2026年5月25日
2026年5月25日

目次
「英語が話せないけれど海外で働きたい」と考えている30代の方に向け、海外転職の方法やおすすめの仕事について紹介します。コラムを読んで、語学力をあまり必要としない海外での働き方について押さえておきましょう。
また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。
英語が話せない30代でも海外で働くことは可能です。
海外は実力主義が主流で、年齢よりもスキルや経験が重視される傾向があります。そのため、ITスキルや調理スキル、製造業のスキルなど、専門スキルを持っている人なら、年齢に関わらず海外で活躍することができるでしょう。
日本では、「転職をするなら若いほうが有利」という考えがあります。これは、日本企業が伸びしろを重視するポテンシャル採用を行っているためです。一方、海外は、実力さえあれば40代~50代になっても転職しやすい環境といえます。
◆関連記事 海外就職に年齢は関係ない?海外の採用活動で重視されるポイントを解説!
キャリアの転機となる30代は海外転職に適したタイミングといえます。
海外就職は「即戦力採用」が主流です。人員が必要になったとき、必要なスキルをすでに持っている人材を雇用します。入社後に一から教育するという企業はあまりありません。そのため、新卒~20代前半で社会人経験が少ない状態では、正社員として採用されるハードルが高いといえます。
一方、30代で社会人経験を積んできた人なら、培ったスキルが活かせる業界を選ぶことで、海外転職がしやすくなるでしょう。また、就労ビザ取得の条件として、専門スキルや実務経験が求められることが多いため、ビザの条件を満たすためにも社会人経験があると有利といえます。
英語が話せなくても海外で働くことは可能です。たとえば、現地に住んでいる日本人を相手にする仕事や、技術力が重視される仕事であれば、英語が話せなくても挑戦しやすいでしょう。技術職や営業職、日本食料理人といった仕事は、スキルがある人なら働けるチャンスがあるといえます。「仕事の知識や経験はあるけれど英語が苦手」という人も、海外転職は可能なので、海外での仕事に憧れがある人は、ぜひチャレンジしてください。
31歳以上の海外転職は、「ワーキングホリデー制度」の申請ができないところがネックとなります。
ワーキングホリデー制度は、主に18歳~30歳の人が協定国で1年ほど働くことができる仕組みのことです。就労ビザよりもビザが取りやすいので、海外就労を体験できるメジャーな方法の一つとなっています。
31歳以上になるとワーキングホリデー制度の申請ができなくなるため、「現地採用」や「海外駐在」といった正社員としての働き方を検討することになります。
◆関連記事 ワーホリの年齢制限は30歳まで!ワーホリビザ発給の条件について解説
30代から海外で働くには、主に以下のような方法があります。
【30代から海外で働く方法】
それぞれの方法について具体的に解説するので、自分に合った方法はどれか検討してみましょう。
海外に拠点をもつ日本の企業で働き、海外赴任を目指す方法です。海外駐在員を募集している企業に転職すれば、早期から海外赴任ができるでしょう。
海外駐在員は「待遇が良い」ところがメリットといえます。ほとんどの企業は海外赴任手当を用意しているので、収入アップが期待できます。また、住居も治安の良い場所に手配してもらえることが多いです。安定した働き方がしたい人にとって、海外駐在は魅力ある働き方といえるでしょう。
一方、海外駐在は会社都合であるところはデメリットといえます。滞在期間や渡航のタイミングを自分で選ぶことは基本的にできません。また、海外赴任の社内選考がある場合は、仕事の実績や語学力が求められる場合もあります。
◆関連記事 海外駐在とはどんな働き方?海外駐在員の仕事内容やなり方について解説
現地採用は、現地にある企業に直接雇用される働き方のことです。海外企業で働く場合は基本的に高い語学力が必要とされますが、日系企業が現地に設置した企業などで働く場合は、語学力をあまり必要としない仕事もあります。
現地採用は、働く国や職種を自分で選択できるところがメリットといえます。自由度の高い求職活動ができるので、希望する働き方が実現する可能性が高いでしょう。
一方、待遇が現地水準になるところはデメリットになることもあります。日本より給与水準の低い国で働くと、収入が下がってしまうこともあるでしょう。
◆関連記事 現地採用とは?海外駐在との違いやメリット・デメリットについて解説
学生ビザを利用して留学中に働くのも手です。語学スキルや専門スキルを海外で学びたいと考えている人には適した方法といえるでしょう。留学後には現地で働くチャンスもあります。
学生ビザで働ける範囲は国によって異なります。就労可能な場合であっても、基本的には就労時間に上限があるので、仕事はアルバイトが主です。貯金があることが前提の方法といえるでしょう。
◆関連記事 海外留学後の就職先は?留学の経験が活かせる就職先4選を紹介!
場所を選ばず働けるノマドワーカーとして、海外からフルリモートで日本の仕事をする選択肢もあります。ITエンジニアやWebデザイナー、ブロガーなど、主にオンライン上で完結する仕事で可能な働き方です。近年はノマドビザ・フリーランスビザを設置する国も増えているので、長期滞在も可能になっています。
◆関連記事 海外就職する6つの方法!必要な英語力やメリット・デメリットを紹介
英語が話せなくても働ける仕事は以下のようなものがあります。
【英語が話せなくても働ける仕事】
自身のスキルが活かせる仕事があるかチェックしてみましょう。
メーカーや建設会社の技術職は、海外でも仕事を見つけやすい領域です。英語が話せない人も、技術力が評価されて海外で働ける可能性があります。メーカーの海外生産拠点などで、現地の技術員に指導をする機会も多いので、海外赴任のチャンスも少なくありません。技術力が必要とされるので、国内でスキルを積み上げることが重要です。
営業職も、英語を使わず海外で働くことができる仕事といえます。営業先が日本人の場合や、社内に通訳がいる場合は、英語が話せなくても働くことができるでしょう。海外で行う営業の仕事内容は、基本的に日本の営業と変わりありません。日本で実績を積んでから海外で働くのが一般的です。
日本食料理人は、英語が話せなくても働ける仕事といえます。日本食レストランは、オーナーが日本人だったり、利用客が日本人だったりする場合も多いです。仕事上のコミュニケーションが日本語で行えることが多いので、英語を使わなくても働ける場合があります。なお、調理師資格は日本の国家資格なので、海外では有効ではありません。ただし、就労ビザ申請の際には役立つ可能性があります。
日本人の多い地域では、日本人向け美容院の求人があります。主に日本語を話す利用客を相手にするので、語学力に自信がなくても働きやすいでしょう。海外で美容師として働く場合は、基本的に実務経験が必須です。また、美容師免許が必要かどうかは、国によって異なります。働きたい国の条件について調べておきましょう。日本人が経営するサロンでは、日本の美容師免許が必要な場合もあります。
ITエンジニアは世界的にも需要の高い仕事です。仕事で扱うプログラミング言語は世界共通なので、日本で培った経験やスキルは海外でも活かすことができます。仕事上のやりとりは基本的にチャットツールを用いて行うので、翻訳ツールを使用すれば、語学力はハンデになりにくいといえるでしょう。
◆関連記事 英語が話せなくても海外転職はできる!おすすめの職種10選を紹介!
30代から海外で働くメリットは、以下のようなものがあります。
【30代から海外で働くメリット】
それぞれ具体的に解説します。
海外駐在員として派遣される場合や、日本と現地の橋渡し役を担う場合など、海外転職は現地スタッフをマネジメントする働き方も多いです。文化や習慣の異なる環境で人材マネジメントをするのは簡単なことではありません。しかし、そのぶん海外で獲得したマネジメントスキルは、多くの企業でプラスの評価となるでしょう。
海外企業は成果主義が主流なので、実績さえ出せば若手であっても評価されやすい環境といえます。業績が良ければ、給与や待遇にダイレクトに反映されることが多いです。日本は長く働かないと評価されづらい環境なので、実力がある人にとっては海外のほうが働きやすい場合もあるでしょう。
プライベートを重視した働き方ができるところも海外転職の魅力の一つです。海外は、日本よりもプライベートを重視した働き方が定着しています。「仕事は就業時間で終わらせるもの。定時に帰るのは当たり前」というのが常識です。また、有給休暇も与えられた日数分だけしっかり使い切るのが当然となっています。
語学力は、国内外のさまざまな企業で評価される有用なスキルです。外国語を学ぼうと考えている人は、海外で働くことで効率よく学習することができるでしょう。海外では、座学では学びにくい「話す力」「聞く力」を伸ばすことができます。海外で実際に外国語でコミュニケーションをした経験というのは、実践的な会話スキルとして仕事上でも重宝されるでしょう。
海外で働くと、同僚や仕事相手、顧客など、仕事をするなかでさまざまな人と関わることになります。交友関係を広げられるところも、海外転職のメリットといえるでしょう。海外で獲得した新しい交友関係が、意外なビジネスチャンスにつながることも珍しくありません。仕事上で知り合った人から、新しいビジネスに誘われることもあります。
◆関連記事 海外で働くメリット・デメリット6選を紹介!海外就職の方法についても解説
30代から海外で働くデメリットは、以下のようなものがあります。
【30代から海外で働くデメリット】
海外で働き始めてから後悔しないように、事前にチェックしておきましょう。
即戦力としての採用がメインの海外では、日本企業ほど充実した研修制度を整えた企業は少なめです。仕事は自分で覚え、分からないことがあれば自分から聞きに行くというのが当たり前となっています。自主的に行動しなければならないので、受け身な人にとっては大変な環境かもしれません。
海外企業は福利厚生が少ないこともあります。「交通費が出ない」「保険のカバーが少ない」など、金銭的なデメリットになる場合もあるので、福利厚生についてはよく確認しておきましょう。
海外で働くには、就労が認められた滞在資格である「就労ビザ」が基本的に必要とされます。就労ビザには1年~2年ほどの期限があり、更新には時間やお金がかかることもあります。また、ビザの有効期限が短いと、現地での転職が難しくなる場合もあるでしょう。就労ビザの期限や更新について気をつける必要がある点は海外転職のデメリットといえます。
海外はリストラされる可能性が日本より高いといえます。海外は実力主義の環境なので、成果が出せないと解雇されてしまうことも珍しくありません。日本企業のように安定して働き続けられる職場は少ないので、常にスキルアップを意識して働く必要があります。
海外で働くと、20代~30代からでも裁量の大きい責任ある仕事を任される場合が多いです。異文化圏でこうした仕事をするのは大変ですが、そのぶんスキルアップが見込めるでしょう。一方、日本に戻って働くと、仕事のレベルが下がってしまうこともあります。日本でする仕事が退屈で、やりがいを感じなくなってしまうケースも少なくありません。
◆関連記事 「海外赴任はやめとけ」と言われる理由とは?駐在員の大変なところ
ここでは、英語が話せない人が海外で働く際の注意点について解説します。
英語が話せなくても海外で働くことは可能ですが、選べる仕事は限定されます。キャリアの選択肢が限られるため、人によっては収入が下がったり、昇進が難しくなったりすることもあるでしょう。また、英語力不問の仕事は単純作業も多く、給与水準が低い傾向があるといえます。
英語が話せない人の海外就職では、契約時に不利な条件を押し付けられるリスクがある点に注意が必要です。英語が話せないという弱みにつけこまれ、不当に低い賃金や過酷な労働環境を提示されるリスクがあります。契約内容は慎重に確認しましょう。
英語が話せないと、海外就職をしてもスキルを身に付けるのが難しい可能性があります。英語が話せない人の就職先は、日系企業の営業など、日本語環境の職場となるでしょう。日本の職場と似た環境になるため、語学力や異文化適応力など、海外ならではのスキルが身につきにくいリスクがあります。
◆関連記事 海外で働くには?英語が話せない人や未経験でも可能?おすすめの仕事一覧
30代からの海外転職を成功させるには、以下のポイントを押さえておきましょう。
【30代からの海外転職を成功させる方法】
それぞれ具体的に解説します。
海外転職をするなら、現地の事情に詳しい転職エージェントを利用することをおすすめします。転職エージェントを利用すれば、仕事の紹介はもちろん、面接の日程調整、条件の交渉などさまざまなサポートを受けられます。また、独占求人や非公開求人を持っているので、自分で探すよりも多くの求人を見つけることが可能です。手厚いサポートが受けられるので、特に海外転職の経験が少ない人はぜひ利用を検討してみましょう。
海外で働くなら、少しずつでも現地の言葉を学んでおくといいでしょう。外国語が話せるようになれば、仕事の指示が理解できるようになり、できる仕事の幅が広がります。また、ショッピングや観光、ローカルな食堂での食事など、現地の生活というものもより楽しめるようになるでしょう。外国人の友人を作ったり、英会話サークルに入ったりして、意識的に勉強することをおすすめします。
就労ビザの取得は、海外就職における大きな壁の一つです。実力があってもビザが取得できなければ、海外で働くことはできません。就労ビザの種類や発給条件は国によって異なるため、自身がビザの条件を満たしているか確認しておきましょう。
就労ビザ取得の主な条件は、学歴や実務経験、職種、最低給与額などです。スキルや経験が不足している場合は、東南アジアなどビザが取得しやすい国を選んだり、駐在員を目指したりする方法もあります。また、海外留学から現地就職を狙うのも一つの手です。
海外で働くなら、国選びのリサーチが欠かせません。どの国を目指すかで、海外就職の難易度は大きく異なります。労働時間や給与水準、日本人の需要など仕事に関する項目をチェックしておきましょう。また、食事や気候、治安、医療など、生活環境に関するリサーチも必須です。さまざまな観点からリサーチし、働く国を選びましょう。
海外で働く前に「なぜ海外で働きたいのか」目的や目標をはっきりさせておきましょう。言葉や文化の異なる海外で働くと、さまざまな困難に直面します。壁にぶつかったとき、海外で働く明確な目的がないと「思ったより大変だったから帰国する」と、海外生活の挫折につながってしまうでしょう。海外の友人を作りたい、英語を学びたいなど、具体的な目標を立ててから海外転職に臨みましょう。
◆関連記事 海外就職する4つの方法!海外就職しやすい国10選と合わせてチェック!
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