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海外営業に向いてる人とは?6つの特徴と仕事のやりがいについて解説

    公開日:2025年9月9日

    更新日:2025年9月9日

    海外の人に説明する営業マンの画像

    このページのまとめ

    • 海外営業の仕事は、海外の顧客を相手に商談をする必要があるので、語学力がある人が向いている
    • 異文化にも柔軟に対応できる人なら、相手の価値観に合わせたやり取りができるため、海外営業に向いている
    • 海外で働く場合は、生活環境の変化に強く、心身ともにタフな人が適している
    • 海外営業を目指すなら、まずは国内営業で営業のスキルを磨くことが重要
    • 語学力を証明するためにも、語学検定を受けておくべき

    海外営業の仕事を目指している方に向け、海外営業に向いている人の特徴について解説します。このコラムで、海外営業として働くにはどんなスキルや適性が求められるのかチェックしましょう。

    また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。

    海外営業とは?具体的な仕事内容

    打ち合わせをするビジネスマン

    海外営業とは、海外の企業や個人を相手に、商品やサービスを販売する仕事です。仕事内容は、国内の営業とあまり変わりません。売り込みや買い付けなどが主な仕事内容です。ただし、取引は外国語で行う必要があるので、高い語学力が必要とされます。また、商習慣やニーズ、宗教など、文化の違いにも配慮しなければなりません。

    海外営業の働き方は、現地に駐在するパターンや海外出張をするパターン、日本にいながら海外顧客に営業をするパターンなどがあります。現地まで行って働く場合は、営業のスキルだけでなく、海外の生活環境にも馴染むことができる適応力が求められるでしょう。

    営業職は、企業の顔ともいえる人材です。海外の顧客は、海外営業を通じて商品やサービスについて知ることになります。海外ビジネスを展開する日本企業にとって、海外営業は非常に重要な存在といえるでしょう。そのため、新入社員がすぐに海外営業に選ばれることはあまりありません。まずは国内で営業の経験を積んでから海外営業に選ばれるというルートが一般的です。

     

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    海外営業に向いてる人の特徴6選

    商談をするビジネスマン

    海外営業の仕事内容は国内営業とあまり変わりません。しかし、海外顧客を相手にする以上、相手の文化に合わせて対応する必要があります。そのため、スキルや適性が求められる仕事といえるでしょう。ここでは、海外営業に向いている人の特徴について解説します。

    1.語学力がある人

    高い語学力がある人は、海外営業に向いているといえるでしょう。

    海外営業として働くなら、語学力は必須といえます。海外営業で求められる言語は、主に英語です。商談がスムーズにできるくらいの高い英語力が必要とされます。

    海外営業に求められる英語力は、TOEICで800点以上が目安です。語学力を証明するためにも、TOEICやTOEFLなどの語学検定を受験しておくと良いでしょう。また、試験のスコアだけでなく、実際の会話力がチェックされることもあるので、英会話の学習をしておくことも有効です。

    そのほか、英語圏以外の国と取引があるなら、その国の言語が話せると強みになります。

    2.異文化にも柔軟に対応できる人

    文化の違いにも柔軟に対応できる人は、海外営業に向いているでしょう。

    海外は、文化や価値観、慣習などが日本とは異なります。海外営業を成功させるには、相手の価値観を尊重し、柔軟に対応することが重要です。「日本ではこれが当たり前」という価値観にこだわっていると、円滑なコミュニケーションを取ることはできません。日本にはないような考え方も柔軟に受け入れ、相手に合わせて対応できる人が海外営業には適しているといえます。

    3.適応力が高い人

    環境の変化に対する適応力が高い人も、海外営業に向いているといえます。

    海外で働くなら、その国の生活環境に慣れなければなりません。気候やインフラ、衛生環境、食文化など、海外の生活環境は日本とは異なります。日本と同じような生活を期待していると、海外生活にストレスを感じる可能性が高いでしょう。環境の変化に強い人のほうが海外勤務には向いているといえます。

    4.主体的に動ける人

    主体的に動ける人は、海外営業に向いているといえます。

    営業という仕事は、自分で考え行動することが重要な仕事です。上司からの指示を待っていると、ほかの人にチャンスを奪われてしまいます。特に海外で働く場合は、上司からのアドバイスがすぐにもらえない環境なので、主体的に行動することがより重要とされます。

    5.メンタルが強い人

    メンタルが強い人は、海外営業に向いているといえるでしょう。

    営業職は、メンタルの強さが求められる仕事です。営業は断られることも多く、ときには相手にされないことすらあります。売り込みが断られるたびに落ち込んでいては、仕事になりません。営業職として働くなら、多少のことではへこたれないようなメンタルの強さが必要です。

    また、海外という特殊な環境で働く以上、慣れるまでは仕事でうまくいかないことも多いでしょう。過酷な環境でも、忍耐強く業務に打ち込める人が海外営業には向いています。

    6.健康状態が良好な人

    海外営業に向いている人の特徴として、健康状態が良好であることもあげられます。

    海外で働くなら、健康状態が良好であることが肝心です。海外は、気候や食生活、生活環境などの変化による健康リスクがあります。健康でタフな人でないと、現地の環境に馴染めずに体調を崩してしまうかもしれません。

    海外で病気になると、充分な治療が受けられなかったり、医療費が高額になったりするという、さらなるリスクもあります。そのため、健康であるということが海外営業を成功させるには重要な要素になるのです。

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    海外営業に向いていない人の特徴6選

    階段に座り込んで落ち込むビジネスま

    ここでは、海外営業に向いていない人の特徴について解説します。

    1.人見知りな人

    人見知りな人は海外営業に向いていないかもしれません。海外営業は、既存顧客とやり取りをするだけでなく、初対面の人と話す機会も多い仕事です。毎日さまざまな人とコミュニケーションを取る必要があるので、人見知りな人は苦労する可能性があります。

    2.受け身の人

    上司からの指示を待って行動する受け身の人は、海外営業に向いていないといえます。海外営業は、自分から顧客に近づき、自社の製品に興味を持ってもらえるようにアプローチをする仕事です。自ら考えて積極的に行動を起こさなければならないので、受け身の人は大変かもしれません。

    3.断れない性格の人

    断れない性格の人は、海外営業に向いていないといえます。海外企業は、自分の要求だけ一方的に押し付けてくるケースも少なくありません。そこで断らずに、言われるがまま契約を結んでしまうと、自社の不利益になってしまうこともあります。さらには、会社の信用問題にまで発展してしまうこともあるでしょう。無理な要求に対してはっきりと断れる人でないと、海外営業は難しいといえます。

    4.繊細な人

    些細なことでも傷つきやすい繊細な人は、海外営業に向いていない可能性があります。日本と異なる環境で営業の成績をあげるには、心身ともにタフさが必要です。営業を断られたり、文化の違いに直面したりしたとき、繊細な人は精神的な負担を感じやすいかもしれません。

    5.臨機応変な対応が苦手な人

    営業職は、仕事が計画通りに進まないことがよくあります。その都度、計画を見直して予定を調整する必要があるので、臨機応変な対応が苦手な人は苦労するかもしれません。また、事前に立てた計画を変更するのが嫌いな人も、ストレスを感じやすい環境といえます。

    6.異文化を受け入れられない人

    対応が遅い、時間を守らない、予定変更が多いなど、日本ではあまり起こらないようなことも海外では頻繁に起こります。こうした違いが受け入れられず、ストレスに感じてしまう人は海外営業に向いていない可能性があります。

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    海外営業のやりがい

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    海外営業は、困難なことも多い仕事ですが、そのぶんやりがいもある仕事です。ここでは、海外営業のやりがいについて解説します。

    日本と海外をつなぐ存在になれる

    海外営業は、日本と海外をつなぐというスケールの大きさを味わえる仕事です。自らがグローバルビジネスを担う一員であるという実感こそが海外営業のやりがいといえます。海外企業と対等の立場で交渉する姿に憧れる人も多いことでしょう。

    契約を獲得したときの達成感がある

    海外営業は、国内営業よりも大変です。海外の顧客にも分かりやすい資料を作成するなど、準備に時間もかかります。しかし、そのぶん契約を獲得した時の達成感は大きいといえるでしょう。

    契約を獲得するということは、人種の異なる相手に認められたということでもあります。その自負が仕事への自信にもつながるでしょう。

    自分の成長を実感できる

    自分の成長を実感できるところも海外営業のメリットといえます。

    海外営業は、異文化に触れる機会が多い仕事です。異なる価値観に触れることで、新しいものの見方や考え方が学べるでしょう。自らの視野が広がることで自己成長を実感できるところが海外営業のやりがいといえます。

    年収が高い

    海外営業は、海外勤務に対する手当が支給されることが多いため、国内営業よりも年収が高くなる傾向にあります。主な手当は、出張手当や海外赴任手当、住宅手当、ハードシップ手当などがあげられます。

    仮に基本給が同じでも、これらの手当が支給されるため海外営業は年収が高くなることが多いです。実績次第では年収1,000万円を超えるケースも珍しくありません。

    語学力を磨ける

    語学力を磨けるところも海外営業の魅力です。海外営業は、外国語を用いて商談をするので、実践的な語学力が身につきます。国際ビジネスの場で実際に通用する語学力を有する人材は、グローバル社会において重宝される存在になるでしょう。

     

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    海外営業の大変なところ

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    ここでは海外営業の大変なところについて解説します。

    海外顧客との意思疎通が難しい

    意思疎通が難しいのが海外営業の大変なところです。言語の違いによって細かいニュアンスが伝わらず、相手の意図が汲み取れないまま契約を逃してしまうこともあるでしょう。また、文化の違いで、日本では当たり前とされている振る舞いが、相手に不快な思いをさせてしまうこともあります。

    言語や文化の違いによる失敗は珍しくありません。海外営業にはそれを乗り越えるメンタルの強さが求められます。

    法制度の違いに注意する必要がある

    海外営業は、日本と海外の法制度の違いについても注意する必要があります。現地の法規制を知らずに働いていると、思わぬトラブルに直面するリスクがあります。海外で働くなら、現地の法律について理解したうえで、仕事のやり方も現地に合わせて調整しなければなりません。その調整や準備に手間がかかることもあります。

    時差があると本社と連絡が取りづらい

    渡航先の国によっては、日本との時差が大きくなる場合もあります。日本と時差があると、本社との連携がスムーズに行えない可能性があります。現地は昼間でも、日本は真夜中ということもあるでしょう。このような場合、本社に確認したいことがあっても、返答は翌日以降になります。その結果、大型案件の貴重な契約の機会を逃してしまうということも考えられます。

     

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    海外営業として働くのに必要なスキル

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    海外営業には、語学力をはじめさまざまなスキルが求められます。ここでは海外営業に必要なスキルについて解説するので、海外営業を目指している方はぜひ参考にしてください。

    営業スキル

    当然ながら、海外営業に求められる最も重要なスキルは、営業のスキルです。コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力、交渉力など、営業の基本的なスキルが必要とされます。営業のスキルや経験がなければ、高い語学力があっても成果を出すことは難しいでしょう。まずは国内営業で営業のスキルを身につけ、成果をあげられるようになることが重要となります。

    語学力

    海外営業では、語学力が求められます。外国語を用いて商談をする必要があるため、基本的にはビジネスレベルの語学力が必須です。現地スタッフとコミュニケーションを取るためにも、語学力を身に付けておいたほうが良いでしょう。

    リサーチ力

    海外営業にはリサーチ力が必要です。営業で成果をあげるには、顧客のニーズや業界の動向、競合相手の状況など、さまざまな情報を調べる必要があります。やみくもに製品を売り込んでも契約にはつながりません。適切なリサーチをすることで、顧客に対し説得力のある提案ができるようになるのです。

    柔軟性

    海外営業として働くには、柔軟性が必要です。海外営業では、異なる文化や価値観も尊重し、相手に合わせた提案をすることが成功につながります。一つのやり方にこだわらず、相手のやり方に合わせて対応することが重要です。

    日本についての知識

    海外営業の商談では、日本のことについて聞かれることもあります。そのため、海外営業として働くなら、日本の知識も必要です。

    商談の場では、取引先と雑談もします。そこで、日本の文化や政治について聞かれることもあるでしょう。このとき、自国のことをうまく説明できないような状態だと、取引先に信用してもらえません。直近のニュースやトレンドもふくめ、基本的な日本の情報は押さえておきましょう。

     

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    海外営業の年収事情

    札束と計算機

    海外営業の年収は、企業規模によって大きく差があるのが特徴です。海外営業の全体としての平均年収は、500万円~600万円ほどが相場とされています。ただし、大手企業にもなると年収が1,000万円~2,000万円ほどになることも珍しくありません。

    営業職は成果が評価につながる仕事です。営業成績が良ければ、インセンティブが支給されることもあります。そのため、実力次第では大幅な年収アップを実現することもできるでしょう。

    なお、海外営業は、日本から海外企業に営業をするパターンよりも、海外に駐在して働くパターンのほうが年収が高くなる傾向にあります。

     

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    海外営業の仕事が多い業界

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    ここでは、海外営業の仕事が多い業界について解説します。海外営業の仕事が多いのは、商社やメーカーなど、グローバル展開が盛んな業界が中心です。それぞれの業界における海外営業の仕事内容について解説するので、ぜひ参考にしてください。

    商社

    商社の海外営業は、海外で商品の買い付けを行ったり、日本の製品を輸出したりするのが主な仕事内容です。日本と海外を仲介する業務が多いため、国際ビジネスの中核を担う存在といえるでしょう。商社は就職の競争率が高く、海外営業のポジションを獲得するには高い語学力やビジネススキルが求められます。

    メーカー(自動車、電機など)

    メーカーの海外営業は、自社の製品を海外市場で売り込むのが主な仕事内容です。多くのメーカーは、海外に工場や拠点を持っており、海外での取引も盛んに行っています。そのため、メーカーの海外営業は、現地に駐在して働くパターンが一般的です。

    金融

    メガバンクや証券会社、保険会社といった金融業界は、海外との取引も盛んに行っています。そのため、海外営業の需要もあります。ただし、金融業界の場合は、日本にいながら海外企業と取引をするパターンが多いです。

    食品

    日本食は世界的に人気が高く、海外でも高い需要があります。そのため、食品業界も盛んに海外進出を行っています。食品業界の海外営業は、食文化の異なる地域で日本食を売り込む必要があります。現地でも日本食を受け入れてもらえるように、販売戦略を立てる必要があるでしょう。

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    海外営業になるには

    仕事をする若いビジネスマン

    ここでは、海外営業になるために準備しておくべきことについて解説します。

    語学検定を受ける

    海外営業として働くなら、語学力は必須といえます。自身の語学力を証明するためにも、語学検定を受験しておきましょう。

    多くの企業は海外勤務者を選抜する際にTOEICを基準にしているので、英語のスキルを証明するならTOEICがおすすめです。また、英語以外の語学力をアピールする場合は、それぞれの言語で検定を受けておくと良いでしょう。

    海外勤務者が多い企業を選ぶ

    海外勤務者が多い企業を調べて応募するというのも一つの手です。海外勤務者の割合が多い企業なら、それだけ海外営業の仕事ができるチャンスがあります。海外勤務者が多い業界は、自動車メーカーや電機メーカー、総合商社などがあげられます。海外勤務者が多い企業のなかから、自分のスキルやキャリアが活かせる企業を選ぶと良いでしょう。

    転職エージェントを利用する

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