Find a Job in Mexico 【Leverages Career Mexico】
公開日:2025年8月15日
更新日:2025年8月15日
寿司職人として海外就職することを検討している方に向け、メリットやデメリットについて解説します。コラムを読んで、寿司職人が日本人の海外就職に適している理由をチェックしてみましょう。
また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。
日本人の寿司職人は海外で需要があります。
「ヘルシーで美味しい」と、世界的に注目されている日本食。特に「寿司」は、日本を代表する料理として世界中で高い人気を博しています。各国の都市部には必ずといっていいほど寿司料理店があるくらいです。
寿司を提供する日本食料理店は世界中にあるため、寿司職人には一定の需要があります。特に海外では、日本人の寿司職人が優遇されるケースが多いです。日本人の職人が握っているというだけで、「本場の寿司が食べられる」という箔がつくからです。
そのため、海外就職を目指す人にとっては、日本人が優遇される寿司職人が魅力的な選択肢となっています。
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ここでは、寿司職人として海外就職するメリットについて解説します。
寿司職人は、就労ビザが取得しやすい職種とされています。
海外就職において最初のハードルとなるのが「就労ビザ」です。海外就職をするには、その国の就労ビザを取得しなければなりません。就労ビザは国・地域ごとにさまざまな種類があり、取得条件が厳しい場合もあります。
その点、寿司職人は飲食業界のなかでも需要が高く、繊細な特殊技術を必要とすることから、就労ビザが取りやすいとされています。海外就職のハードルが低いところは、寿司職人の大きなメリットといえるでしょう。
長期間の修行が必要ないところも、寿司職人として海外就職するメリットの一つです。
日本で一人前の寿司職人として認められるには、何年もの長い修業期間が必要とされます。修行をはじめてしばらくは寿司を握ることすらできないというケースも少なくありません。
一方、海外の日本食料理店なら、基礎的なスキルがあれば短期間の修行でも働けるチャンスがあります。専門学校でスキルを学んだり、日本の料理店で数年の実務経験を積んだりするだけでも、寿司職人として採用されるチャンスがあります。
海外の寿司職人は、基本的に日本の寿司職人よりも年収が高く、高収入が目指しやすい職種とされています。
海外では、寿司職人の特殊技術が評価されることが多く、高い年収で雇用されることも多いです。アメリカの場合、寿司職人の年収が1,000万円を超えるケースもあります。これは、アメリカの最低賃金が高く、チップ文化があるからです。一流レストランで働くことになれば、さらに手厚いインセンティブが期待できるでしょう。
また、現地生活のサポートなど、寿司職人は総合的にみてほかの職種より待遇が良いケースが多いです。
海外の調理場では、現地特有の食材や食文化に触れる機会があります。こういった経験が、新メニューを開発したり新しい調理法を習得したりと、寿司職人として新しいスキルを身に付けるチャンスになるでしょう。
また、一流レストランなど実力主義の環境で働くことで、職人としてのスキルアップを意識しながら働くことにもつながります。
海外就職の経験がある人は、転職市場で重宝される存在となります。将来的に寿司職人以外のキャリアを選んだとしても、海外就職の経験は大きな強みとなるでしょう。
日本経済が縮小傾向にある昨今、海外市場への進出を目指す日本企業は数多く存在します。実際に海外で働いてきた人は、語学力や現地生活への順応といった観点で、海外展開を目指す企業にとっての即戦力となるはずです。
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ここでは、寿司職人として海外就職するデメリットについて解説します。海外就職を失敗しないためにも、事前に確認しておきましょう。
海外の寿司職人は、日本とは異なる寿司の技術が求められる点に注意が必要です。
日本人がイメージする寿司と、海外で好まれている寿司は異なります。たとえば、アメリカでは巻き寿司が人気で、アボカドやマヨネーズ、チーズを使うことが多いです。海外で働く以上、日本の寿司ではなく、現地のニーズに合わせた寿司を提供しなければなりません。
また、日本にはない現地の食材を使ったり、現地の気候に合わせて仕入れたりすることもあります。日本で習得した寿司の技術が通用しない場面も多いため、現地の新しい技術に適応する必要があります。
帰国してから再び寿司職人として転職すると、日本で寿司の技術が通用しないというケースもあります。
海外では日本ほど修行を積まなくても寿司職人として働くことが可能です。高い技術がなくても、人気が出ることも珍しくありません。しかし、技術が伴っていないままだと、将来的に日本に帰国することになった場合、日本の料理店で技術が通用しない可能性があります。寿司職人としてのキャリアを選ぶなら、常にスキルアップを意識して自己研鑽をする必要があります。
海外就職をして海外に移住する場合、渡航費や当面の生活費、ビザ申請の手数料など、多くの費用がかかります。さらに、寿司職人の専門学校に通う場合は学費も必要です。寿司職人は比較的待遇の良い仕事とされていますが、安定した収入が得られるようになるまで生活していけるくらいの資金を用意しておきましょう。
寿司職人が海外就職するには、語学力が必須といえます。
寿司職人は調理専門のスタッフではあるものの、一定のコミュニケーションが必要とされる仕事です。来店客と会話をしたり、市場で仕入れをしたりと、外国語を用いる場面があります。特にカウンター席がある料理店だと、来店客と会話をして、居心地の良い空間を作らなければなりません。そのため、寿司職人が海外就職をする場合、最低限の語学力が必須とされます。
寿司職人は、文化の違いを理解し、柔軟に対応する必要があります。
日本と海外は、風習や価値観、宗教、国民性などが異なります。この違いを理解していないと、海外で働くのは難しいでしょう。異文化を知らないと、無意識のうちに取った行動が来店客を不快にさせてしまうリスクがあります。また、文化の違いは自分自身にとってもストレスになるでしょう。
海外就職をする際は、事前にその国の文化や風習について調べておくことが重要です。そのうえで、文化や価値観を理解し、柔軟に適応していくことが必要とされます。
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調理師免許は、海外では有効ではありませんが、就労ビザの取得に役立つ可能性があります。
調理師免許は、日本の国家資格です。そのため、調理師免許そのものが海外で認められることはありません。しかし、調理師免許を有するということは、調理に関する基礎的な知識と技術を有することの証明になります。そのため、専門技能を持つ人材という扱いとなり、就労ビザが取得しやすくなることもあります。
なお、海外で料理人として働く場合、現地の調理資格・免許を取得し直さなければならない場合もあります。海外就職を検討している人は、その国の資格制度について調べておきましょう。
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ここでは、寿司職人として海外就職する方法について解説します。
求人サイトを利用すれば、海外の寿司職人の求人情報も検索することができます。大手求人サイトでも情報は得られますが、海外や飲食業に特化した求人サイトならより効率よく求人情報を検索できるでしょう。
求人サイトは、多数の求人情報から条件を絞って検索できるのが魅力。複数の求人を見比べて、雇用条件などの情報を集めるのにも適しています。
ワーキングホリデー制度は、主に18歳~30歳の人が協定国で1年ほど滞在できる制度です。滞在中は就労が認められています。
ワーホリビザは、就労ビザよりも取得しやすいので、海外就職のハードルが低め。雇用する側としても、ビザのスポンサーになる必要がないため、ワーホリの応募者は比較的雇用しやすいといえます。期間に制限があるとはいえ、海外で実際に働く経験が積めるので、海外就労を体験してみたい人にはおすすめの制度といえます。
寿司職人の専門学校には、海外就職支援のサポートを提供しているところもあります。就職支援のある学校を選べば、寿司職人の技術習得はもちろん、就職までサポートが受けられます。これから寿司職人の技術を身に付けようとしている人は、海外就職支援をしている学校を選ぶのも一つの手です。
海外就職をするなら、転職エージェントを利用するのが効率的です。海外就職に関する情報収集を一人で進めるのは大変なので、プロのアドバイザーを頼ると効率よく準備ができます。応募書類の添削や面接対策、ビザ取得のアドバイスなど、幅広いサポートが受けられるので、海外就職を目指す人にとっては頼れる味方になってくれるでしょう。
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