このページのまとめ

・海外移住は目的の明確化と渡航先の下調べといった事前準備が大切
・海外移住の方法は、ワーキングホリデーや駐在員、現地採用での就業などがある
・海外移住の仕事探しに行き詰まったら、転職エージェントの利用もおすすめ
・資格なしで就ける仕事は、飲食店やホテルのスタッフ、ツアーガイドなどがある
・スキルを活かせる仕事は、日本語教師や営業、ITエンジニアなどがある


海外に移住して仕事をするにはどのような方法があるのでしょうか。海外で働きながら生活したくても、その方法が分からず実現を先送りにしている方も多いかと思います。海外に移住するためには事前の準備が欠かせません。移住の方法や就ける職種も1つに限らないため、このコラムで自分に適した道筋を見つけることをおすすめします。海外移住の基礎的な知識を身につけ、その実現に向け動き出しましょう。

海外へ移住するために必要な5つの準備

日本経済のグローバル化とともに、海外移住を実現している人も少しずつ増えてきました。とはいえ、何の用意も下調べもせずに渡航することはリスクが高いといえます。移住先で充実した生活を送るために、以下の事前準備をしっかりと行いましょう。

【1.海外に移住したい理由を明確にする】
海外に移住する目的はできるだけクリアにしておくよう心がけましょう。
慣れ親しんだ環境でさえ問題は起こるのに、全く知らない海外の土地に住むのですから、それ以上の困難やトラブルに見舞われる可能性は大いにあります。
自分が移住先でできることややりたいこと、身につけたいことを明確にすれば、おのずと次にやるべきことが見えてくるでしょう。自分の目的が明確になれば、移住する手続きの円滑化や移住先のミスマッチ防止につながります。移住後に「こんなはずじゃなかった」と思わないためにも、なぜ海外に住みたいのかを自分自身の中ではっきりさせておきましょう。

【2.海外移住の初期費用を用意する】
移住するために海外で働くといっても、就業後すぐに給料が支払われる訳ではありません。当面の生活費やビザの申請代、渡航費などは日本にいる間に用意しておきましょう。緊急事態にあっても対処できるように、余裕をもって資金を確保しておくと安心です。
渡航先や就職事情によりますが、初期費用は100万円~200万円は必要になると考えておいた方が良いでしょう。いざという時に困ることがないように、経費を項目ごとに見積もり、金銭状況を把握しておくことをおすすめします。

【3.海外で暮らすための基礎的な語学力をつける】
職種によっては、現地語を話せなくても働ける可能性があります。しかし、現地語をある程度使いこなせれば、選べる仕事の幅は広がるでしょう。生活の面においても、基礎的な語学力があるに越したことはありません。
また、英語を身につけておくのも有効でしょう。国や職種で異なりますが、IELTSスコアで「Overall 6.5」を保持しているかどうかが基準とされるケースもあります。IELTSとは実践的な英語力を測るための英語検定の1つです。英語圏で重視される傾向にあり、移住する国によってはIElTSで規定の点数を取得する必要が出てくるでしょう。
自分の移住したい国の言語やビザ申請時に必要とされる英語力の条件を確認し、必要に応じた語学の習得を目指してください。

【4.渡航先の情勢や求人の傾向を把握する】
渡航先の国の情勢や特徴を把握し、求人の傾向をチェックしておくことも大切です。求人は、季節や流行に左右されます。また、日系企業の進出で日本人向けの求人が増加している国や、観光業が盛んで日本人対応のスタッフ募集が多い国などもあるでしょう。興味のある国の状況をこまめに確認すれば、希望する職種に就ける可能性も高まります。
自分の移住の目的にマッチする求人に出会うために、行きたい国の情報を収集しましょう。

【5.渡航先のビザ取得が可能かどうか調べる】
海外に移住し仕事をするためには、ビザを取得する必要があります。ビザの種類は国によって異なりますが、海外で働く際は「就労ビザ」を取得するのが一般的です。
現地の就職先が手続きを行ってくれるケースもありますが、必ずしもそうとは限りません。自分の移住したい国にどのようなビザがあるのか、就労するためにはどのビザが適用されるのかを事前に調べておきましょう。

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海外に移住する方法

仕事や留学、ワーキングホリデーという風に、海外に移住する方法は1つではありません。資金や現在の状況、将来希望するキャリアプランに応じて、どんな形で海外に住むかは違ってくるでしょう。
ここでは考えられる移住のパターンをご紹介するので、海外移住を目指す方はぜひ参考にしてください。

【海外ボランティアに参加する】
海外で暮らすというと就職や留学をイメージしますが、実は海外ボランティアに参加するのも選択肢の1つ。
例えば、独立行政法人国際協力機構(JICA)は日本政府の予算で国際ボランティア事業を行っており、「自分のスキルを発展途上国のために活かしたい」という人をボランティアとして募集しています。
JICAの中でも「青年海外協力隊」の派遣期間は1~2年、毎年春と秋に募集が行われます。ほかには1ヶ月~1年未満の短期派遣もあり、どちらも20歳以上から応募が可能です。
帰国後はJICAによる進路情報の提供や進路相談カウンセラーのアドバイスが受けられるので、その後のキャリアにもつながっていくのでしょう。

【語学留学】
予算が許せば語学留学という形で海外に住むこともできます。社会人は留学エージェント(留学手配代理店)を使う人が多いですが、自分で手配して個人留学することも可能です。
自分で手続きして費用を抑えたい方は個人留学、「語学に自信がない」「準備にかけられる時間がない」という方は留学エージェントがおすすめ。エージェントによっては留学中のサポートが受けられるので、初めて留学する方も安心です。
個人で手続きする場合も郵送費や情報収集のための通信費、書籍代はかかるので、お金と手間のバランスを考えた上で自分に合った方法を選びましょう。

【ワーキングホリデー制度を使う】
ワーキングホリデーとは、2カ国間の取り決めにもとづき18歳~30歳の若者が1年間お互いの国に滞在できる制度のこと。滞在中の就労・就学・観光が許されており、フルタイムで働ける自由度の高さが魅力です。
ワーキングホリデーは年齢と渡航先の制限がありますが、条件を満たしているなら利用する価値はあるでしょう。
現在、ワーキングホリデー制度は25カ国・地域で実施中です。ワーキングホリデー協定国の数は年々増えつつあるため、最新の情報を確認することをおすすめします。
外務省のWebサイトに記載されているワーキングホリデー協定国は以下のとおりです。

〈ワーキングホリデー協定国〉
オーストラリア / ニュージーランド / カナダ / 韓国 / フランス / ドイツ / イギリス / アイルランド / デンマーク / 台湾 / 香港 / ノルウェー / ポルトガル /ポーランド / スロバキア / オーストリア / ハンガリー / スペイン / アルゼンチン / チリ / アイスランド / チェコ / リトアニア / スウェーデン / エストニア

参照元:外務省 – ワーキング・ホリデー制度

【海外に拠点がある日本企業に就職する】
新卒や安定した環境で働きたい方に向いているのが、海外勤務がある日本企業に就職すること。大企業であっても新卒であれば就職のチャンスがありますし、中途でも今までに実績を積んでいれば転職は夢ではありません。
ただ、新卒入社後すぐに海外支社に派遣される例は少なく、数年は日本で経験を積むのが普通の流れ。企業によって必ず海外に行けるとは限らない点、希望する時期や国を選べない点は覚えておきましょう。

【日系企業の現地採用に応募する】
好きなタイミングで好きな国に移住したいなら、日系企業の現地採用に応募する方法があります。日本から派遣される駐在員は会社の命令があれば帰国しなければなりませんが、現地採用であれば好きなだけ現地で生活できるのがメリット。
駐在員と比べると給与が低く、トップに駐在員がいるので出世に限界があるのがデメリットですが、「今すぐ海外に移住したい」という人におすすめです。

【海外の企業に就職する】
すでに一定の語学力や専門スキルを持っているなら、海外の企業に就職する道もあります。ただし、海外は日本のように新卒一括採用といったシステムはなく、就職は完全に実力主義の世界。
語学ができるのは必要最低限として、プラスアルファのスキルや実績が必要になります。社会人経験が浅い段階でいきなり就職するのは難しいので、まずは現地の専門学校や大学に通って専門性を身につけるのが就職へのステップとなるでしょう。

【フリーランスの個人事業主になる】
どこの企業にも所属せず、個人事業主としてフリーランスになるという方法もあります。自分のアイディアやスキルを提供して報酬を得ることは容易ではありませんが、目的意識を強く持てば成果も上がりやすくなるでしょう。
フリーランスの仕事は、主にブロガーやライター、バイヤーなどが挙げられます。
ブロガーはブログを書き読者を獲得することで広告収入が得られ、ライターは主に取材などを通じて記事を書くことでクライアントから報酬をもらう仕事です。バイヤーは、国内外の物品などを販売して利益を出します。
インターネットが普及した今では、どれも住む場所を選ばない仕事だといえるでしょう。

【海外就職に強い転職エージェントを利用する】
海外での仕事の探し方は1人ではわからないことが多く、「海外に移住したいが道筋が見えてこない」という人も多いのではないでしょうか。
そんな時は、海外就職に実績のある転職エージェントを利用するのが効率的。転職エージェントではその人の経歴やスキル、語学力などを考慮した上で、アドバイザーが応募者に合った求人を提案してくれます。
エージェントなら1人では見つけられない仕事と出会えるので、活用を検討してみましょう。

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資格がなくてもできる仕事

 

ここからは、海外で就ける仕事の候補をご紹介していきます。まずは、「資格がない」「語学が得意でない」、そんな方でもチャレンジできる職種です。

【飲食店のスタッフ】
飲食店のホールスタッフは簡単な現地語ができれば採用されるケースが多く、海外で初めて働く人におすすめの仕事。
日本人客が多い日本食レストランならほとんど日本語での対応になることもあり、少しずつ海外での生活に慣れていけます。

【ホテル・クルーズ船のスタッフ】
日本人客を相手にするホテルやクルーズ船では、日本語が使える人材を募集していることがあります。仕事は清掃からフロントまでさまざまですが、あえて日本人を募集している場合はフロントなどの接客業務であることが多いようです。
接客業に興味がある人、日本人らしいきめ細やかな対応が得意という人に向いています。

【ツアーガイド】
お客様が日本人の場合は高い語学力がなくても働けます。とはいえ、現地の人とやり取りするための最低レベルの語学力は必要。いざという時、ガイドとして警察や消防、救急と連絡をとれる対応力が求められます。

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スキルを生かして働ける仕事

ここからは、日本で培ったスキルを生かして働ける仕事の例をご紹介します。

【日本語教師】
日本語教師の資格があれば、日本語学校など現地の教育機関で働けます。
海外で日本語を学ぶ人たちの動機は、「日本の文化が好きだから」「日本で働きたいから」「日本に旅行に行きたいから」といったもの。日本が好きな海外の人と交流でき、日本語だけでなく、日本の習慣や文化などの知識を活かせる職業です。
教える立場でありながら、生徒との交流を通して現地の言葉や文化を学べるのも魅力でしょう。

【日系企業の事務・営業】
日本で事務や営業の経験があるなら、スキルを活かして現地の日系企業に就職できます。オフィスでは基本的に日本語を使って仕事をするので、海外であっても日本と変わらない環境で働きたい人にとっては魅力的。
営業は社外でのやり取りがありますが、取引先が現地の日系企業であれば、高度な語学力がなくても大丈夫です。

【ITエンジニア】
ITのスキルがあるなら海外のエンジニア募集に応募できます。ITエンジニアは発展途上国から先進国まで求人が比較的多く見られ、スキルを生かして働ける職種です。
日本企業の海外支社に派遣される、現地採用されるといった働き方のほか、フリーランスで働く人もいます。ただ、フリーランスはビザが発行されにくいので、国によっては移住のハードルは高いでしょう。

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