Find a Job in Mexico 【Leverages Career Mexico】
公開日:2024年8月30日
更新日:2024年9月30日
海外で働きたい50代の方に向け、海外で働く主な8つの方法について解説します。コラムを読んで、自分に合う働き方について検討しましょう。
また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。
50代からでも海外で働くことは可能です。
海外では、年齢よりも経験やスキルが重視される傾向があります。社会人経験豊富な50代の転職者なら、海外でも即戦力としての需要があるでしょう。
50代は、子どもが独立し、ライフイベントが一段落する年代です。新たな挑戦として海外就職を検討するのも一つの選択肢といえるでしょう。
海外で働くのに年齢はあまり関係ありません。
新卒一括採用が主流の日本では、若い人材を雇用して一から教育していくというシステムが一般的です。そのため、企業への転職は若い方が有利という考え方があります。
一方、海外は即戦力採用が主流です。入社後すぐに働ける人材が求められるため、実力さえあれば年齢に関わらず活躍するチャンスがあります。語学力をはじめ、ITスキル、営業スキル、マネジメントスキルなど、専門的なスキルを身に付けていると評価されやすいでしょう。
ただし、まったくの未経験の分野に挑戦する場合は、スキルが評価されづらいため仕事探しに苦労する可能性があります。
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海外生活をはじめると、食事や住環境、文化の違いによって、多少なりとも心身に負担がかかってしまうものです。現地での生活に慣れるまでは、毎日の生活で手一杯ということもあるでしょう。慣れない環境で無理をして働いていると、病気になってしまったり、身体を痛めてしまったりする可能性があります。シフト制勤務にするなど、無理せず働けるように準備をしましょう。
ワーキングホリデー制度は、気軽に海外生活を体験できる方法として人気ですが、基本的に18歳~30歳の年齢制限があるため、30代以上の方は利用できません。これは、ワーキングホリデーが青少年の異文化交流を目的とする制度だからです。 ワーキングホリデー制度を利用できなくても、海外で働く方法はさまざまあります。
参照 外務省「ワーキング・ホリデー制度」
ここでは、50代から海外で働く主な方法について解説します。
日本企業の海外駐在員として海外赴任を目指す方法です。日本企業に雇用されたまま海外で働けるので、海外で働く方法としては最もリスクが低い手段といえます。
自社の職員を派遣するということもあり、条件は整っていることが多いです。手当が充実していたり、治安のいい地域に住めたりします。また、前任者がいる場合は事前に情報を仕入れることも可能です。
一方、渡航先や滞在期間は会社都合なので、基本的には選べません。また、社内選考がある場合は、社内で実績を残す必要があります。
現地採用は、現地にある企業に直接雇用される働き方のことです。
日系企業の場合、本社と現地の橋渡し役など、日本語人材ならではの仕事を担当することが多いです。日本語を使って働ける仕事もあるため、語学スキルに自信がない人も働きやすいでしょう。働く国や職種を自分で選べるので、自由度の高い仕事探しができます。
なお、給料は現地水準となるため、働く国によっては日本で働くより給料が下がってしまうこともあります。
海外の現地企業に就職する方法です。求人サイトや企業のWebサイトから応募し、直接雇用されます。昨今はオンライン面接を取り入れる企業が増えているので、日本からでも応募することが可能です。
海外企業では、日本語を使う機会はあまりありません。外国人に囲まれたグローバルな環境で働きたい人には適しているでしょう。ただし、高い語学スキルが必須とされます。
芸術家や演奏家、美容師など、スキルがある人はフリーランスとして現地の仕事をもらう選択肢もあります。特定の企業に属さないため自由度の高い働き方ができますが、ビザの扱いには注意。一定の収入が見込めないとビザが取れない可能性があります。
また、ライターやWebデザイナーなど、パソコンでできる仕事なら、ノマドワーカーとして日本の仕事をすることも可能です。近年はノマドビザを発行する国が増えているので、長期滞在もできるようになっています。
海外で起業するのも一つの手です。起業するには現地の法律や手続き方法について詳しく調べなければならないので、難易度は高め。ただし、日本食レストランを開業するなど、日本人であることを強みにしたビジネスを展開できるため、競合が少なく成功するチャンスがあります。
海外留学を検討している人は、留学中に学生ビザでアルバイトを体験する方法もあります。学生ビザは勉強をするためのビザなので正社員として働くことは難しいですが、国によっては一定の範囲内で働くことが可能です。たとえば、オーストラリアなら2週間で48時間までの就労ができます。働ける時間は限られており、大金を稼ぐことは難しいので、貯金がある人におすすめです。
JICA海外協力隊は、JICA国際協力機構が実施するボランティア派遣制度です。対象年齢は20歳~69歳と幅広いため、早期リタイアした人も参加できます。
派遣先は、東南アジアやアフリカ、中南米の開発途上国。派遣期間は原則2年です。仕事内容は、コンピューター技術、スポーツ、小学校教育、看護師などさまざまなので、自分の経験を活かして社会貢献ができます。ただし、単身赴任なので家族と一緒に渡航することはできません。
参照 JICA – 国際協力機構「JICA海外協力隊の種類」
カナダCo-op(コープ)留学は、授業と有給インターンがセットで体験できるカナダ限定の留学プログラムです。学習期間とインターン期間があり、インターン中はフルタイムで働けます。年齢制限や回数制限がないので、社会人の方も気軽に利用できる方法です。
◆関連記事 日本人が海外で働くには?海外で働く5つの方法とおすすめ職種を解説!
ここでは50代の方が海外で働くのにおすすめの仕事について紹介します。
海外は実力主義の傾向が強いため、日本で培ってきたスキルや経験が活かせる仕事なら活躍しやすいでしょう。専門性の高いスキルや資格があれば、海外でも仕事を見つけやすいはずです。また、海外拠点をもつ企業に転職すれば、海外赴任を目指すこともできます。
具体的な職種としては、ITエンジニアやプログラマー、製造業エンジニア、工場管理などが候補です。
語学力に自信がある人は、語学系の仕事もおすすめです。たとえば、通訳・翻訳の仕事なら、高い語学力を活かすことができるでしょう。また、海外営業など、海外ビジネスを担当する仕事では、実際に外国語を使って商談ができます。
海外では、日本語が話せることが一つのスキルとなります。日本企業を相手にする仕事や、日本人顧客を相手にする仕事など、日本語を使う仕事なら働きやすいでしょう。たとえば、日本人向けツアーガイドや日本食料理店の従業員、日系企業のコールセンターなどが候補にあげられます。
また、日本語教師も人気の仕事の一つです。特にアジア地域は日本語学習者が多いため、日本語教師の需要があります。
◆関連記事 海外に行ける仕事って?おすすめの仕事14選と必要なスキルについて解説
ここでは、50代の方が海外で働くのに活かせる資格について解説します。
「TOEFL(トーフル)」「IELTS(アイエルツ)」は、英語力を証明する資格です。英語圏では、転職の際にTOEFL・IELTSのスコアが求められることがあります。英語圏で働きたい人は取得を検討しましょう。TOEFLはアメリカで、IELTSはイギリスやオーストラリアで活用される傾向にあります。 なお、日本では、英検やTOEICも人気ですが海外ではあまり通用しないので注意が必要です。
「USCPA(米国公認会計士)」はアメリカ各州が認定する会計士資格です。アメリカの資格ですが、国際的な資格なのでさまざまな国で評価されます。特に、相互承認協定(MRA)を結んでいる国なら、その国の公認会計士として働くことも可能です。海外で会計職として働きたい人は、取得しておくとアピール材料になるでしょう。
経営学修士(MBA)は、大学院で経営学の修士課程を修了することで授与される学位です。MBAは日本の大学院でも取得でき、経営に必要な知識やスキルが習得できます。MBAホルダーは、コンサルティング業をはじめ、税務、財務、人事などの職種で活躍できるでしょう。
米国上級秘書資格(CAP)は、オフィスプロフェッショナルを認定する資格です。マネジメントや会計、IT、情報セキュリティなど、オフィス業務全般に関する知識が求められます。また、高い語学力も必要です。難易度は高いものの、取得すれば海外企業で高く評価されるでしょう。
海外で料理人として働きたい人は、調理師免許を取っておくと良いでしょう。調理師免許は日本の国家資格なので海外では使えませんが、調理スキルがあることの証明にはなります。また、就労ビザを取得する際にも、資格があれば役立つことがあります。
海外で保育士として働く場合、日本の保育士資格が使える可能性があります。保育士として働くには、基本的には現地の保育士資格が必要になりますが、日系の保育園なら日本の保育士資格が有効な場合もあります。
日本人駐在員が多い地域では日本人美容師の需要もあります。美容師資格は日本の国家資格ですが、日系サロンでは日本の美容師資格が求められることもあります。また、国によっては現地の美容師資格が必要な場合もあります。
海外で日本語教師として働くのに必須の資格はありません。家庭教師や個人教室で働くぶんには、資格がなくても働ける場合があるでしょう。一方、現地の教育機関や日本語学校で働く場合、日本語教師の資格が必要とされることが多いです。そのため、日本語教師を目指す方は資格を取得しておくことをおすすめします。
「ORACLE MASTER」は、日本オラクル社の運営するIT系の資格です。ブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナの4レベルがあり、シルバー以上で国際資格として認められます。データベース技術者としてのスキルを海外で証明するのに有効です。
「CITP(認定情報技術者)」は、プロの情報技術者を認定するIT系の資格です。国際資格なので、取得すれば海外でも高いITスキルを有することを証明できます。ITスキル標準(ITSS)の7段階のうち、レベル4以上をカバーする高度資格であり、世界的にも信用度の高い資格です。
「IC3」は、コンピューターとインターネットに関する基礎知識・スキルを証明するIT系の国際資格です。試験の難易度は高くはなく、基礎的な問題が幅広く出題されます。取得すれば、標準的なデジタルリテラシーがあることを証明できます。
「MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)」は、ExcelやWord、PowerPointといったMicrosoft Office製品の使用スキルを証明する資格です。世界で通用する資格で、主に事務職として働く場合に活用できます。
◆関連記事 海外で仕事が見つかる!オススメの資格21選を紹介
海外就職を成功させたい人は以下の点を押さえておきましょう。
海外は、食文化や住環境、治安などが日本とは異なります。移住してからギャップを感じないように、あらかじめ行きたい国について詳しく調べておきましょう。特に医療や介護についての備えは肝心です。現地で何かあったときのために、医療・介護のサポートが受けやすい環境を選びましょう。
日本語のみでも海外就職することは可能ですが、海外移住するなら現地の言葉を学んでおくことをおすすめします。現地の言葉を学んでいれば、現地の人とコミュニケーションが取れるようになり、買い物をしたり乗り物に乗ったりと、日常生活の面でも役に立つでしょう。
海外転職を成功させたいなら、転職エージェントの利用をおすすめします。転職エージェントを利用すれば、自分に合った仕事を紹介してもらえるだけでなく、書類対策や面接対策、現地生活についてのアドバイスなど、さまざまなサポートが受けられます。海外での就労経験があまりない人、海外就職が不安な人は、転職エージェントをうまく活用しましょう。
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