このページのまとめ

・メキシコ留学のメリットは、将来性のあるスペイン語を学べること、滞在費が安く済むこと
・デメリットは治安の問題とメキシコ就職の方がメリットが大きいこと
・メキシコ留学には40万円程度の費用がかかる
・おすすめの都市はメキシコシティやグアナファト、オアハカ、カンクンなど
・留学が180日未満ならビザは不要だが、180日以上滞在する場合は学生ビザを申請する


スペイン語を学ぶために留学するなら、メキシコを選択肢に入れてみましょう。
メキシコは、北米にある人口約1億2,920万人(2017年)の国。メキシコでは主にスペイン語が話されているため、語学留学に向いています。

メキシコ留学のメリット

留学先にメキシコを選ぶメリットには何があるのでしょうか。

【スペイン語が学べる】
スペイン語は、これから国際社会で重要になっていく言語だと考えられます。
スペイン語を母語とする人は2019年の時点で4億6,000万人。スペイン以外には中南米でよく使われていて、母語人口では中国語に次いで2位に位置しています。
中南米には人口が増え続けている新興国が多いため、スペイン語人口はさらに増えていくでしょう。中南米からアメリカへ移住する人も多いことから、スペイン語はアメリカでも浸透し始めています。
将来グローバルに活躍したい人にとって、スペイン語が話せることは大きなメリットになるはずです。

参照元:Ethnologue – Summary by language size https://www.ethnologue.com/statistics/size

【物価が安い】
メキシコは物価が安いため、滞在費が低く抑えられるというメリットがあります。スペインに留学すると、滞在費は1カ月7~10万円程度。それに対してメキシコでは、1~3万円程度で収まります。
反対に航空券はメキシコの方が高い傾向にあるので、留学期間が長いならメキシコの方が経済的だと言えるでしょう。
「スペイン語を学ぶならスペインの方がいい」と考える人もいますが、メキシコのスペイン語は比較的クセが少ないのが特徴。メキシコで語学を学んでも、他のスペイン語圏で困るようなことはないと考えられます。

メキシコ留学のデメリット

留学を考えるなら、デメリットも把握しておきましょう。

【治安の問題がある】
メキシコの治安は、地域によって不安定な場所もあります。すぐに身の危険を感じるという程ではありませんが、スリや窃盗は頻繁に起こっているので十分に注意が必要です。
外務省が公表している海外安全情報では、メキシコシティの危険度はレベル1の「十分注意してください」(2018年)。これはインドネシアやミャンマーなどと同程度のレベルです。
メキシコ国内では危険レベルが設定されていない場所も多いので、安全な地域を選んで留学するのも一つの方法です。

【留学よりもメキシコ就職の方がメリットが大きい】
メキシコは日本人向けの求人が多く、留学よりも就職のメリットが大きい国です。
近年はメキシコに進出する日系企業が非常に多く、スペイン語が日常会話程度のレベルでも問題ないという求人もたくさんあります。
もし学生のうちに留学するならこの限りではありませんが、メキシコで就職すれば働きながらスペイン語を身につけることができます。社会人の場合は、留学よりも仕事の経験を活かしてメキシコで転職した方が良いかもしれません。

メキシコ留学にかかる費用はいくら?

メキシコ留学のために用意したい資金は、おおよそ40万円ほどです。

・航空券…15~20万円(往復)
・学費…5~15万円
・家賃…1~3万円
・生活費…2~3万円

航空券については、メキシコ便には格安航空会社が少ないため、時期によっては上記よりも高額になる可能性もあります。
学費は、私立の語学学校で学んだ場合の金額です。
家賃は、一人暮らし用のアパートを借りると上記程度の金額になります。ホームステイや学生寮は賃貸よりも費用がかかりますが、初めてメキシコに行くなら選択肢に入れておいた方が良いでしょう。
その他の生活費は、食費が2万円程度、光熱費が1万円弱、携帯電話やインターネットが各2,000円程度。食品や日用品は安く、屋台のタコスが100円、500mlのコーラが60円ほどです。

【奨学金について】
公的な奨学金としては、「メキシコ政府奨学金」や「日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画」が挙げられます。
このうち語学留学に該当するのは、「日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画」の中の「スペイン語・メキシコ文化コース」。
ただし留学目的は、大学生や研究者などが自分の研究や実務に役立てるための語学学習に限られています。定員は他コースと合わせて計20名程度です。

留学におすすめの都市5選

メキシコの中でも、留学に適した街を5つ紹介します。

【メキシコシティ】
メキシコの首都であるメキシコシティ。日本の都会と変わらないほど都市化しています。都会で留学を楽しみたい方にはピッタリの場所です。
日本食のレストランや、日本の食材を扱う店も多く見られるでしょう。
治安についてはさきほど「危険レベル1である」と紹介しましたが、メキシコシティの中でも比較的治安が良い場所もあります。危険な地域に立ち入らなければ、それほど恐れる必要はないでしょう。

【グアナファト】
メキシコの中で日系企業がぐんと増えているのがグアナファト州。日本人向けの物件も多く、治安の面でも安心できるエリアの1つです。
また州都グアナファトは、フォトジェニックな街並みが人気です。赤やピンク、黄色、青などカラフルに塗られた家々が並ぶさまは、宝石箱と評されることもあります。

【オアハカ】
オアハカ州では、住民の約40%が先住民族。多彩な文化を体験できます。メキシコのお祭り「死者の日」は、国内でも特にオアハカでの盛り上がりが素晴らしいと言われるほど。ほかにも先住民族のお祭り「ゲラゲッツァ」では、1カ月もダンスやパレードが続きます。
また街にはスペイン統治時代のコロニアル様式の建物が並び、歴史を感じることができるのも魅力。おしゃれな雑貨屋やカフェも点在しています。

【カンクン】
カリブ海に面したリゾート地・カンクンも留学に適した場所。ビーチで楽しんだりマリンスポーツを体験したりできるのがメリットです。
一方、マヤ文明の遺跡であるチチェン・イッツァも外せない見どころ。観光と留学が一度にできる都市だと言えるでしょう。
また、カンクンはメキシコの中でも英語が通じやすい場所。観光客も多くメキシコらしい雰囲気は控えめですが、好みで選んでみてはいかがでしょうか。

メキシコの学生ビザ

メキシコでは、180日未満の滞在なら基本的にビザはいりません。留学目的でも、数カ月の予定ならビザなしで入国することができます。
もし180日以上の留学を検討しているなら、ビザを発行しておくことが必要です。

【学生ビザの発行方法】
学生ビザ「学生一時居住者用査証」は、在日メキシコ大使館で発行手続きを行います。
必要書類は以下のとおりです。

・査証申請用紙
・パスポートのコピー
・カラーの証明写真
・入学許可書
・経済証明

入学許可書には、学校名や受講費用、コース名などが記載されていなければいけません。語学学校の場合は、初級、中級、上級といったレベルも明記する必要があります。
経済証明とは、一定の経済力があることを示す書類。3カ月間の給与明細や銀行残高証明がこれに当たります。

学生ビザをもらうには、留学先がメキシコの教育制度である「国家教育システム(Sistema Educativo Nacional)」に登録された機関であることが条件です。私立の語学学校は登録されていない可能性があるので、メキシコ大使館に問い合わせてみてください。

ここまでスペイン語留学でメキシコを選ぶことについて解説してきましたが、前述のとおりメキシコは就職のメリットが大きいことが特徴です。
メキシコで仕事をすれば、実用的なスペイン語が身につくばかりでなく、海外で働くという貴重な経歴を持つことができます。留学と違って給与を得ながら滞在できるので、費用の面でも有利。
もしメキシコでスペイン語を学ぶなら、就職も視野に入れて考えてみることをおすすめします。

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