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エンジニアが海外転職する3つの方法!メリットや必要なスキルについて解説

公開日:2025年4月10日

更新日:2025年4月10日

パソコンを見ながら会話をする男女の画像このページのまとめ

  • エンジニアが海外転職する方法は「海外出向」や「日系企業の現地採用」などがある
  • プログラミング言語は世界共通なので、エンジニアは海外転職がしやすい
  • 海外には日本よりもエンジニアの給与水準が高い国も多い
  • 海外転職をするには実務経験や技術力、語学力が必要
  • プログラマーやインフラエンジニア、ブリッジSEは海外転職がしやすい職種

近年、世界的に需要が増しているエンジニア職。なかにはエンジニアの待遇が日本より良い国もあり、「海外の方が給料が良い」という評判もあります。海外で働きたいエンジニアの方も多いでしょう。このコラムではエンジニアが海外転職する方法を紹介しています。海外転職のメリットや注意点も併せて解説するので、ぜひ参考にしてください。

また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。

エンジニアが海外転職する方法

エンジニアが活躍する海外企業のイメージ

エンジニアが海外で働くには、主に3つの方法があります。 それぞれの方法について特徴を解説するので、自身の技術力や語学力をふまえたうえで適切なルートを選びましょう。

海外にある日系企業の現地採用

現地にある日系企業に直接エントリーして転職する方法です。

日系企業なら、駐在員や現地採用者など、ほかの日本人も働いています。言葉の壁が少ないため、語学力に自信がなくても働きやすいでしょう。現地の生活や仕事についての相談もしやすく、安心して働けるところもメリットです。

日本の職場環境に近いため、海外転職の手段としては比較的ハードルが低い方法といえます。

現地採用は、働きたい国や会社、職種を選んで応募できるので、自由度の高い求職活動ができます。「この会社で働きたい」「海外で働くならこの国が良い」というこだわりがあるなら、現地採用がおすすめです。海外で働いたあとは、本社採用になったり、日本に戻って同じ会社で働いたりするキャリアパスがあります。

日本の企業で経験を積み、海外支社に出向

海外支社がある日本の企業で働き、経験を積んでから海外転勤を目指す方法です。業務実績や経験、語学力などが評価されたうえで、海外出向の辞令が出されます。

日本の企業に所属しながら海外転勤する方法は、安定性の高さがメリット。日本の労働条件のまま働くことができ、福利厚生も充実していることが多いです。多くの場合、海外勤務に対して手当が支給されるので、収入アップも期待できます。 また、ビザの取得や住居の手配に関してサポートを受けることができるため、海外移住の手間を少なくすることもできます。

ただし、海外出向は会社都合なので、渡航先の国や渡航期間は原則選ぶことができません。働き方の自由度が低いところはデメリットといえます。

海外の現地企業に転職

海外のローカル企業に直接雇用されて働く方法です。語学力や高度な技術力が必要なので、難易度は高いものの、スキルを最大限活かせるルートといえます。

海外ローカル企業は、社内に日本人スタッフがあまりいません。上司や同僚は現地スタッフが大半です。そのため、英語や現地語のスキルが必須になります。また、日系企業にはない海外企業特有のルールやマナーに対応していく必要があるため、柔軟な対応力も必要です。

高い技術力をもつエンジニアなら、海外企業に転職することで年収アップが見込めます。特に、アメリカやヨーロッパはエンジニアの年収が日本よりも高い傾向にあるため、生活水準を上げることができるかもしれません。

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エンジニアが海外転職するメリット

オフィス街で考えている男性の横顔の画像

エンジニアの海外転職には、以下のようなメリットがあります。海外転職の具体的なメリットが知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

プログラミングスキルは海外でも通用する

プログラミング言語は世界共通です。JavaやPythonなど、日本で人気のプログラミング言語は、世界でも使われています。日本で学んだ知識をそのまま海外でも活かせるところは、大きなメリットといえるでしょう。

収入アップが狙える

海外には、日本よりもエンジニアの給与水準が高い国もあります。同じ仕事内容でも、働く国や会社を変えるだけで、大幅な収入アップが実現するケースも珍しくありません。

特に、アメリカやヨーロッパは、ITエンジニアの収入が高水準。アメリカのITエンジニアの平均年収は1,000万円以上ともされています。これは、日本のエンジニアの2倍近い年収です。給料の良い地域に転職すれば、収入アップが期待できます。

技術力で勝負できる

海外はスキル重視の採用が基本なので、エンジニアは技術力で勝負できます。学位がない場合や語学力に自信がない場合も、実力次第でチャンスをつかめるところはエンジニアの強みです。

エンジニアとしてのスキルが磨ける

日本人がエンジニアとして海外就職できる職場、つまり世界中からエンジニアの受け入れを行っている海外企業には、必然的に優秀な人材が集まりやすいといえます。こうした職場でエンジニアとしてのスキルを高められる点も海外転職のメリットの一つです。

グローバル人材になれる

海外で働くと、語学力や異文化理解力など、グローバル人材に求められるスキルが身につきます。海外で働いて得た経験は、帰国後の転職で大きな強みとなるでしょう。

また、国際的な視野を身に付けることで、より規模の大きいグローバル・プロジェクトに携わるチャンスが得られます。世界で活躍するエンジニアを目指すなら、海外転職はその第一歩となるでしょう。

◆関連記事 海外で働くメリット・デメリット5選を紹介!海外就職の方法についても解説

エンジニアが海外転職するのに必要なスキル

グローバルな環境でコミュニケーションを取っている女性のイメージ

ここでは、海外企業がエンジニアに求めるスキルについて解説します。以下のスキルがあれば海外転職が実現しやすくなるでしょう。

語学力(英語力)

海外転職を目指すなら、語学力を鍛えておくことをおすすめします。同僚やクライアントとの会話がスムーズにできるくらいの語学力は身に付けておくと良いでしょう。

求められる語学力のレベルはさまざまで、日系企業なら日常会話レベルでも働ける場合があります。TOEICやIELTSのスコアを応募条件に設定している企業が多いので、語学学習をする際は語学試験を受けておくと良いでしょう。

なお、中国やドイツなど、非英語圏の企業で活躍するには、現地語のスキルも必要です。

実務経験

海外でエンジニアとして働くなら、実務経験が必須です。即戦力採用が主流の海外企業では、実務経験が重視されます。日本で積んだ経験や実績をうまくアピールできるようにしておくと良いでしょう。

日本には「未経験歓迎」のITエンジニア求人もありますが、海外には未経験者向けの求人はほとんどありません。エンジニアとしての実務経験が少ない状態で海外就職するのは難易度が高めです。エンジニアとして海外就職するなら、日本で充分経験を積んでから挑戦することをおすすめします。

コミュニケーションスキル

クライアントへの交渉や提案をするにはコミュニケーションスキルが求められます。特に海外企業では、意見を積極的に発信し議論する風潮があるので、そうした文化の違いにも対応してコミュニケーションが取れるスキルが必要です。

マネジメントスキル

海外出向や日系企業の現地採用では、現地スタッフを取りまとめる役割を担う場合もあります。そのため、海外転職を目指す人は、マネジメントスキルがあると有利になるでしょう。プロジェクトリーダーやチームリーダーとしての経験があれば、評価される可能性があります。

海外のビジネス文化への適応力

日本で培ったプログラミングスキルは海外でも通用しますが、日本の仕事の進め方が海外でも通用するとは限りません。仕事の進め方や仕事に対する考え方は国によって異なります。

海外で働くなら、その国のビジネス文化を受け入れ、柔軟に対応していかなければなりません。海外転職には、異文化にもすぐに馴染める適応力が必要です。

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海外転職がしやすいエンジニアの職種3選

海外企業と契約を結び、笑顔で握手をしている男性エンジニアのイメージ

ここでは、海外転職がしやすいエンジニアの職種について解説します。

プログラマー

プログラマーは、スキルさえあれば海外転職しやすい職種です。

プログラミング言語は世界共通なので、技術力があるなら海外でも通用します。海外のエンジニアは実力主義なので、語学力に自信がなくても技術力で勝負することが可能です。スキルを証明するためにポートフォリオを作成しておくと良いでしょう。

なお、日本と海外では、人気のプログラミング言語が異なります。JavaScriptやPython、Javaなどのプログラミング言語は海外でも需要が高いのでおすすめです。

インフラエンジニア

企業のIT基盤を支えるインフラエンジニアは、海外でも高い需要があります。海外も日本と同じくクラウドへの関心が高いため、クラウド技術を持つ人は海外転職を実現しやすいでしょう。

なお、ネットワークの設計や構築をする際に、クライアントとやり取りをする必要があるため、語学力が必要とされます。

ブリッジエンジニア(ブリッジSE)

ブリッジエンジニアは、オフショア開発などにおいて日本と海外をつなぐ橋渡し役を担う職種です。主な仕事内容は、プロジェクトの説明や設計書の作成、進捗管理などがあります。

ブリッジSEは、現地スタッフと協力して働くので語学力が必須です。プロジェクトを進めるのに支障がないくらいの語学スキルが求められます。プログラマーやシステムエンジニアを経験した人のステップアップ先の職種におすすめです。また、語学力に自信がある人にもおすすめといえます。

◆関連記事 プログラマーが海外で働くには?メリットやデメリットを解説!

エンジニアが海外で働く際の注意点

パソコンやパスポート、世界地図があるデスクでスマホを操作している手元を写した画像

エンジニアが海外で働く際は、以下のような注意点があります。

就労ビザ取得のハードルが高い場合がある

エンジニアは専門性が高い仕事なので、就労ビザが取得しやすい傾向にあります。しかし、なかには就労ビザの取得が難しい国というのもあります。

特に、欧米諸国の就労ビザは、取得の難易度が高め。学位や実務経験、職務内容の専門性などが条件とされています。また、ビザが抽選制の場合、枠が埋まっている可能性もあります。

海外の仕事を探す際は、仕事の内容はもちろん、ビザの条件も併せてチェックしましょう。

給与や待遇が海外基準になる場合がある

現地採用で働く場合、基本的に現地水準の福利厚生や給与で働くことになります。そのため、渡航先の国によっては収入が減ってしまう可能性もあるでしょう。ただ、収入が減ったとしても、物価が安い国なら生活水準が高くなる場合もあります。

文化や価値観の違いに対応しなければならない

海外には、日本とは異なる文化や価値観があります。そのため、日本のやり方を海外に持ち込んでも、うまくいかない可能性があります。海外で仕事をするなら、現地の文化や価値観を理解し、柔軟に適応しなければなりません。

◆関連記事 現地採用とは?海外駐在との違いやメリット・デメリットについて解説

エンジニアが海外で働くまでの流れ

男性エンジニアが空港内で腕を組みのポーズをしている様子

ここでは、エンジニアが海外転職する際の4ステップを紹介します。

1.求人を探す

求人を探す際は、海外で働く目的や働きたい国、希望する条件を踏まえて調べるのが大切です。 必要とされるスキルや語学力は、募集要項に書かれていることが多いので、よく確認しておきましょう。

2.必要書類の用意

必要書類は国や企業によって異なりますが、海外では、英文レジュメ(英文履歴書)や職務経歴書、ポートフォリオを求められる場合が多いです。書類は英語で作成し、応募先企業が定めたフォーマットに合わせましょう。

3.面接を受ける

書類選考を通過すれば次は面接です。日系企業の場合は、日本で面接を行う場合もありますが、海外企業の場合、面接は基本的に現地で行われます。面接を受けに渡航しなければならない場合もあるため、渡航の準備やスケジュール管理をしっかり行い、面接に備えましょう。

近年はオンライン面接を行う企業も増えつつあります。面接方法はしっかり確認しておきましょう。

4.内定をもらう

内定の連絡は、たいてい電話やメールで来ます。内定を承諾し、入社が決まったら、就労ビザの申請を行いましょう。基本的に就労ビザは就職先が決まらないと発行されません。

転職エージェントを利用する

海外転職をするなら、転職エージェントを利用するのがおすすめです。転職エージェントを利用すれば、求人の紹介や書類添削、条件交渉など、幅広いサポートを受けられます。海外就職の経験が少ない人や、海外就職が不安な人は、転職エージェントを利用すると良いでしょう。

◆関連記事 海外の仕事の探し方!自分に合った仕事を見つけるには?

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