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公開日:2025年12月24日
更新日:2025年12月24日

スペイン語のスキルを活かして働きたいと考えている方に向け、スペイン語通訳になる方法を解説します。このコラムで、スペイン語通訳になるにはどうすればいいかチェックしてみましょう。
また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。
スペイン語は、将来性が高い言語といえます。話者人口が多く、広い地域で通じることから、国際社会における重要度が高い言語といえるでしょう。
スペイン語は、話者人口が約5.5億人に上り、英語や中国語、ヒンディー語に次いで、話者人口が多い言語です。スペインや中南米をはじめとする広い地域で話されており、アメリカにも数千万人の話者がいるとされています。
スペイン語圏の中心である中南米・ラテンアメリカは、経済成長が期待されている地域です。そのため、国際ビジネスの場におけるスペイン語の需要は今後も増加することが見込まれます。特にメキシコは、日系企業の進出が盛んなことから、社内通訳や海外営業などの需要が高いです。また、アメリカにも多くの話者がいるため、巨大市場でのビジネスチャンスも豊富にあります。
スペイン語には高い需要がある一方、スペイン語習得者は現状、英語ほど多くはありません。そのため、スペイン語のスキルを習得すれば、英語習得者との差別化ができます。スペイン語習得者は、グローバル展開をする企業にとっては重宝される人材となるでしょう。
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スペイン語の通訳者になるには、通訳の養成スクールに通うルートが一般的といえます。養成スクールで専門技術を学び、スクール経由で通訳の仕事を獲得するルートが主流です。
未経験から通訳を目指す場合は、実績を作ることが重要となります。まずはボランティア通訳として経験を積んだり、クラウドソーシングサイトを活用したりして実績を作る人が多いです。また、社内通訳の求人に応募して就職するという人もいます。
スペイン語の通訳として働くには、高い語学力が必須です。大学のスペイン語コースや専門学校、オンライン教室などで、スペイン語を学びましょう。
また、通訳の養成スクールに通う人も多いです。通訳には、表現力や理解力、状況判断力など、さまざまな専門技術が求められます。通訳の養成スクールでは、通訳者に必要な専門技術を学ぶことができるでしょう。
スペイン語の通訳者になるための公的な資格はありません。
ただし、語学力を客観的に証明するには、スペイン語の検定試験を受けておくと有利です。「DELEスペイン語検定」や「SIELE」は、国際的な試験なので、海外就職の際もスペイン語力を証明することができます。また、日本企業で働く場合は、「西検(スペイン語技能検定)」も有効です。
スペイン語の通訳者になるには、基本的にビジネスレベル以上のスペイン語力が求められます。スペイン語のビジネスレベルは、DELEでいうと「DELE B2(中上級)」相当です。 なお、医療通訳や司法通訳、国際会議での通訳など、高度な専門性が求められる通訳の場合、ネイティブレベルに近いスペイン語力が必要とされます。
外国人向けの通訳ガイドには「全国通訳案内士」という国家資格があります。全国通訳案内士は、語学系で唯一の国家資格です。 以前は有償の通訳ガイドを行うには通訳案内士の資格が必須でしたが、2018年の法改正により無資格でも有償ガイドができるようになりました。
ただし、無資格者は全国通訳案内士の資格名称や類似名称を使用することが禁止されています。無資格者は「通訳ガイド」「東京ガイド」「トップガイド」などと名乗ることができません。外国人向けの通訳ガイドとして本格的に働くなら、全国通訳案内士の資格を取得しておいたほうが良いでしょう。試験の難易度は高いものの、資格があれば信頼性や実力の証明になります。
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通訳といっても、通訳の方法や活躍の場はさまざまです。ここでは、通訳の種類と職種について紹介します。それぞれ求められるスキルが異なるため、自分がなりたい通訳の仕事内容を明確にしておくことが重要です。
通訳の仕事には、主に以下の3つの種類があります。
通訳の種類は、シーンに合わせて選ばれます。 たとえば、国際会議など大人数が参加するシーンでは、同時通訳が選ばれることが多いです。会議が長時間になる場合は、複数の通訳者が交代で通訳をすることもあります。また、商談などの場面では、会話を邪魔しないウィスパリング通訳が用いられます。
通訳には主に以下のような職種があります。
通訳は、職種ごとに求められるスキルや経験が異なります。 たとえば、ビジネス通訳では、取り扱う商品や業界用語、ビジネスマナーについての知識が必要です。通訳者の技量がビジネスの成功に大きく影響するので、ビジネス通訳は重要な役割を担うといえます。
エンターテインメント通訳の場合は、有名人のプロフィールや作品についての知識が必要です。また、ときには正確に通訳することよりも、雰囲気やニュアンスを伝えることを優先する場面もあります。
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スペイン語の通訳には以下のようなスキルが必要です。
通訳は、語学力があるだけでは務まりません。会話の内容を正しく理解し、それを正確に変換するスキルが求められます。会話の文脈や話し手の意図、相手の立場などについて配慮し、誤解がないように伝えることが重要です。地域特有の言い回しや婉曲表現についても理解する必要があります。
また、通訳には情報収集のスキルも欠かせません。業界の動向やトレンド、社会情勢にもアンテナを張っておく必要があります。入念に準備をしておくことで、急な話題にも対応することができ、質が高い通訳ができます。
ほかにも、会議やイベントなど、通訳が必要な現場では予想外のトラブルが起こることもあるため、柔軟な対応力も必要です。
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メキシコは、日系企業の進出が盛んな国です。アメリカへの輸出拠点として注目を集めており、自動車メーカーを中心に、約1,600にも上る日系企業が拠点を構えています。
日系企業の進出が盛んなメキシコでは日本語とスペイン語を扱う人材のニーズが高まっています。特に通訳職は人手不足なので、日常会話レベルからでも応募できる求人が見つかるでしょう。メキシコなら、働きながらスペイン語通訳のスキルを高めていくことが可能です。企業によっては、スペイン語力向上のため、語学力に応じた昇給制度を設けている場合もあります。
メキシコは、スペイン語通訳としてのキャリアをスタートするのに適した国といえるでしょう。
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