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メキシコのハリケーン時期はいつ?影響や旅行時の注意点・対策を解説

更新日:2026年10月1日

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目次

  1. メキシコのハリケーンシーズン
  2. メキシコのハリケーンの特徴
  3. メキシコ:近年のハリケーン
  4. メキシコ:ハリケーンへの備え

このページのまとめ

  • メキシコのハリケーンシーズンは、8月中旬~10月がピーク
  • 天候が不安定な時期なので、旅行で訪れるのは避けたほうが良い
  • 特に沿岸部はハリケーンが直撃するリスクが高い
  • 一方、メキシコシティなどの内陸部は、標高が高いためハリケーンが直撃しない
  • ハリケーンシーズンは観光のオフシーズンでもあるため、旅行費用を抑えたい人にとっては狙い目

メキシコ渡航の予定がある方に向け、メキシコのハリケーンシーズンを解説します。このコラムで、メキシコのハリケーンに関する基本情報を押さえておきましょう。

また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。

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メキシコのハリケーンシーズン

壁掛けカレンダーのイメージ

メキシコのハリケーンシーズンは、8月中旬~10月がピークです。この時期には、太平洋とカリブ海の両方で大型ハリケーンの発生リスクが高まります。天候が不安定な時期なので、旅行に行くのは避けたほうが無難です。

ハリケーンが直撃する沿岸部では、急な豪雨や強風が発生し、場合によっては洪水、土砂崩れ、停電、断水などが発生する恐れがあります。カンクンなどのビーチリゾートは、ハリケーンが直撃するリスクが高いため渡航は避けたほうが無難です。一方、内陸部にハリケーンは来ないものの、雨風が強まるなどの影響があります。

ハリケーンシーズンにメキシコに滞在する予定がある場合は、必ず最新の気象情報をチェックしましょう。そして、ハリケーンの影響が懸念される場合は、旅行の日程を変更するなど、災害に巻き込まれないための安全対策が必須となります。

公式なハリケーンシーズンは6月~11月ごろ

メキシコの公式なハリケーンシーズンは、6月~11月ごろまでとされています。約半年の期間が指定されていますが、この期間はあくまでハリケーンが発生する可能性がある時期のこと。実際に危険な時期は、8月・9月・10月に集中しています。ただし、ピーク前に大型のハリケーンが上陸するケースも発生しているため、警戒しましょう。

メキシコ観光のオフシーズンとなる

8月中旬~10月のハリケーンシーズンは、メキシコ観光のオフシーズンとなります。航空券やホテルの料金が年間の最安値になるため、旅行費用を抑えたい方にとっては、むしろ狙い目の時期になるかもしれません。有名な観光地や人気のレストランも空いているので、人混みを避けてゆっくり過ごせるでしょう。メキシコシティなどの内陸部であれば、ハリケーンの直撃を受ける心配はありません。

旅行客への影響

ハリケーンが直撃しなくても、ハリケーンシーズンには天候の影響を受けるリスクがあります。雨風が強い日には、1日中ホテルの部屋で過ごさなければならないこともあるでしょう。また、マリンアクティビティや現地のツアーが直前で中止になることもあります。

ハリケーンシーズンは、天候による影響のリスクが比較的高い時期です。格安で旅行ができる一方で、ハリケーンで旅行が台無しになるリスクもあります。あえてハリケーンシーズンを選ぶ場合は、予定がズレても問題ないように、スケジュールに余裕を持つなど、リスクヘッジが必要です。

ハリケーンと台風の違い

メキシコのハリケーン情報を調べる前に、ハリケーンの規模について把握しておいた方が良いでしょう。ハリケーンと台風は、どちらも熱帯低気圧で本質的には同じですが、発生する場所と認定される最大風速が異なります。

台風は、東経180度より西で発生する熱帯低気圧のうち、最大風速約17m/s以上のもののことです。一方、ハリケーンは、西経180度より東で発生する熱帯低気圧で、最大風速が約33m/s以上になったものを指します。

測定方法が異なるので一概に比較はできないものの、単なる「台風」レベルではハリケーンに認定されません。ハリケーンは認定された時点で、日本の基準でいう「強い台風」レベルの風速を持っているといえます。なお、ハリケーン未満の熱帯低気圧は、トロピカルストームと呼ばれます。

 

参照元

国土交通省気象庁「台風について」

メキシコの雨季と重なる

メキシコのハリケーンシーズンは、雨季(5月~10月ごろ)と重なります。ハリケーンシーズン中の滞在は、雨季特有の天候の変化にも注意が必要です。

メキシコの雨季は、日本の梅雨とは異なり、1日中雨が降り続くことはあまりありません。高温多湿で、夕方から夜にかけて1~2時間程度の激しいスコールが降るというパターンが一般的です。レイングッズを用意する、乾きやすい服を選ぶなど、スコールへの対策をしておくことをおすすめします。また、大雨による冠水で渋滞が発生しやすいので、移動する際は注意しましょう。

 

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メキシコのハリケーンの特徴

住宅街に大雨が降っているイメージ

ここでは、メキシコのハリケーンの特徴について解説します。

東西の海域からハリケーンの直撃を受ける

メキシコは、東西で海に面しているため、二つのルートからハリケーンの直撃を受けます。

東側:メキシコ湾・カリブ海沿岸

大西洋やカリブ海で発生したハリケーンの影響を受けやすいエリアです。カンクンなど人気の観光地が含まれるエリアで、大型ハリケーンによる観光業への被害が度々発生しています。平坦な地形のため、ハリケーンが勢力を保ったまま半島を横断することも多いです。

西側:太平洋沿岸

太平洋で発生したハリケーンが上陸しやすいエリアです。バハ・カリフォルニア半島やハリスコ州、シナロア州、オアハカ州などでハリケーンのリスクがあります。

大西洋側に比べ、ハリケーンシーズンが半月ほど早く(5月15日ごろ~)、シーズン初期から大型ハリケーンが発生することもあります。また、気候変動の影響で、短時間で急発達するハリケーンが多いのも特徴です。一方、山が多い地形なので、内陸へ進むと勢力が衰える傾向があります。

内陸部はハリケーンの直撃を受けない

メキシコの内陸部がハリケーンの直撃を受けることは基本的にありません。首都メキシコシティを含むメキシコの内陸中央部は、標高約2,000mの高原地帯です。台風やハリケーンは山を乗り越えることが基本的にできないため、ハリケーンがそのままの勢力で上陸することは地形的にできません。ただし、ハリケーンの影響を受け、内陸部でも雨風が強まることもあります。

ハリケーンが急速に発達する可能性がある

近年メキシコでは、ハリケーンが急速に発達する現象が目立っています。予測を裏切る形でハリケーンが急成長し、対策が間に合わず大災害となることも珍しくありません。2023年10月には、「ハリケーン・オーティス」がわずか1日で最低ランクから最高ランク(カテゴリー5)に発達し、アカプルコに甚大な被害をもたらしました。

ハリケーンの急成長は、事前の予測が困難です。急な被災に備えて、防災グッズを用意するなど対策しておくと良いでしょう。

 

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メキシコ:近年のハリケーン

強風であおられているヤシの木のイメージ

ここでは、近年メキシコに上陸した主要なハリケーンについて解説します。

ハリケーン「エリック」(2025年6月)

ハリケーン「エリック(Erick)」は、メキシコ南部オアハカ州に上陸したハリケーンです。シーズン初期の6月としては異例のカテゴリー4まで急速発達した後、強い勢力を保ったまま上陸しました。

ハリケーン「ベリル」(2024年7月)

ハリケーン「ベリル(Beryl)」は、カテゴリー5の勢力でカリブ海を通過した記録的なハリケーンです。非常に強い勢力でカリブ海諸島に上陸し、壊滅的な被害をもたらしました。

メキシコのユカタン半島上陸時は、カテゴリー2まで勢力を落としていたものの、大雨や高潮による被害を発生させました。

ハリケーン「オーティス」(2023年10月)

ハリケーン「オーティス(Otis)」は、メキシコ史上最悪レベルの気象災害とされています。わずか24時間で熱帯低気圧から最高ランク(カテゴリー5)へ急発達し、予測が困難な状態でアカプルコを直撃しました。住民の避難が間に合わず、深刻な被害をもたらしました。

ハリケーン「パトリシア」(2015年10月)

ハリケーン「パトリシア(Patricia)」は、西半球における気象観測史上最大級の猛烈なハリケーンです。上陸直前に勢力が衰えたこと、また人口が少ない地域への上陸だったため、予測されたような壊滅的な大災害には至りませんでした。

 

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メキシコ:ハリケーンへの備え

水を溜めたポリタンクのイメージ

メキシコのハリケーン対策は、基本的に日本の台風対策と変わりません。ハリケーンの被害が予想される場合は、以下のような準備をしておきましょう。

  • 最新のハリケーン情報を把握する
  • 飛ばされやすい物を撤去・固定する
  • ガムテープなどで窓ガラスの飛散を防止する
  • バスタブや大型容器に水道水を貯めておく
  • 浸水リスクがある場合、家電や衣類などを高い場所に移動する
  • 貴重品や重要書類は、水に濡れない場所に保管し、すぐ取り出せるようにする

また、ハリケーンへの備えとして以下のアイテムを準備しておく必要があります。

パスポート、滞在許可証、水、非常食、懐中電灯、現金、スマホ、モバイルバッテリーなど

ハリケーンの被害に遭ったら

メキシコでハリケーンの被害に遭ったら、以下の優先順位で行動してください。

  1. 1.自身の安全確保を最優先に行動する(二次災害・衛生・治安に注意)
  2. 2.現地当局が発表する警報・指示・避難勧告に従って行動する
  3. 3.日本の留守家族と最寄りの日本国大使館・総領事館に連絡する

また、最新の安全情報が確認できるように、在留届(3ヶ月未満の渡航なら、たびレジ)を登録・提出しておきましょう。

 

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  • 最終更新日:2026年7月22日

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