このページのまとめ

・海外に移住するには、ワーキングホリデーや駐在員、現地採用といった方法がある
・資格がなくても就きやすいのは、飲食店スタッフやホテルスタッフ、ツアーガイドなど
・スキルを活かせる仕事は、日本語教師や営業、ITエンジニアなど
・日系自動車メーカーが進出するメキシコでは、日本人向けの求人が増えている


海外に移住したい方に向けて、具体的な就職の方法や考えられる職業を紹介します。
「今すぐにでも就職を考えたい」という方にも、「まだ漠然と憧れている段階…」という方にも読んでいただきたい内容です。

海外に移住する方法

仕事や留学、ワーキングホリデーという風に、海外に移住する方法は1つではありません。資金や現在の状況、将来希望するキャリアプランに応じて、どんな形で海外に住むかは違ってくるでしょう。
ここでは考えられる移住のパターンをご紹介するので、海外移住を目指す方はぜひ参考にしてください。

【海外ボランティアに参加する】
海外で暮らすというと就職や留学をイメージしますが、実は海外ボランティアに参加するのも選択肢の1つ。
例えば、独立行政法人国際協力機構(JICA)は日本政府の予算で国際ボランティア事業を行っており、「自分のスキルを発展途上国のために活かしたい」という人をボランティアとして募集しています。
JICAの中でも「青年海外協力隊」の派遣期間は1~2年、毎年春と秋に募集が行われます。ほかには1ヶ月~1年未満の短期派遣もあり、どちらも20歳以上から応募が可能です。
帰国後はJICAによる進路情報の提供や進路相談カウンセラーのアドバイスが受けられるので、その後のキャリアにもつながっていくのでしょう。

【語学留学】
予算が許せば語学留学という形で海外に住むこともできます。社会人は留学エージェント(留学手配代理店)を使う人が多いですが、自分で手配して個人留学することも可能です。
自分で手続きして費用を抑えたい方は個人留学、「語学に自信がない」「準備にかけられる時間がない」という方は留学エージェントがおすすめ。エージェントによっては留学中のサポートが受けられるので、初めて留学する方も安心です。
個人で手続きする場合も郵送費や情報収集のための通信費、書籍代はかかるので、お金と手間のバランスを考えた上で自分に合った方法を選びましょう。

【ワーキングホリデー制度を使う】
ワーキングホリデーとは、2カ国間の取り決めにもとづき18歳~30歳の若者が1年間お互いの国に滞在できる制度のこと。滞在中の就労・就学・観光が許されており、フルタイムで働ける自由度の高さが魅力です。
ワーキングホリデーは年齢と渡航先の制限がありますが、条件を満たしているなら利用する価値はあるでしょう。
現在のワーキングホリデー協定国は次のとおりです。

〈ワーキングホリデー協定国〉
オーストラリア / ニュージーランド / カナダ / 韓国 / フランス / ドイツ / イギリス / アイルランド / デンマーク / 台湾 / 香港 / ノルウェー / ポーランド / ポルトガル / スロバキア / オーストリア / ハンガリー / スペイン

【海外に拠点がある日本企業に就職する】
新卒や安定した環境で働きたい方に向いているのが、海外勤務がある日本企業に就職すること。大企業であっても新卒であれば就職のチャンスがありますし、中途でも今までに実績を積んでいれば転職は夢ではありません。
ただ、新卒入社後すぐに海外支社に派遣される例は少なく、数年は日本で経験を積むのが普通の流れ。企業によって必ず海外に行けるとは限らない点、希望する時期や国を選べない点は覚えておきましょう。

【日系企業の現地採用に応募する】
好きなタイミングで好きな国に移住したいなら、日系企業の現地採用に応募する方法があります。日本から派遣される駐在員は会社の命令があれば帰国しなければなりませんが、現地採用であれば好きなだけ現地で生活できるのがメリット。
駐在員と比べると給与が低く、トップに駐在員がいるので出世に限界があるのがデメリットですが、「今すぐ海外に移住したい」という人におすすめです。

【海外の企業に就職する】
すでに一定の語学力や専門スキルを持っているなら、海外の企業に就職する道もあります。ただし、海外は日本のように新卒一括採用といったシステムはなく、就職は完全に実力主義の世界。
語学ができるのは必要最低限として、プラスアルファのスキルや実績が必要になります。社会人経験が浅い段階でいきなり就職するのは難しいので、まずは現地の専門学校や大学に通って専門性を身につけるのが就職へのステップとなるでしょう。

【海外就職に強い転職エージェントを利用する】
海外での仕事の探し方は1人ではわからないことが多く、「海外に移住したいが道筋が見えてこない」という人も多いのではないでしょうか。
そんな時は、海外就職に実績のある転職エージェントを利用するのが効率的。転職エージェントではその人の経歴やスキル、語学力などを考慮した上で、アドバイザーが応募者に合った求人を提案してくれます。
エージェントなら1人では見つけられない仕事と出会えるので、活用を検討てみましょう。

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資格がなくてもできる仕事

ここからは、海外で就ける仕事の候補をご紹介していきます。まずは、「資格がない」「語学が得意でない」、そんな方でもチャレンジできる職種です。

【飲食店のスタッフ】
飲食店のホールスタッフは簡単な現地語ができれば採用されるケースが多く、海外で初めて働く人におすすめの仕事。
日本人客が多い日本食レストランならほとんど日本語での対応になることもあり、少しずつ海外での生活に慣れていけます。

【ホテル・クルーズ船のスタッフ】
日本人客を相手にするホテルやクルーズ船では、日本語が使える人材を募集していることがあります。仕事は清掃からフロントまでさまざまですが、あえて日本人を募集している場合はフロントなどの接客業務であることが多いようです。
接客業に興味がある人、日本人らしいきめ細やかな対応が得意という人に向いています。

【ツアーガイド】
お客様が日本人の場合は高い語学力がなくても働けます。とはいえ、現地の人とやり取りするための最低レベルの語学力は必要。いざという時、ガイドとして警察や消防、救急と連絡をとれる対応力が求められます。

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スキルを生かして働ける仕事

ここからは、日本で培ったスキルを生かして働ける仕事の例をご紹介します。

【日本語教師】
日本語教師の資格があれば、日本語学校など現地の教育機関で働けます。
海外で日本語を学ぶ人たちの動機は、「日本の文化が好きだから」「日本で働きたいから」「日本に旅行に行きたいから」といったもの。日本が好きな海外の人と交流でき、日本語だけでなく、日本の習慣や文化などの知識を活かせる職業です。
教える立場でありながら、生徒との交流を通して現地の言葉や文化を学べるのも魅力でしょう。

【日系企業の事務・営業】
日本で事務や営業の経験があるなら、スキルを活かして現地の日系企業に就職できます。オフィスでは基本的に日本語を使って仕事をするので、海外であっても日本と変わらない環境で働きたい人にとっては魅力的。
営業は社外でのやり取りがありますが、取引先が現地の日系企業であれば、高度な語学力がなくても大丈夫です。

【ITエンジニア】
ITのスキルがあるなら海外のエンジニア募集に応募できます。ITエンジニアは発展途上国から先進国まで求人が比較的多く見られ、スキルを生かして働ける職種です。
日本企業の海外支社に派遣される、現地採用されるといった働き方のほか、フリーランスで働く人もいます。ただ、フリーランスはビザが発行されにくいので、国によっては移住のハードルは高いでしょう。

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今、メキシコには就職のチャンスがある!

「移住先をどの国にするか迷っている」という方は、日本人向けの求人が増加しているメキシコに目を向けてみませんか?
メキシコは巨大消費市場であるアメリカに隣接する立地の良さ、自由貿易協定(FTA)の充実度から、輸出・製造拠点として世界の自動車メーカーから注目を集めています。
2000年代からは日本の自動車メーカーも次々とメキシコに進出し、生産拠点を構えました。そのため現在メキシコ国内では日系企業の求人が増えており、海外で働きたい人にとっては大きなチャンス。営業や事務、通訳といった求人を探せるでしょう。

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