このページのまとめ

  • メキシコの首都であるメキシコシティは、アメリカ大陸最大の都市であり在留邦人3,000人以上
  • メキシコシティで働く魅力は、メキシコの中でも都会で働けることや、独自の文化や価値観を感じられることなど
  • メキシコシティの日本人向けの求人にはデスクワークが多く、翻訳などの仕事もある
  • 求人にはスペイン語は日常会話程度でも良いものも見られるが、スペイン語検定「DELE」を受けておくと有利
  • メキシコで仕事を見つける場合、日本企業からの異動・駐在を選択する方法と、現地採用の求人を探す方法がある

中南米を代表する大都市・メキシコシティ。近代的な高層ビルと歴史ある建物が混在する魅力的な街です。
このメキシコシティで仕事をするにはどうすれば良いのでしょうか。

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メキシコシティの基本情報

メキシコシティは、メキシコ合衆国の首都です。人口は900万人近くにも上り、アメリカ大陸で最大の都市となっています。
ここは、かつてアステカ王国の首都・テノチティトランがあった場所。世界遺産であるテオティワカン遺跡を始め、歴史的遺産が多く観光地としても人気です。

メキシコシティを代表する地区は、セントロ。古都テノチティトランの跡に造られています。古代の建造物に囲まれた世界最大の広場「ソカロ」は、市民が集うにぎやかな場所として有名です。
このほか繁華街であるソナロサ、おしゃれなショップや飲食店が並ぶローマやコンデサ、高級住宅街で日本人も多いポランコやサンタフェなどのエリアがあります。
メキシコシティの在留邦人総数は3,445人。メキシコ全体の在留邦人は11,211人なので、その4分の1以上がメキシコシティに住んでいることになります。
日本食レストランや食材店も豊富にあり、メキシコの中では日本人にも住みやすい場所と言えるでしょう。

参照元:外務省 – 平成30年(2018年)海外在留邦人数調査統計 https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000394749.pdf

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メキシコシティで働く魅力

メキシコで働きたいと思ったときに、他の都市ではなくメキシコシティで仕事をすることにはどんな魅力があるのでしょうか。

都会で働ける

メキシコシティを選ぶメリットは、やはり都会的な街であるという点でしょう。
メキシコシティには、他国に比べて国内の人口や政治経済の機能が一極集中しているという特徴があります。
900万人近くが住むメキシコシティに対して、メキシコ第二の都市であるグアダラハラの人口は160万人程度。日系企業が多いバヒオ地区も、比較的のどかな環境になっています。
都市部で仕事をしたいという場合は、メキシコシティが最適でしょう。

メキシコの文化に触れられる

都会にいながらメキシコならではの文化に触れられるという点も魅力。
メキシコシティは他の都市に比べて娯楽が充実していて、ショッピングモールや映画館もあり東京とそれほど変わらないレジャーが楽しめます。
その一方、ソカロ広場にはメトロポリタン大聖堂や国立宮殿などの重厚な建築物が並び、この国の歴史を感じることができるでしょう。
シウダデラ市場やインスルヘンテス市場のような昔ながらの市場も健在。タコスを売る屋台もそこかしこにあり、賑わっています。

メキシコの価値観を感じられる

働く環境に目を向けると、14時からゆっくりと昼休憩を取る「シエスタ」に代表される独自の文化が浸透していることもポイント。
メキシコシティでは海外企業の進出によりアメリカのようなビジネススタイルも増えているものの、メキシコならではの習慣も多く残されています。
仕事よりも家族や友人を大切にする考え方やゆったりとした時間感覚に触れれば、日本で働く中では得られない新たな価値観を持つことができるはずです。

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メキシコシティにはどんな仕事がある?

日本人を対象としたメキシコシティの求人には、デスクワークが多くなっています。
近年メキシコでは日系企業が増えていますが、特に目立つのはメキシコシティの北に位置する「バヒオ地区」への進出。
バヒオ地区では、日系企業の自動車工場が多くなっています。
それに対してメキシコシティには、メキシコでの事業の拠点となる支店が置かれている傾向が。
そのため、他のエリアに比べて総務や事務、営業、コンサルティングなどの求人が多いようです。
このほか、日系企業の増加に伴い通訳や語学教室の日本語教師には大きな需要があります。

いずれも、スペイン語の語学力があると就職に有利になるでしょう。

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スペイン語はどのくらいのレベルが必要?

働く際に求められるスペイン語のレベルは、求人によってさまざま。中には日常会話レベルでも良い求人もあるようです。
ただし、語学力があると給与が高い仕事に就ける可能性もあります。
また、メキシコシティで多く見られるデスクワークの求人では、ビジネスレベルのスペイン語が要求されることも珍しくありません。
通訳職の場合は、スペイン語の資格があることを条件としているケースもあるようです。

スペイン語検定「DELE」の取得がおすすめ

スペイン語のレベルを証明するには、「DELE(スペイン語認定証)」が有効。
日本で唯一の公認資格であり、国際的に通用するものです。
試験のレベルは、A1(入門)からC2(最上級)まで6つに分かれています。
例えば、通訳の場合B1(中級)やB2(中上級)レベルが求められる傾向にあるようです。

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メキシコで働くには?

メキシコで仕事をするためには、いくつかの選択肢が考えられます。

日本で就職し異動を待つ

まず、メキシコへ進出している企業に日本で就職し、海外への異動願いを出すという方法を紹介しましょう。
この方法には、待遇や給与が安定している、日本に帰国しても同じ企業で仕事を続けられるといったメリットが。
しかし多くの場合は入社後すぐに海外赴任となることはなく、しばらく日本で働くことになります。
また、複数の国へ事業を展開している企業であれば、メキシコに異動が決まるとは限りません。
もしこの手段を取るなら、始めからメキシコ駐在員を募集している求人を探すのが良いでしょう。

現地採用の仕事を探す

すぐにメキシコで働きたいなら、現地採用の求人を探すのが近道です。
メキシコに移住してから仕事を探す場合は、メキシコ日本商工会議所に履歴書を登録しておくと良いでしょう。
メキシコ日本商工会議所は、メキシコに進出している日系企業500社以上が加盟する団体。
登録していれば求人があったときに会員企業からのオファーが期待できます。

またメキシコでは、知人から仕事を紹介してもらうのは珍しいことではありません。もしメキシコにつてがあるなら、紹介という方法を取るのも一法です。

とはいえ、「仕事が決まってから移住したい」「メキシコに知り合いがいない」という人も多いでしょう。
メキシコの就労ビザは、現地では取得できずいったん出国しなければいけないという点にも注意しなければいけません。

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仕事が決まってからメキシコに渡りたい場合は、就職エージェントを利用するのが一般的。
エージェントが選んだ企業を紹介してくれるため、質の良い求人に出会えることがメリットです。
また、スペイン語が堪能ではなくても、エージェントを通して相手企業と日本語でやり取りできます。
現地の仕事に関する情報も伝えてもらえる場合があるので、登録してみてはいかがでしょうか。

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