このページのまとめ

  • 海外では、インターンからそのまま就職できる可能性が高い
  • 海外インターンのメリットは、グローバルな仕事経験ができ、海外、国内就職どちらにもに有利な点
  • 大学生は1~4年生のいつでも、社会人なら転職を検討している時期に参加してみよう
  • 海外就職に繋がるインターンを選ぶなら、国や仕事内容、期間、報酬などを基準にする

海外就職は「特別に優秀な人材しかできない」「外国語ができる人がするもの」と思いがちですが、就活の進め方によって成功の可能性は大幅に広がります。
その方法の1つが、海外インターンに参加するというもの。そのまま海外就職することを考えているなら、まずインターンに行ってみるという手段はとても有効です。
ここではメキシコの事情を交えながら、海外インターンと就職について解説しました。

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海外インターンと就職の関係は?

まずは、海外インターンの特徴と、就職に有利な理由を説明します。

海外インターンと就職の特徴

海外インターンの特徴は、同じ企業でそのまま就職できることが多い点にあります。
日本ではインターン生からそのまま社員になるというケースはそれほど一般的ではありません。しかし海外では、入社前にまずインターンで仕事を経験してみることは珍しくないようです。

そのため海外では、日本よりもインターンが盛ん。特に就業型の長期インターンが多くなっています。
日本のインターンは1日のみで説明会に近いスタイルや、1週間程度でグループワークをするような形が主。長期インターンはベンチャー企業やIT企業に多いものの、それほど数は多くありません。

またインターンといえば日本では学生が参加するものというイメージがありますが、海外には社会人を受け入れているインターンも多数。転職を考えている人にもチャンスがあると思って良いでしょう。

ちなみに、メキシコへの海外インターンはまだメジャーなものではありませんが、中にはそのまま就職に繋げたという人もいるようです。

海外でインターンが盛んな理由

海外就職でインターンが好まれることには、日本と違い新卒一括採用をしていないという背景があります。

海外、主にアメリカやヨーロッパでは、必要なスキルや経験を持った人材を欠員が出た時点で採用するという形が一般的。スキルや経験を具体的に知るには書類や面接よりもインターンの方が適しているため、このスタイルが浸透しています。
一方、日本では一度に大人数の学生を新卒採用するため、じっくりインターンを行うと選考にコストと労力が掛かってしまうという問題が。国内でもインターンを行う企業は増えていますが、現在の就活様式では長期で行うには難しい側面もあると考えられます。

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海外インターンが就職に与えるメリット

海外インターンの経験は、そのまま就職できる可能性以外にも大きなメリットがあります。

グローバルな仕事経験を積める

海外インターンに参加すると、その国の仕事環境が分かり、ビジネスレベルの語学力が身につきます。
日本のインターンでも就業経験はできますが、その国のビジネスを知るには現地で働くのが最適。
語学を学びたい場合は留学をするという方法もあるものの、仕事で使える会話力を磨くためにはインターンの方が優れていると言えるでしょう。

海外就職でも国内就職でも有利

仮にインターン先でそのまま働けなかったとしても、その後の就職活動に経験を活かせることは間違いありません。
インターン先の国で就職する場合は、その国のビジネスや言語、習慣を知っているという点にアドバンテージがあるでしょう。
日本で就職することになっても、海外インターンの経験は大きなアピールポイントになるはずです。

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就職を考えた海外インターンはいつ行くべき?

そのまま就職することを考えたら、いつインターンに行けば良いのでしょうか。大学生の場合と社会人の場合に分けて見てみましょう。

大学生

日本のインターンは大学3年生の夏に行われることが多くなっていますが、海外では特に決まった時期はありません。
海外就職だけを狙うなら、4年生でインターンに参加しても遅くないでしょう。日本では4年生になるとすでに選考が始まっていますが、海外では就活をする時期もバラバラ。卒業間際に就職する人もいれば、卒業後に就活を始めたり資格を取得してから仕事を探したりという人もいるためです。4年生でインターンに行けば、卒業してそのまま就職するにもスムーズでしょう。
一方、1、2年生なら就職まで余裕があるので、複数のインターンに参加することもできます。「最初に行ったところはあまりしっくり来なかった」という場合は、違った国や業界・業種の企業にチャレンジしてみると良いでしょう。

社会人

社会人が海外インターンに行く時期は、やはり転職を考えたタイミングが最適。期間にもよりますが多くは今の会社を退職してインターンに参加することになるので、よく考えて検討するべきでしょう。
もしワーキングホリデーを利用するなら、年齢制限に注意。ワーキングホリデービザは、申請時の年齢を18歳以上30歳以下としている国が多くなっています。
なお、メキシコと日本の間にはワーキングホリデー制度がありません。もしインターンでメキシコに行くなら、期間や給与の有無によって適切なビザを発行する必要があります。

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就職に繋がる海外インターンの選び方

ただ海外経験をしたいというだけではなく、就職を視野に入れた場合のインターンの選び方をご紹介します。

働きたい国で選ぶ

就職したい国が決まっているなら、まずはその国でのインターンを探してみましょう。仕事だけではなく、国としての住みやすさや生活習慣も体験できます。
メキシコなら、新興国でビジネスをするやりがいやラテンアメリカの陽気なお国柄を体感できるでしょう。

やりたい仕事で選ぶ

やりたい仕事があるなら、業界や職種を絞って探してみる方法もあります。国によってインターンの傾向が違うので、自分が希望する仕事が多い国を見つけるのも良いでしょう。
メキシコであれば、スペイン語が話されているのでスペイン語能力を活かしたインターンをすることができます。自動車メーカーが多いため、車に関わる仕事がしたい人にも最適です。

期間や報酬で選ぶ

このほか、インターンの期間や報酬で選ぶという方法も。
「卒業までインターンをしてそのまま就職したい」「20代のうちに海外での仕事を経験したい」というような人は、期間を基準に探してみましょう。
また、インターンには無給のものと有給のものがあります。中には住宅手当や食事手当が出るインターンも。長期の場合は有給であることが多くなっていますが、条件をよく確認してみてください。

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海外インターンは、海外就職を考える人にとって効果的な方法の1つです。
しかし、必ずしもそのまま就職できるわけではないという点には注意しなければいけません。実際に就職するまで期間が空いてしまうので「結局は時間の無駄だった」ということになる恐れもあります。

もし「すぐに海外就職したい」と思っているなら、海外専門の就職エージェントを利用してみてはいかがですか?
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