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このページのまとめ

  • 海外就職はゴールではなく、通過点にすぎない
  • 海外で働いたあとのことも踏まえ、中長期的なキャリアプランを立てることが重要
  • 海外で働く方法は「海外赴任」や「現地採用」などがある
  • 海外赴任者のキャリアは、帰国して元の職場に戻ったり、国内で転職したりするのが一般的
  • 現地採用は、キャリアの自由度が高い反面、自力でキャリアを切り開いていかなければならない

海外就職を検討している方に向け、海外で働く方法や、海外就職後のキャリアについて解説します。コラムを読んで、自身のキャリアプランを考える参考にしてください。

また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。

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海外就職をする際は長い目でキャリアを見ることが重要

キャリアを積み上げるイメージ

海外就職に憧れを抱いている人のなかには、海外で働くこと自体が目的になってしまっている人がいるかもしれません。

しかし、海外就職はゴールではなく通過点にすぎません。キャリアプランは、中長期的な視点で計画を立てることが重要です。

きちんと計画を立てずに海外就職をすると、身に付けるべきスキルが分からなかったり、キャリアアップができなかったりする可能性があります。海外就職をする際は、海外で働いたあとのキャリアまで見据えて、計画を立ててから行動を起こすことをおすすめします。

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海外で働く3つの主な方法とキャリアの選択肢

三本指を立てる女性の画像

ここでは、海外で働く主な方法について解説します。それぞれの方法でキャリアパスが異なるので、自らの想定するキャリアプランに近い手段を検討してみましょう。

1.日本企業の駐在員として海外に派遣される

日本の企業に雇用されたまま、海外赴任をする方法です。給与や福利厚生が日本の水準となるので、海外でも安定性の高い働き方ができます。また、海外への赴任手当が支給されることが多いため、給料アップも期待できるでしょう。

ただし、転勤は会社都合なので、渡航先の国や海外赴任の期間は基本的に選ぶことができません。安定した働き方ができる一方、キャリアの見通しが立てづらい点はデメリットといえるでしょう。

海外赴任の期間は3~5年が目安。海外赴任後は、日本の職場に戻ってキャリアを継続するのが一般的です。また、海外勤務の経験を強みに、国内で転職することもあります。

2.現地の求人に応募する(現地採用)

現地の求人に直接応募し、雇用される働き方です。海外企業は高い語学力が必要とされるため、難易度が高め。一方、日系企業なら、同じ職場に日本人スタッフがいることが多く、日本の職場と近い環境で働けます。そのため、比較的ハードルの低い海外就職の方法といえるでしょう。

現地採用は、求職活動の自由度の高さが特徴です。働く国や仕事内容、就職のタイミングなどを自分で選ぶことができます。そのため、希望に合った仕事を見つけやすいでしょう。

海外で働いたあとのキャリアは、帰国して転職したり、ほかの国で働いたり、起業したりと、選択肢が豊富です。キャリアを自分次第で決めることができますが、そのぶん自力でキャリアを切り開いていく積極性が求められます。

3.ワーキングホリデー制度を利用する

ワーキングホリデーは、主に18歳~30歳の人に対し、協定国で約1~2年の間、旅行や語学学習、滞在資金を補う目的の就労を認める特別な制度です。滞在中はアルバイトのような働き方しかできませんが、就労ビザを取るよりも簡単に海外就労が体験できます。

ワーキングホリデー後のキャリアは、現地企業に就職したり、日本で転職したり、ほかの国へワーホリに行ったりとさまざまな選択肢があります。ただし、ワーキングホリデーはそもそも休暇が目的の制度なので、ワーホリの経験が転職活動において評価されない可能性がある点には注意が必要です。ワーキングホリデーに参加する目的を明確にし、目標達成のためにどのように行動したかをアピールできるようにしておくと良いでしょう。

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海外就職後の主なキャリア

多くの人がオフィスで働いている様子

海外就職後のキャリアとしては主に以下のような選択肢があります。

  • 日本の企業に戻って働く
  • 海外勤務の経験が活かせる企業に転職する
  • 外資系企業で働く
  • 現地法人の責任者になる
  • 現地で転職する
  • ほかの国で働く
  • 現地/日本で起業する
  • フリーランスとして独立する

海外就職はゴールではなく、その先もキャリアは続いていきます。3年後・5年後の自分がどうなっていたいかを想定し、いま何をすべきか、またどのようなスキルを身に付けるべきかを検討しましょう。

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海外経験者が帰国後に活かせるスキル

男女のビジネスパーソンが会話している様子

海外で働いた経験は、多くの業種において強みとなります。ここでは、海外経験者が帰国後に活かせるスキルについて紹介します。

語学力

語学力は、海外経験者の大きな強みとなるスキルです。ビジネスシーンで培った実践的な語学スキルは、特に日系グローバル企業においては重宝されるでしょう。海外駐在員や現地法人の責任者など、海外と直接関わるポジションで即戦力としての活躍が期待できます。

コミュニケーション能力

考え方や価値観の異なる人たちと働いてきた経験は、コミュニケーション能力の高さをアピールする要素となるでしょう。海外では、多様性を理解し、文化の違いにも柔軟に対応するスキルが求められます。異文化環境で獲得したコミュニケーションスキルは、業種を問わず評価されるポイントとなるはずです。

異なる環境への適応力

言葉の壁や文化の違いなど、海外就労にはさまざまな困難が伴います。そのような環境で働いてきた人は、「どんな環境でも成果を出せる人材」として企業から評価されるでしょう。問題解決能力や臨機応変な対応力は、多くの業種でアピールできるスキルといえます。

海外マーケットの知見

海外マーケットの知見は、その国でビジネスを展開しようとしている企業にとっては重宝されるスキルとなります。企業の海外展開においては、現地トレンドの分析や、商習慣の理解、消費行動の特徴の分析などが必要です。海外経験者は、海外市場の動向に詳しい人材として即戦力になるでしょう。

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海外経験者が帰国後に感じるギャップ

考え事をしているビジネスマンのイメージ

海外経験者は、海外で働いた経験を活かして、キャリアアップを実現する人が多いでしょう。一方、海外経験者が帰国後に「仕事のやりがいがなくなった」と感じるケースも珍しくありません。

たとえば、帰国後に転職をする場合、収入が減少してしまうケースが挙げられます。海外で培った高いスキルを持っていても、新入社員として扱われることで、スキルに見合わない給料になることがあるのです。
また、転職をする場合、仕事を一から覚える必要があり、慣れるまで時間がかかるという点もデメリットになるといえるでしょう。

ほかにも、海外赴任から戻って元の職場に配属されたとき、仕事のモチベーションが下がってしまうケースがあります。海外で裁量権の大きい仕事を任されていたぶん、帰国後に希望の仕事につけないと、仕事のやりがいがなくなってしまう可能性があるのです。

海外で働くと、仕事や人生についての価値観が大きく変化します。海外で働くなかで、今後のキャリアプランについて考え直すという人も少なくありません。海外就職~海外就職後のキャリアについて不安がある人は、転職エージェントなど、海外キャリアに詳しいアドバイザーに相談することをおすすめします。

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