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海外就職は難しい?海外で働く方法と海外就職の難易度について解説!

公開日:2025年5月9日

更新日:2025年5月9日

パスポートを持って電話を耳に当てているビジネスマンの」イメージ

このページのまとめ

  • 海外就職は国内で就職するよりも難しい
  • 海外就職が難しいのは、語学力や専門スキルが求められるから
  • 海外企業で働くなら、基本的にビジネスレベルの語学力(英語力)が必須
  • 海外企業は即戦力となる人材を求める傾向にあるので、すぐ働けるくらいの仕事のスキルが必要
  • 海外インターンシップやワーキングホリデーなら、海外で働く難易度が比較的低い

海外で働きたいと考えている方に向け、海外就職の難しさについて解説します。比較的難易度の低い海外就職の方法についても紹介しているので、コラムを読んでチェックしてみましょう。

また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。

「海外就職は難しい!」難易度が高い3つの理由

オフィスで会議をしているイメージ

海外就職は、国内の企業に就職するよりも難易度が高いといえます。

特に、アメリカやヨーロッパの企業に就職するのは難易度が高めです。ここでは、海外就職が難しい理由について解説します。

1.高い語学力が求められる

海外企業で働くには、基本的にビジネスレベルの語学力が必要です。書類作成やクライアントとの交渉も、すべて英語もしくは現地の言葉で行う必要があります。

「外国語が話せる人材」は、国内企業では評価されるでしょう。しかし、海外企業では、英語や現地の言葉は話せるのが当たり前という認識です。語学力が高いというだけでは評価されづらいのも海外就職の難しいところといえます。

なお、海外就職の際は、語学力を証明するために、語学検定のスコアが求められることもあります。IELTS(アイエルツ)などのスコアが、就労ビザ申請の条件になっている場合もあるため、確認しておきましょう。

2.即戦力として働けるくらいのスキルが必要

海外には基本的に新卒一括採用の考えがなく、入社後の研修もあまり行われません。人員は必要なときに募集し、入社後すぐに活躍してくれる即戦力となる人材を雇用するのが一般的です。

即戦力としての採用が基本なので、海外には「未経験歓迎」の仕事はあまりありません。海外就職をするには、即戦力として働けるくらいの実務経験や専門スキルが必要です。そのため、新卒の人よりも、社会人経験のある人のほうが優遇される傾向にあります。

3.就労ビザの取得が難しい

海外で働くには、基本的に就労ビザが必要です。就労ビザを取得するには、必要書類を用意して申請を行い、審査に通らなければなりません。

ただし、国・地域によっては就労ビザの発行審査が非常に厳しい場合もあります。たとえば、アメリカやオーストラリアなどの国は、就労ビザ取得のハードルが高め。専門スキルや高い語学力がないと審査に通りません。

◆関連記事 海外で働くのに必要な就労ビザとは?13の国と地域について取得条件を解説

海外就職を実現するためにやっておくべきこと

リスニングで勉強しているイメージ

海外就職は、国内で就職するよりも難易度が高いので、あらかじめ準備をしておくことが重要です。ここでは、海外就職を実現するためにやっておくべきことについて解説します。

実践的な語学力を身に付ける

語学力は、海外就職するうえで必須ともいえるスキルです。言葉が話せないと、職場でのコミュニケーションが取れません。海外就職を目指すなら、語学スキルを磨いておきましょう。語学検定の勉強をする、語学学校に通うなど、勉強方法はいくつか選択肢があります。

海外で求められるのは実践的な語学力です。海外で通用するスキルを身に付けるためにも、座学だけでなく、実際に話す機会も設けるようにしましょう。

専門スキルを習得する

海外では、英語や現地の言葉は話せて当たり前なので、採用されるにはほかに強みとなる専門スキルがあると良いでしょう。

IT系や営業、マネジメント、医療などの専門スキルを持っていれば、海外就職できる可能性が高まります。資格を取得しておくと、専門性をアピールしやすくなるので有効です。

実務経験を積む

海外企業は即戦力となる人材を雇用する傾向にあります。そのため、社会人経験があり、仕事のスキルが身についた人のほうが評価されるでしょう。

新卒者の方は、日本の企業で何年か経験を積んでから、海外転職という形で海外勤務を目指すのがおすすめです。日本の企業で働いている間も、海外企業にアピールできるような実績を作ったり、スキルを身に付けたりすることを意識すると良いでしょう。

学生の方は、インターンシップを利用するのも一つの手です。早いうちから社会人経験を積むことで、そのぶん早く海外就職のチャンスがつかめます。

◆関連記事 海外で働きたい新卒はチェック!新卒で海外で働く方法とやっておくとよい事

難易度の低い海外就職の方法5選

荷造りをしているイメージ

海外で働く方法はいくつか選択肢があります。ここでは、海外で働く方法のなかでも、比較的難易度の低い方法について紹介します。

1.海外インターンシップ

海外就職の難易度が高いと感じている方には、海外インターンシップをおすすめします。海外インターンシップは、正社員として働くよりもビザの取得が容易です。比較的簡単に海外で働く経験が積めます。

海外インターンシップは、3ヶ月~程度の長期のものが一般的。インターンシップで獲得したスキルは、海外就職に活かすことができます。また、インターンシップ先の企業から正式に採用されるケースもあります。

2.ワーキングホリデー制度を利用する

ワーキングホリデーは、主に18歳~30歳の人が、協定国に一定期間滞在できる制度です。滞在中は、旅費や生活費を稼ぐ目的での就労が認められています。

ワーキングホリデーは、就労ビザを取得する方法よりも簡単に海外で働く体験ができるところがメリット。アルバイトのような働き方がメインになりますが、実際に現地で働く経験が積めるので、現地の文化や生活に慣れることができます。

また、ワーキングホリデー中に、働いている企業から採用されるケースもあります。

3.日系企業の現地採用

海外にある日系企業に現地採用される働き方です。海外就職の方法のなかでも、日系企業の現地採用は、比較的ハードルが低め。職場に日本人スタッフがいることが多いので、日本と同じような環境で働けます。

仕事内容は、日本人顧客の対応など、日本語話者だからこそ任せられるものがメインです。日本語を使って働けることも多いため、語学力に自信がなくても働けるケースがあります。

アメリカやヨーロッパでの海外就職を目指す場合、まずはアジアなどにある日系企業で経験を積んでから挑戦するというのも一つの手です。

4.日本企業の海外駐在員として海外で働く

日本のグローバル企業に就職し、海外駐在員として海外転勤を目指す方法です。海外駐在員は、安定した働き方ができるのがメリット。日本企業に雇用されたまま海外で働くので、給与や待遇は日本基準となります。また、海外勤務に対して手当が支給されることが多いため、給料アップが見込めるところも魅力といえるでしょう。

ただし、駐在員の派遣にはコストがかかることもあり、基本的には社内で実績を残した人が選ばれる傾向にあります。そのため、海外で働くまでにある程度のキャリアが必要な点に注意しましょう。

5.ノマドワーカーとして海外から日本の仕事をする

ノマドワーカーは、IT機器を駆使し、特定の場所に縛られず働く人のことです。ITエンジニアやライター、デザイナー、翻訳家など、パソコンを使って作業する仕事が適しています。

ノマドワーカーは、インターネット環境さえあればどこでも働けるので、海外に住みながら日本の仕事をすることも可能です。また、特定の国にこだわらず、さまざまな国を渡り歩くような生活もできます。

クライアントは自分で見つける必要がありますが、海外で就職先を探すよりも基本的には難易度が低いと言えるでしょう。

◆関連記事 海外で働くには?英語が話せない人や未経験でも可能?おすすめの仕事一覧

海外就職後に感じる「海外で働くことの難しさ」

考え事をしているビジネスパーソンのイメージ

海外就職が実現しても、その後も困難な場面があります。せっかく海外就職をしたのに「思っていたのと違う」と、挫折してしまう人も少なくありません。

海外で働きたい人は、その後のキャリア・生活についても考えておくことが重要です。ここでは、海外就職で後悔しがちなポイントについて解説するので、海外就職をする前に、チェックしておきましょう。

海外企業の実力主義がプレッシャーになる

海外企業は実力主義が主流です。年齢や勤続年数に関わらず、実績を残せば評価されます。若いうちからキャリアアップすることも可能で、実力がある人には適した環境といえるでしょう。

反対に、同じ職場に長く勤めても、実績を残せないと給料は上がりません。また、成果が出せない状態が続くと、解雇されてしまうこともあります。厳しい環境で勝ち残る覚悟がないと、海外で働くのは難しいかもしれません。

仕事の結果だけが評価される

海外企業は、仕事の過程よりも結果を重視します。結果を残せないと、評価は上がりません。

いまの職場で、プロセスを重視する評価制度が採用されているなら、海外で働くとギャップを感じる可能性があります。思うようにキャリアアップができず、海外就職を後悔してしまうかもしれません。

海外の文化や風習に馴染めない

海外には、日本とは異なる文化や風習があります。仕事の進め方や仕事に対する考え方の違いに馴染めず、海外で働くことがストレスになってしまうという人も珍しくありません。

海外では、その国の文化や価値観を理解し、受け入れることが重要です。「日本ではこれが当たり前なのに」という考えにとらわれたままだと、ギャップを感じてしまいます。

仕事が急になくなることも

海外では、日本ほど安定した働き方はできない可能性があります。勤めていた日系企業の現地法人が急に廃止されたり、ある日突然勤めていた海外企業から解雇されたりするケースもありえない話ではありません。

人材の流動性が高い海外では、転職も盛んです。しかし、仕事が見つからず、帰国しなければならない場合もあるでしょう。安定して働き続けられるとは限らないというところも、海外就職の不安なポイントといえます。

◆関連記事 海外で働く現実とは。「海外転職をして後悔」その理由10選を解説

海外就職は実現できる!海外就職を成功させる方法3選

ガッツポーズをしている女性の画像

海外就職は、困難な場面も多く、難しい働き方です。一方、多様な価値観をもつ人たちと一緒に働くことで、自分の成長につなげられるという魅力ある働き方でもあります。

ここでは、海外就職を成功させる方法について解説します。海外就職を実現したい人はぜひ参考にしてください。

海外で働く目的を明確にする

海外就職をするなら、海外で働く目的を明確にしておきましょう。

海外就職にはさまざまな手続きや情報収集が必要です。「なんとなく海外で働きたい」といったように、海外で働く目的が漠然としていると、準備をするのが面倒になってしまう可能性があります。

海外就職を挫折しないためにも、海外で働く目的は明確にしておくべきです。明確な目的があれば、大変なことがあっても、目標に向かって乗り越えていくことができます。

情報収集をする

文化や気候、生活費、医療制度など、住みたい地域に関する情報を徹底的に集めましょう。現地の生活についてしっかり調べておけば「こんなはずではなかった」というギャップを減らせます。ブログやSNS、動画共有サービスなどを活用して、よりリアルな生活情報を入手しましょう。

お金と時間に余裕があるなら、現地に短期滞在してみることをおすすめします。1ヶ月くらいなら観光ビザで渡航できる国も多いです。その国に長く住むことを前提に、実際の現地の生活を体験してみましょう。

貯金を準備しておく

海外生活をスムーズに始めるなら、充分な貯金を用意しておくことをおすすめします。海外での生活に慣れるまでは、金銭的な不安があるとストレスになってしまう可能性があります。少なくとも3ヶ月~1年ぶんくらいの生活費を用意しておくと安心できるでしょう。

海外では、予期せぬ出費が発生することもあります。資金計画は余裕をもって立てることが重要です。

◆関連記事 海外で働くメリット・デメリット5選を紹介!海外就職の方法についても解説

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