このページのまとめ

  • スペイン語の学習目標を明確にし勉強範囲を把握することで効率良く勉強できる
  • 文法や単語を覚えたら日記や会話などアウトプットの作業をして学習内容を定着させる
  • スペイン語の会話の練習には言語交換アプリをはじめとするオンラインサービスを使おう
  • スペイン語のリスニング力を身に付けるのならスペイン語字幕付きの動画がおすすめ
  • スペイン語の勉強を効率的に進めたいなら現地で生活してみるのも一つの手段

スペイン語を勉強したいけれど、何から始めれば良いのかわからないという人は多いのではないでしょうか。また、スペイン語の勉強をしているけれど、なかなか上達しないという人もいるかもしれません。スペイン語を話せるようになるには文法や単語、会話の練習を行うことが重要です。本記事ではスペイン語の勉強を効率良く行う方法をご紹介。勉強方法や教材について知りたい方は必見です。

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スペイン語学習において大切なこと

スペイン語学習を始めるにあたって大切なことは学ぶ目標を明確にすることです。語学の上達において効果的なことは、毎日勉強を続けること。そのため「何となくスペイン語を身に付けたい」というような漠然とした目標だと、毎日勉強するというモチベーションを維持するのは難しいでしょう。
モチベーションを維持するために効果的なことは、長期的な目標と短期的な目標を立てることです。スペイン語を習得したい理由や、習得したいスペイン語のレベルを明確にすれば、具体的な学習目標を立てることができるでしょう。

具体的な学習目標の立て方

具体的な学習目標を立てるためには、自分が目指すスペイン語のレベルを把握することが重要です。語学学習の基本となる文法・単語・会話・リスニングの学習範囲は、日常会話レベルやビジネスレベルなど、自分が目指すレベルによって異なります。そのため、自分がどの程度のスペイン語を身に付けたいか勉強を始める前に明確にすることで、より効率的にスペイン語を習得できるでしょう。

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基本の文法を学ぶ

スペイン語を使ってコミュニケーションを取れるようになるためには、文法学習が必要不可欠です。そのため、まずは簡単な初心者向けの文法書を使ってスペイン語の文型を理解しましょう。
スペイン語はEstar動詞(~である)だけでも24種類の時制と160個ほどの活用の変化があります。そのため、すべての文法を完璧に覚えるのではなく、自分が目指すスペイン語レベルに応じた文法学習をしましょう。日常会話レベルを目指すのであれば、実際の会話でよく使われる過去形(点過去・線過去)や現在完了形、未来形の3つの時制と24個の動詞の活用をまず最初に覚えます。
そして、文法学習では覚えたことを実際に使ってみることが大切です。覚えたことを実際に使いアウトプットすることは、学習内容の定着に繋がります。学習内容のアウトプットには日記をつけると良いでしょう。その日の出来事や自分の感情などを学習した文法を使って日記をつけます。自分専用の文法ノートを作れば、学習した文法や自分が苦手な文法などをすぐに確認でき、アウトプットの作業もスムーズに進むでしょう。また、スペイン語翻訳の小説を読むことで自分がどこまでスペイン語を理解しているか把握することができます。
スペイン語の⽂法を学ぶ際に役⽴つ参考書としては、以下がおすすめです。

⽂法から学べるスペイン語

スペイン語の⽂法を解説している参考書の中では定番の⼀冊です。ポイント部分の⾚字解説や図を交えた説明など、初⼼者でも理解しやすいよう⼯夫されています。初⼼者のトレーニングに最適な練習問題や会話例も豊富に掲載されているので、実践的な学習が⾏えるでしょう。また、CDが付いているので発⾳やリスニングの勉強もあわせて⾏うことが可能です。

新版 スペイン語の⼊⾨

スペイン語の⽂法を詳しく丁寧に解説してある内容の濃い参考書で、定番の⼊⾨書です。対象は初⼼者から中級者で、幅広い⽂法を扱っています。他の参考書を読んで物⾜りなく感じたり、疑問が残ってしまったりした⼈におすすめの⼀冊といえるでしょう。こちらも、発⾳やアクセントの勉強に役⽴つCDが付いています。

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単語を覚える

スペイン語の単語学習は頻出単語から始めると良いでしょう。スペイン語の頻出単語は1500語から1800語といわれています。そのため、単語学習には最頻出単語から頻出単語を網羅している単語帳がおすすめです。単語帳の内容をすべて覚えることができれば、簡単な日常会話から日常会話より少し難しいスペイン語会話まで対応できるようになるでしょう。また、単語帳には載っていない単語があった場合は自作の単語ノートが効果的です。単語ノートを作ることで、単語帳には載っていない単語もカバーすることができます。
覚えた単語を定着させるためには、日記やメール、会話などで文法学習と同じようにアウトプットすることが大切です。単語帳を見返すだけでなく、実際に覚えた単語を使う機会を作りましょう。
スペイン語の単語を覚える際には以下の単語帳がおすすめです。

CDブック これなら覚えられる! スペイン語単語帳

スペイン語の単語を1500語収録した本です。そのうち800語には例⽂も付いています。⽇常会話でよく使われる基礎的な単語が網羅されており、余分な情報を排したシンプルで分かりやすい単語帳です。持ち運びしやすい⼩さめのサイズなので、通勤中など空いた時間に勉強できるのもポイント。発⾳やアクセントの確認に⽋かせないCDも付いています。

キクタン スペイン語【⼊⾨編】、【初級編】

付属のCD⾳声が魅⼒の「聞いて覚える」単語集です。⾳楽のリズムに乗りながら楽しく覚える学習⽅法を採⽤しており、単語学習のほかに、ちょっとした⽂法講座も付いています。⼊⾨編では約500語の最頻出単語、初級編では約500語の頻出単語が収録されており、ゼロからのスタートなら⼊⾨編、次のレベルに進むなら初級編がおすすめです。

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スペイン語で会話する

スペイン語の会話を上達させるには実際に話してみるのが一番です。実際に会話するとなると、間違ったスペイン語を話さないように意識してしまうかもしれませんが、文法を意識しすぎると話し出すまでに時間がかかってしまいます。考える時間が長いと実際の会話のスピードにはついていけません。瞬間的に自分の考えを言葉にできるようになるためには、間違っているスペイン語だとしても、とにかく話してみることが大切です。また、テキストの音読や、CDを聞いて発音を真似するなど、たくさん声に出すことで発音の上達や文法の再確認ができます。
スペイン語の会話を上達させるには実際にスペイン語で話す機会を作ることが重要です。現在は、世界中の外国語学習者と交流できるオンラインサービスがあるため、日本語を学んでいるスペイン語話者と繋がれば、お互いに会話の練習をすることができるでしょう。
オンラインでの会話練習なら、以下のアプリが便利です。

⾔語交換アプリHellotalk

Hellotalkでは、⾔語交換の相⼿を探すことができます。機能としては、投稿やいいねができるモーメント、テキストや⾳声での通話ができるチャット、これらに対しての添削機能が備わっています。通話を行うことができれば、スペイン語での会話の練習ができ、チャットを利用すれば、文章作成能力を鍛えることができるでしょう。実践的にスペイン語を学びたい方におすすめのサービスです。

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リスニング力を高める

スペイン語で会話できるようになるためには、ある程度のリスニング力が必要となります。何度もスペイン語の会話を聞き、スペイン語に耳を慣らすと良いでしょう。
リスニング教材として以下のようなものがあります。

CD2枚付 ⽿が喜ぶスペイン語 リスニング体得トレーニング

⻑短100本のスペイン語の⽂章を収録したリスニング訓練⽤のCD教材です。スペイン語教材のCDは、初学者でも聞き取りやすいよう遅いスピードになっていることが多いですが、こちらはネイティブの速度となっています。そのため、実際に現地で使えるスペイン語が⾝につけられるでしょう。「短⽂なら聞き取れるが、ネイティブの会話はついていけない」という⼈は練習⽤に使ってみてはいかがでしょうか。

YouTube「Extra Spanish」「Easy Spanish」

「Extra Spanish」では基本的なスペイン語の表現が使われ、登場人物がゆっくり話しているため、スペイン語に耳を慣らしたい初心者の方におすすめのシリーズです。また「Easy Spanish」ではネイティブの方の自然な会話を聞くことができます。そのため、自然な速さのスペイン語の会話に慣れたい方におすすめです。どちらも、慣れてきたら字幕を⾒ずに理解できるレベルを⽬指してみると良いでしょう。

スペイン語翻訳されているドラマやアニメ

「Super campeones(キャプテン翼)」をはじめ、スペイン語に翻訳されている日本のアニメは多いようです。また、Netflixのオリジナル番組にはすべてスペイン語版があります。スペイン語の自然な会話の速度に慣れたら挑戦してみるのも良いでしょう。

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レッスンを受けている場合は復習をしっかりする

スペイン語のレッスンを受けているのであれば、スペイン語の勉強でわからないことがあったら講師に聞いたり、会話の練習をしたりと有効活用できるようにしましょう。また、レッスンで勉強した内容の復習を一度で終わらせずに定期的に何度か見直すのも大切です。

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スペイン語を学ぶならスペイン語圏に行ってみよう

スペイン語の上達を目指すのであれば、思い切ってスペイン語圏に行ってみるのも良いでしょう。

スペイン語を習得するためには現地で⽣活・就業するとよい

現地での⽣活は、語学が⾃⾝の⽇常そのものと直結するので、実践的に無理なくスペイン語を使うことができます。また、生活する上で現地の⼈とのやり取りは必要不可⽋。そのため、⾃然に語彙や⾔い回しが身に付くでしょう。スペイン語の習得には、日本で独学で勉強するよりも、現地で生活しながら長期滞在する方が効果的といえます。

現在メキシコは⽇本⼈向けの求⼈が増えていておすすめ

スペイン語圏で働きたいと思っていても、日本人が働きやすい国がわからないという人は多いのではないでしょうか。そういった方におすすめな国がメキシコです。
スペイン語圏の国々の中でも、経済発展を続けているメキシコには⽇本企業が多数進出し、⽇本⼈コミュニティも増加中。そのため、日本人向け求人が多く、中には未経験やスペイン語ができなくても大丈夫という求人があります。
メキシコには、現地で働きながらスペイン語を⾃然に⾝に着けられる環境があり、その仕事の経験や語学を活かして、新たなキャリアを築いていくことも可能です。

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