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海外の文系大学院への進学を検討している方に向け、大学院修了後の就職事情について紹介します。コラムを読んで、大学院修了後はどんな就職先があるかチェックしてみましょう。
また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。
国内の文系大学院については、一部の上位大学院を除いて「進学する意味がない」とする意見もあります。そう言われる理由は、文系の学問が就職に直接つながりにくいからです。理系は研究職やメーカーなど専門性を活かした就職がしやすいのに対し、文系は専門性が業務に直結するケースが少ないとされています。そのため、分析力やプレゼンテーション力といったソフトスキルを強みに就職するケースも多いです。
一方、海外の文系大学院は進学するメリットが大きいといえます。なぜなら、企業が求めるスキルを身に付けられるからです。海外大学院で習得できるスキルには以下のようなものがあります。
語学力や多様性を受け入れる力、グローバルな視点は、国際化するビジネス環境において非常に重宝されるスキルといえるでしょう。企業が求めるスキルを身に付けられることから、海外大学院への進学は就職に有利になるといえます。
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ここでは、海外の文系大学院に進学するメリットについて解説します。海外の文系大学院への進学を検討している方はぜひ参考にしてください。
海外の大学院に通えば、仕事にも活かせる実践的な語学力が身につくでしょう。海外大学院の授業は、英語(現地語)で行われるだけでなく、ディスカッションの機会も多いです。そのため、インプットとアウトプットを繰り返すことになり、効率よく語学力を伸ばせます。現地学生とのコミュニケーションを通じて習得した語学力は実践的なものであり、会議などビジネスの場面にも応用することができます。
海外大学院には、世界中からさまざまな国籍の学生が集まります。多様な価値観に囲まれた環境で生活することで、異なる文化や価値観、人格を受け入れる力が身につくでしょう。多様性を受け入れる力は、国際的なビジネスの場において重宝されるスキルです。主に外資系企業やグローバル企業で評価につながるスキルといえるでしょう。
海外大学院で、多様な価値観に触れることで、自分の価値観も広げることができます。新しいものの考え方や見方を身に付けることで、改めて自分という存在を見つめなおす機会にもなるでしょう。自分の価値観や考え方を知ることで、将来の目標が具体的になったり、就職活動の軸が決まったりするメリットがあります。
海外大学院に通うことで、就職活動の選択肢を増やすことができます。語学力が求められる外資系企業に就職したり、現地企業に就職したりと、海外大学院を修了した人のキャリアには幅広い選択肢があります。就職先の選択肢が増えるところは、海外大学院に留学するメリットといえるでしょう。
海外大学院を修了すると、より高収入の仕事に就ける可能性が高くなります。そもそも大学院卒は、年齢や専門性が高いぶん、給料が高くなるのが一般的。さらに、留学生を積極的に採用している企業は大手企業や外資系企業が多いため、給料が高くなる傾向にあります。
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海外の文系大学院に進学すると、就職に有利になるというメリットがありますが、一方でデメリットになる要素もあります。海外の大学院へ進学しようとしている人は事前にデメリットも押さえておきましょう。
海外大学院への留学は、費用が掛かる点が最大のデメリットといえます。留学費用は国や学校によって異なりますが、基本的には年間200万円~が目安とされており非常に高額です。日本の大学院に通うよりも高くなることもあるので、進学にかかる費用は事前にリサーチしておきましょう。
なお、海外大学院への留学については、奨学金制度が充実しています。留学費用がネックになっている人は、利用を検討してみましょう。
海外大学院に進学するなら、あらかじめ高い語学力を身に付けておく必要があります。大学院は、専門分野の研究をする場です。海外大学院の授業を通じて、外国語の勉強をするというのは現実的ではありません。ある程度の語学力がないと、そもそも勉強についていくこと自体が難しくなってしまう可能性があります。
大学院は専門分野を学ぶ学校なので、留学中は研究が中心となります。海外でしかできない体験をたくさんして、海外生活を謳歌したいと考えている方にとってはギャップがあるかもしれません。大学院への留学期間は1~2年と短く、時間的な余裕があまりないので、専門分野の勉強に専念することになります。そのため、学びたい分野をしっかり決めてから挑戦する必要があります。
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ここでは、海外の文系大学院を修了したあとの主な就職先について解説します。以下の企業なら、海外大学院への留学経験が評価されやすいでしょう。
大学院への留学後、現地企業に直接応募して就職する方法です。高い語学力が求められるので、語学力に自信がある人にはおすすめのルートといえます。
海外企業は即戦力としての採用が主流なので、日本での就業経験があると有利です。スキルや専門性が活かせる仕事を選ぶと海外企業にも評価されやすいでしょう。実務経験が少ない場合は、インターンシップに参加して、仕事のスキルを身に付けるのも一つの手です。
海外展開が盛んな日系グローバル企業なら、海外大学院で学んだスキルや経験が評価されやすいでしょう。実践的な語学力やグローバルな視野、多様性への理解といったスキルは、国内ではなかなか習得できないものです。実際に海外で1~2年暮らし、外国語を使って研究をしていた人材なら、海外市場での事業拡大を目指す企業にとって即戦力となるでしょう。
日本の外資系企業も、語学力など留学の経験が評価されやすい就職先といえます。特に、外資系企業はマネジメント職として働くのに大学院の学位が求められることもあるため、海外大学院を修了した人はキャリアアップを狙うチャンスもあります。外資系企業でのキャリアアップを目指すなら、マネジメント経験があると有利になるでしょう。
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海外就職後のキャリアについて解説!海外経験者が活かせるスキルとは?
文系大学院生に人気が高い就職先としては以下の業界が挙げられます。
基本的には、大学院で研究してきた専門知識が活かせる業界を選ぶと評価されやすいでしょう。また、分析力や問題解決能力など、大学院で習得したスキルはさまざまな職種に応用することができます。企業が求める人物像を理解し、それに合った強みをアピールすることが重要です。
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