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海外赴任は出世コース?出世するパターンと出世できないパターンを解説

公開日:2025年6月18日

更新日:2025年6月18日

会議に参加する日本人男性と外国人男性のイメージ

このページのまとめ

  • 海外赴任に選ばれる人はエリートといえる
  • ただし、海外赴任をしても出世するとは限らない
  • 企業にとって重要な国へ海外赴任するパターンは、出世コースといえる
  • 海外赴任者は、企業からの期待や信頼があるので、現地で結果を残せば出世につながる可能性が高い
  • 一方、研修として海外に行く場合や海外事業に力を入れていない企業の場合、海外赴任が出世につながらないこともある

 

海外赴任を目指している方に向け、海外赴任は出世コースなのかどうかについて解説します。コラムを読んで、出世できる海外赴任とはどのようなものなのかチェックしてみましょう。

 

また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。

海外赴任に選ばれる人はエリート?

オフィスで会議をしているイメージ

世間一般のイメージとしては「海外赴任に選ばれる人はエリート」という考えがあるでしょう。

実際、海外赴任に選ばれる人は、優秀な人材だったり会社から期待されている人材だったりすることが多いです。

 

企業が社員を海外に送り出すのには多額のコストがかかります。それでも社員を海外赴任させるのは、海外に必要な仕事があるからです。つまり、海外赴任に選ばれた人は「海外での重要な仕事」を任されたエリートといえます。

 

「海外でも成果を出してくれそう」と期待されている人や信頼されている人が、海外赴任に選ばれるのです。

 

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海外赴任は出世コースとは限らない

手でバツ印を作るビジネスマンのイメージ

海外赴任に選ばれる人はエリートといえます。そのため「海外赴任に選ばれるエリート=出世コース」というイメージを持っている人もいるでしょう。

 

確かに、グローバル企業において海外赴任は出世コースの王道といえます。しかし、海外赴任をしたからといって、必ずしも出世するとは限りません。

 

海外赴任の目的や海外での実績、海外事業の規模によっては、帰国後の出世につながらないケースもあるのです。

【海外赴任】出世できるパターン・出世できないパターン

ターニングポイントの上に立つ男性の足元のイメージ

ここでは、海外赴任後に出世しやすいパターンと出世しにくいパターンについて紹介します。

 

海外赴任後、出世しやすいパターン

海外赴任後に出世しやすいのは、以下のようなケースです。

 

  • 海外事業に力を入れているグローバル企業の海外赴任
  • 海外赴任先が企業にとって重要な国
  • コストがかかる先進国への海外赴任
  • 若手~中堅のうちの海外赴任
  • 「海外赴任」が評価制度の対象になっている
  • 海外事業の拡大など現地で結果を残した

 

基本的に、売上が大きい国や今後拠点を増やそうとしている国など、企業にとって重要な国に海外赴任するパターンは出世コースだといえるでしょう。「成果を出してくれそう」という期待をこめて送り出されているので、海外で結果をきちんと残せば出世できる可能性が高いといえます。

 

特に、海外事業に力を入れている企業なら、出世のチャンスが大きいでしょう。ただし、実際に出世できるかどうかは、あくまで実力次第です。総合商社や大手メーカーなど、世界的な大企業でも、出世を実現するには海外赴任中に実績を残す必要があります。

 

一方、海外事業の規模が小さい企業でも、実力次第では出世のチャンスをつかむことが可能です。海外で結果を残し、海外事業が大きく拡大すれば出世につながるチャンスがあります。

 

海外赴任後、出世しにくいパターン

海外赴任後、出世しにくいのは以下のようなケースです。

 

  • 「研修」が目的の海外赴任
  • 海外事業に力を入れていない企業の海外赴任
  • 海外赴任先が企業にとって重要度の低い国
  • 現地で結果を残せなかった
  • 異動や転勤が多い
  • 海外駐在の期間が10年~15年と長く続く

 

海外赴任には、仕事ではなく「研修」を目的としたものもあります。特に総合商社の場合、若手向けに海外研修プログラムを用意している企業が多いです。研修が目的の場合、海外で優秀な成果をあげるのは難しいかもしれません。そのため、海外研修の経験が出世に直接つながるケースはあまりないといえるでしょう。

 

また、国内外で転勤や異動が多い人も、出世がしにくいパターンといえます。企業から都合の良い労働力として扱われており、海外赴任もただの会社都合で行われている可能性があるからです。実績を残す前に異動となり、思うように評価されないというパターンもあります。

 

そのほか、海外に駐在する期間が長く続く場合も、出世がしにくいパターンです。日本を離れている期間が長すぎると、帰国後のポジションがないこともあります。海外戦力として都合よく使われ、海外の地方で長年働くことになるケースもあります。

 

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転職市場では海外赴任の経験が強みになる

笑顔で面接を受ける男性のイメージ

海外赴任に選ばれても、出世できるとは限りません。赴任先の国や企業によっては出世につながらないケースもあります。

 

一方、転職を視野に入れると、海外赴任の経験者はキャリアアップできるチャンスが増えます。なぜなら、海外赴任の目的によらず、実際に海外で働いてきた人材は転職市場で重宝されるからです。

 

海外赴任の経験者が有する、実践的な語学力や海外マーケットへの知見、異文化理解力といったスキルは、多くの企業で評価されるでしょう。海外展開を目指す企業からは、即戦力となる人材として重宝されるはずです。

 

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海外赴任のメリット

笑顔で外国人のビジネスマン達と話す女性のイメージ

海外赴任には以下のようなメリットがあります。

 

  • 収入アップが期待できる
  • 語学力が身につく
  • マネジメントスキルが身につく
  • グローバルな視野が身につく
  • 海外に人脈を築ける

 

海外赴任は、収入アップが期待できる点が大きなメリットといえるでしょう。海外赴任をすると、海外赴任手当や住宅手当、医療手当といった特別手当が支給されることが多いです。そのため、日本で働くよりも収入が大幅に増えるケースもあります。出世につながらない海外赴任だったとしても、海外赴任中はかなり良い待遇で働けることが多いでしょう。

 

また、マネジメントスキルが身につくのも海外赴任のメリットといえます。海外赴任者は、現地でリーダーとして働くことが多いです。言語や文化が異なるスタッフを取りまとめるのは大変ですが、そのぶんマネジメントスキルを磨くことができます。

 

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海外赴任に選ばれる人の特徴

スーツケースを持って空港を歩くビジネスウーマンのイメージ

海外赴任に選ばれる人には、以下のような特徴があります。

 

  • 業務内容を熟知しており、きちんと遂行できる
  • 異文化にも柔軟に対応できる
  • ストレス耐性が高い
  • 自ら積極的に行動を起こせる
  • 語学力がある
  • 会社から期待されている

 

海外赴任者を選抜する際に企業が重視しているのは、海外でもきちんと業務を遂行し、成果を出してくれるかどうかという点です。そのため、日本で結果を残している人など、会社から信頼されている社員が選ばれる傾向にあります。海外赴任を目指す人は、まずは日々の業務に全力で取り組み、成果を出すことが重要です。

 

また、海外赴任を目指すなら、語学力を身に付けておくことをおすすめします。語学力がないと、現地スタッフとの信頼関係がうまく構築できなかったり、現地での生活に苦労したりする場面があるでしょう。海外赴任者を選ぶ際は、TOEICのスコアを基準にしている企業が多いです。海外赴任に必要なTOEICのスコアは、少なくとも700点が目安。英語圏への海外赴任では、より高いスコアが求められることもあります。

 

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