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メキシコ渡航の予定がある方に向け、グアナフアト州のレオンという都市について紹介します。治安や観光スポットについて解説するので、レオンがどんな街なのかチェックしてみましょう。
また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。
「レオン(LEÓN)」は、メキシコのグアナフアト州で最も大きな都市です。人口は約172万人。皮革・靴産業によって発展してきた歴史があり、現在も高品質なレオンの革製品はお土産として高い人気を集めています。また、ほかの主要都市へアクセスしやすい立地の良さから、工場生産も盛んです。レオン郊外にはメキシコ最大級の工業団地があり、日系企業も数多く進出しています。
都市部は、歴史的建造物やショッピングモール、動物園、水族館などが混在しており、近代的で活気にあふれた雰囲気です。気候が安定して恵まれていることから、テニスやゴルフなどのスポーツアクティビティも活発。交通の利便性が高く、都市郊外にはグアナフアト国際空港もあるため、人やモノの移動が盛んです。
レオン市は、日本人が多く暮らす都市でもあります。
レオン市は、日系企業の進出が盛んな「バヒオ地区」の中心的な都市の一つです。バヒオ地区とは、メキシコ中央高原の盆地一帯のこと。交通の便がよく、インフラも整っていることから、自動車メーカーやその関連企業を中心に、数多くの日系企業が進出しているエリアです。日系企業が多いことから、バヒオ地区で働く日本人も多く、特に人口が多いレオン市には多くの日本人が住んでいます。
日本人が多く暮らすレオン市は、日本人向けの施設が充実している街です。日本食レストランや日本食スーパー、日本人医師のいる病院などがあるため、日本人が暮らすのに適した環境が整っているといえるでしょう。街には日本語表記も見られ、旅行もしやすい街といえます。
なお、バヒオ地区に進出する日系企業の増加を受けて、レオン市には在レオン日本国総領事館が設置されています。
レオン市の治安は、あまり良いとはいえません。レオン市では、強盗や窃盗、車上狙いなどの邦人被害がしばしば発生しています。日本人が多く暮らすエリアではあるものの、安全な地域という訳ではないため注意が必要です。
レオン市の治安は安定しているとはいえないので、レオン市に渡航する予定がある人は、必ず最新の治安情報を調べておきましょう。外務省「海外安全ホームページ」や在レオン総領事館「安全情報等」などをチェックしておくことをおすすめします。
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レオン市には、街を象徴する定番の観光スポットがいくつかあります。ここでは、レオン市の観光スポットについて紹介するので、レオン渡航の予定がある方はぜひチェックしてみてください。
Arco de La Calzadaは、街のシンボルともいえる凱旋門です。門の頂点に飾られたライオン(レオン)の像が特徴的。凱旋門の前には「LEON」の文字のモニュメントもあるので、絶好の撮影スポットといえます。
レオン市の中心部には、歴史地区があります。歴史地区のメインとなる広場には、市庁舎やライオン像の噴水、庭園、大聖堂などがあり、レオンを象徴する観光スポットの一つとなっています。歴史地区の周辺は飲食店も充実しており、メキシコ・レオンの伝統的な料理が食べられます。
Catedral Basílica Metropolitana de la Madre Santísima de la Luz(光の聖母大聖堂)は、歴史地区にあるカトリック教会です。「レオン大聖堂」とも呼ばれます。外観はバロック様式で、高さ約70メートルの2つの鐘楼が特徴的です。鐘はミサの呼びかけに用いられます。大聖堂には、美しい装飾が施された礼拝堂もあります。
Templo Expiatorio Diocesano del Sagrado Corazón de Jesúsは、ゴシック・リヴァイヴァル様式の装飾が美しい教会です。建設には約91年の歳月がかかったとされ、そのうえまだ未完成だとする意見もあります。見どころは、聖書の一節が彫刻された正門やステンドグラス。夜間はライトアップされ、暗闇のなかで存在感を増します。また、地下室のカタコンベ(地下墓地)も多くの観光客が訪れるスポットとして有名です。
グアナフアト文化フォーラム複合施設の一つである、Museo de Arte e Historia de Guanajuatoは、2008年に開館した美術・歴史博物館です。大きな博物館で、面積は22,000平方メートル、展示エリアは4,000平方メートルあります。紀元前700年ごろの先古典期から20世紀後半までのグアナフアトの文化発展を網羅したアート作品が展示されています。
Zoo León(Parque Zoológico de León)は、レオン市で人気の動物園です。園内では220種、1300頭以上の動物が飼育されています。アトラクションが充実しており、サバンナの動物を観察できるサファリツアー、蛇型の車両に乗って散策する列車ツアーなどが楽しめます。また、爬虫類ゾーンや鳥類ゾーンなど、動物の分類ごとの展示エリアもあります。「Zoona Mito」の展示では、コウモリやカエル、ネズミなど、普段は恐れられている動物たちの隠れた魅力を知ることができます。
Parque Metropolitano de León(レオン・メトロポリタン公園)は、広大で自然豊かな公園です。敷地の大部分は貯水池で、カモやサギ、カモメといったさまざまな鳥類を見ることができます。アウトドアスポーツに最適で、ジョギングやサイクリングを楽しむ人が大勢います。また、陸上競技や文化イベントなど、大規模なイベントが年間を通して開催されるスポットでもあります。
Zona Pielは、革製品・靴をメインに扱う国内最大のショッピングエリアです。革製品の販売店が無数に立ち並び、ブーツやコート、バッグ、アクセサリーなど、幅広い商品を取り扱っています。高級品もあれば、お手頃価格の製品もあり、品ぞろえが豊富。レオンの革製品を買うなら、外せないスポットといえるでしょう。
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ここではレオン市の有名な祭りについて紹介します。
Festival Internacional del Globo(国際気球フェスティバル)は、世界的に有名な熱気球の大会です。メトロポリタン公園で毎年11月に開催され、200機以上の熱気球が集合し空を舞います。自然豊かな公園の背景と、空に舞う色とりどりの熱気球の光景は、写真撮影に最適です。また、ライブコンサートやアクティビティ、ショッピング、グルメなども楽しむことができます。
Feria de Leónは、レオン市で毎年1月~2月ごろにかけて開催される大規模なイベントです。コンサートやサーカス、移動遊園地、レスリングなど、さまざまな催しが開かれます。もともとはキリスト教の聖人の日を祝うお祭りでしたが、現在は宗教的な意味合いは薄れ、買い物やショーが楽しめるイベントとなっています。毎年600万人以上の訪問者が訪れる大規模な祭りなので、この時期のレオン市は大変賑わいます。
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メキシコ・レオンの定番のお土産といえば、革製品です。地元の職人によって作られる高品質な革製品は、お土産としても高い人気を集めています。レオンの革製品は、膨大な種類があり、デザインも多種多様です。革製品の販売店を散策していれば、自分好みのアイテムも見つけられるでしょう。
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