Find a Job in Mexico 【Leverages Career Mexico】
公開日:2025年9月18日
更新日:2025年9月18日
海外で働きたいと考えている方に向け、海外駐在という働き方について解説します。コラムを読んで、海外駐在員の仕事内容やメリット・デメリットについて確認しておきましょう。
また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。
海外駐在とは、日本の企業に雇用されたまま海外拠点に派遣され、そこに留まり働くことを指します。現地拠点を取りまとめる管理職として派遣されることが多く、主に将来有望な若手や実績のある中堅社員が選ばれる傾向にあります。
駐在期間は、3年~5年が一般的。駐在期間が終了したあとは、帰国するパターンとほかの国へ再び派遣されるパターンがあります。海外駐在は会社の指示で行われるので、駐在期間や派遣先の国に関しては自分の希望が通るとは限りません。
海外駐在員は、雇用主が日本企業のままなので、日本の社会保険に継続して加入することができます。海外勤務に対して企業が手厚いサポートをしてくれることも多く、安心して働けるところがメリットといえます。
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海外赴任とは?転勤や駐在との違い、海外での仕事内容について解説!
具体的な仕事内容は企業によって異なりますが、海外駐在員は主に以下のような業務を担当することが多いです。
海外駐在員は、本社と現地拠点の橋渡し役を担うことが多いです。本社の意向を現地に伝え、現地スタッフをマネジメントするような役割を担います。そのため、駐在先ではリーダーポジションになることが多く、日本で働くよりも裁量権が大きくなるケースが多いです。
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海外駐在がしやすいのは、以下のような業界・職種です。
【海外駐在できる業界】
【海外駐在できる職種】
海外展開が盛んな業界は、現地で顧客の対応をしたり、現地の工場で生産管理を行ったりする必要があります。そのため、海外で働けるチャンスも多いといえるでしょう。海外駐在を目指している人は、これらの業界に注目してみましょう。
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海外で働く方法として、海外駐在と現地採用が比較されることがよくあります。海外駐在と現地採用の主な違いは、雇用主の違いです。海外駐在は日本法人に雇用されたまま一時的に海外で働くのに対し、現地採用は現地法人に直接雇用されて働きます。
海外駐在は、勤めている日本法人の指示で海外勤務をします。そのため、給与や待遇は日本基準になり、そのうえ海外勤務に対する福利厚生も充実していることが多いです。
一方、現地採用は自分の意思で現地法人に応募して働きます。就職先の企業や国を選んで働けるので、転職活動の自由度は高いといえるでしょう。一方、給与や待遇は現地水準になるため、日本で働くよりも待遇が下がってしまうリスクがあります。
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現地採用とは?海外駐在との違いやメリット・デメリットについて解説
ここでは、海外駐在のメリットについて解説します。海外駐在を希望する人は、具体的なメリットについて知っておきましょう。
海外駐在をすると、日本で働くよりも収入が増えることが多いです。
たいていの企業は、海外勤務という大変な仕事に対して、特別手当を支給しています。海外勤務手当をはじめ、住宅補助や医療費補助といった手当が支給されるため、収入アップが期待できるでしょう。
一般的に、海外駐在員の収入アップの相場は、額面で1.5倍くらいとされています。日本よりも物価が安い国に駐在する場合は、かなり余裕のある暮らしができるでしょう。もちろん、物価が高い国に駐在する場合は、手当が加算されることが多いため、安心して生活できます。
海外駐在をすると、マネジメントスキルの向上が期待できます。
海外駐在員は、管理職として派遣されることが多いです。現地拠点では、日本人とは異なる価値観をもつ現地スタッフを取りまとめることになります。当然ながら、日本で管理職として働くよりも難易度は高いものの、そのぶん高いレベルのマネジメントスキルを習得できるでしょう。
語学力が向上するのも、海外駐在のメリットの一つです。海外で現地スタッフと仕事をしていれば、自ずと語学力が向上します。業務で外国語をあまり使わない仕事でも、日常生活を通して外国語を学ぶことができるでしょう。
海外駐在では、短期旅行や短期留学では身につかないような、実践的な語学スキルを学ぶことができます。海外でも実際に通用する実用的な語学力は、国際ビジネスにおいて重宝されるスキルとなるでしょう。
海外駐在は大変なことも多い働き方ですが、そのぶん高度なマネジメントスキルや専門スキルの習得が期待できます。こういったビジネススキルは、帰国後のキャリア形成においても大きな強みとなるでしょう。困難な状況でも成果を出せる人材として、社内でのポジションを上げるチャンスとなります。
グローバルな感覚が身につくのも海外駐在のメリットといえます。
管理職として海外駐在をする場合も、日本のやり方を押し付けるだけでは、成果をあげることはできません。海外で働くには、日本とは異なる文化や習慣、価値観があることを理解し、それに合わせて行動する必要があります。異文化を理解する能力は、日本ではなかなか習得できないスキルです。グローバルな視野を獲得することで、国際ビジネスの最前線で活躍する人材になれるでしょう。
今後のキャリアの選択肢が増えるところも海外駐在のメリットです。
実践的な語学力やグローバルな視野など、海外駐在で培ったスキルは転職市場で重宝されます。帰国後に希望のキャリアに挑戦する際も、大きな強みとなるでしょう。
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海外で働くメリット・デメリット6選を紹介!海外就職の方法についても解説
ここでは、海外駐在のデメリットについて紹介します。海外駐在を目指している人は、後悔しないためにも事前に押さえておきましょう。
海外で仕事をするには、異文化を理解し受け入れなければなりません。たとえ、文化の違いをストレスに感じても、海外駐在を続けるにはその国の文化を受け入れる努力が必要になります。日本の価値観を海外に持ち込むと「日本ではこうなのに」と考えてしまいがちです。現地のありのままの文化や価値観を受け入れることが重要となるでしょう。
治安面で危機管理が必要になるのも、海外駐在のデメリットといえます。海外駐在をする際は、その国の治安事情に注意しなければなりません。
日本は世界的に見ても治安が良い国なので、日本と同じ安全意識で生活していると、海外では思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。海外では、夜に出歩かない、治安の悪い地域に踏み入らないなど、基本的な防犯対策が必須です。そのうえで、地域ごとの治安情報を調べ、その地域に適した防犯対策をしましょう。
家族の生活に影響がでるところも、海外駐在のデメリットといえます。
海外駐在に帯同してもらう場合、配偶者は仕事をやめてキャリアを中断する必要があります。子どもは転校をしなければならないでしょう。また、生活環境の違いは、家族にとってもストレスになります。忙しく働く駐在員本人よりも、家族のほうが精神的に消耗することも多いです。
一方、単身赴任を選ぶ場合も、数年は家族と離れて暮らすことになります。その間に、家族との関係性が薄れてしまう可能性もあるでしょう。子どもの成長を直接見られないのも、辛いところかもしれません。
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「海外赴任はやめとけ」と言われる理由とは?駐在員の大変なところ
ここでは、海外駐在員になる主な方法について解説します。
当然ながら、海外展開を行っていない企業では、海外駐在できる可能性はほとんどないといって良いでしょう。いまの職場に海外駐在のチャンスがないなら、海外勤務者が多い企業に転職するのが海外駐在員になる第一歩といえます。海外駐在員を目指して転職する際は、その企業内で海外駐在員になる条件についても調べておくと良いでしょう。
海外駐在員になるなら、海外駐在員の求人に応募するのが最短ルートといえます。海外駐在員の求人では、派遣する国や地域があらかじめ指定されているので、希望する国を選んで応募することもできるでしょう。一方、求められる経験が限定されていることも多く、応募条件を満たすのが難しい場合もあります。
海外駐在ができる企業で働いているなら、海外駐在員を派遣している部署への異動を申請してみましょう。海外駐在員を派遣している部署なら、海外駐在員になれるチャンスも大いにあるといえます。ただし、海外駐在ができる部署に所属していても、社内選考で選ばれなければ、海外駐在はできません。駐在員として選抜されるためにも、語学力やマネジメントスキルなど、海外駐在員に求められるスキルの習得を目指しましょう。
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