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海外駐在中でも転職は可能!転職活動の方法と進め方について解説

公開日:2025年7月15日

更新日:2025年7月16日

海外で転職をイメージしたスナップ画像

このページのまとめ

  • 海外駐在中でも日本での転職活動はできる
  • エントリーやWeb面接など、転職活動の大半のプロセスは海外からでも遠隔でできる
  • 最終面接は対面面接が基本なので、一度帰国する必要がある
  • 駐在中に退職をする場合、スムーズに退職するためにも退職の意思は早めに伝えるべき
  • 「もっと現地で働きたい」という人は、現地企業へ転職するというのも選択肢の一つ

転職を考えている海外駐在中の方に向け、転職活動の方法と進め方について解説します。コラムを読んで、海外にいながら転職活動をする具体的な流れについて押さえておきましょう。

また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。

海外駐在中でも日本での転職活動はできる

転職と書かれたブロックを指さす指

結論からいえば、海外駐在中でも日本での転職活動はできます。

駐在中は日本に帰ることが少ないので「海外に住んでいる間は、日本での転職活動ができない」と考えている方も多いはずです。しかし、実際は、転職活動の大半のプロセスは海外からでも遠隔で進めることができます。

求人サイトの利用、エントリー、書類選考は、海外にいながらでもできます。また、近年は大企業を中心にWeb面接を導入する企業が増えているため、面接もリモートで受けられる可能性があります。

最終面接だけは対面面接の可能性が高い

Web面接が受けられる企業でも、最終面接に関しては対面面接を実施する企業がほとんどです。

採用担当者と一度も会わずに内定が出るケースは、まずないと思っていいでしょう。内定を獲得するためには、一回は日本で面接を受ける必要があります。

スケジュールを調整し、帰国するタイミングで複数社の面接をまとめて受けられるようにするというのが一般的です。

海外駐在中でも退職は可能

転職先が決まったら、駐在員として働いている今の会社を退職することになるでしょう。

退職は労働者の権利です。駐在中とはいえ、労働者には退職の自由があります。そのため、駐在中でも退職は可能です。退職の意思表示は、本社である日本法人に対して行います。

スムーズに退職するためにも、退職の意思は早めに伝えることが重要です。海外駐在は、引継ぎに時間が掛かることもあります。1~3ヶ月の引継ぎ期間を考慮して、退職の申し出をしましょう。

なお、帰任費用については、駐在中に退職する場合だと会社が負担する義務はありません。ただし、就業規則などに規定がある場合は、それに則り会社が負担するケースもあります。一方、特に規定がない場合は、状況によって企業の判断が異なるというのが実情です。

 

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海外駐在中に転職活動をする流れ

世界地図を見ながらスマホを覗く人

海外駐在中に転職活動をする具体的な流れは以下の通りです。

  1. 転職の目的を明確にする
  2. 転職サイトや企業の採用ページなどを活用して情報を集める
  3. Web面接に対応している企業なら選考に進んでみる
  4. 日本で最終面接を受ける
  5. 内定
  6. 退職の申し出・手続き

転職をするなら、まずは目的を明確にしましょう。転職の目的がはっきりしていないと、転職をしても希望が実現せず、後悔してしまう可能性があります。転職で何を実現したいか考えておくことが重要です。

転職の軸が決まったら、情報収集を始めましょう。求人情報を調べるツールとしては、転職サイトや企業の採用ページが活用できます。なお、転職サイトを利用しても、現職に知られることはありません。転職活動そのものにリスクはないので、自身の市場価値を確かめるためにも情報収集してみることをおすすめします。

希望する条件に合った企業があれば、選考に進んでみましょう。書類選考はオンラインで実施することが多く、また、Web面接を実施している企業なら、海外からでも面接が受けられます。ただし、選考のプロセスで、一度は日本で対面面接を受けなければなりません。帰国するタイミングで面接が受けられるように、企業に日程を調整してもらう必要があります。

 

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海外駐在経験者が転職活動でアピールできるスキル

並ぶビジネスマン

海外駐在経験者の転職活動では、主に以下のようなスキルをアピールできます。

  • 語学力
  • 異文化理解力
  • 海外市場の知識
  • リーダーシップ
  • コミュニケーション能力
  • マネジメントスキル

語学力や海外市場に関する知識など、海外駐在中に獲得したスキルは、特にグローバル展開を目指す企業にとって重宝されるでしょう。また、現地スタッフと協働するなかで身に付けたコミュニケーション力やリーダーシップといったソフトスキルは、職種を問わず評価されるスキルとなります。

近年、海外市場への進出を目指す日本企業が増えていることもあり、それに伴いグローバル人材の需要も高まっています。しかし、高い需要がある一方で、グローバル人材の数はあまり多くないというのが現状です。その点、海外で実際に働いた経験がある人材は、実践的なスキルを有する人材として高く評価されるでしょう。

 

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海外駐在から現地企業へ転職する選択肢もある

海外駐在員の転職先は、日本国内とは限りません。海外駐在から、現地企業へ転職することも可能です。海外で働いていると「現地でもっと働きたい」「海外のほうが合っている」と考えるようになる海外駐在員もいます。現地での生活や仕事を続けたいという人は、現地採用として働くのも選択肢の一つです。

海外駐在から現地企業に転職する場合、原則、就労ビザは自身で取得する必要があります。駐在中は会社がビザの手配をしてくれますが、現地採用として働く場合は転職先にスポンサーとなってもらう形でビザを申請しなければなりません。そのためには、まずは内定を獲得する必要があります。

海外駐在中に転職活動をするなら、転職エージェントを利用するのがおすすめです。転職エージェントを利用すれば、求人紹介や書類の添削、面接対策など、幅広いサポートが受けられます。転職にかかる手間を減らせるので、忙しい海外駐在員にとっては頼もしい存在となるでしょう。また、アドバイザーからキャリアについてのアドバイスがもらえるので、自分の市場価値を把握するのにも役立ちます。海外転職に強いエージェントもあるので、ぜひ相談してみましょう。

 

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