Find a Job in Mexico 【Leverages Career Mexico】
公開日:2024年1月4日
更新日:2024年9月30日
海外赴任を目指す人に向け、駐在員のメリットやデメリットについて紹介します。「海外赴任はやめとけ」といわれる理由についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本人のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。
海外赴任に対するイメージとして、「かっこいい」「給料が良い」といった憧れを抱いている人も多いでしょう。実際、キャリア面や給料面で見れば、海外赴任はメリットの多い働き方といえます。
しかし、海外赴任は良いところばかりではありません。「きつい」「つらい」と感じながら、過酷な海外暮らしを送っている駐在員も少なからず存在します。
ここでは、海外赴任のつらいところや、デメリットについて解説します。今後、海外赴任を検討している人は、後悔しないためにも一通り把握しておくと良いでしょう。
仕事の忙しさや大変さが「海外赴任はやめとけ」といわれる理由の一つに挙げられます。
駐在員の仕事内容は業界によって異なりますが、多くの場合マネジメント業務など、責任ある仕事を任される場合が多いでしょう。そのうえ、日本本社と現地の仲介業務や、報告業務なども行わなければなりません。さらに、日本本社や他支店から重役が来る際には、アテンドや会食、ゴルフなどの対応をすることもあります。
業務量は多いですが、人員は多くありません。そのため常に忙しく、残業や休日対応をしなければならない場面が多々あります。現地スタッフが定時に帰るなか、一人だけ残業を続けるという光景も少なからずあります。
海外赴任中は、簡単には日本に帰れません。休暇目的の一時帰国の頻度は、年1~2回が目安です。赴任先が日本に近い国なら週末に帰国することもできますが、赴任先が遠い国だとなかなか帰れないでしょう。
家族や恋人、友人に会えないというのは寂しいものです。孤独を感じることもあるでしょう。
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多くの場合、現地には日本人コミュニティというものが存在します。駐在員は日本人同士で集まることが多いので、現地の日本人コミュニティに馴染めないと、海外生活がつらいものになってしまうでしょう。
なお、週末のゴルフなど、人付き合いが休日まで影響してくることも多いです。人付き合いは大切ですが、それが負担になることもあります。休日は現地を旅行するのがおすすめ。街に繰り出して現地の人の考えを知ることができれば、ビジネスに活かすこともできるでしょう。
「現地の生活習慣や食事が合わない」というのも、海外赴任のデメリットの一つとなっています。
特に食事の影響は大きく、現地の食事に馴染めないと海外生活がつらいものになってしまうでしょう。海外でも日本食は食べられますが、日本で食べる日本食とは味が違うことも少なくありません。海外赴任中に、おいしい日本食が食べたいと感じる人も多いでしょう。
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海外は、日本ほど医療制度が整っていない地域も多々あります。そもそもの医療レベルが低かったり、診察を受けるだけで高額の医療費が請求されたりするケースが少なくありません。特に子どもがいる家庭の場合、ケガや病気に対する不安が拭いきれないでしょう。
各国の医療事情は外務省「世界の医療事情」などで、調べられるのでチェックしてみましょう。
人生設計がしにくい点も海外赴任のデメリットであり、「海外赴任はやめとけ」と言われる理由の一つとなっています。
まず、海外赴任を命じられれば、結婚や家族、子どもの教育についてどうするか、さまざまな選択をしなければなりません。また、駐在期間は一般的には3~5年が目安ですが、駐在期間が伸びたり、ほかの海外拠点を転々とするようになったりすることもあります。変化の多い生活となるため、人生設計がしにくいのです。
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海外赴任を目指している人は、デメリットだけでなくメリットについても把握しておきましょう。海外赴任には以下のようなメリットがあります。
【海外赴任のメリット】
海外赴任のメリットについては「海外転勤のメリット・デメリットを紹介!どんな人が選ばれる?」で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
ここでは「海外赴任をやめたい」と感じたときの対処法について解説します。
「海外赴任をやめたい」と感じたときは、まずは働き続けながら悩みが解決できないかどうか考えてみましょう。仕事を辞めたり転職をしたりする選択肢もありますが、いずれも労力がかかります。はじめは、辞めずに悩みを解決する方法を探すのが賢明です。
まずは自分が直面している問題を明確にし、自力で解決する方法を探しましょう。たとえば、業務量が多いなら仕事のやり方を変えてみる、孤独がつらいなら家族とビデオ通話する時間を定期的に設けるなど、自分の行動で解決できるものから取り組んでいきましょう。
駐在先の国の生活環境がどうしても合わない場合、別の国へ異動することで問題が解決することがあります。
海外展開を盛んに行っている企業はエリアごとに本部を設置していることがあるため、同エリア内であれば異動できる可能性があります。
海外赴任がつらすぎて退職を検討している場合は、途中帰任(途中帰国)できるか相談してみましょう。途中帰任すれば、海外勤務は切り上げられますが、キャリア自体は継続することができます。仕事を辞めるつもりなら、まずは途中帰任できるか相談したほうが良いかもしれません。
海外赴任中でも退職することは可能です。問題解決のために行動しても現状が変わらない場合、退職や転職も選択肢となります。
駐在員が帰国する際は、多くの場合、引継ぎが必要とされます。そのため引き継ぎ業務も含めたスケジュールを組まなくてはなりません。後任が派遣される場合は、余裕をもって3か月ほど前までに退職を伝えたほうがいいでしょう。 また、退職のタイミングは帰国してからというのが一般的です。そのため、帰任の費用は会社が負担する場合が多いとされています。
ただし、帰任費用の負担や退職を申し出るタイミング、支給される賞与などの詳しいルールについては、会社ごとに異なります。退社する場合は、社内規則をよく確認しましょう。
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