スペイン語圏はどこ?スペイン語を公用語とする21の国と地域
公開日:2026年2月10日
更新日:2026年2月10日

目次
- スペイン語圏:スペイン語を公用語とする21の国と地域
- アメリカ:メキシコに次ぐスペイン語大国
- スペイン語が話されているそのほかの国々
- スペイン語が広い地域で話されているのはなぜ?
- スペイン語は地域ごとにバリエーションがある
このページのまとめ
- スペイン語の母語人口は約4億8,000万人で、中国語に次いで世界第2位の規模を誇る言語
- スペイン語を公用語(共通語)としているのは21の国と地域
- 特に中南米では、スペイン語が主要な言語となっている
- スペイン語話者が多い国は、1位がメキシコで、2位はアメリカとされている
- スペイン語が広い地域で話されている理由は、15世紀以降の植民地支配が関係している
スペイン語圏について知りたい方に向け、スペイン語を公用語としている21の国と地域を紹介します。このコラムで、スペイン語圏とは具体的にどこを指すのかチェックしてみましょう。
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スペイン語は、母語人口約4億8,000万人にも達し、中国語に次いで世界第2位の規模を誇る言語です。 総話者数でみても、英語や中国語、ヒンディー語に次いで世界4位の言語とされており、非常に影響力が大きい言語であるといえます。
スペイン語を公用語・共通語としているのは、21の国と地域です。スペイン本国をはじめ、中南米やカリブ海地域など、幅広い地域で使われています。特に中南米では、ブラジルを除く多くの国で公用語とされており、主要な言語となっています。
スペイン語を公用語もしくは事実上の公用語としている具体的な国と地域は、以下の通りです。
【ヨーロッパ】 スペイン
【中央アメリカ】 メキシコ グアテマラ ホンジュラス エルサルバドル ニカラグア コスタリカ パナマ
【カリブ海地域】 キューバ ドミニカ共和国 プエルトリコ
【南アメリカ】 コロンビア ベネズエラ エクアドル ペルー ボリビア パラグアイ チリ アルゼンチン ウルグアイ
【アフリカ】 赤道ギニア
スペイン語の話者数が最も多い国はメキシコです。スペイン本国の人口は約4,900万人ですが、メキシコの人口は約1億3,000万人で、そのほとんどがスペイン語を話します。
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アメリカには、国が定める公用語はありませんが、共通語として英語が話されています。ただし、英語のほかにも多様な言語が話されており、英語の次に多く話されているのはスペイン語です。
アメリカには、多くのヒスパニックが暮らしており、その割合は人口の19%程度とされています。そのため、日常的にスペイン語を話す人も多く、スペイン語のネイティブスピーカーは4,000万人以上に達します。さらに、バイリンガルを含めると、5,000万人以上がスペイン語を話し、話者数ではメキシコに次ぐ第2位の国とされています。
アメリカのなかでスペイン語が日常的に話されている地域は、カリフォルニア州、フロリダ州、アリゾナ州、ニューメキシコ州など。これらの地域は、地理的・歴史的にもメキシコとの結びつきが強い地域です。ビジネスやメディアなど、さまざまな場面でスペイン語が使われています。
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公用語ではないものの、スペイン語が広く話されている国もあります。これらの国は、地理的な要因や歴史的な背景から、スペイン語が通じる地域です。
- アンドラ公国:スペイン・フランスと隣接しており、日常的にスペイン語とフランス語が話されている
- フィリピン:かつてスペインに統治されていたため、スペイン語由来の言葉が残っている
- ベリーズ:英語が公用語であるものの、スペイン語圏に囲まれているため国民の半数が英語とスペイン語のバイリンガル
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スペイン語が広い地域で話されている理由は、15世紀以降にスペインによる大規模な植民地化があったためです。
1492年にコロンブスが新大陸を発見したのち、スペインとポルトガルは、新領土を分割して統治する「トルデシリャス条約」を結びました。この条約により、スペインは境界線の西側にあたる中南米大半の地域に進出する権利を獲得。中南米の大部分を支配し、言語と文化を広めました。
一方、境界線の東側にあたるブラジルはポルトガル領となったため、現在でも南米で唯一のポルトガル語圏となっています。
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スペイン語は地域ごとに方言があり、発音やイントネーション、語彙にそれぞれ個性があります。これはアメリカ英語とイギリス英語の違いと似たようなものです。
スペイン語を学ぶ際は、地域ごとの言葉の違いに苦労することもあるでしょう。ただし、スペイン語のバリエーションは、その地域の歴史や文化を反映したものでもあります。そのため、スペイン語の多様性を理解することは、地域ごとの文化の違いを理解することにもつながります。
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