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英語が話せない30代が海外で働くには?4つの方法とおすすめの仕事を紹介

    公開日:2024年4月23日

    更新日:2025年3月18日

    打ち合わせをする外国人と日本人のイメージ

    このページのまとめ

    • 英語が話せない30代でも海外転職は可能
    • 海外は実力主義が主流で、年齢よりもスキルや経験が重視される
    • 社会経験のある30代は海外転職で有利になる可能性がある
    • 現地に住んでいる日本人を相手にする仕事なら、英語が話せなくても働ける
    • 技術職や営業職、日本食料理人、ITエンジニアなどが候補
    • 31歳以上はワーキングホリデー制度が使えなくなるので「現地採用」や「海外駐在」を検討するのが一般的

    「英語が話せないけれど海外で働きたい」と考えている30代の方に向け、海外転職の方法やおすすめの仕事について紹介します。コラムを読んで、語学力をあまり必要としない海外での働き方について押さえておきましょう。

    また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。

    英語が話せない30代でも海外で働くことはできる

    ITエンジニアのイメージ

    英語が話せない30代でも海外転職をすることは可能です。

    海外企業の評価制度は実力主義が主流なので、採用のときは年齢よりもスキルや経験が重視されます。そのため、ITスキルや調理スキルなど、専門スキルを持っている人なら、年齢に関わらず海外で活躍することができるでしょう。

    日本企業は長く勤めるほど待遇が良くなる年功序列の評価制度を採用していることが多いので、転職をするなら若いほうが有利という考えがあります。一方、海外は40代~50代になっても転職しやすい環境なのです。

    ◆関連記事 海外就職に年齢は関係ない?海外の採用活動で重視されるポイントを解説!

    30代の社会人経験は海外転職で有利になる

    海外企業は「即戦力採用」が主流です。必要なスキルを限定して採用するのが当たり前なので、入社後に一から教育するというのは一般的ではありません。

    海外企業に現地採用で入社するのは、新卒~20代前半で社会人経験が少ない状態では難しいでしょう。一方、30代で社会人経験を積んできた人なら、培ったスキルが活かせる業界を選択することで、海外転職がしやすくなるでしょう。

    英語が話せなくても働ける仕事はある

    英語が話せなくても海外で働くことは可能です。たとえば、現地に住んでいる日本人を相手にする仕事や、高度な専門スキルが必要な仕事は、英語が話せなくても働きやすいでしょう。具体的には以下のような仕事です。

    【英語が話せなくても働ける仕事】

    • 技術職
    • 営業職
    • 日本食料理人
    • 美容師
    • ITエンジニア

    「仕事の知識や経験はあるけれど英語が話せない」という人も、海外転職のチャンスがあります。 海外での仕事に憧れがある人は、ぜひチャレンジしてください。

    ◆関連記事 英語が話せなくても海外転職はできる!おすすめの職種10選を紹介!

    ワーキングホリデー制度は30歳まで

    31歳以上の海外転職は、「ワーキングホリデー制度」の申請ができないところがネックとなります。

    ワーキングホリデー制度は、主に18歳~30歳の人が協定国で1年ほど働くことができる仕組みのことです。就労ビザよりもビザが取りやすいので、海外就労を体験できるメジャーな方法の一つとなっています。

    31歳以上になるとワーキングホリデー制度の申請ができなくなるので、そのぶん海外で働くチャンスが少なくなってしまいます。しかし、「現地採用」や「海外駐在」など、海外で働く方法はほかにもあるので、31歳以上の人はそちらの方法を検討することとなります。

    ◆関連記事 ワーキングホリデー後の就職方法を解説!ワーホリ歴が評価されるテクニック

    【30代】海外で働く方法4選

    アイディアをイメージしたブロックの画像

    30代から海外で働くには、主に以下のような方法があります。

    【30代から海外で働く方法】

    • 日本企業の海外駐在員を目指す
    • 現地採用で現地の企業に就職する
    • 学生ビザを利用して留学中に働く
    • ノマドワーカーとして働く

    それぞれの方法について具体的に解説するので、自分に合った方法はどれか検討してみましょう。

    1.日本企業の海外駐在員を目指す

    海外に拠点をもつ日本の企業で働き、海外赴任を目指す方法です。海外駐在員を募集している企業に転職すれば、早期から海外赴任ができるでしょう。

    海外駐在員は「待遇が良い」ところがメリットといえます。ほとんどの企業は海外赴任手当を用意しているので、収入アップが期待できます。また、住居も治安の良い場所に手配してもらえることが多いです。安定した働き方がしたい人にとって、海外駐在は魅力ある働き方といえるでしょう。

    一方、海外駐在は会社都合であるところはデメリットといえます。滞在期間や渡航のタイミングを自分で選ぶことは基本的にできません。また、海外赴任の社内選考がある場合は、仕事の実績や語学力が求められる場合もあります。

    ◆関連記事 駐在員とはどんな人?海外勤務を目指すために必要なことを解説

    2.現地採用で現地の企業に就職する

    現地採用は、現地にある企業に直接雇用される働き方のことです。海外企業で働く場合は基本的に高い語学力が必要とされますが、日系企業が現地に設置した企業などで働く場合は、語学力をあまり必要としない仕事もあります。

    現地採用は、働く国や職種を自分で選択できるところがメリットといえます。自由度の高い求職活動ができるので、希望する働き方が実現する可能性が高いでしょう。

    一方、待遇が現地水準になるところはデメリットになることもあります。日本より給与水準の低い国で働くと、収入が下がってしまうこともあるでしょう。

    ◆関連記事 現地採用とは?海外駐在との違いやメリット・デメリットについて解説

    3.学生ビザを利用して留学中に働く

    学生ビザを利用して留学中に働くのも手です。語学スキルや専門スキルを海外で学びたいと考えている人には適した方法といえるでしょう。留学後には現地で働くチャンスもあります。

    学生ビザで働ける範囲は国によって異なります。就労可能な場合であっても、基本的には就労時間に上限があるので、仕事はアルバイトが主です。貯金があることが前提の方法といえるでしょう。

    4.ノマドワーカーとして働く

    場所を選ばず働けるノマドワーカーとして、海外からフルリモートで日本の仕事をする選択肢もあります。ITエンジニアやWebデザイナー、ブロガーなど、主にオンライン上で完結する仕事で可能な働き方です。近年はノマドビザ・フリーランスビザを設置する国も増えているので、長期滞在も可能になっています。

    ◆関連記事 日本人が海外で働くには?海外で働く5つの方法とおすすめ職種を解説!

    英語が話せなくてもできる仕事5選

    美容師のイメージ

    英語が話せなくても働ける仕事は以下のようなものがあります。

    【英語が話せなくても働ける仕事】

    • 技術職
    • 営業職
    • 日本食料理人
    • 美容師
    • ITエンジニア

    自身のスキルが活かせる仕事があるかチェックしてみましょう。

    1.技術職(メーカー・建設)

    メーカーや建設会社の技術職は、海外でも仕事を見つけやすい領域です。英語が話せない人も、技術力が評価されて海外で働ける可能性があります。メーカーの海外生産拠点などで、現地の技術員に指導をする機会も多いので、海外赴任のチャンスも少なくありません。技術力が必要とされるので、国内でスキルを積み上げることが重要です。

    2.営業職

    営業職も、英語を使わず海外で働くことができる仕事といえます。営業先が日本人の場合や、社内に通訳がいる場合は、英語が話せなくても働くことができるでしょう。海外で行う営業の仕事内容は、基本的に日本の営業と変わりありません。日本で実績を積んでから海外で働くのが一般的です。

    3.日本食料理人

    日本食料理人は、英語が話せなくても働ける仕事といえます。日本食レストランは、オーナーが日本人だったり、利用客が日本人だったりする場合も多いです。仕事上のコミュニケーションが日本語で行えることが多いので、英語を使わなくても働ける場合があります。なお、調理師資格は日本の国家資格なので、海外では有効ではありません。ただし、就労ビザ申請の際には役立つ可能性があります。

    4.美容師

    日本人の多い地域では、日本人向け美容院の求人があります。主に日本語を話す利用客を相手にするので、語学力に自信がなくても働きやすいでしょう。海外で美容師として働く場合は、基本的に実務経験が必須です。また、美容師免許が必要かどうかは、国によって異なります。働きたい国の条件について調べておきましょう。日本人が経営するサロンでは、日本の美容師免許が必要な場合もあります。

    5.ITエンジニア

    ITエンジニアは世界的にも需要の高い仕事です。仕事で扱うプログラミング言語は世界共通なので、日本で培った経験やスキルは海外でも活かすことができます。仕事上のやりとりは基本的にチャットツールを用いて行うので、翻訳ツールを使用すれば、語学力はハンデになりにくいといえるでしょう。

    ◆関連記事 英語が話せなくても海外転職はできる!おすすめの職種10選を紹介!

    30代から海外で働くメリット

    メリットのイメージ

    30代から海外で働くメリットは、以下のようなものがあります。

    【30代から海外で働くメリット】

    • マネジメント能力の向上が見込める
    • 実績が給与に反映されやすい
    • 有給が取りやすい・残業が少ない
    • 外国語を効率よく学べる
    • 交友関係が広がる

    それぞれ具体的に解説します。

    マネジメント能力の向上が見込める

    海外駐在員として派遣される場合や、日本と現地の橋渡し役を担う場合など、海外転職は現地スタッフをマネジメントする働き方も多いです。文化や習慣の異なる環境で人材マネジメントをするのは簡単なことではありません。しかし、そのぶん海外で獲得したマネジメントスキルは、多くの企業でプラスの評価となるでしょう。

    実績が給与に反映されやすい

    海外企業は成果主義が主流なので、実績さえ出せば若手であっても評価されやすい環境といえます。業績が良ければ、給与や待遇にダイレクトに反映されることが多いです。日本は長く働かないと評価されづらい環境なので、実力がある人にとっては海外のほうが働きやすい場合もあるでしょう。

    有給が取りやすい・残業が少ない

    プライベートを重視した働き方ができるところも海外転職の魅力の一つです。海外は、日本よりもプライベートを重視した働き方が定着しています。「仕事は就業時間で終わらせるもの。定時に帰るのは当たり前」というのが常識です。また、有給休暇も与えられた日数ぶんだけしっかり使い切るのが当然となっています。

    外国語を効率よく学べる

    語学力は、国内外のさまざまな企業で評価される有用なスキルです。外国語を学ぼうと考えている人は、海外で働くことで効率よく学習することができるでしょう。海外では、座学では学びにくい「話す力」「聞く力」を伸ばすことができます。海外で実際に外国語でコミュニケーションをした経験というのは、実践的な会話スキルとして仕事上でも重宝されるでしょう。

    交友関係が広がる

    海外で働くと、同僚や仕事相手、顧客など、仕事をするなかでさまざまな人と関わることになります。交友関係を広げられるところも、海外転職のメリットといえるでしょう。海外で獲得した新しい交友関係が、意外なビジネスチャンスにつながることも珍しくありません。仕事上で知り合った人から、新しいビジネスに誘われることもあります。

    ◆関連記事 海外で働くメリット・デメリット5選を紹介!海外就職の方法についても解説

    30代から海外で働くデメリット

    デメリットのイメージ

    30代から海外で働くデメリットは、以下のようなものがあります。

    【30代から海外で働くデメリット】

    • 研修制度が整っていない場合がある
    • 福利厚生が少ないこともある
    • 就労ビザの期限や更新に気を付ける必要がある
    • リストラの可能性がある
    • 日本に戻ると仕事のレベルが下がる可能性がある

    海外で働き始めてから後悔しないように、事前にチェックしておきましょう。

    研修制度が整っていない場合がある

    即戦力としての採用がメインの海外では、日本企業ほど充実した研修制度を整えた企業は少なめです。仕事は自分で覚え、分からないことがあれば自分から聞きに行くというのが当たり前となっています。自主的に行動しなければならないので、受け身な人にとっては大変な環境かもしれません。

    福利厚生が少ないこともある

    海外企業は福利厚生が少ないこともあります。「交通費が出ない」「保険のカバーが少ない」など、金銭的なデメリットになる場合もあるので、福利厚生についてはよく確認しておきましょう。

    就労ビザの期限や更新に気を付ける必要がある

    海外で働くには、就労が認められた滞在資格である「就労ビザ」が基本的に必要とされます。就労ビザには1年~2年ほどの期限があり、更新には時間やお金がかかることもあります。また、ビザの有効期限が短いと、現地での転職が難しくなる場合もあるでしょう。就労ビザの期限や更新について気をつける必要がある点は海外転職のデメリットといえます。

    リストラの可能性がある

    海外はリストラされる可能性が日本より高いといえます。海外は実力主義の環境なので、成果が出せないと解雇されてしまうことも珍しくありません。日本企業のように安定して働き続けられる職場は少ないので、常にスキルアップを意識して働く必要があります。

    日本に戻ると仕事のレベルが下がる可能性がある

    海外で働くと、20代~30代からでも裁量の大きい責任ある仕事を任される場合が多いです。異文化圏でこうした仕事をするのは大変ですが、そのぶんスキルアップが見込めるでしょう。一方、日本に戻って働くと、仕事のレベルが下がってしまうこともあります。日本でする仕事が退屈で、やりがいを感じなくなってしまうケースも少なくありません。

    ◆関連記事 「海外赴任はやめとけ」と言われる理由とは?駐在員の大変なところ

    30代からの海外転職を成功させる方法

    ビジネスの成功までのプロセスのイメージ

    30代からの海外転職を成功させるには、以下のポイントを押さえておきましょう。

    【30代からの海外転職を成功させる方法】

    • 転職エージェントを利用する
    • 現地の言葉を学ぶ
    • 海外で働く目的をはっきりさせる

    それぞれ具体的に解説します。

    転職エージェントを利用する

    海外転職をするなら、現地の事情に詳しい転職エージェントを利用することをおすすめします。転職エージェントを利用すれば、仕事の紹介はもちろん、面接の日程調整、条件の交渉などさまざまなサポートを受けられます。また、独占求人や非公開求人を持っているので、自分で探すよりも多くの求人を見つけることが可能です。手厚いサポートが受けられるので、特に海外転職の経験が少ない人はぜひ利用を検討してみましょう。

    現地の言葉を学ぶ

    海外で働くなら、少しずつでも現地の言葉を学んでいくといいでしょう。外国語が話せるようになれば、仕事の指示が理解できるようになり、できる仕事の幅が広がります。また、ショッピングや観光、ローカルな食堂での食事など、現地の生活というものもより楽しめるようになるでしょう。外国人の友人を作ったり、英会話サークルに入ったりして、意識的に勉強することをおすすめします。

    海外で働く目的をはっきりさせる

    海外で働く前に「なぜ海外で働きたいのか」目的や目標をはっきりさせておきましょう。言葉や文化の異なる海外で働くと、さまざまな困難に直面します。壁にぶつかったとき、海外で働く明確な目的がないと「思ったより大変だったから帰国する」と、海外生活の挫折につながってしまうでしょう。海外の友人を作りたい、英語を学びたいなど、具体的な目標を立ててから海外転職に臨みましょう。

    ◆関連記事 新卒でも海外就職する方法!事前の準備と行動が成功のポイント!

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