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ITエンジニアが海外就職するには?海外就職の方法やメリットについて解説

公開日:2025年7月16日

更新日:2025年7月16日

ITエンジニアのイメージ画像

このページのまとめ

  • ITエンジニアが海外就職する方法は「日本企業の海外駐在」「日系企業の現地採用」「海外企業の現地採用」などがある
  • 海外就職のメリットは「年収アップのチャンスがある」「グローバル人材としてのスキルが身につく」などがある
  • プログラミング言語は世界共通なので、ITエンジニアは培ってきた知識を活かして海外就職ができる
  • ITエンジニアが海外就職するには、実務経験や語学力、マネジメント能力などのスキルが必要
  • 海外就職する際は、働きたい国の文化や気候、国民性、就労ビザの条件などについて詳しく調べる必要がある

海外就職を検討しているITエンジニアの方に向け、海外就職の方法やメリットについて紹介します。コラムを読んで、海外で働くにはどうすればいいかチェックしてみましょう。

また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。

ITエンジニアが海外就職する3つの方法

指を3本立てている人の画像

ITエンジニアが海外で働く方法は、主に以下の3つがあります。

1.日系グローバル企業に就職し、海外駐在を目指す

海外展開が盛んな日本の企業に就職し、海外駐在員のポジションを目指す方法です。

海外駐在員は、待遇が良いところがメリット。自社の社員を海外派遣するということもあり、手当や福利厚生が充実していることが多いです。ビザの手続きや住宅の手配についても、企業のサポートが受けられるので手間が少なくて済みます。また、上司や同僚は日本人であることが多いため、コミュニケーションが取りやすく、海外でもスムーズに業務を始められるでしょう。

一方、海外駐在は会社の経営戦略で決まるところがデメリット。行き先や滞在期間は基本的に選べないので、自由度は低いといえます。会社の辞令が出ないと行けないので、海外で働く意欲をアピールするなど、自分の意思を積極的に伝えることが重要となります。

2.海外にある日系企業に就職する(現地採用)

海外にある現地の日系企業に就職する方法です。

日系企業なら職場に日本人スタッフがいる可能性が高く、コミュニケーションが取りやすいぶん、海外企業に就職するよりも難易度は低いといえます。仕事の進め方や現地での生活など、何か困ったことがあっても相談しやすいのはメリットといえるでしょう。日本の職場環境に近いことから、文化の違いによるストレスも軽減できます。

現地採用は、キャリアの自由度が高いところが魅力です。働く国や職種、企業を選んで応募できるので、希望する働き方が実現しやすいでしょう。海外で働いたのちは、本社採用になったり、帰国して働くことになったりすることがあります。

3.海外の現地企業に就職する

海外の現地企業に直接雇用され働く方法です。

日系企業とは異なり、海外企業の職場には日本人がほとんどいません。そのため、英語や現地語でのコミュニケーションスキルが必須となります。また、企業文化や仕事に対する考え方、ビジネスマナーなど、日本にはないような海外の文化にも柔軟に適応していかなければならないでしょう。

ハードルは高いものの、海外にはITエンジニアとしてのスキルを最大限発揮できる環境があります。アメリカやヨーロッパにはトップレベルのIT企業が集積しており、最先端の技術開発に携わることで自身のスキルアップが目指せます。また、グローバルな環境で働くことで、世界で通用するIT人材になることも可能です。日本よりITエンジニアの待遇が良い国もあり、海外就職することで大幅な収入アップを実現できるチャンスもあります。

 

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ITエンジニアが海外就職する4つのメリット

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ここでは、ITエンジニアが海外就職するメリットについて解説します。

1.プログラミングの知識は海外でも通用する

プログラミング言語は世界共通です。今ある知識をそのまま活かして海外就職ができるところは、ITエンジニアという仕事の強みといえるでしょう。PythonやC言語、Javaなど、日本で使用されているプログラミング言語の多くは世界でも人気があります。ITエンジニアはスキル要件が明確なので、実力さえあれば海外就職のチャンスを掴むことが可能です。

2.年収アップのチャンスがある

ITエンジニアの給与水準が日本より高い国はたくさんあります。特にテック企業が多いアメリカやヨーロッパは、ITエンジニアの給与が高水準。アメリカと日本では、ITエンジニアの平均年収に2倍近い差があるとされています。同じような仕事内容でも、働く国や企業を変えるだけで大幅な収入アップが実現するチャンスがあるということです。

また、海外企業は実力主義の傾向が強いため、結果を残せば、そのぶん収入アップの可能性があります。スキルアップを意識して働くことで、さらなる高収入を実現することもできるでしょう。

3.グローバル人材としてのスキルが身につく

海外就職をすると、現地スタッフやクライアントとのコミュニケーションが必須となります。日々の仕事を通じて、語学力や交渉力、異文化理解力などが身につくでしょう。海外で培ったグローバル人材としてのスキルは、転職やキャリアアップの際に役立つはずです。

4.ワークライフバランスが取れる

日本のITエンジニアは、残業や休日出勤が多くなりがちな仕事といえます。納期に間に合わせるために残業をしたり、システムトラブルの対応で休日出勤をしたりするという場面も珍しくありません。

一方、海外には残業や休日出勤がほとんどない国というのもあります。ワークライフバランスが充実した国の企業に就職することで、プライベートの時間を大切にしつつ、モチベーションを高く保つこともできるでしょう。

 

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ITエンジニアの海外就職に必要なスキル

ITエンジニアのスキルのイメージ画像

ここではITエンジニアが海外就職するのに必要なスキルについて解説します。

実務経験

海外企業は実力主義の傾向が強く、即戦力としての採用が当たり前とされています。「未経験者歓迎」の求人はあまりありません。新入社員をゼロからしっかり教育してくれる企業は少ないといえます。海外就職を成功させるには、日本でITエンジニアとしての実務経験を積むことが重要です。日本で培ったスキルや経験をアピールすることで、海外企業にも評価されやすくなります。

語学力

海外就職をするなら、最低限の語学力を身に付けておくことをおすすめします。日常会話~ビジネスレベルの英語力があれば、現地スタッフやクライアントとコミュニケーションが取りやすくなるでしょう。加えて現地語のスキルがあれば、生活するうえでも便利です。

求められる語学レベルは、募集要項や求人情報に記載されています。TOEICやIELTSのスコアが求められる場合もあるため、資格取得を目標に勉強すると良いでしょう。

マネジメント能力

日系企業で働く場合、現地スタッフを取りまとめるリーダーポジションで働くケースもあります。また、日本と現地をつなぐブリッジSEの求人も多いことから、マネジメントスキルが求められます。特にITエンジニアには納期というものがあるので、進捗管理は重要です。プロジェクトリーダーなどとして働いた経験があれば、海外就職では評価されやすいでしょう。

コミュニケーション能力

海外の職場は、さまざまな国のスタッフが働くグローバルな環境です。ときには価値観の違いで意見が食い違ったり、日本の常識が通用しなかったりする場面もあるでしょう。文化や価値観の異なる人たちと一緒に働くためには、高いコミュニケーション能力が必要とされます。相手の文化や立場を理解したうえで自らの意見を発信し、相手の意見を理解するということが重要です。

 

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ITエンジニアが海外就職をする流れ

STEP1、2、3と書かれた付箋の画像

ITエンジニアが海外就職をする主な流れは以下の通りです。

  1. 海外就職の目的を明確にする
  2. 働きたい国について徹底的に調べる(気候や物価、治安など)
  3. キャリアの棚卸しをする
  4. 就労ビザの種類・要件を調べる
  5. 求人を探す
  6. 履歴書を作成する
  7. 面接を受ける
  8. 内定をもらう

海外就職の際は、事前の情報収集が肝心です。その国の文化や国民性、気候、治安などについて、徹底的にリサーチしましょう。また、就労ビザの条件について調べるのも重要です。就労ビザは国ごとにさまざまな種類があり、取得の難易度もそれぞれ異なります。自分が条件を満たしているかどうかチェックしましょう。

海外就職が不安な人は、転職エージェントを利用することをおすすめします。転職エージェントを利用すれば、求人の紹介だけでなく、書類添削や面接対策といった幅広いサポートを受けることが可能です。また、現地生活に関する情報など、海外就職に関するさまざまなアドバイスをもらうこともできます。海外就職の準備を一人で進めるのは大変です。海外就職をする人にとって、転職エージェントは心強い味方となってくれるでしょう。

 

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ITエンジニアが海外就職する際の注意点

注意点と書かれたプラカードの画像

ここでは、ITエンジニアが海外就職する際の注意点について解説します。

未経験者の採用はほとんどない

日本はITエンジニアが不足している状況なので、「未経験者歓迎」のエンジニア求人も多数見つけられるでしょう。一方、海外にはエンジニア未経験者向けの求人はほとんどありません。エンジニアの実務経験がない状態で仕事を探しても、内定につながる可能性は低いといえます。ITエンジニアは、技術力や実務経験が重要な仕事です。日本でスキルを身に付けてから海外就職に挑戦することをおすすめします。

就労ビザの取得が難しい国もある

国によっては就労ビザの取得条件が厳しい場合もあります。特にアメリカやヨーロッパは就労ビザ取得の難易度が高めです。学歴や実務経験、仕事の専門性などについて高い水準が求められます。特にアメリカは就労ビザの申請が抽選制なので、抽選に落ちる可能性も考慮しなければなりません。海外就職の際は、各国の就労ビザについて詳しく調べることが重要です。

年収が下がる可能性もある

海外就職をして現地採用となった場合、給与はその国の水準で支給されます。そのため、日本で働くより高収入になるケースもあれば、反対に収入が減ってしまうこともあるでしょう。ただし、物価が安い国なら、収入が減ったとしても充分に余裕のある生活ができる可能性があります。海外エンジニアの年収事情はもちろん、海外で働くなら、その地域の物価や生活費について調べておくことも重要です。

海外就職の目的を明確にしておく

海外就職の際は、目的を明確にしておきましょう。海外就職は、文化の違いや生活環境の違いなど、大変なことも多いです。目的がないと、困難に直面したとき諦めて帰国してしまう可能性があります。海外で働く目標を明確にし、具体的なキャリアプランを考えたうえで海外就職に挑戦しましょう。

 

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