
このページのまとめ
- 長期的に海外に住むにはビザが必要
- ビザの取得が海外移住における最も高いハードル
- 就労ビザを取得して海外で働く方法がメジャー
- 海外で働く方法は、現地採用や海外駐在などがある
- 海外に住めるおすすめの仕事は、日本語教師や日本食料理人など
「海外に住みたい」と考えている方に向け、海外で就職できる日本人におすすめの仕事を紹介します。コラムを読んで、自分に合った仕事を見つけてみましょう。
また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本人のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。
海外に住むにはビザが必要

長期的に海外に住むにはビザが必要です。具体的には、就労ビザやリタイアメントビザ、投資家ビザなどを取得する必要があります。永住権の取得を目指す場合も、海外の人と結婚する場合などを除けば、基本的には就労ビザなどを取得して数年間滞在しなければなりません。
しかし、ビザの取得こそが、海外に住むに当たっての最もハードルの高いポイントなのです。長期的に海外に住むには、就労ビザを発行してくれるスポンサー企業を探すなど、計画的な行動をしていく必要があります。
短期滞在ならビザが必要ない国も多い
「海外暮らしを経験してみたい」という人は、旅行用のビザで短期滞在する手もあります。数ヶ月程度なら、比較的かんたんに海外暮らしを体験することが可能です。
また、短期の旅行ならビザを必要としない国も存在します。アメリカやオーストラリア、シンガポールなど、ビザ無しで渡航できる国は数多く存在するため、短期滞在を考えている方はチェックしてみましょう。
参照元
外務省「ビザ免除国・地域(短期滞在)」
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海外に移住して働く5つの方法

長期的に海外に住むには、海外で仕事を見つけることが重要なポイントとなります。ここでは、海外で働く主な方法5つを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
現地の企業に就職する
就労ビザを取得して現地の企業に就職する「現地採用」という働き方です。スキルや経験がないと難しい働き方ですが、住みたい国や働きたい職種を自由に選べるメリットがあります。自由度の高い働き方なので、自らキャリアを開拓していけるところも魅力です。ただし、働く国によっては給料水準が下がってしまうのはネックといえます。
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海外拠点をもつ日本企業に就職して海外赴任を狙う
海外に拠点をもつ日本企業に就職して、駐在員のポジションを目指す方法です。企業からの手当が手厚く、年収アップが期待できる点がメリット。また、ビザ取得や住宅の手配など、移住の手続きを代わりに行ってもらえるところも利点といえます。
一方、海外派遣は会社都合なので、必ずしも行きたい国に行けるとは限らない点はデメリットといえるでしょう。
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ワーキングホリデー制度を活用する
ワーキングホリデー制度は、18歳~30歳の人が協定国の間で1年ほど滞在できる制度です。主に休暇や交流を目的とした制度ですが、滞在費を賄うための付随的な就労が認められています。アルバイトなどの非正規雇用がメインの働き方になるためキャリアに繋がりにくい一面がありますが、比較的容易に海外生活が実現します。ワーキングホリデー中に経験を積んで現地就職ができれば、長期滞在も夢ではありません。
ワーキングホリデーの協定国はオーストラリアやカナダ、ニュージーランドなど27カ国。住みたい国が協定国なら、制度の利用を検討してみるのも手です。
参照元
外務省「ワーキング・ホリデー制度」
フリーランスとして海外に滞在しながら日本の仕事をする
場所を選ばず働けるフリーランスなら、インターネットを使って海外から日本の仕事をする方法もあります。観光ビザを利用したりノービザで入国したりすれば、海外移住が実現可能です。給与水準は日本で働くのと変わりないため、国によっては裕福な暮らしが実現します。
また、フリーランスとして現地で仕事を得る人向けに、フリーランスビザを発行する国もあります。オランダやポルトガル、フランスなど、フリーランスビザを発行する国は増えているので、海外で仕事を得たいフリーランスはチェックしてみましょう。
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学生ビザで留学中にアルバイトをする
語学学校や大学に留学しながらアルバイトをする方法です。基本的には学業がメインで、就労はできたとしても限定的なため、経済的な負担は大きめ。語学や専門分野について海外で学びながら働きたい人におすすめの方法といえます。将来的に就労許可が取れる留学プログラムなら、留学から海外就労が実現する可能性もあります。
学生ビザで留学する場合、働けるかどうか、またどの程度働けるかは国によって異なります。たとえば、アメリカやカナダは校内であれば限定的に可能、オーストラリアは2週間で40時間まで就労可能です。留学中に働く場合はどの程度働けるか確認しましょう。
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海外に住むことができる仕事10選
ここでは、就労ビザが取りやすい仕事や、語学力に自信がなくても働きやすい仕事について紹介します。
日本語教師
日本語教師は、海外で現地の人に向けて日本語を教える仕事です。日本人という強みを活かして働けます。職場は現地の高等教育機関や日本語学校がメイン。タイやベトナムなど東南アジアを中心に高い需要があります。
日本語教師になるのに必須の資格というものはありません。しかし、教育能力を証明するため、以下の条件1つ以上が求められるケースが多いです。
- 「日本語教育能力検定試験」に合格(養成講座や独学)
- 日本語教師養成講座420時間コースの修了(6ヶ月~1年程度)
- 大学で日本語教育を専攻もしくは副専攻
資格は必須ではないため、アルバイトや個人レッスンなら資格がなくても働ける場合があります。
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通訳・翻訳
通訳者・翻訳家は、語学力が活かせる仕事です。現地特有の言い回しも理解できる高い語学力、状況に応じて適切な内容に訳す対応力が求められます。必須の資格はありませんが、TOEFLなどの語学資格や、JTA公認翻訳専門職資格試験などの通訳・翻訳の資格を取っておくと良いでしょう。経験や実績が重視される仕事なので、小さな案件からこなしていって実績を積むのがおすすめです。
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日本食料理人・寿司職人
海外にある日本食レストランや寿司屋で調理をする仕事です。日本食レストランでは日本人の作る料理に高い需要があるため、日本人であることを強みに働けます。料理人として働く場合は、高い語学力は必要とされません。必須の資格はありませんが、日本の調理免許を取得したり実務経験を積んだりすれば就職しやすくなるでしょう。
プログラマー
プログラマーは、プログラミング言語を使ってシステムやアプリケーションを作る仕事です。欧米諸国のプログラマーは日本より給与水準が高い場合もあるため、給料アップが目指せる働き方といえます。実力主義の環境なので、プログラミングの経験や実績が必須です。
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ツアーガイド
ツアーガイドは日本人観光客を対象に観光案内をする仕事です。主に日本人に人気の観光地で働くことができます。日本語を使って働けるので、日常会話レベルの語学力でも働けるところがメリット。また、日本人が少ないエリアなら高収入も期待できます。必須の資格は基本的にありませんが、現地の歴史や文化について深く理解しておかなければなりません。
コールセンター
日系企業のコールセンターや、日本企業向けのコールセンターで電話対応をする仕事です。特別なスキルが必要なく、また日本語を使って働けるため就職しやすい仕事といえます。給与は高くありませんが、語学力に自信がない人にもおすすめの仕事です。
バイヤー
海外バイヤーは、海外市場で商品や原料を買い付ける仕事のことです。企業に所属して商品を輸入する働き方や、個人で買付を行う働き方などがあり、近年はECサイトを活用して販売を行うバイヤーも増えてきました。バイヤーには、市場を調査・分析するスキルや、交渉する語学力などが必要です。
留学エージェント
留学エージェントは、留学のサポートをする仕事です。留学エージェントになるには、教育機関とやり取りをするのに必要な高い語学力はもちろん、現地での滞在経験も必要とされます。また、留学生一人ひとりに合ったプランを提案するコンサルタント能力も必要です。
保育士
海外で働く駐在員の子どもを預かり、お世話をする仕事です。日系の保育園なら日本人を相手に働けるので、日本語を使って働けます。専門職扱いなので、就労ビザが取りやすい点がメリット。働くには現地の保育士資格が必要ですが、日本の保育士資格があれば、足りない部分を補うかたちで資格を書き換えることができる地域もあります。
看護師
看護師は海外で働くことで収入アップが見込める仕事の一つです。アメリカやオーストラリアなど、看護師の給与水準が日本よりも高い国で働けば収入アップが期待できます。日本の看護資格は基本的に使えないので、現地の看護師免許を取得する方法が一般的です。また、実務経験が求められるため、日本で看護師として働きながら語学スキルを磨きましょう。
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