スーツ姿の男性がキャリーケースを運んでいる様子

このページのまとめ

  • 高卒でも海外就職は可能
  • 就労ビザが発行されなかったり、実力が評価されづらかったりすることも
  • 実務経験や専門スキル、語学力があると良い
  • 海外就職する方法はいくつかあるので自分に合う方法を選ぶことが重要

「海外就職は高卒でもできる?」と疑問に思っている方のために、このコラムでは高卒で海外就職する方法や注意点について解説します。

高卒でも海外就職は可能ですが、就労ビザの取得が難しかったり、実力が評価されづらかったりするので、そのぶん、実務経験や専門スキル、語学力が重要になってきます。どうすれば高卒で海外就職できるのか、本文で詳しく確認してみましょう。

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高卒でも海外就職できる?

高校の卒業証書の画像

結論から書くと、最終学歴が高卒でも海外就職は可能です。

高卒で働ける仕事は海外にもありますし、海外で活躍中の日本人のなかには高卒の人もたくさんいます。

ただ、高卒だと海外就職のハードルが高くなってしまうのも事実です。
まずは「高卒で海外就職するときの注意点」を確認してみましょう。

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高卒で海外就職するときの4つの注意点

4本指を立てている画像
高卒で海外就職する際は、以下のような注意点を知っておくと良いでしょう。

就労ビザが発行されない可能性がある

最終学歴が高卒だと、就労ビザの申請が通らない可能性があります。

就労ビザは、就労目的での入国を認める許可証のことです。外国で働くには、この「就労ビザ」が基本的に必須となります。

就労ビザは国ごとに複数の種類があり、それぞれに取得のための要件が設定されています。その要件に、学歴を含む国が多いのです。

たとえば、アメリカにある就労可能なビザのうち、最も一般的な就労ビザ「H-1Bビザ」を取得するには、4年制大学以上の学位、もしくは同等以上の実務経験や技能が求められます。

高卒で就労ビザを取得しようとすると、実務経験や資格などが追加で必要になることがあります。

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「実力がない」とみなされてしまう可能性がある

海外は、学歴を実力として重視する傾向にあります。そのため、高卒だと「実力がない」とみなされてしまう可能性があります。

国によって違いはあるものの、基本的に海外の大学は卒業の難易度が高めです。そのため、大学を卒業している人は、実力があると判断されます。高卒で海外就職をするなら、実力を示せるスキルを身に付けておくと良いでしょう。

コネクションが必要

海外は、コネクションを重視する、いわゆるコネ社会です。

新卒一括採用の概念は、海外にはありません。企業のインターンシップに参加し、その後、採用に繋がる流れがメジャーです。本人の人柄や働きっぷりを把握したうえでの採用が基本といえます。

コネがないまま高卒で海外就職しようとしても、大卒でコネがある現地の人たちに埋もれてしまうでしょう。高卒で海外就職するなら、コネクションを作っておくことが大切です。

できる仕事が限られてしまうことも

最終学歴が高卒で、かつスキルがないと、海外でできる仕事は限られてしまいます。

求人数が少ないばかりか、誰でもできるような単純作業しかやらせてもらえず、少ない給料で働かなければならないこともあるでしょう。そうならないためにも、スキルを身につけることが重要です。

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高卒で海外就職するには何が必要?

英和辞書を開き勉強しているイメージ

高卒の方が海外就職を成功させるには、以下に挙げるようなものがあると良いでしょう。

資格やスキル

高卒で海外就職をするなら、自分が働きたい職種に関する資格やスキルを習得しておくことをおすすめします。

海外の採用は実力主義が主流です。第三者にアピールできるような資格やスキルがあれば、採用に繋がりやすいでしょう。ITやデザインの技能、調理師の資格、日本語教育能力検定の資格など、海外に通用するスキルはさまざまあります。

また、資格やスキルがあれば就労ビザが降りる可能性も高まるはずです。

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語学力

高卒で海外就職するなら、語学力は身につけておきましょう。現地語の習得が基本ですが、仕事で英語を使う場合には英語のスキルも必要となります。

海外には語学力不問の求人もありますが、数は少ないので、良い条件の求人を逃してしまう可能性が高め。語学力があるほど、できる仕事の幅が広がります。また、語学力があれば就労ビザも取りやすくなります。

実務経験

高卒だと、多くの場合、就労ビザの取得要件で、その業界での実務経験が必要とされます。就労ビザの取得に必要とされる期間はさまざまなので、希望する国のビザ取得の条件をチェックしておきましょう。
また、日本で実務経験を積む際は、海外就職で希望する仕事と関連する企業を選びましょう。

貯金

海外就職が決まっても、実際に給料がもらえるのは月末や翌月の頭です。収入を得るまで現地で生活するのに必要な資金を用意しておきましょう。生活費や物価は国によって大きく異なります。渡航先の国の生活費について事前に調べ、計画的に貯金しておくと良いでしょう。物価の安い地域だと、貯金額の目安は30万円以上程度とされています。

転職エージェントの活用

海外就職の準備ができ、実際に就活を始める段階になったら、転職エージェントなど海外就職サービスの利用をおすすめします。

自分にマッチした求人をプロのスタッフから紹介してもらえるほか、面接日の調整、給与交渉などを依頼でき、手厚いサポートが受けられます。また、最大のメリットは、現地事情や必要な費用、準備するものなど、何でも相談できる点。海外就職が不安な方でも、充実したバックアップのもと安心して就活を進められます。

※大卒の学位(学士号)を取るのも手

高卒でも海外就職は可能です。ただ、就労ビザの取得要件など、大卒資格があったほうが有利な場面が多いのも事実といえます。海外就職を成功しやすくするために、大卒資格の取得も選択肢に入れておきましょう。通信制大学など自由度の高い大学もあるので、資格勉強などと両立することもできます。

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高卒で海外就職する5つの方法

スーツケースに入ったワイシャツとネクタイ、パスポートの画像

海外就職する方法は、以下の5つが一般的です。
それぞれについて、高卒で海外就職する方法として適しているかどうかも踏まえて解説します。自分にあった方法がどれかチェックしてみましょう。

現地企業に就職(現地採用)

現地にある企業や、日系企業が現地に開設した拠点に、直接エントリーして就職する方法です。
行きたい国や、やりたい仕事、渡航のタイミングを好きに選べる自由度の高さが特徴で、海外就職する方法のなかでも特にメジャーな方法だといえます。

【高卒で現地企業に就職できる?】
欧米諸国等の現地企業へ就職するのは、ハードルが高めといえます。大卒以上の学歴や専門スキルを求められることが多いからです。国によっては、就労ビザの取得も難しい可能性があります。

なお、アジア圏など日系企業の進出が盛んな地域にある、日系企業の現地法人なら、就職のハードルは低めです。コールセンターなどスキルを必要としない求人があり、欧米諸国に比べるとビザの取得もしやすい傾向にあるため、高卒でも働ける可能性があります。

日本の企業に就職して海外赴任

海外に拠点をもつ日本のグローバル企業に就職し、海外赴任を目指す方法です。いわゆる海外駐在員という働き方のことで、日本で実務経験を積んだ職員や、語学が堪能な職員が選出される傾向にあります。渡航先や仕事内容は会社都合で決まるので自由度は低めですが、海外赴任手当など各種手当てが期待でき、待遇面で魅力ある働き方です。

【高卒で海外駐在できる?】
実務経験がない人が、いきなり海外駐在員として働くのは難しいと言えます。

海外駐在員の業務は、現地での管理やマネジメントが中心です。そのため、仕事をしっかり理解している実務経験豊富な職員が選出される傾向にあります。

また、実務経験を積み、海外赴任の希望を職場に伝えても、海外に行けるとは限りません。競争率が高かったり、チャンスが一向に巡ってこなかったりすることもあります。

留学中にアルバイト

短期留学は観光ビザでもできることがあります。一方、長期留学するには学生ビザが必要です。
学生ビザは勉強するためのビザなので、基本的に就労は認められていないものの、国によっては一定の条件下でアルバイト程度ならできることもあります。たとえば、オーストラリアは2週間で40時間、アメリカはキャンパス内で週20時間のアルバイトが可能です。

また、留学後に現地就職できる可能性もあります。専門留学や大学留学なら、留学で得た知識やスキルを活かして働き先を見つけることができるかもしれません。語学留学でも、実務経験がある等で就労ビザを取得できるなら、留学から現地就職もできるでしょう。

【高卒で留学中にアルバイトできる?】
高卒でも留学自体は難しくありません。渡航先の国によってはアルバイトもできるはずです。
就労の時間に制限があったり、留学に費用が必要だったりする点は知っておくと良いでしょう。

インターンシップ

インターンシップは、学生が仕事を体験できる制度のことです。
日本のインターンシップは、体験期間が1日~数週間の短期・短時間型が一般的。職業体験を通じて企業の業務内容を知ることを目的としています。

一方、海外のインターンシップは数ヶ月単位の長期型が主流です。体験期間中は企業の一員として実際に業務に携われるため、語学力やコミュニケーション能力、仕事のスキルを高められます。

インターンシップに行ける国はさまざまありますが、渡航にはビザが必要になるので、比較的取得しやすいワーキングホリデービザで行けるオーストラリアやカナダが人気です。

【高卒でも海外インターンシップに参加できる?】
海外インターンシップは斡旋会社が複数あるので、それらを利用すれば高卒でも海外インターンシップに参加できます。ただ、斡旋会社に費用を支払う必要があるうえ、インターンシップ期間中は無給もしくは給料が低いので、金銭的な負担がある点には注意が必要です。

また、海外インターンシップのなかには、短期のプログラムや、語学力が必要ないプログラムもありますが、将来的に海外で働くことを考えるなら語学力を高めてから長期のプログラムに参加することをおすすめします。

ワーキングホリデー

ワーキングホリデー制度は、18~30歳の日本人が、協定を結んだ国に対し渡航できる制度です。およそ1年ほどの滞在が可能で、宿泊や学習、就労など、現地の生活を総合的に体験できます。ワーキングホリデー期間中の前半は語学学校に通い、後半は就労するというパターンが一般的です。

ワーキングホリデー制度は以下の26カ国・地域で利用できます。

〈ワーキングホリデー協定国〉
オーストラリア / ニュージーランド / カナダ / 韓国 / フランス / ドイツ / イギリス / アイルランド / デンマーク / 台湾 / 香港 / ノルウェー / ポルトガル /ポーランド / スロバキア / オーストリア / ハンガリー / スペイン / アルゼンチン / チリ / アイスランド / チェコ / リトアニア / スウェーデン / エストニア / オランダ

参照元
外務省「ワーキング・ホリデー制度」(2022/3/16 参照)

【高卒でもワーキングホリデーできる?】
ワーキングホリデー制度は、高卒でも比較的容易に利用できます。ただ、利用できる年齢や滞在可能な期間は国ごとに異なっているほか、ビザの年間発給数が決まっている国も多いので、よく確認しておきましょう。

また、ワーキングホリデーは基本的に休暇を目的とした制度で、就労を第一目的としたものではありません。そのため、ワーキングホリデーに参加するだけでは、評価されにくいこともあります。はっきりとした目的を持って参加し、語学力や技能をしっかり身に付けることが重要です。

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「海外で就職したい」と考えている方は、メキシコを選択肢に加えてみてはいかがでしょう。
メキシコは、経済大国アメリカと地続きという地理的利点から、日本企業の進出が相次ぐ国。日本人向けの求人が増加中で、就労ビザの取得もしやすいため、特に海外就職の経験がない方に適しているといえます。
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