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海外就職に学歴は関係ある?海外就職における学歴の必要性について解説!

公開日:2025年7月17日

更新日:2025年7月17日

積み重なった本の上に大学の帽子が乗っている画像

このページのまとめ

  • 海外就職において学歴は重要な要素の一つといえる
  • 就労ビザを取るために、大卒以上の学歴が必要な国もある
  • 大学のランクは、就労ビザの申請においてあまり関係がない
  • 大企業や国際的な企業は学歴要件を設けている場合がある
  • 高卒でも、実務経験や専門スキルがあれば海外就職できるチャンスがある

海外就職を検討している方に向け、海外就職における学歴の必要性について解説します。コラムを読んで、海外就職に学歴はどれくらい関係があるのかチェックしてみましょう。

また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。

海外就職において学歴は重要な要素となる

高卒大卒と書かれたブロックを並べ大卒を選ぶ手の画像

結論からいえば、海外就職において学歴は重要な要素となるといえます。ただし、学歴が必須になるかどうかは、国によって異なるというのが実情です。ここでは、海外就職に学歴はどの程度関係するのかについて解説します。

就労ビザを取るには大卒以上の学歴があると有利

就労ビザを取るには大卒以上の学歴があると有利になります。なぜなら、就労ビザを取得するための一般的な条件として、大卒以上の学歴が求められることがあるからです。

就労ビザとは、就労が認められた滞在許可のことです。海外で働くには、就労ビザを取得しなければなりません。就労ビザは、国ごとにさまざまな種類があり、取得条件もそれぞれ異なります。就労ビザの取得条件としては、学歴や実務経験、仕事の専門性、給与要件などが求められることが多いです。

アーティストや芸能人など、特別な仕事に就いていない限り、たいていはその国の最も一般的な就労ビザを取得することになります。就労ビザに学歴の条件が定められている場合、基本的には大卒以上の学歴(学士号)が必要になるケースが多いです。高卒の人は、実務経験や専門スキルがないと、ビザが発行されない可能性があります。一般的には、学士号以上の学歴があったほうが、海外就職の選択肢が増えるといえるでしょう。

実務経験や専門スキルがあれば高卒でも就労ビザが取れる可能性がある

大卒以上の学歴が必要な国でも、実務経験や専門スキルがある人なら、高卒で就労ビザが取れる可能性があります。

たとえば、アメリカのH-1Bビザは、取得するのに原則大卒以上の学歴が必要とされていますが、専門職の実務経験が学位に相当すると判断されれば、高卒・短大卒の人もビザが発行されるチャンスがあります。学歴がネックになっている人は、実務経験を積むことで学歴をカバーすることも可能です。

学歴を重視する度合いは国・企業によって異なる

企業にとっても、最終学歴は人材を評価する重要な要素の一つといえます。ただし、学歴をどれくらい重視するかは国や企業によって異なります。

アメリカや韓国など、いわゆる「学歴社会」の国では、企業も学歴を重視する傾向にあります。そのため、最低でも学士号以上の学歴を求める企業が多いです。

また、大手企業や国際的な企業は、一定の学歴要件を設けている場合があります。最低限必要とされる学歴は学士号で、研究職などより専門的な仕事の場合は修士号や博士号が求められることもあります。

就労ビザの取得に大学のランクは基本的に関係ない

就労ビザを取得するのに、大学名や大学のランクは基本的に関係ありません。大学は世界中に数多く存在するため、雇用主が各国の大学のランクを把握することは困難です。そのため、学士号や修士号といった称号のほうが重視されます。

就労ビザの取得に文系・理系はあまり関係ない

就労ビザを取得するのに、文系・理系の区分は、直接は関係ありません。ただし、理系人材のほうがスキルを活かした就職のチャンスが多い傾向にあります。

大学の専攻は、応募する職種と関連する内容であることが望ましいといえます。特に専門職に応募する場合、学校で学んできた専門的な知識が求められることも多いです。海外は、ITエンジニアなど理系専門職の需要が高い傾向にあるため、理系人材なら学校で学んできた知識を活かした就職がしやすいでしょう。

 

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各国の就労ビザの学歴要件

ビザ要件のチェックシートの画像

ここでは、諸外国の一般的な就労ビザについて、学歴要件を紹介します。

国・地域学歴条件
アメリカ原則、大卒以上

(学士号に相当する実務経験があれば申請可能)

カナダ原則、大卒以上

(実務経験やスキルがあれば申請可能)

メキシコなし
中国原則、大卒以上

(ポイント制による条件を満たすことでも申請可能)

オーストラリアなし
タイなし
フィリピンなし
マレーシア大卒以上でないと取得は難しい

(高卒の場合、10年以上の実務経験が必要)

ベトナム原則、大卒以上

(5年以上の実務経験で申請できる場合もある)

インドネシア原則、大卒以上

(実務経験や資格があれば申請できる場合もある)

シンガポール大卒以上
インドなし

就労ビザを取得するためには、学歴以外にも職歴や職種、専門スキルなどが総合的に判断されます。そのため、高卒でも就労ビザを取得することは可能です。ただし、大卒以上の学歴があれば、海外就職の選択肢が増えるのは事実といえるでしょう。

なお、就労ビザ取得の条件は変更されることがあるので、最新情報をチェックしましょう。

 

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高卒で海外就職を成功させる方法

海外で働くビジネスマン

高卒でもきちんと準備をしておけば、海外就職を成功させることは可能です。ここでは、高卒で海外就職を成功させる方法について解説します。

資格を取る・スキルを身に付ける

高卒で海外就職を成功させるなら、資格を取ったりスキルを身に付けたりするのが有効です。即戦力となる仕事の実力があれば、海外でも評価されやすいでしょう。

資格を取るなら、海外でも通用する資格を取ることをおすすめします。たとえば、英語資格ならIELTSやTOEFLがおすすめです。

 

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語学力を磨く

海外就職を目指すなら、語学力を身に付けておいたほうが良いでしょう。語学力がないと、応募できる求人の数が限られてしまうだけでなく、就労ビザの取得が難しくなる可能性もあります。

海外就職に必要な英語力は、TOEICスコアで730点以上が目安とされています。ただし、仕事内容によってはより高いレベルの語学力が必要とされることもあります。

実務経験を積む

高卒で海外就職をする場合、関連分野の実務経験があると就労ビザが取得しやすくなります。海外就職を目指す人は、日本で仕事の経験を積んでから挑戦するのも一つの手です。なお、就労ビザの申請に必要とされる実務経験の期間は、国によって異なるため事前にリサーチしておきましょう。

転職エージェントを活用する

海外就職は手間や時間がかかるので、一人ですべて準備するのは大変です。就職活動を効率よく進めるためにも、転職エージェントの力を借りることをおすすめします。

プロに相談すれば、自分の学歴や職歴をふまえたうえで仕事を紹介してもらえます。そのため、自分に合った求人を効率よく見つけることができるでしょう。非公開求人なども扱っているので、自力では見つけられないような求人を紹介してもらえる可能性もあります。

また、海外就職に関して分からないことがあれば気軽に相談できるのも転職エージェントを利用するメリットです。現地情報や渡航の準備、ビザ申請の方法などについて、海外就職に詳しいプロのアドバイザーからアドバイスをもらうことができます。

 

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