経理職として海外駐在するには?必要なスキルや資格、メリットについて解説
公開日:2026年2月10日
更新日:2026年2月10日

目次
このページのまとめ
- 日本企業の海外進出は増加傾向にあり、海外駐在経理には高い需要がある
- 現地法人の財務管理や現地の会計基準に対応できる人材は限られており、人手不足の状態
- 商社やメーカーは海外駐在のチャンスが多い
- 海外駐在のメリットは、年収アップが期待できる点やキャリア形成で有利になる点
- 海外駐在員になるには、英語力や国際会計基準の知識が必要
海外駐在経理を目指す方に向け、海外駐在をするメリットや必要なスキル・資格について紹介します。このコラムで、どうすれば海外駐在経理になれるのかチェックしてみましょう。
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経理職は、海外駐在員の需要が高いポジションです。慢性的な人手不足の状態なので、適切なスキルを持っている方なら若いうちから海外駐在をするチャンスがあります。
近年、日本企業の海外進出は増加傾向にあり、現地法人での経理人材が求められています。経理職は金銭を管理する重要なポジションです。そのため、現地スタッフではなく日本人駐在員が担当するのが一般的。しかし、現地法人の財務管理や現地の会計基準に対応できる人材は限られており、人手が足りていないのが実情で、現地での会計業務に対応できる経理人材が求められています。
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日本企業の海外進出は、かつて製造業が主軸でした。しかし、近年はサービス業やIT企業、小売業、飲食業など、幅広い業界が海外展開を進めています。そのため、経理職の海外駐在員は、幅広い業界で必要とされています。
経理職が海外駐在しやすい業界は、以下のようなものがあります。
- メーカー
- 商社
- 金融
- IT業界
- 物流
- 化学
特に海外駐在員が多い業界は、メーカーと商社です。
メーカー(製造業)は、特に海外駐在員のニーズが高い業界です。自動車メーカーや自動車部品メーカー、電機メーカー、化学メーカーなど、さまざまな企業で海外駐在員の需要があります。 製造業の経理には、原価計算や在庫管理、製造プロセスに関する理解など、製造業の現場に必要な専門知識が求められます。そのため、海外駐在のポジションを狙って転職する際は、工場経理の実務経験があると有利になります。
商社は海外との取引が多く、海外駐在員が多く活躍する業界です。商社の事業は、資源開発やインフラ建設など多岐にわたるため、商社経理には幅広い業界知識が求められます。また、国内外の複雑な取引にも対応する必要があるため、スピーディーかつ的確な業務遂行能力が必要です。
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ここでは、経理職として海外駐在するメリットについて解説します。
年収アップが期待できる
海外駐在員には、海外勤務手当などの特別な手当が支給されます。そのため、海外駐在をすることによって年収がアップするケースが多いです。駐在員の年収アップの相場は、手取りで1.8倍が相場とされています。
特に欧米圏へ駐在する場合は、現地の年収相場や生活費に合わせ、高額な給与が設定される傾向にあります。一方、東南アジアでは、年収アップに加え、現地の物価が安いため、高い水準での生活が可能です。
福利厚生が充実している
海外駐在員は、福利厚生が充実している点もメリットです。慣れない海外生活では、不安やストレスが生じやすいものです。企業は、従業員の安全を確保することはもちろん、業務に集中してもらうために、住宅手当や医療費補助、語学教育サポートなど、さまざまな福利厚生を用意しています。
キャリア形成で有利になる
経理職にとって、海外駐在の経験はキャリア面で大きなメリットがあります。現地の会計基準や国際会計基準(IFRS)に関する知識を身に付けることで、活躍の場を広げることができるでしょう。
また、海外駐在経験のある経理職は転職市場での評価も高く、別の企業の駐在員求人に応募したり、外資系企業に就職して収入アップを狙ったりすることも可能です。
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経理職として海外駐在を目指すなら、以下のようなスキルや資格を身に付けておくと良いでしょう。
日商簿記検定2級
海外駐在経理になるのに、資格は必須ではありません。ただし、経理職への就職を目指す場合、資格があったほうが有利といえます。経理職の代表的な資格は、日商簿記検定です。海外駐在を検討している場合、最低でも日商簿記検定2級以上を取得しておきましょう。
英語力
海外駐在員を目指すなら、英語力は必須のスキルといえます。海外駐在員には、最低でもTOEIC750点以上に相当する英語力があることが望ましいとされています。ただし、経理職の場合、TOEICのスコアだけでは測れない実践的な英語力が必要です。財務管理や報告業務など、専門的な業務における英語力が求められます。
国際会計基準(IFRS)の知識
海外駐在員として働くなら、国際会計基準(IFRS)の知識が必要です。多くの国は国際会計基準(IFRS)を採用しています。海外では、IFRSによる財務諸表の作成、日本会計基準とIFRSの変換といった業務に対応する必要があります。
USCPA(米国公認会計士)
海外で働くなら、USCPA(米国公認会計士)など、国際的な会計資格を取得しておくことが有効です。USCPA(米国公認会計士)を取得すれば、英語力や国際的な会計知識を持つことの証明ができます。国際的に認知度が高い資格なので、現地での信頼性の構築にも役立つでしょう。
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ここでは、経理職が海外駐在員になる方法について解説します。
日系のグローバル企業に就職する
海外駐在員のポジションを狙うなら、まずは海外駐在のチャンスがある企業に就職することが重要です。海外駐在員が多い企業に就職し、経理として実務経験を積みながら海外駐在への意欲をアピールすることで、海外駐在員になれる確率を高めることができるでしょう。
海外駐在経理の求人に直接応募する
海外駐在経理の求人に直接応募する方法もあります。海外駐在経理の求人であれば、最短ルートで駐在員を目指すことができます。海外求人に特化したサイトを利用することで、効率よく情報を集められるでしょう。求人サイトを定期的にチェックして、新着求人を確認することが重要です。
経理専門の転職エージェントを利用する
海外駐在経理の求人を探すなら、経理専門の転職エージェントを利用することが重要です。経理職は、企業の機密情報を扱う重要なポジションなので、非公開求人として募集されるケースが多いという特徴があります。転職エージェントは、海外駐在経理の求人情報も豊富に有しているため、希望する条件に合った求人が見つけやすいでしょう。
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