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公開日:2025年12月12日
更新日:2025年12月12日

スペイン語を学ぼうとしている方に向け、スペイン語の日常会話レベルについて解説します。このコラムで、日常会話レベルはどのくらいかチェックしておきましょう。
また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。
スペイン語の日常会話レベルとは、「日常生活で必要とされる最低限のコミュニケーションが取れるレベル」です。仕事や学校、趣味など、身近な話題に関して、内容を理解し自分の意見を述べることができます。
日常会話レベルといっても、ネイティブとスムーズに会話ができるレベルではありません。あくまで日常生活の範囲で、しっかりと表現ができるレベルです。海外旅行であれば、買い物や注文、道案内など、ほとんどの状況に対応できます。
外国語学習をする際は、日常会話レベルを目標にしている人も多いでしょう。ここでは、スペイン語の日常会話レベルが具体的にどのくらいのレベルなのか解説します。
語学力を測る国際的な基準として「CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)」というものがあります。スペイン語の日常会話レベルは、一般的にCEFRの「B1(中級)」に相当するレベルとされています。
CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)とは、外国語の習熟度を同一の基準で測るためのガイドラインです。CEFRには、A1、A2、B1、B2、C1、C2の6つのレベルがあり、レベルごとに言語能力が詳しく定められています。各レベルの大まかな内容は以下の通りです。
A1(入門):よく使われる日常表現を理解し、用いることができるレベル
A2(初級):日常の事柄について簡単なコミュニケーションができるレベル
B1(中級):日常生活で基本的なコミュニケーションができるレベル
B2(中上級):ビジネス上の専門的な議論ができるレベル
C1(上級):専門的な内容や抽象的な概念も理解し、複雑な議論ができるレベル
C2(最上級):ネイティブスピーカーに近いレベル
ビジネスや専門的な研究をしないのであれば、CEFRのB1レベルを目標に勉強する人が多いです。
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スペイン語の習得にかかる時間は、一概に言うことはできません。勉強法や学習環境、年齢、個人の適性などによって大きく異なるからです。
ただし、一般的には日常会話レベルのスペイン語を習得するのに必要な学習時間は、400~600時間が目安とされています。これは、スペイン語学習をゼロから始め、B1レベルに到達するまでの目安となる時間です。勉強時間や学習頻度にもよりますが、およそ半年~2年くらいかかるとされています。
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仕事で使えるスペイン語のレベルは、B2(中上級)以上が基準とされています。B2レベルは、ビジネス上の会議やプレゼンテーションの内容を理解し、レポートや業務メールを作成できるレベルです。 B2レベルでは、ビジネス会議の通訳や海外営業など、スペイン語を積極的に使う仕事に就けます。将来的にスペイン語を活かした仕事に就きたいと考えている方は、B2レベルの習得を目標に勉強しましょう。
ただし、専門的な仕事や上級の管理職の場合、より高度な語学力が求められることもあります。専門分野の翻訳家や同時通訳として働く場合は、C1レベル以上の語学力を身に付けましょう。
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外国語学習は、やみくもに勉強するだけでは、学習効率があまり良くありません。誤った勉強法を続けてしまったり、勉強が長続きしなかったりするリスクがあります。
外国語習得を目指して勉強する際は、語学系資格の取得を目標にするのがおすすめです。資格取得という明確な目標があれば、モチベーション高く勉強を継続することができます。また、体系的な学習ができるため、効率よく勉強することができるでしょう。
ここでは、スペイン語の検定試験のなかでも、知名度が高いものについて解説します。
DELEスペイン語検定は、スペイン政府が公式に認定する国際的なスペイン語の認定資格です。世界中で通用する資格なので、取得すれば海外でもスペイン語能力を証明することができます。読む、書く、聞く、話すの4技能が重視され、スペイン語を用いた総合的なコミュニケーション能力が測られるのが特徴です。
DELEスペイン語検定には、A1(入門)~C2(最上級)の6段階のレベルがあります。それぞれのレベルは、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に対応したものです。 スペイン語の日常会話レベルは「DELE B1(中級)」に相当します。ビジネスレベルは「DELE B2(中上級)」以上が基準です。
スペイン語技能検定(西検)は、文部科学省が後援するスペイン語の検定試験です。日本の試験なので、スペイン語の能力を国内で証明するのに役立ちます。スペイン語と日本語をつなぐ能力が測られるため、スペイン語の翻訳能力を日本で証明するのに有効な試験です。
西検には、6級(入門)~1級(最上級)の6段階のレベルがあります。スペイン語の日常会話レベルは、3級(中級)に相当します。ビジネスレベルは2級(中上級)以上が基準です。
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