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海外赴任とは?転勤や駐在との違い、海外での仕事内容について解説!

公開日:2025年5月19日

更新日:2025年5月19日

海外赴任のイメージ

このページのまとめ

  • 海外赴任とは、日本の企業に雇用されたまま、長い期間海外で暮らしながら働くこと
  • 海外赴任者の仕事内容は、マネジメントがメイン
  • 滞在期間は、短くて1~2年、長い場合は10年以上になることもある
  • 海外赴任は会社が決定するので、行き先や滞在期間は原則選べない
  • 大手メーカーや総合商社など、海外との取引が多い業界は海外赴任者が多い

「海外で働きたい!」と考えている方に向け、海外赴任とはどのような働き方か解説します。海外赴任者の仕事内容などについて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。

海外赴任とは?

海外へ赴くビジネスマンのイメージ

海外赴任とは、日本の企業に雇用されたまま、海外支店や現地法人に派遣され、しばらく現地で暮らしながら働くことを指します。

海外赴任者の仕事内容は、現地スタッフのマネジメントが中心です。そのため、将来性が期待される若手やキャリアを積んだ中堅社員が選ばれる傾向にあります。自社の従業員を海外へ派遣する都合上、手当や福利厚生を充実させている企業が多いのが特徴です。

滞在期間は、短い場合は1~2年、長い場合は10年以上と、企業によってさまざま。海外赴任の終了後は、社内でキャリアアップを目指したり、ほかの国に再び海外赴任したりするルートがあります。

なお、海外赴任は会社の経営戦略で決まるため、滞在先や期間は原則選ぶことはできません。

 

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海外転勤・駐在・出向との違い

違いのイメージ

「海外赴任」に似た言葉に、海外転勤や海外駐在、海外出向というものもあります。同じような意味で使われることもありますが、区別して使われることも多いです。ここで意味を確認しておきましょう。

赴任と転勤の違い

赴任と転勤は、どちらも勤務地が変わることを意味する言葉です。ただし、所属部署が変わらない場合は「赴任」、所属部署も変わる場合は「転勤」という使い分けがされることがあります。

赴任と駐在の違い

赴任は、新しい勤務地に行くこと、駐在は、派遣された場所に長く滞在することを意味しています。そのため、「赴任先で駐在する」という表現をすることもあります。

赴任と出向の違い

赴任は自社内での異動を指しますが、出向は別会社へ出向くことを指します。子会社や関連会社に一時的に移籍して働くため、出向先が明示する条件で働くことになります。

 

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海外就職(現地採用)との違い

選ばれる人のイメージ

海外赴任と現地採用の違いは、雇用主の違いといえます。

海外赴任の場合、雇用主は日本企業です。日本の企業に雇用されたまま海外で働くので、福利厚生や給与は日本水準で決まります。駐在後は、帰国してもとの会社に戻るのが一般的です。

一方、現地採用は、現地法人に直接雇用される働き方です。そのため、給与や福利厚生は現地基準で決まります。働きたい国や仕事内容などを自分で選べるので、キャリア面の自由度が高いのが現地採用の特徴です。ただし、海外赴任とは異なり、決まったルートはないため、自分でキャリアを切り開いていく必要があります。

 

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海外赴任者が多い業界

海外で働くビジネスマンのイメージ

海外赴任者が多い業界には以下のようなものが挙げられます。

  • 総合商社
  • 大手メーカー
  • 金融
  • 海運業
  • 建設業
  • プラント

海外ビジネスが盛んな業界では、海外の顧客対応や現地拠点のマネジメントが必要なので、海外赴任できる可能性が高いといえます。

 

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海外赴任者が多い職種

仕事をするビジネスマンのイメージ

海外赴任者が多い職種には以下のようなものが挙げられます。

  • 海外営業
  • 生産管理
  • ITエンジニア
  • 製造業エンジニア
  • マーケティング
  • 客室乗務員
  • 施工管理
  • 通訳/翻訳

上記のような職種は、海外販路の開拓や技術指導などの目的で、海外赴任の需要があります。

 

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海外赴任者の主な仕事内容

ノートパソコンとスマホとノートのイメージ

海外赴任者の具体的な仕事内容は、業界や職種、企業によって異なります。現地スタッフのマネジメントや販路拡大のための営業、支店の管理、生産管理など、さまざまな仕事内容があります。

ただし、海外赴任者は、本社の意向を現地に伝え、統率する役割を担うことが多いです。社員の海外派遣にはコストがかかるということもあり、基本的には責任の重いポジションを任されることになります。海外駐在中は、仕事の幅が広がり、裁量権も大きくなるケースが多いです。

 

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海外赴任のメリット

メリットのイメージ

海外赴任には以下のようなメリットがあります。

  • 収入アップが期待できる
  • 語学力が磨ける
  • 海外に人脈が形成できる
  • グローバルな視野が獲得できる
  • キャリア形成に有利になる

海外赴任は、収入アップが見込めるところがメリットといえます。多くの企業では、海外勤務に対して特別な手当を支給しています。日本水準の給料が受け取れるうえ、手当が上乗せされるので高収入が実現するでしょう。

また、海外赴任はキャリアの面でもメリットがあります。海外赴任は、管理職やマネージャーとして派遣されるケースが多いです。慣れない環境で現地スタッフをまとめるのは大変ですが、そのぶんマネジメントスキルが身につきます。海外で培ったマネジメントスキルは、帰国後のキャリアアップに役立つでしょう。

 

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海外赴任のデメリット

デメリットのイメージ

海外赴任には以下のようなデメリットがあります。

  • 文化や生活習慣の違いに慣れない
  • 行き先や期間を選べない
  • 業務量が多い
  • 本社の要求と現地事情の板挟みになる
  • 家族の生活にも影響する

海外赴任のデメリットは、文化や生活習慣の違いに慣れるのが難しいところが挙げられます。現地の生活になかなか馴染めず、それがストレスになってしまうこともあるでしょう。海外生活を成功させるには、柔軟性が肝心です。「日本ではこれが当たり前」という考えを持ち込まず、現地の文化や価値観を理解し、柔軟に受け入れる姿勢が求められます。

また、海外赴任は原則、行き先や滞在期間が選べないのもデメリットといえます。語学力を磨いたり、海外赴任の意欲をアピールしたりしていても、赴任先は会社の経営戦略で決まってしまいます。

ほかにも、生活の利便性が低い地域に行くことになったり、家族と長年離れ離れになってしまったりすることもある点には注意が必要です。

 

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海外赴任者にはどんな人が選ばれる?

選ばれる人のイメージ

海外赴任者は、その企業の海外ビジネスが成功するかどうかの鍵を握る重要な人材です。一方で、社員の海外派遣にはコストが掛かるので、必要以上に多くの人材を派遣することはできません。そのため、企業は海外でも活躍してくれそうな人材を選んで派遣します。

海外赴任者に選ばれる人には以下のような特徴があります。

  • 業務内容を熟知している
  • 業務遂行能力が高い
  • 語学力がある
  • コミュニケーション能力が高い
  • ストレス耐性が高い
  • 海外で働く意欲がある

海外赴任者に最も求められるスキルは、業務内容をしっかり理解し、きちんと遂行できる能力です。そもそも必要な仕事があるから社員を派遣している訳なので、業務に詳しくきちんと働けることが大前提となります。海外赴任を目指す人は、日本での業務にしっかり取り組むことが海外勤務の第一歩となるでしょう。

 

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