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メキシコで暮らす予定がある方に向け、メキシコの生活習慣や文化を紹介します。海外生活では良くも悪くも日本文化とのギャップを感じるでしょう。海外で充実した時間を過ごすためには、渡航先の国について事前に調べておくことが重要です。
また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本人のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。
メキシコは、北アメリカ大陸の南部に位置する国です。正式名称は「メキシコ合衆国」といい、首都のメキシコシティを含む32の州で構成されています。面積は、日本の約5倍の約196km²。人口は約1億2,601万人です。
広大な面積を持つメキシコには、北部の砂漠地帯や、南部の熱帯雨林、海岸部のビーチリゾートなど、多様な環境があります。気候は地域によってさまざまですが、朝晩の気温差が激しい点は概ね共通。特にメキシコ北部は、日中はサングラスが必要なほど日差しが差し込む反面、夜は20℃近く気温が下がることもあります。また、メキシコ観光における主要都市は、ほとんどが標高1,000m以上の高原地帯です。標高によって気候が異なるので、観光の際は事前に気候の情報を調べておきましょう。
メキシコではオルメカ文明やマヤ文明、アステカ文明といった、数々の古代文明が栄えました。当時作られた遺跡は現在も残されており、「チチェン・イッツァ」や「テオティワカン遺跡」などがメキシコの定番観光スポットとなっています。そのほか、スペイン統治時代に建てられたコロニアル様式の建造物もメキシコ観光の目玉。先住民の美的感性とバロック様式が混ざった、独自の建築物を目当てに多くの観光客が訪れています。
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日本とメキシコの交流は、江戸時代初期のサン・フランシスコ号の日本漂流をきっかけに始まりました。それから約400年以上にわたって、両国の関係は良好に保たれています。 昨今は日本企業のメキシコ進出が盛んで、自動車メーカーをはじめ、多くの日系企業がメキシコに拠点を構えています。2008年に366拠点だった日系企業数は、2021年には1,272拠点に増加。現地での日本人需要も高まりつつあります。
参照元 外務省「海外進出日系企業拠点数調査」
メキシコの治安は不安定なのが現状です。スリや置き引きといった軽犯罪から、強盗や誘拐などの危険犯罪まで、昼夜を問わず発生する可能性があります。「夜の一人歩きをしない」「貴金属を身に着けない」「デジタル機器を見えるように持たない」「行動をパターン化しない」など、安全に注意した行動を心がけましょう。
メキシコの治安は地域によってばらつきがあり、治安が安定している地域もあれば、渡航中止勧告が出されている危険なエリアも一部存在します。外務省「海外安全ホームページ」で治安情報をチェックしたうえで、可能ならエリアごとの詳細な治安情報も調べておくと良いでしょう。
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メキシコ人の国民性は、大抵の人が抱いているイメージ通り、陽気な気質は実際にその通りであることが多いようです。家族や友人とパーティーやイベントを楽しむ光景が、日常的によく見られるでしょう。 誰に対してもオープンで優しく接することができるのも、メキシコの人々ならではの気質。知らない人が助けを求めてきても無視せずに優しく対応するケースが多いでしょう。
ただし、物事をアバウトに捉え、細部を気にしないタイプが多いため、時間や約束などではルーズな傾向が見られることも。待ち合わせの時間から30分遅刻…というのはよくあることで、そこで日本とのギャップを感じたという人もいるようです。
自分の都合やプライベートを優先する点もメキシコならではの文化。仕事では、決められた範囲のことのみをこなすのが基本で、残業がないことは当たり前です。 現地で働くことを考えているなら、このようなメキシコ特有の文化についても理解しておくことでトラブルの防止にも繋がるでしょう。
また、家族を大事にする思いが強いのもメキシコならでは。家族関係が密で、連絡も頻繁に取り合います。ビジネスだけでなくプライベートでも、メールやチャットより電話で連絡することが多いため、職種によっては業務中に家族と電話で話している光景が見られることも。日本で一般的な「年に数回の里帰り」はメキシコの人からすると信じられない人が多いようです。
家族や恋人、友人を大切にして、陽気に人生を楽しむ…というのがメキシコ人の国民性といえるでしょう。
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メキシコでの暮らしを具体的にイメージしやすくするために、衣食住の3つに分けてそれぞれの文化や暮らす上でのポイントをご紹介します。
メキシコも日本と同様にTPOに応じて服装を選ぶ文化がありますが、普段は仕事でもTシャツにデニムなどカジュアルな格好をする人が多い傾向にあります。また、仕事にもよりますが、スーツを着ることがあってもネクタイをしなかったり、シャツのボタンを開けたりと、比較的オフィスカジュアルに近いようです。 女性は普段スカートやワンピースを選ぶことがあまりないのも特徴的。メキシコでは、スカートやワンピースはイベントやパーティーなどで楽しむファッションアイテムという文化が根付いているため、シーンによって着こなしの違いがハッキリしています。 もしメキシコで生活するとなったら、現地の雰囲気に馴染んだカジュアルな格好をしたほうが良いでしょう。目立たなくなるので、外国人を狙った犯罪から身を守ることにも繋がります。
野菜や果物、肉が安価で手に入るのはメキシコならではの魅力です。メキシコで食材や生活品の買い出しをするとなると、メインになるのはスーパーやデパートよりも市場(メルカード)。市場では、野菜や果物は1kgで20~50ペソ(約110~300円)、牛肉は1kgで150ペソ(約900円)ほどで買うことができます。 市場では食材のほかにも、タコスやトルタスなどの軽食を食べられる店もあるため、普段の食生活で困ることはほとんどないでしょう。魚や日本の食材も、スーパーで売られているので、必要に応じてそちらを利用しても良さそうです。 ただし、メキシコでは水道水を飲料水として利用できないため、水も購入する必要があります。5~10Lのミネラルウォーターをいくつか買って備蓄しておくのが一般的です。 また、土から生えている野菜や果物を生で食べる時は、専用の消毒液を使って洗うのもメキシコならではの習慣。日本の感覚で、水道水で野菜を洗って食べると、お腹を壊すことがあるので注意しましょう。
一軒家、アパート・マンション、シェアハウス…と、選択肢の多いメキシコの住まい事情。一人暮らしであれば、アパート・マンション、またはシェアハウスを選ぶことが多いようです。 家具付きの物件が多いのも嬉しいポイント。初めてメキシコに滞在するのであれば、家具付きの物件を選んだほうがスムーズに生活をスタートすることができるでしょう。 アパート・マンションであれば、4000ペソ(約2万4,000円)から、シェアハウスであれば、1500〜4000ペソ(約8,400円~2万4,000円)ほどで借りることができます。家賃相場は地域や治安事情によって幅があるようですが、あまりに相場からかけ離れた低い家賃の物件は、治安に問題のあるケースが多いため、避けたほうが良いでしょう。 また、セキュリティー面がしっかりしているか、職場や生活に必要な施設が近いかもポイント。それらの場所へ徒歩圏内で行ける物件であれば、防犯面でも安心できそうです。
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メキシコの医療レベルは一定の水準があり、都心の私立病院には日本やアメリカと比べても遜色ない設備が備わっています。公立病院は機材の老朽化などで満足な治療を受けられない可能性があるため、日本人は私立病院を利用する人がほとんどです。ただし、私立病院は医療費が高額になりがち。診察だけで1万円、入院となると1日8万円ほどかかる場合もあるため、保険に加入するなどしておくと良いでしょう。なお、たいていの病院では日本語や英語は通じないため、注意が必要です。
詳しい医療事情については、外務省「世界の医療事情 メキシコ」などで渡航前には詳細にチェックしておきましょう。
メキシコ生活では、特に以下のような病気・ケガに気をつけましょう。
メキシコシティ(標高2,240m)や、グアナファト(標高2,045m)など、高原地帯にある都市では、高山病になるリスクがあります。高山病の症状は、頭痛や吐き気、腹部膨満、動悸、息切れ、倦怠感、不眠など。標高の高い地では、無理に動き回らず、十分な休憩を取ったうえで水分を多く摂取するようにしましょう。また、症状が続く場合は低地への移動を検討する必要があります。なお、高地への適応は個人差があるため、若者も注意が必要です。
メキシコシティは排ガスによる大気汚染が深刻で、そのうえ空気が乾燥しているため、呼吸器感染症にかかると長引く傾向にあります。大気汚染が基準を超える地域はメキシコシティ以外にも存在するため、喘息などの慢性呼吸器疾患・アレルギー性疾患のある人は、メキシコ渡航前に主治医と相談しましょう。また、手洗いうがい、マスク着用といった予防が重要です。
高知は紫外線が強いので、対策が必須です。強い紫外線は、皮膚炎や色素沈着、皮膚癌、結膜炎や白内障の原因になることもあります。日焼け止めやサングラス、帽子を使いましょう。
メキシコは交通ルールを守らない運転手が多いです。車を運転するときや道路を歩くときは周りの車に注意しましょう。また、マンホールがふさがれず放置されていたり、道路が陥没していたりすることもあるので、運転の際は道路にも注意が必要です。そのうえ、信号無視や車両の故障などが原因で、頻繁に渋滞が発生するので注意しましょう。そのほか、道路を歩く際は、青信号でも車に注意することが重要です。
メキシコで健康に生活するには、以下のような点に気をつけましょう。
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ここでは、渡航前に知っておきたいメキシコの文化について解説します。
メキシコは、建物内や乗り物内は禁煙です。屋外は喫煙可能ですが、昨今は屋外禁煙のエリアも広がりつつあります。
メキシコでは、公共の場や路上での飲酒は禁止されています。お酒のビンやカンを見えるように持ち歩くのも控えたほうが良いでしょう。
メキシコにはチップ文化があります。レストランやホテルでサービスを受けたら、チップを支払いましょう。チップは、レストランの場合、会計の約10%が相場。良いサービスを受けた際は、もっと支払うこともできます。なお、チップはスペイン語でPropina(プロピナ)といいます。
海外では基本的に、政治や軍事に関わる施設は撮影禁止です。メキシコの場合、軍や政府の建物・土地、空港施設、石油施設、国立宮殿の警備兵などを撮影することはできないので、注意しましょう。なお、メキシコで写真を撮るときの掛け声は「テキーラ」です。
メキシコにはシエスタの習慣があります。シエスタは長い昼休みのこと。時間は季節によって異なりますが、概ね午後2時~午後4時までの間です。シエスタの時間中は会社や店舗が閉まってしまうことがあるため、スケジュールを組む際は留意しましょう。シエスタの習慣は、都会では減ってきているものの、地方にはまだ残されています。
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今回は、さまざまな観点からメキシコで生活する上でのコツをお伝えしました。事前によく情報収集をして、自分なりのプランを練っておきましょう。
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