このページのまとめ

  • メキシコには語学レベルが高くなくても就ける仕事がある
  • 日本食レストランのウエイターや日系企業勤務、日本人向けツアーガイドが狙い目
  • 海外就職は異文化の中で経験が積め、帰国後のキャリア形成に有利に働く
  • まずはSNSや海外就職イベントなどで情報を集めよう

海外で就職する時、現地の言葉が充分なレベルでなくても仕事を見つけることはできるのでしょうか?
今回のコラムでは、日系企業の進出が盛んで就職のチャンスが広がるメキシコでの仕事探しに迫りました。
海外就職のメリットや仕事を見つける方法など、気になる情報が満載です。

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メキシコで語学不問の仕事は見つかる?

メキシコには国が定める公用語はありませんが、共通語としてスペイン語が使われています。なのでメキシコで働くのであれば、スペイン語ができるのが一番。現地の言葉ができると生活面でスムーズですし、語学を条件とする求人に抵抗なく応募できます。
ただ、メキシコで働きたいと思いつつも、「スペイン語は勉強しはじめたばかりで自信がない」「大学の時に少し学んだきり」という人もいるでしょう。そんな時、「現地の言葉ができないと仕事が見つからないのでは?」と考える人が多いですが、実は高い語学レベルがなくても働ける仕事は多数存在しています。

例えば日系企業の中で働くのであれば語学不問の求人は多く、語学力が不十分でも業務の経験や培った専門性があれば、採用に積極的な企業があるでしょう。
海外生活を続けるのであれば語学はいずれ必要になりますが、語学力だけが海外で成功する条件ではありません。
海外での生活は、言葉だけでなく文化や生活面においても日本と異なることが多く、途中で挫折して帰国する人は多いもの。海外で働き続けるには、なぜその国で働きたいのかという動機や、熱意が原動力になります。
最初は初心者レベルでも、現地で生活を送り学ぶ意欲さえあれば、自然と語学力は高まっていくでしょう。
海外就職の際は「日本で充分勉強してから渡航する」という考え方もありますが、「現地で働きながら必要なスキルを身につける」という方針で仕事を探す選択肢もあるはずです。

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語学不問で働ける職種

ここでは語学が堪能でなくてもチャレンジできる仕事の例を紹介していきます。
自分の適性や経験を活かせるものがないか考えてみましょう。

日本食レストランのオーナー、料理人

日本食レストランのオーナーになるには、自分で新しく店を出すか、すでにある店舗のオーナーを任されるかのパターンがあります。
オーナーの仕事は経営者としてスタッフを教育、管理するという責任を伴いますが、自分の考えで店の方向性を決められるやりがいがあるでしょう。
日本食レストランのオーナーは日本で料理人経験を積んでから渡航する人がほとんどで、知り合いや夫婦で協力して店を開くというパターンが多いようです。
「メキシコに日本食を広めたい」「現地の日本食のレベルをあげたい」という思いから店舗経営を始める人が多く、メキシコ人はもちろん、地域によっては現地で働く日本人が来店します。

日本食レストランのウエイター

「現地語で簡単なやり取りができればOK」という条件が多い日本食レストランのウエイターは、海外で始めやすい仕事の一つ。
店舗によっては日本語を中心に接客することもあり、海外生活を始めたばかりの若い人に人気の仕事です。会社によっては寮が利用できたり交通費が支給されたりと、福利厚生が充実しているので、求人の条件をよく確認しましょう。

日系企業での仕事

日系企業では業務のほとんどを日本語で行う職場があります。海外にあっても仕事内容は日本と変わらないというケースもあり、顧客が日本人であれば現地の言葉が求められることはありません。
ですので職場では日本と同様の感覚で働き、プライベートでは海外での暮らしを楽しむこともできるでしょう。具体的な職種としては、事務や経理、営業などがあり、日本で培った経験を活かせます。
ただ、日本人とのやり取りだけでは仕事の幅が広がらず、海外で働く実感が持ちづらいのは事実。現地で長期的にキャリア形成するつもりなら、いずれ語学力を身につける必要があるでしょう。

日本語教師のアシスタント

日本語教師は学校や塾などの教育機関、あるいは家庭教師としてメキシコの人に日本語を教える仕事。
日本語で説明してもメキシコの学生には伝わらないため、多少なりともスペイン語が必要ですが、アシスタントとして採用されるケースがあるようです。
日本語教師になると同僚は日本人になるので、困ったことがあれば相談でき、アドバイスを求められる心強さがあるでしょう。
メキシコは親日国で日本のアニメや漫画も知られており、それがきっかけで日本語を勉強したいという人が増えている背景があります。また、最近では日系企業の進出が盛んなので、「将来日本企業で働きたいから」と日本語を学ぶ若者もいるようです。

日本人向けのツアーガイド

日本人観光客を案内するツアーガイドであれば、仕事で使うのは日本語が中心になります。また、日本人が宿泊するホテルでは日本人を専門に対応する従業員の募集があるようです。
とはいえトラブル時に警察や病院に連絡する際は現地語が必要なので、最低限のスペイン語は習得しておく必要があります。

このほかにも、最低限の語学力があれば働ける仕事は沢山あります。
まずはメキシコにどんな求人があるのか調べ、現地での就職をイメージしましょう。

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海外で就職するメリット

海外で就職したい理由は人それぞれですが、多くの人が魅力として挙げるのが「異文化を体験できる」という点。日本でも海外の人と交流があればある程度外国の文化や習慣を感じられますが、実際に異国で暮らすと、日々の生活の中でその国のあり方を実感できます。
「海外に行くことで客観的に日本を見られた」という意見も多く、国内にいる時にはわからなかった日本の良さや問題点、世界での立ち位置が理解できることもあるようです。また、そういった視点は日本に帰って生活する時に役立つこともあるでしょう。
いずれ日本に戻るつもりがあり、帰国後グローバルに展開する企業に就職するのであれば、海外での経験はアピールポイントになります。外国で働くと自然と語学力もアップするため、帰国後も活かせる機会があるかもしれません。

就職先の国との相性が良ければ、日本にいるより充実した日々を送れる可能性もあるでしょう。プライベートを重視する国ではワークライフバランスのとれた働き方ができ、家族との時間、自分の時間がとれるようになります。

もちろん海外就職はメリットばかりではなく、現地に馴染む苦労や日本を離れる寂しさなど、デメリットといえる要素もあります。
日本で働くか海外で働くか迷っている方は、メリットとデメリットの両方を比べ、その上で海外での経験が自分にとって意味のあるものになるか考えてみましょう。

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海外の求人を探す方法

海外就職を目指すなら、まずは情報収集から始めましょう。身近に海外で働いた経験がある人がいれば話を聞くことをおすすめします。
周りにそのような人がいない場合は、SNSで海外で暮らす日本人のグループを探したり、インターネットで海外の就職情報に詳しい著名人を調べて、その人が発信している情報を集めたりしてみましょう。有名な人であれば、セミナーや講演会を開催しているかもしれません。
ほかには海外就職専門の求人サイトを閲覧するのも良いですし、インターネットで検索すると海外就職関連のイベントも見つかるでしょう。

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