このページのまとめ

・メキシコの平均年収は約172万円と低いが、物価が安いので生活できる
・家賃の相場は1Kのアパートで3000~4000ペソ
・農業が盛んで野菜や果物、肉が安い
・メキシコには月に2回給料日がある
・語学力や専門スキルがあると高収入の求人が狙える


メキシコへの就職や移住を考えている方に向けて、メキシコの給与事情や物価、生活にかかる諸費用について解説します。
現地での具体的な生活を想像したい方、仕事探しのポイントを知りたい方は、ぜひご覧ください。

メキシコの平均年収

OECD(経済協力開発機構)の統計によると、メキシコの平均年収は、2017年度で15,314USドル、日本円にして約172万円となっています。
この数字はOECD加盟国の35カ国中最下位で、メキシコの賃金は決して高いとはいえません。参考までに、日本の平均年収は加盟国中で18位の458万円(40,863USドル)、4位のアメリカは678万円(60,558USドル)です。
メキシコは物価が安いために、低い賃金であっても人々の暮らしは成り立ちます。ただ、メキシコは貧富の差が激しく、地域によっては高価格帯のレストランなどが多いのが特徴です。
貧富の差は社会的な問題となっていますが、国全体としてはメキシコは経済発展のさなかにあり、中南米ではブラジルに次ぐ新興経済大国。同国でビジネスチャンスを伺う日本企業は多く、実際に多くの企業がメキシコに進出しています。

労働時間に関しては、同じOECDの調査によると、メキシコの平均年間労働時間は加盟国の中でも最長で、2,257時間。労働時間が長いイメージがある日本は1,710時間で、意外にも年間の平均労働時間はメキシコの方が長く、加盟国の平均は1,759時間という結果でした。

※1ドル112円で換算

参照元:OECD – Average wages https://data.oecd.org/earnwage/average-wages.htm
参照元:OECD – Hours worked https://data.oecd.org/emp/hours-worked.htm

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メキシコの生活費は?

メキシコで暮すのにかかる費用を考える前に、まずはメキシコの通貨について知っていきましょう。
メキシコの通過は「メキシコ・ペソ(peso mexicano)」といい、通貨記号は「$」ですが、USドルとの混同を避けるために「Mex$」と表記されることもあります。補助通貨として「センターボ(centavo)」と呼ばれるものがあり、1ペソは100センターボ。
1ペソは日本円にして5.52円です(2018年11月27日現在)。
流通するペソ貨幣は20、50、100、200、500、1000。ペソ硬貨は1、2、5、10、20で、センタボは10、20、50の3種類となっています。

先ほども触れたとおり、メキシコの物価は日本と比べて低く、生活にかかるお金も一段安い印象です。
家賃は住んでいる地域や物件によっても差がありますが、おおよその目安としては、1Kの部屋なら3000~4000ペソほど。アパートの家賃は通常光熱費込みの場合が多くなります。
シェアハウスなど安い物件であれば、1500ペソほどで借りることもできますが、治安の悪い地域では家賃が安いこともあるので、値段だけで決めるのはおすすめできません。周囲の環境やセキュリティ面を考慮した上で、より安全性の高い住まいを選ぶのが良いでしょう。

次に食費ですが、メキシコは農業が盛んなため、肉や野菜、果物は日本と比べて安く手に入ります。なので自炊をするのであれば、食費はかなり抑えられるでしょう。
外食でも、タコスなら90円ほど、ランチのセットが400~500円という感覚です。観光客向けには高級レストランもありますが、地元の人が行くようなお店であれば外食も安く済ませることができます。
ただ、メキシコシティのように海から離れた地域では、輸送にコストがかかるので海産物が高め。魚介を中心とした日本料理などは価格が上がる傾向にあります。
交通費はかなり安く、メキシコシティ内では地下鉄は距離に関わらず一律5ペソ、市内バスも4~6ペソほど。メキシコシティのような都会より、地方にいくほど交通費が高くなるという特徴があります。

ここまででメキシコの物価の安さが実感できたと思いますが、一方で日本より高いのが医療費です。
メキシコの医療は一定の水準にあるものの、公立病院では設備や機材が古いため、現地に暮す日本人の多くが私立病院を受診します。都市部には日本人医師がいる私立病院もあって安心感がありますが、1回の診察で1万円程度かかることも。メキシコで病気や怪我をすると、かなりの出費になると考えた方が良いでしょう。
メキシコでは病院の待ち時間が長いこともあり、現地の人は軽い風邪では病院にはかからず、薬局の無料の診察を利用して薬を買うケースが多いようです。薬局では医師が無料で相談に応じてくれるので、多少の体調不良であれば薬局を利用するのがおすすめです。

メキシコで1ヶ月暮らすには、最低でも6000ペソ(約33000円)あれば足りるといわれます。ただし、これは旅行や外食をしなければという金額。
余暇を楽しんだり、娯楽を充実させたいという場合は、月1万ペソ(約55000円)程度を想定すると良いでしょう。
家賃の低い地域で暮す場合はさらに予算を抑えられるかもしれませんが、病気や怪我などの万一の怪我に備えてある程度の貯金があると安心です。また、急用があればすぐに日本に一時帰国できるお金も確保しておきましょう。

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メキシコの給与事情

日本では給与というと月に1回前月の分を受け取るのが普通ですが、メキシコでは月に2回、毎月15日と月末に給料を受け取るのが一般的です。メキシコの給料日は「キンセナ(quincena)」といい、キンセナには街のATMに行列ができるのがよくある光景。
給料日が月に2回あるのは、「もらったお金はすぐに使ってしまう」というメキシコ人の気質によるもので、仮に給料日が月に1度だとすると、そのタイミングでお金を使い切ってしまって次の月まで生活ができなくなるからです。メキシコには、貯金という考えは根付いておらず、お金は物に変えるという認識が一般的です。
ほかに日本の給与文化と異なるのは、日本ではボーナスは年に2回、夏と冬に支給されますが、メキシコでは冬の1回のみ。
また、メキシコは日本と違ってボーナスに関する法的なルールがあり、企業は12月20日までに最低15日分の賃金を従業員に支払う必要があり、たとえ業績が悪くても支給は義務となっています。

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メキシコで仕事を探すポイント

近年メキシコには多数の日系企業が進出していることもあり、日本人向けの求人は比較的容易に見つかります。
現地の求人はカフェの店員や日本語教師、日系企業内での営業や事務、通訳とさまざまですが、良い給与を得たいのであれば、専門的なスキルや語学力があると有利になるでしょう。
例えば、日系企業では通訳のニーズが高く、語学に堪能であれば高い給与が期待できます。メキシコの実質的な公用語はスペイン語なので、スペイン語が話せる人には就職のチャンスがあるでしょう。
また、語学に限らず前職の経験やスキルが活かせる仕事を見つけることで、満足のいく収入が得られるかもしれません。

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