このページのまとめ

・メキシコは北アメリカ南部の国で、近年日系企業が多いことで知られている
・季節は雨季と乾季に分かれ、年間を通して比較的過ごしやすい気候
・広大な土地と豊かな環境により農業や畜産が盛んであること、ユネスコの世界遺産に登録された自然・文化遺産は30件を超えている(2019年4月時点)のはメキシコならではの特徴
・多様性のある人種構成で、先住民と欧州系(スペイン系等)の混血を中心に、先住民、欧州系(スペイン系等)など、幅広い人種が暮らしている
・メキシコ人の主な気質は「陽気でおおらか」「親切でフレンドリー」「家族を大切にする」「ストレートに伝える、行動する」など


メキシコは、多くの企業が海外拠点を置く国として知られています。
海外勤務を考えている人、既に決まっている人にとっては「メキシコ人がどんな人たちなのか」というのも気になることの1つ。一般的に言われているラテン系のノリは本当なのか、日本文化とのギャップを感じることはあるのか…という点を知りたい人も多いでしょう。

そこで当コラムでは、メキシコの人種構成を解説しながら、現地の人がどのような気質を持っているのかについて解説します。行く前の参考情報としてお役立てください。

メキシコってどんな国?

メキシコは北アメリカ南部に位置する中南米諸国の1つで、面積は日本の約5倍。人口は約1億2,920万人(2017年国連)と、スペイン語圏の中でも上位に入っています。

北半球にあるものの、季節は日本のような四季ではなく、雨季(5~9月)と乾季(10~4月)の2つ。雨季は晴れていても突然スコールになったり、すぐに止んだりと天候の変動が激しいようです。
乾季は湿度も低いので比較的過ごしやすいですが、首都のメキシコシティがある中央高原周辺では、年間を通して朝晩の寒暖差が激しいのが特徴。最低気温が10℃以下になることもあるようです。

メキシコの気候というと、暑いイメージを持つ人が多いようですが、最高気温は20~25℃前後。日本よりも涼しく、過ごしやすいようです。地域別では、国中央部のメキシコシティで20℃前後、メキシコ湾沿いのメリダやカンクンで27℃前後となっています。

広大な土地と豊かな自然に恵まれた環境から、農業や畜産が盛んな点もメキシコの特徴です。
さまざまな食材が手に入ることに加えて、先住民族とスペイン文化の融合により、独自の進化を遂げたメキシコ料理は世界的にも人気。その土地ならではの伝統的な食文化を楽しめることから、2010年にユネスコの世界遺産(無形文化遺産)に登録されました。

芸術が盛んな一面もメキシコならではの魅力。音楽、彫刻、絵画、建築などの分野で、著名な人物が多いでしょう。
ユネスコの世界遺産に登録された自然・文化遺産は30件を超え(2019年4月時点)、観光名所として多くの人で賑わっています。

多様性のある人種構成が特徴的

メキシコ人と言うと「褐色の肌に黒い髪」と、1つのビジュアルイメージで語られがちですが、実際はさまざまなタイプの人種で構成されています。
下記にメキシコの人種と割合についてまとめましたのでご覧ください。

・先住民と欧州系(スペイン系等)の混血:60%
・先住民:30%
・欧州系(スペイン系等):9%
・その他:1%

先住民はもともと、アジア大陸からやってきたモンゴロイド。その先住民が暮らしていたところにスペイン人が侵略した…という歴史的背景があり、スペイン人との混血が進んだことが、今の多様な人種構成に繋がっています。

その要因としては、スペイン自体が他国から侵略され、ヨーロッパ系、アラブ系、アフリカ系など、さまざまなタイプの人種で構成されていたこと。ルーツを辿ると、大陸を越えて世界各地にまで及ぶ点が、メキシコ人ならではの特徴と言えるでしょう。

先住民と欧州系の混血タイプが人口の多くを占めることから「メキシコ人と言えば、褐色の肌と黒髪、黒い瞳」というイメージが定着したのかもしれません。
国全体としては、彫りが深い顔立ちの人が多いようです。

先ほどもお伝えしたとおり、多様な人種で構成されているため、ブルーアイや白い肌といったヨーロッパ系の人もいれば、褐色肌でハッキリとした顔立ちといったアフリカ系の人もいます。
最初にメキシコを訪れた人は、その人種の豊かさに驚くかもしれません。

参照元:外務省 – メキシコ合衆国基礎データ https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/mexico/data.html

メキシコ人の気質

一般的に「陽気な国民性」として語られているメキシコの人々ですが、実際にどのような気質があるのでしょうか。
主な特徴や印象を下記にまとめました。

【陽気でおおらか】
基本的に明るく、おおらかな姿勢はメキシコ人に多く見られる気質の1つ。あまり細かいことにとらわれず、明るく楽しいことを最優先に行動します。
おおらか過ぎて日本人の感覚からすると「時間にルーズ」という点が気になることもあるかもしれません。
冗談を交えながら楽しく会話する点からも、メキシコ人ならではの明るさを感じられます。職種によりますが、仕事であっても楽しさを求める傾向が強いため、明るい和やかな雰囲気で会議が進行する…というケースもあるようです。

【親切でフレンドリー】
国民の約9割がカトリック信者という背景もあり、自ら進んで人に親切をする考え方が根付いています。そのため、こちらが困っている様子だと、心配して声を掛けてくれる人が多いでしょう。
そんな場面によく遭遇するのが、あちこちを旅して回るバックパッカー。目的地までの道順や食事のおいしい店、景色の良い場所などを率先して教えてくれる人が多いようです。
助け合いの精神が基本であるため、もし困り事があったら遠慮なく声を掛けてみましょう。

【家族を大切にする】
他の何よりも家族との結びつきを大切にするのも、メキシコ人ならではの特徴です。
例えば、恋人からデートに誘われても「その日は両親と予定がある」という理由で断るのは普通のこと。日曜日は家族で過ごす日という共通認識があるため、家族と一緒に過ごす予定が優先されます。
また、楽しいことが大好きなメキシコ人らしく、ホームパーティー開催するのも特徴の1つ。家族ごと自宅に招待、またはパーティーに参加するのが一般的で、家族同士で親睦を深める機会も多いでしょう。

【ストレートに伝える・行動する】
日本人特有の本音と建前文化はメキシコ人にはありません。自分が「こうしたい!」と思ったことはそのまま伝える、行動するのが普通。悪く言えば自分本位、良く言えば素直、というのがメキシコ人の特徴と言えそうです。
会社では、労働条件について上司とストレートに議論を交わす、何も考えずにあっさり転職するといった場面は日本と比べて比較的多いもの。遠慮するのが美徳という考え方が通用しない国ということが分かるのではないでしょうか。
自分らしく生きることを大切にしているため、自信に溢れ、堂々とした態度の人が多いでしょう。

今回はメキシコの概要とともに、メキシコ人の気質について解説しました。
陽気でフレンドリーという点は多くの人が持つイメージ通り。メキシコ人と一緒に働くのであれば、家族を大切にする、ストレートに伝える・行動するという点は、理解しておいたほうが良さそうです。

「日本ではこうだから」と日本的な考え方を持ち込むのではなく、現地の文化を理解して人々と接することで、良い人間関係を築くことができるのではないでしょうか。
現地へ行く前に、メキシコがどのような国なのかをある程度把握し、海外勤務に備えると良いでしょう。

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