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海外転職の面接対策!面接を成功させる方法について解説

公開日:2025年8月6日

更新日:2025年8月6日

日本人女性が外国人男性と面談しているイメージ

このページのまとめ

  • 海外企業の面接は、結論ファーストが基本
  • 面接官からの質問に対し、簡潔に分かりやすく回答することが重要
  • 質問内容は、スキルや実績に関するものが多い
  • 面接の服装やマナーは日本企業ほど重視されない
  • 海外企業の面接では、笑顔とアイコンタクトが重要

海外転職を検討している方に向け、海外企業の面接の特徴について解説します。コラムを読んで、海外企業の面接を成功させる方法をチェックしましょう。

また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。

【海外転職】海外企業の面接の特徴

海外の面接官のイメージ日本と海外では、企業が求職者に求めるものが異なるため、面接のマナーや質問の内容も異なります。まずは、日本とは違う海外の面接の傾向について押さえておきましょう。

結論ファーストが基本

海外企業の面接では、結論ファーストが基本となります。まずは結論を端的に伝えるように話しましょう。

前置きや前提から話し始めると、何が言いたいのか面接官に伝わりません。シンプルで分かりやすい表現を用いることが重要です。

スキルや実績が重視される

海外企業の面接は、スキルや実績に関する質問が中心となります。

海外企業は即戦力としての採用が基本です。募集しているポジションに相当するスキルを有するか判断するため、面接の質問も業務に関するものが大半となります。

海外企業の面接では、自身のスキルや実績を積極的にアピールし、募集にマッチした人材であることを伝えることが重要です。

服装やマナーはそれほど重視されない

海外企業の面接では、日本企業ほど服装やマナーは重視されません。

日本企業の面接では、服装や挨拶、話し方などのマナーが決まっており、それを守れるかどうかが合否に影響します。一方、海外企業は、それほどマナーは重視されていません。服装はビジネススーツの着用が一般的ですが、IT系やベンチャー企業ならオフィスカジュアルも容認されています。

ただし、ビジネスマナーは意識しなければなりません。特に英語には、ビジネスの場で用いられるフォーマルな表現があります。ビジネスの場面に適した言葉を選びましょう。

面接の時間が短い

日本企業に比べると、海外企業は面接の時間が短い傾向にあります。

人柄を確認するような質問はなく、スキルや実績など必要な情報を確認するだけなので、余計な質問はされず面接はすぐに終わります。採用に近い人なら、面接が5分ほどで終わることも珍しくありません。また、企業が求める人材でないと判断された場合も、面接はすぐに終わります。

面接の時間が短いからこそ、スキルや実績について端的に説明する必要があります。

コミュニケーション能力がチェックされる

海外企業の面接でも、求職者のコミュニケーション能力がチェックされます。ただし、これまでに体験したエピソードについての質問ではなく、業務上の具体的な問題についてどう対応するか直接的な質問がされることが多いです。

たとえば「上司がミスをしたとき、あなたはどうしますか?」「同僚からプレッシャーを受けたとき、あなたはどう対応しますか?」といった業務に関する質問がされます。これらの問いに対する反応や回答から、コミュニケーション能力がチェックされるのです。

 

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海外企業の面接マナー

スーツの若い男性がスマートフォンを操作している画像ここでは、海外転職の際に最低限押さえておきたい面接マナーについて紹介します。

服装

海外企業の面接に決まった服装はありません。むしろ、業種ごとに服装を変えることも重要です。

金融業界など伝統を重んじる業界では、フォーマルな服装が好まれます。スーツの色は、濃紺(ネイビー)やチャコールグレーがおすすめです。一方、IT系の面接では、オフィスカジュアルも容認されています。ただし、カジュアルな服装とはいえ、清潔感は心がけましょう。

姿勢・表情

面接を受けるときは、背筋を伸ばし、姿勢よく座るのが基本です。表情は笑顔が必須。表情を作るのが苦手な人は、日頃から口角をあげる練習をしておきましょう。

アイコンタクト

海外企業の面接では、適度なアイコンタクトをすることが重要です。目を合わせるのが苦手な人もいるかもしれませんが、目線が下を向いていると自信がないように見えてしまいます。相手の目を見て笑顔で話すことで、自信があるように見えるはずです。

 

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【海外転職】採用までの主な流れ

スーツの男性がタッチペンで笑顔のマークにチェックしている画像海外企業の選考プロセスは、日本企業とあまり変わりません。採用までの主な流れは以下のとおりです。

  1. 書類選考
  2. 面接
  3. 内定

ここでは、海外転職の際のそれぞれのプロセスについて解説します。

書類選考

英文履歴書などの応募書類を作成し、企業の募集に応募します。面接に進めるかどうかは履歴書のクオリティに掛かっているので、企業に興味を持ってもらえるような履歴書を作成しましょう。履歴書は、内容を詰め込みすぎず、簡潔で見やすい表現にすることが重要です。読みやすい履歴書を作成することは、仕事ができるアピールにもつながります。

筆記試験

海外企業の選考では、適性検査や筆記試験が実施されることはあまりありません。ただし、職種によっては、会話能力のテストがあったり、プログラミングなどの専門知識を測るテストがあったりします。

面接

海外企業の面接は1対1が基本です。面接の場所は先方のオフィスがほとんどですが、まれに外のカフェで実施されることもあります。日本からWeb面接を受ける場合は、二次面接以降は対面面接になることが多いです。

面接回数は、1~2回が主流です。ただし、企業によっては4回以上面接をするところもあります。また、応募するポジションが上であるほど、面接回数は増える傾向にあります。

内定

結果を連絡する期限が決められていない場合、一般的には面接から1週間ほどで結果の連絡があります。応募から内定までの期間を通算すると、1ヶ月~1ヶ月半くらいかかるのが一般的です。

 

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海外転職の面接を成功させる方法

スーツ姿の男性二人が握手している様子ここでは、海外転職の面接を成功させる方法について解説します。

決まったフォーマットに沿って答える

海外企業の面接では、簡素で論理的な回答をすることが重要です。ロジカルな回答をするためにも、面接では決まったフォーマットに沿って回答するのが無難といえます。

おすすめは、STARメソッドです。過去のエピソードについて以下の流れで話すことで、簡潔に回答を伝えられます。

  • 状況(Situation):そのときの状況
  • 課題(Task):具体的な課題とそのとき担っていた役割
  • 行動(Action):課題を解決するためにとった具体的な行動
  • 結果(Result):自分の行動によって得られた結果

話す順番を決めてしまえば、あとは自身の経験をあてはめて肉付けしていくだけです。可能であれば、数字やデータを用いるとより実績が伝わりやすくなるでしょう。

質問の意図を推測する

海外企業の面接では、スキルや実績に関する具体的な質問が多いです。一方、「あなたの強みを教えてください」といった抽象的な質問をされることもあります。そんなときは、質問の意図を推測して回答しなければなりません。思いついたことを長々と話すのではなく、端的に回答するのが基本です。企業が求める人材であるということを簡潔に伝えられるようにしましょう。

謙遜や遠慮は必要ない

海外企業の面接では、謙遜したり遠慮したりする必要はありません。自分の強みや実績は積極的にアピールするようにしましょう。謙遜する姿勢は、海外では自信がないように見られてしまいます。笑顔を意識し、自信をもって話すことが重要です。

質問を想定し回答を考えておく

面接官の質問に対し簡潔に回答するためにも、あらかじめ質問内容を想定しておく必要があります。そもそも話す内容が決まっていないのに結論ファーストで話すのは困難です。あらかじめ話す内容を考えておき、それから結論ファーストの回答方法を練習するようにしましょう。

 

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