Find a Job in Mexico 【Leverages Career Mexico】
公開日:2025年2月4日
更新日:2025年2月4日
海外勤務をしたいと考えている方に向け、海外勤務者が多い企業や、海外勤務のチャンスが多い業界について解説します。コラムを読んで、海外勤務についての基礎知識を押さえておきましょう。
また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。
海外勤務者が多い企業には、以下のようなものがあります。
【総合商社】 三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、豊田通商、丸紅
【自動車関連メーカー】 トヨタ自動車、いすゞ自動車、マツダ、デンソー、矢崎総業
【電機メーカー】 ソニー、キヤノン、三菱電機、シャープ、富士通
【金融・損保】 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、野村証券、みずほ証券、三井住友海上、東京海上日動火災保険
【建設・プラント・機械】 清水建設、大成建設、日揮、東洋エンジニアリング、三菱重工、コマツ
【海運】 商船三井、川崎汽船、日本郵船、NSユナイテッド海運、飯野海運
【その他】 JETRO、JICA
海外勤務者が多い企業は、海外で働けるチャンスの多い企業といえます。海外で働きたい人は、海外勤務者が多い企業への就職・転職を検討してみましょう。
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ここでは、海外勤務ができる業界について解説します。
日本の自動車や家電製品は、世界的にも有名で、海外でも高い売上を上げています。大手メーカーは、海外事業に力を入れており、海外に社員を派遣することも多い業界です。
大手メーカーの海外勤務では、主に支店の管理や経理、海外営業などを担当します。また、海外に生産拠点をもつ場合は、工場の生産管理を任されることもあります。
大手メーカーの場合、入社してすぐに海外派遣されることはあまりなく、基本的に国内で経験を積んだ人が派遣される傾向にあります。
総合商社は、幅広い商品・サービスを扱う大規模な卸売会社です。世界中に拠点を持っているため、海外勤務のチャンスが多くあります。
海外での主な業務は、トレーディングと事業投資です。トレーディングでは、海外の商品を仕入れる場合などに、現地法人に派遣されることがあります。事業投資では、出資して子会社化した海外企業で経営に参画します。
総合商社では、若手社員の海外研修プログラムを用意している企業もあります。そのため、若いうちから海外勤務を経験することが可能です。
投資銀行は、海外に拠点を構えている場合が多いため、海外で働けるチャンスがあります。
ただし、海外勤務者の割合は高くなく、語学力も求められるため、ハードルは高め。国内で優秀な成績を収めた人が派遣されるので、入社後すぐに派遣されることはあまりありません。
ゼネコンは、設計・施工・研究を自社で行う、総合建設業者のことです。マンションやビル、公共施設などの大規模な建設物を手がけます。
大手のゼネコンは海外でも事業を展開しているので、海外で働けるチャンスがあります。海外での業務は、現場の指揮や工程の管理が中心です。そのため、技術力のある人が派遣される傾向にあります。
また、一部のゼネコンは若手社員を海外派遣する取り組みを行っているので、若いうちから海外で働くことも可能です。
海運は、船を使って物資を輸送する業界です。国内の海上輸送をする内航海運もありますが、日本と海外を行き来する外航海運なら、海外に行ける可能性があります。
海運業界は、船に乗って働く人が多いので、海外勤務者の割合が高い傾向にあります。陸上職と海上職がありますが、海上職なら海外勤務できる可能性が高いでしょう。
航空業界も、海外勤務できる可能性が高いといえます。国際線のパイロットやキャビンアテンダントになれば、常に海外を飛び回るような働き方ができるでしょう。なお、航空業界でも、空港内スタッフは海外に行く機会が少ないので注意が必要です。
旅行業界では、ツアーコンダクターとして現地で働く方法があります。施設の手配など、現地の人に連絡をする機会があるので、日常会話ができるくらいの語学力が必要とされます。
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業界によって異なりますが、海外勤務がしやすい職種には以下のようなものがあります。
海外駐在をする人の主な役割は、マネジメントです。本社の意向を現地に伝え、現地スタッフの管理や生産工程の管理、財務管理などを行います。
そのため、海外勤務者は、マネジメント経験がある人や国内で結果を残している人、高い技術力を持つ人などが選出される傾向にあります。
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ここでは、海外勤務をするメリットについて紹介します。
海外勤務のメリットの一つが、収入アップが期待できるところです。ほとんどの企業は、海外勤務という負担の大きい働き方に対して、海外赴任手当などの手当を支給します。そのため、海外で働くと給料が増えることが多いです。
海外勤務をすると、語学力の向上が期待できます。海外では、現地の言葉でコミュニケーションを取らなければなりません。ネイティブな言葉に触れられるので、必然的に語学力が磨かれます。
ただし、語学力を高めるには、自主的な勉強が欠かせません。海外に行く前から勉強するのはもちろん、現地でも分からない言葉があったらすぐに調べるなど、自ら学ぶことが重要です。
海外駐在の場合は、現地のスタッフをまとめ、統率するような役割を担うことが多いです。そのため、海外勤務をするとマネジメントスキルが身に付きます。
文化や考え方の違うスタッフをまとめるのは、国内の管理職以上に大変なこともあるでしょう。しかし、そのぶんマネジメントスキルの向上につながりやすいといえます。
海外勤務の経験は、自分のキャリアアップにつながるでしょう。
海外勤務で獲得したグローバル人材としてのスキルは、社内においても、キャリア形成で大きな強みとなります。海外経験者は、役員候補として出世コースを進むことも多いです。
また、転職をする場合も、海外で身に付けたスキルは多くの企業で評価されます。特に海外進出をしようとしている企業なら、実際に海外で働いてきた人は重宝されるでしょう。
海外では、日本にはなかった異文化に触れられます。考え方や価値観、風習、働き方など、日本とは違う文化に触れることで、自分の視野を広げられるでしょう。
視野が広がると、生き方やキャリアの選択肢が豊富になります。また、これまで解決できなかった問題について、新しい解決法を思いつくということもあるでしょう。
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ここでは、海外勤務をするデメリットについて解説します。
海外には、日本とは異なる文化があります。地域によっては、衛生環境や生活の利便性が日本より低い場合もあるでしょう。こうした環境の違いが、海外勤務者のストレスになる可能性があります。人によっては、海外生活のストレスが心身の不調につながってしまう場合があるかもしれません。
海外では、現地のありのままの考えや文化を受け入れることが重要です。日本の常識を海外に持ち込むと「日本ではこうなのに」と、ストレスと感じてしまいがちです。
日本には多様な食文化があり、さまざまなジャンルの料理をレストランで簡単に食べることができます。一方、海外は日本ほど食事のバリエーションが多くはありません。また、地域によっては宗教上の理由から食材が制限されることもあるでしょう。そのため、現地の食事が口に合わない人は、海外ではつらい思いをするかもしれません。
近年は、海外にも日本食料理店が増えてるので、都市部などでは日本料理が食べられます。しかし、値段が高かったり、味付けが現地の人向けだったりすることも多いです。渡航の前に、おいしい日本食レストランがあるかどうか情報収集しておくと良いでしょう。
海外に人材を派遣するのにはコストがかかるため、企業は必要最低限の人数のみを派遣します。そのため、海外勤務者個人の業務量が多くなりがちです。一人だけ残って残業をしたり、休日出勤をしたりしなければならない場合もあるかもしれません。
海外で働く際は、治安事情に注意が必要です。
日本は世界的にみても治安が良い国なので、夜間一人で出歩いても危険な目に遭うことはほとんどありません。一方、海外は犯罪のリスクが日本よりも高いため注意が必要です。スリや置き引き、強盗などの犯罪に対し、常に警戒する必要があります。「夜間の外出は控える」「派手な格好はしない」など、基本的な安全意識が必須です。
渡航前には、現地の治安事情について「外務省海外安全ホームページ」などで調べておきましょう。海外には、発砲事件や暴動が発生するような、危険性が高いエリアもあります。地域ごとの危険レベルを把握して、その地域に適した防犯対策をすることが重要です。
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ここでは、海外勤務を実現する方法について解説します。
海外勤務を実現するには、海外に拠点をもつ日系グローバル企業に就職するのが近道です。海外勤務者が多く、海外勤務のチャンスが多い企業なら、海外で働ける可能性が高いでしょう。企業のWebサイトなどで海外勤務者の人数を確認しておくことをおすすめします。
海外勤務を目指している人は、語学力を身に付けておきましょう。
国際ビジネスの場で活躍するなら、基本的に英語のスキルは必須といえます。海外勤務者を選出するうえで、TOEICの得点を条件にしている企業もあるので、資格取得を目標に勉強すると良いでしょう。海外勤務者に必要な語学力は、英語なら、TOEICで700点以上が目安とされています。
また、非英語圏で働きたい場合は、現地語のスキルも必要です。現地の言葉が話せないと、生活の面で苦労します。
海外派遣にはコストがかかるので、企業は海外でも結果が出せるような人材を選出し派遣します。そのため、海外勤務者に選ばれるには、国内で経験を積んで、仕事の実績を残すことも重要といえます。日々の業務にしっかりと取り組み、企業から評価される人材になることが、海外勤務への近道です。
海外勤務を目指す人は、「海外で働きたい」という意思をアピールしましょう。海外勤務者を選出する際は、スキルや経験も重要ですが、本人の意思も考慮する要素となる場合があります。
海外で働きたくない人を選んでしまうと、精神的な負担で業務遂行能力が下がってしまうかもしれません。一方、海外で働きたいという熱意のある人なら、海外でも活躍してくれるという期待があります。そのため、上司や人事に対して、海外で働きたいことをしっかりアピールしておきましょう。
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海外勤務者には、以下のようなスキルが求められます。
海外勤務をしたい人は、これらのスキルを磨きましょう。
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