのであれば自身の言葉で語る方がベターでしょう。

【商社】
海外出張の機会が多い仕事の1つです。商社に勤める総合職の人が、一般的に「商社マン」と呼ばれています。

商社マンの主な仕事は「買い手と売り手を結ぶパイプ役」。総合商社であれば食料品や資源、自動車工業製品などさまざまな分野の「モノ」を国内外問わず仕入れ、それらを必要とする販売先へ卸します。できるだけ高品質のものを安価で仕入れることが求められるため、多くの知識とノウハウが必要です。また、知識を活かして、商品の取引だけでなく国際的プロジェクトの推進や新たなビジネスチャンスの創出といった役割を担うこともあります。

商社マンになるための資格は特になく、新入社員でも海外出張の機会を得られることもあるようです。しかし、多くの企業では大卒以上の学歴を採用条件にしており、また業務上さまざまなシーンで英語が必要になるため語学力は必要不可欠でしょう。

【貿易会社】
先述の商社は国内外問わず商品の買い付け・仕入れ・卸しを行う仕事ですが、貿易会社はその名のとおり海外との取引である「貿易」を専門に行う企業です。海外の良質な商品を日本に仕入れる点ではバイヤーにも似ていますが、買い付けだけではなく日本国内の商品を海外に輸出する役割も担います。それぞれ業務内容が重なる部分があるものの差別化されているので、志望する際にはきちんと違いを把握しておきましょう。

なお、貿易事務はオフィスワークが中心で海外出張の機会はそれほど多くありません。貿易会社勤務といえど、「海外を飛び回る仕事」には当たらない可能性が高いので注意しましょう。

【メーカーの製造・品質管理】
海外進出をしているメーカーでは、製造・品質管理部門でも海外出張に行ける可能性があります。
自動車や食品、各種部品などの製造工場を海外に所有しているメーカーの場合、現地視察や品質管理試験のために海外を飛び回ることもあるようです。ただしこの場合、日本で技術や製品について学び管理者として必要な経験とスキルを備えた社員を派遣する可能性が高いため、就職・転職したばかりの人には難しいかもしれません。

【IT関連業(SE・プログラマー・プロジェクトマネージャー)】
海外拠点のある開発会社、もしくは海外向けのサービスを展開している会社であれば、システムエンジニアやプロジェクトマネージャーも海外出張の機会が得られる可能性があります。
語学力以上にスキルや実績が求められる傾向があるため、これまでITの世界で手に職をつけて実務経験を積んできた方はそれを活かして活躍できるでしょう。

ただし、プログラミングで使用する英語と人が会話で使用する英語は別物です。プログラミング用の英語で会話を図る人もいるようですが、相手によっては伝わらないこともあるので日常会話レベルの英語は学んでおいた方がよいでしょう。

【インフラ・建築関連業】
理系の大学で学んでいる方・理系向けの仕事に就いている方におすすめなのが、インフラ整備や建築の工程管理、現場指導です。技術力が求められる仕事のため、全くの業務未経験者が抜擢されるのは難しいですが、知識や経験を十分発揮できそうな方は海外へ出向・出張できる可能性があるでしょう。
インフラや建築に携わる仕事は、発展途上国でニーズが高い傾向にあります。途上国の暮らしや社会を豊かにするやりがいのある仕事です。ただし、現地での生活には不便さを感じ苦労する可能性があることも頭に入れておきましょう。

【クリエイティブ関連業】
各国独特の街並みや美しい自然を見られることは海外旅行の醍醐味の一つ。海外を飛び回り、さまざまな異国の風景を見たいとお考えの方は、それらをカメラに収める仕事に就いてみるのも良いかもしれません。
フリーカメラマンとして生計を立てるのは容易ではありませんが、海外でのウェディングフォト撮影を行っている会社やテレビ番組・コマーシャル映像を制作している会社に就職することで、業務未経験者でも海外に行ける可能性があります。写真撮影や映像制作など、クリエイティブな仕事に興味がある方は求人情報を確認してみても良いでしょう。
必ずしも語学力が求められるわけではありませんが、チームで作品を作り上げる場合はコミュニケーション力が求められます。また、現地の関係者と撮影の打ち合わせをするケースもあるので、日常会話レベルの語学力があるとよりスムーズに業務が進められるでしょう。

【JICA海外協力隊やNPO・NGOのスタッフ】
「仕事」という括りからはやや外れますが、ボランティアとして海外を飛び回る道もあります。
独立行政法人国際協力機構(JICA)では、開発途上国のニーズに基づき、さまざまな技術・知識・経験を持ったボランティアスタッフを派遣。「青年海外協力隊」が有名ですが、活動分野・職種は多岐にわたり、担当する案件や自身の年齢などにより呼称が変わります。派遣期間は原則2年で、現地での生活費や住居費などは支給されます。英語の場合は英検3級、もしくはTOEIC330点を取得していれば応募資格が得られるので、求められる語学力は特別高度なものではないといえるでしょう。
また、国際的な活動を行っているNPO(非営利組織)・NGO(非政府間組織)に就職することでも、海外を飛び回る働き方ができる可能性があります。給与は団体によって、また生活費は働く国によって大きく異なるため、決して収入が安定しているとはいえませんが、さまざまな国で社会貢献をしたい方は就職・転職の選択肢の1つにしてみてもよいかもしれません。

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語学力だけではない?海外を飛び回るために必要なこと

海外を飛び回るために必要なものといえば、まず語学力を思い浮かべがちですが、働く上で必要なものはそれだけではありません。海外での仕事でも良いパフォーマンスを発揮し、十分な成果を出すためには何が必要なのか考えてみましょう。

【語学力とコミュニケーション能力】
就職する会社や仕事内容によっては相当高度な語学力が求められるため、ある程度の勉強が必要です。しかし、通訳がつくため日本語しか話せなくても問題ないという会社や、日常会話レベルの語学力でも難なく進められる仕事もあります。異なる文化・バックグラウンドを持つ人々とスムーズに仕事を進めるためには、コミュニケーション能力が必要不可欠です。ここでいうコミュニケーション能力は、語学力とイコールではありません。
相手によってものの伝え方を工夫し変えられる方、相手に安心感を与える雰囲気を醸し出せる方はコミュニケーション能力があるといえます。語学力に自信がなくても、海外の方と気持ちよく仕事をする助けになるでしょう。

【仕事の経験や専門知識】
システムエンジニアやメーカーの品質管理スタッフなどは、経験や専門知識の有無が重視される傾向があり、語学力がそれほど高くなくても海外に派遣されるケースが多いようです。「就職したばかりでまだ業務経験が浅い」「なかなか海外出張の機会がもらえない」という方は、スキルアップに努めるのも大切な準備。専門知識を磨いたり資格を取得したりすることで、海外でも重宝される人材になることを目指しましょう。世界を飛び回る機会がより多く得られる可能性が高まります。

【長時間フライトや時差ぼけを乗り切る体調管理】
海外を飛び回る仕事では体力の有無も問われます。飛行機に乗る機会が増え、長時間フライトを重ねるとどうしても疲れが溜まってしまうでしょう。体調を崩すと肝心の仕事が出来なくなってしまうので、長旅を乗り切るための体調管理は必要不可欠です。
また、さまざまな国へ渡航することで時差ぼけに苦しむ人も多く見受けられます。自由に動ける旅行とは違い、仕事はタイムスケジュールが決まっているため、時差ぼけしたまま働かなくてはいけないこともあるようです。少しでも普段通りのパフォーマンスが発揮できるよう、しっかりと睡眠ができる環境を整えたり、ストレス解消グッズを用意したりすることも欠かせません。

【柔軟性】
海外では、日本での「当たり前」が通用しません。日本でのものの考え方や感覚に固執する方が海外で仕事をすると、異なる文化や慣習を受け入れられずストレスをためてしまう恐れがあります。

そのため、海外を飛び回る仕事においては自分の「当たり前」を押し付けず、相手を理解しようとする柔軟性が必要です。世界各国の人々の感覚の違いを楽しめたり、異文化を受け入れられたりする人の方がスムーズに仕事を進められるでしょう。

海外を飛び回る仕事は、日本にいただけでは得られない貴重な経験を積むことができる一方、旅行感覚で臨むと十分な成果が出せないこともあります。憧れだけで飛びつくと自分のイメージと実際の仕事との間にミスマッチが生じる可能性があるので、厳しさや難しさもきちんと理解したうえで慎重に就職・転職するようにしましょう。

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海外で働くためにしておきたい準備

ここでは、海外で働ける可能性を高める方法をご紹介します。きちんと準備をしておくことで、一層活躍が期待できるでしょう。

【語学の勉強】
先述のとおり、仕事内容によっては語学力が問われないこともありますが、やはり多くの会社は全く外国語を話せない人より、ある程度の会話ができる人を海外に派遣したいと考えるはずです。今まで全く外国語に触れてこなかった方は、多くの国で使われている英語だけでも学ぶことをおすすめします。
会社によっては明確に「英検〇級以上」「TOEIC〇点以上」というように海外出張に行ける人の条件を定めているので、まずは受験勉強を進め、必要な資格・スコアを取得しましょう。

【資格取得やスキルアップのための勉強】
海外で働く際に語学力同様、仕事によってはそれ以上に求められるのが業務スキルです。語学力がなくてもボディーランゲージや通訳でカバーすることができますが、業務スキルがなければ仕事は進められません。
資格を持っていたほうが有利に進められる仕事に就いている方は、その資格の取得を目指して勉強すると良いでしょう。また、普段の業務の中でも実績を上げたり、スキルアップを図ったりすることが大切です。豊富な知識とスキルを持っていれば、海外でも通用すると認められる可能性が高まります。

【企業によっては国内でキャリアを積むことが必要】
先述のとおり、語学力に長けていても業務スキルが伴わなければ海外での活躍は見込めません。そのため、企業によってはある程度国内でキャリアを積まなければ海外出向・出張の機会が与えられないことがあります。すぐに海外を飛び回る仕事をしたいという方は、業務経験が浅くても積極的に海外へ行かせてもらえる企業へ転職することを視野に入れた方が良いでしょう。

それでもなかなか自分の希望をかなえられる仕事が見つからないという方は、海外就職を視野に入れてみてはいかがでしょうか?

現在、日本人向けの求人が増加しているのがメキシコ。幅広い業種の日系企業が進出しているため、海外就職先としておすすめの国です。

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