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理系の新卒が海外就職する5つの方法!海外の就活事情についても解説!

公開日:2025年3月30日

更新日:2025年4月1日

エンジニアがコーディングする画像このページのまとめ

  • 理系の新卒も海外就職は可能
  • 専攻や研究内容が活かせる職種なら、海外就職が実現しやすい
  • 海外では即戦力が求められるので、専門性が高いスキルがあると評価されやすい
  • 日本のグローバル企業に就職して、駐在員として海外で働く方法もある
  • 駐在員は福利厚生が充実しており、安定性が高い働き方

海外就職を検討している理系学生の方に向け、海外で働く方法について紹介します。コラムを読んで、海外で就職する方法についてチェックしてみましょう。

また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。

理系新卒者も海外就職はできる

キャリーケースとパスポートを手に座るビジネスマンの画像

結論からいえば、理系の新卒者も海外就職は可能です。

海外には、理系学部で学んできた内容を活かせる仕事がたくさんあります。ITエンジニアや機械設計、研究職など、専攻が活かせる仕事なら、自分の強みを発揮して働けるでしょう。

理系の新卒者が活躍しやすい海外の仕事には、以下のようなものがあります。

  • ITエンジニア
  • 大手メーカー(研究開発、品質管理など)
  • データサイエンティスト
  • 技術営業
  • 金融系

海外の就職活動では、大学名よりも、専攻や研究内容などが重視される傾向にあります。そのため、学校で学んできた内容が直接仕事につながるような職種を選ぶと良いでしょう。

◆関連記事 海外で働きたい新卒はチェック!新卒で海外で働く方法とやっておくとよい事

即戦力が求められる!海外の就職活動

外国人のビジネスウーマンと打ち合わせをする画像

海外就職をするなら、海外の就職活動の進め方について知っておく必要があります。

海外の就職活動は、日本とは異なります。その違いを把握していないと、海外就職はうまくいかないかもしれません。就活事情は国によって異なりますが、ここでは海外の一般的な就職活動について解説します。海外で働きたい人は、事前にチェックしておきましょう。

「新卒一括採用」という考えがない

海外には、基本的に新卒一括採用という考えがありません。人員が必要なタイミングで募集するので、通年採用が行われています。「就活解禁日」など決まった就活スケジュールはないので、学生・卒業生は、それぞれのペースで就職活動を行います。

即戦力が求められる

海外企業は、一般的に「即戦力」となる人材を求める傾向にあります。選考で重視されるのは、実力や実績、経験です。企業は応募資格を細かく設定しており、その条件にあったスキルを持つ人材を採用します。

海外の採用活動では、就活生や新卒者の場合も、即戦力としての実力が求められます。そのため、海外で働きたい人は、プログラミングなど専門性の高いスキルを身に付けておくことが有効です。

また、新卒の場合は、大学の専攻や研究内容まで評価対象になります。学んできた内容が仕事に活かせることを効果的にアピールできると良いでしょう。

◆関連記事 日本と違う、海外就活の採用基準!面接のコツと履歴書のポイントを紹介

「海外駐在員」という選択肢もある

海外で働く方法は、海外企業への就職だけではありません。日本のグローバル企業に就職して、海外駐在員として海外で働くという選択肢もあります。

海外駐在員とは、日本の企業に雇用されたまま、一時的に海外に転勤して働くビジネスパーソンのことです。海外派遣にはコストがかかることもあり、国内で実績を残した人材が派遣される傾向にあります。

人気の高いポジションなので、新卒入社でいきなり選ばれることは珍しいですが、不可能ではありません。「海外で働きたい」という意欲をアピールすれば、海外駐在員になれる可能性があります。

海外勤務が多い業界

海外出張や海外赴任という働き方を目指すなら、海外勤務者が多い業界について知っておくと良いでしょう。海外勤務者が多い業界には以下のようなものがあります。

  • 大手メーカー
  • 総合商社
  • 金融
  • プラント
  • 建設(ゼネコン)

海外勤務のチャンスが多い企業は、海外勤務者数を調べれば判断できます。企業のWebサイトなどで、海外勤務者数について調べておきましょう。

◆関連記事 海外駐在が多い企業は?海外勤務者の多い業界について解説!

海外就職するメリット3選

メリットと書かれた木箱の画像

ここでは、海外で働くメリットについて解説します。

実践的な語学スキルが身につく

英語(外国語)を使って働いていれば、実践的な語学スキルが身につきます。座学でも語学習得はできますが、スピーキングやリスニングのスキルはなかなか身につきません。海外では実際のコミュニケーションのなかで外国語に触れられるので、座学では学びにくいスキルも効率よく習得できるでしょう。

高収入が目指せる

海外就職をすることで、日本で働くよりも収入が増えるケースがあります。特に、理系の専門職は高収入な仕事も多いため、海外で働くことでより収入アップが期待できるでしょう。

たとえば、ITエンジニアの場合、アメリカやヨーロッパのほうが日本よりも給料水準が高めです。「Google」や「Amazon」などの世界的なIT企業に就職できれば、20代から高収入が期待できます。

文化や価値観の違いを知れる

海外では、さまざまな価値観や考え方をもつ人たちと一緒に働く機会があります。多様な文化に触れることで、刺激の多い日々を送ることができるでしょう。また、価値観の違いに触れることで、新しい考え方や柔軟な思考力が身につきます。

異文化を理解し、柔軟に適応する能力は、グローバル化が進む世界において重宝されるスキルとなるでしょう。グローバルな視野を獲得することで、自身のキャリアや生き方の選択肢が増える可能性もあります。

◆関連記事 海外で働くメリット・デメリット5選を紹介!海外就職の方法についても解説

理系が海外就職する方法5選

パスポートの画像

海外就職する方法には、いくつか選択肢があります。自分のキャリアやスキルに合った方法を選択しましょう。

1.海外駐在員として海外赴任する

海外赴任は、理系が海外就職する方法のなかでも、特に安定性の高い手段といえます。

海外駐在員は、日本の企業に雇用されたまま海外で働きます。そのため、日本基準の待遇や福利厚生が受けられて安心です。また、海外勤務に対して特別な手当が用意されていることが多いため、給料アップが見込めるところもメリットといえます。

福利厚生も充実していることが多く、住宅手当や車の貸与、運転手付き車両の手配などを受けられる企業もあります。

一方、海外赴任は会社の経営戦略で決まるので、行き先や期間は原則選べません。海外赴任の内容によっては、家族と長い間離れ離れになったり、身体に合わない環境で働き続けなければならなかったりすることもあります。

2.現地にある日系企業の現地採用

現地にある日系企業に現地採用されるのも一つの手です。現地採用は、自由度の高さがメリット。働く国や仕事内容、就活のタイミングを自分で選べるので、希望する働き方が実現しやすいでしょう。日系企業なら、同じ職場に日本人がいたり、取引相手が日本人だったりするので、海外就職のハードルが比較的低いといえます。

ただし、駐在員に比べると待遇に差があるのがデメリット。日本の厚生年金や健康保険が継続できず、福利厚生も現地基準になるので、駐在員よりも待遇は見劣りします。

3.海外留学をして現地就職を目指す

在学中の方は、海外留学をするのも有効です。海外留学をすれば、就職情報や現地企業の情報を入手しやすくなるので、海外就職にチャレンジしやすくなります。また、留学を通して現地の言葉や専門スキルを学ぶことができれば、実力主義の海外企業にも評価されやすくなるでしょう。

4.ワーキングホリデー制度を利用する

ワーキングホリデーは、協定国で1年程度の滞在ができる制度です。年齢制限があり、主に18歳~30歳の人が利用できます。

滞在中は、旅費や生活費を補う目的での就労が認められています。アルバイトのような働き方が基本となりますが、正社員として海外就職するよりも比較的簡単に海外就労が体験できます。

現地での生活や仕事を、実際に体験してみたい人におすすめの制度といえます。なお、ワーキングホリデー後に、そのまま現地で就職することも可能です。

参照 外務省「ワーキング・ホリデー制度

5.海外インターンシップに参加する

仕事のスキルを身に付けたい人は、海外インターンシップに参加して経験を積むのも有効です。

海外のインターンシップは、日本のインターンシップとは傾向が異なります。日本のインターンシップは「職場の雰囲気を知る」という目的のものが多く、1日から参加できる短期のインターンシップも多くあります。

一方、海外のインターンシップは、3ヶ月以上参加する長期のものが主流です。社員の一員として実際に働くことで、即戦力として求められるような実務的なスキルを身に付けられます。インターンシップ後に正社員として採用されるケースも多いです。参加する際は、自分の強みが活かせる職種を選びましょう。

◆関連記事 海外で働くには?英語が話せない人や未経験でも可能?おすすめの仕事一覧

理系が海外就職する前にやっておくべきこと

チェックマークの画像

海外就職を成功させるには、以下のような準備をしておきましょう。

語学力を磨く

海外就職を実現したいなら、語学力を高めておいたほうが良いでしょう。言葉が通じないと、高い専門スキルを持っていてもうまく活用できません。仕事で英語(外国語)を使うなら、ビジネスレベル以上の語学スキルを身に付けておくことをおすすめします。

語学学習をするなら、語学系資格の取得を目標にすると良いでしょう。資格を取るという目標があれば、モチベーション高く勉強できます。また、海外就職の際に語学検定のスコアが求められることもあるため、資格の取得は有効です。

就労ビザの条件を確認する

海外就職をする際は、就労ビザの取得条件を確認しておきましょう。就労ビザの種類や条件は、国・地域によって異なります。特に新卒で海外就職する場合は要チェック。数年程度の実務経験が求められるケースも多いため、そもそも就労ビザを取得できない可能性もあります。

実際に海外に行ってみる

学生のうちに実際に海外に行ってみるのも有効です。海外留学や海外インターンシップ、海外の学会などを活用して、海外に滞在してみましょう。海外が身近になれば、海外就職のハードルは大きく下がります。現地の文化や生活環境、国民性などを知れるので、海外就職のギャップを減らせるでしょう。

自己アピールする力を身に付ける

海外では、自己アピールする力が求められます。自分のスキルや経験は、自信を持ってしっかりとアピールしましょう。

日本には、遠慮したり謙遜したりする文化があります。しかし、海外では、控えめな態度でいると自信がないように見られがちです。遠慮せず、自分を売り込むことが重要です。

◆関連記事 新卒でも海外就職する方法!事前の準備と行動が成功のポイント!

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