このページのまとめ
- 海外で働く方法は、海外赴任や現地採用、ワーキングホリデーなどがある
- おすすめの仕事は、日系企業での事務や営業、日本語教師、ツアーガイドなど
- 専門スキルがある人は、ITエンジニアや客室乗務員などもおすすめ
- 仕事を選ぶ際は、自分のスキルや経験を見直すことが肝心
海外で働きたい日本人女性に向け、海外就職の方法やおすすめの仕事を紹介します。コラムを読んで、海外ではどのような働き方ができるのか確認してみましょう。
また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。
日本人の女性が海外で働く主な方法
日本人の女性が海外で働くには、主に以下のような方法があります。
- 【日本人の女性が海外で働く主な方法】
- グローバル企業で海外赴任を目指す
- 現地採用として働く
- ワーキングホリデー制度を利用する
- 海外留学後に現地で働く
- フリーランスとして働く
ここではそれぞれの方法について特徴を解説するので、自分に合う方法はどれか検討してみましょう。
1.グローバル企業で海外赴任を目指す
海外に拠点を持つグローバル企業で働いて、海外赴任を目指す方法です。社内で海外転勤の希望を出したり、転職で海外勤務のポジションを獲得したりすることで海外勤務が可能になります。海外勤務は、メーカーや総合商社、海運などに多い働き方です。
海外赴任は、安定した働き方ができるところがメリットといえます。駐在員は、海外赴任手当や福利厚生が用意されていることが多いため、高待遇で働けるでしょう。
2.現地採用として働く
現地採用は、現地企業や現地にある日系企業に就職する方法です。好きな国に好きなタイミングで渡航できるところがメリットで、自由度の高い仕事探しをすることができます。
一方、現地企業に入るには外国語のスキルはもちろん、専門的なスキルも必要になるのでハードルは高めです。語学力に自信がない人は、転職エージェントなどを活用して、自身のスキルに合った求人を探すことをおすすめします。
3.ワーキングホリデー制度を利用する
ワーキングホリデーは、主に18~30歳の日本人が、協定国に1年ほど滞在して働ける制度です。仕事は生活資金を補うためのアルバイトしかできませんが、就労ビザを取って海外で働く方法よりも簡単に海外生活が実現します。現地で実際に働く経験を通して海外勤務への適性が確認できるでしょう。
ワーキングホリデーの協定国は、オーストラリアやカナダ、イギリスなど、29の国と地域です。
参照元
外務省「ワーキング・ホリデー制度」
4.海外留学後に現地で働く
海外留学をしてから現地での就職を目指すという選択肢もあります。留学中に語学力や専門スキルを身につければ、現地企業への就職も実現しやすくなるでしょう。また、インターンシップやアルバイトを通して、就職先が決まるという可能性もあります。
5.フリーランスとして働く
スキルがある人なら、海外でもフリーランスとして自由度の高い働き方ができるでしょう。特にPC端末を使って働くノマドワーカーの場合、日本の案件を受注しながらさまざまな国を転々と移り住むような働き方も可能です。昨今はノマドワーカー用のビザを整備する国も増えているので、長期滞在もできるようになっています。
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日本人女性におすすめの海外の仕事7選
ここでは日本人女性も働きやすいおすすめの海外の仕事について紹介します。ここで紹介する仕事は以下の7つ。
- 【日本人女性におすすめの海外の仕事】
- 日本食レストランのスタッフ
- 日系企業の事務・営業
- 日本語教師
- ツアーガイド
- ホテルスタッフ
- 客室乗務員
- ITエンジニア
語学力があまり必要ない仕事など、就職しやすい仕事を抜粋して解説するので、仕事選びに迷っている人はぜひ参考にしてください。
1.日本食レストランのスタッフ
日本食レストランのスタッフは、外国語が苦手な人も働きやすい仕事といえるでしょう。日本人客が多く利用する店舗であれば「日本語ができればOK」という求人もあります。むしろ日本人客に対する接客能力が求められるケースも多いため、日本人の応募者は重宝される可能性もあります。
レストランスタッフは現地語での対応が必要になることもありますが、簡単なやり取りができれば良いケースが多いので、海外での最初の仕事としてもおすすめです。アルバイトの募集も多く、比較的簡単に就職できることから、ワーキングホリデーで滞在している人にも人気のある仕事とされています。
2.日系企業の事務・営業
日本での事務や営業の経験がある人は、海外でもそのスキルを活かして働けます。海外にある日系企業のオフィスであれば、業務は日本語を中心に行うケースも多く、日本と変わらないスタイルで働くこともできるでしょう。例えば事務仕事で使うパソコンは日本語が使えますし、営業先が現地の日系企業や日本人であれば、高い語学力がなくても大丈夫です。
3.日本語教師
日本語教師は、海外の日本語学習者に日本語を教える仕事です。主にアジア圏で高い需要があります。生徒とコミュニケーションをとるには現地語のスキルが必要ですが、日本語教師のアシスタントとして働く場合など、高い語学力が求められないケースもあります。
また、資格についても、必須とされている場合もあれば、日本語学校の求人などにおいては不問とされている場合もあります。「日本語教師になりたい!」という意思が決まっている人は、スキルを証明するためにも資格取得を目指してはいかがでしょうか。
4.ツアーガイド
日本人向けのツアーガイドの場合、日本語をメインに使って働けます。日本人観光客が多い地域では、日本語が話せるツアーガイドが重宝されるでしょう。また、現地在住の日本人が少ない観光地なら、希少性のあるツアーガイドとして高収入も期待できます。
ツアーガイドには、観光地の情報や歴史、おすすめのレストラン、ホテルなど、現地の専門知識が求められます。そのほか、ツアー中にトラブルが起こった際に警察や病院に連絡できるだけの最低限の語学スキルが必要です。
5.ホテルスタッフ
日本人観光客が多く利用するホテルでは、日本人スタッフが重宝されます。日本人観光客が求めるきめ細やかなサービスに対応するため、日本の接客マナーに詳しい人材が必要とされるのです。ホテルの仕事はホスピタリティが求められるので、女性も働きやすいといえるでしょう。ホテルには繁忙期があるため、忙しい時期だけ短期間で働くという選択肢もあります。
6.客室乗務員(CA)
英語が得意な人は、国際線の客室乗務員として働く選択肢もあります。外資系の航空会社は、新卒や中途の区別がありません。そのため、基本的には誰でも採用試験に挑戦できます。
日本人が多く搭乗する路線では、日本人客のニーズを汲み取る必要があるため、日本人CAの需要があります。日本の接客マナーや正しい言葉遣いを身につけた人が必要とされるでしょう。
7.ITエンジニア
IT系のスキルがあれば、海外でもITエンジニアとして働けます。IT業界は世界的に見ても比較的求人が多いこともあり、幅広い選択肢から行きたい国や分野を選ぶことができるでしょう。
ITエンジニアは技術が第一に求められます。そのため、マニュアルを理解できるだけの語学力があれば働けるというケースも少なくありません。語学力に自信がない人にもおすすめの仕事です。
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海外での仕事の選び方
海外にはさまざまな仕事があります。仕事選びに迷った際は、以下のような観点で仕事を探すと良いでしょう。
「働く」が中心か、「体験」が中心か
海外で働く目的は、「海外でキャリアを築きたい」という「働くこと」を中心とするものと、「収入は少なくても現地で何かを体験したい」という「体験」を中心とするものがあります。
前者では収入が安定している正社員や、専門性が活かせる仕事、将来のキャリアにつながる仕事を探すことになるでしょう。
一方後者では、ワーキングホリデーを利用したり、青年海外協力隊といったボランティアに参加したりという選択肢も候補になります。
海外駐在か現地採用か
日系企業に所属し海外で働く方法は、「海外駐在」と「現地採用」の主に二つの選択肢があります。海外駐在は、日系企業に就職し海外に派遣される働き方。現地採用は、日系企業の現地法人に直接採用され、雇用関係を結ぶ働き方です。
駐在員は、高待遇で働けるところがメリットといえます。社員を海外派遣するにあたり、無用なトラブルを避けるために安全性が高く過ごしやすい住環境を用意する企業がほとんどです。一方、駐在員はある程度キャリアを積んだ人が選ばれる傾向にあるため、海外に行けるまでに時間がかかります。また、希望の国に派遣されると限らない点もデメリットです。
現地採用は、仕事によっては経験が浅い人でも採用されるチャンスがあります。働く国を自分で選べるので、希望する海外生活が実現する可能性も高いといえるでしょう。一方、給与は現地水準がベースとなるため、日本で働くより給与が低くなってしまうこともあります。
メリットやデメリットを把握したうえで、自分に合った働き方を選択しましょう。
語学力が必要かどうか
語学力も、海外で仕事を選ぶ際の基準の1つになります。
「語学力は充分でないが現地で働きながら学びたい」という人は、まずは語学力が求められない仕事を選び、働きながら語学力を磨くのも手です。「語学を活かして仕事がしたい」という人は、接客業や営業職など、現地の人と直接関わる仕事を選ぶのがおすすめ。通訳など、高い語学力が求められる仕事を目指すのも良いでしょう。
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女性が海外で働くための準備
ここでは海外で働くための準備について解説します。興味のある職種に関して、どのような準備が必要なのか確認しておきましょう。
海外で働く目的を明確にする
「なぜ海外で働くのか」という目的をはっきりさせておきましょう。海外へ行くと、食事や文化が変わってしまうだけでなく、家族や知人と顔を合わせることもできなくなってしまいます。
いざ海外生活を初めて見ると、「思っていたより過酷」と感じることもあるでしょう。苦難を乗り越えるには、きちんとした動機や目的が必要です。具体的な目的があれば、ホームシックになった際もモチベーションを維持することができるでしょう。
スキルやキャリアを見直す
語学力や専門スキルなど、自分の持っているスキルについて把握しましょう。自身のスキルレベルを明確にできれば、資格取得を目指すべきか、語学検定を受けるべきか、自分に合う仕事を探すべきかなど、スタート地点がはっきりします。
必要なビザの種類や取得要件を確認する
海外で働くには、基本的に就労ビザが必要です。就労ビザは国ごとにさまざまな種類があり、それぞれ取得要件が異なるため、自分がビザの要件に当てはまっているか調べておきましょう。
現地の生活や習慣について調べておく
海外で働くには、現地でどんな生活を送るかをイメージすることも大切です。働きたい国があってもその国の生活習慣が合わないと苦労するので、あらかじめ現地の生活や風習についてはよく調べておきましょう。
また、現地の治安情報は必ず把握しておくべき事項です。同じ国でも地域によって治安事情は異なるので、どの地域が安全でどの地域が危険なのか、どういった環境にある住宅を選べば良いのかは、かならずチェックしておきましょう。
海外就職を検討している国に行ったことがないのであれば、実際に現地を訪れてみるのがおすすめです。交通機関を利用したり、地域の人たちと話をしたりして、生活の様子を下調べしてみましょう。旅行気分ではなく、「ここでの生活はどんな風か?」という目線でその国を見てください。
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