Find a Job in Mexico 【Leverages Career Mexico】

海外大学院の卒業(修了)者は就職できない?卒業後の就職事情について解説

公開日:2025年8月6日

更新日:2025年8月7日

地球儀を大学院卒業生達が持っているイメージ

このページのまとめ

  • 「海外大学院の卒業者は就職できない・就職しにくい」ということはない
  • 語学力や専門性、行動力など、海外大学院で培ったスキルは就活において大きな強みとなる
  • 留学をしたという事実だけでは評価につながりにくいので、スキルがどのように活かせるか具体的にアピールすることが重要
  • 留学中に就職活動をするなら、就活イベントの「キャリアフォーラム」に参加する方法が人気
  • 日本の就活時期に合わせて就活する場合、一時帰国して日本の就活イベントに参加することもある

「海外大学院卒は就職できない?」と考えている方に向け、海外大学院卒業(修了)後の就職事情について解説します。このコラムで、海外大学院に通う人の具体的な就活方法をチェックしましょう。

また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。

「海外大学院卒は就職できない」ということはない!

アカデミックキャップを被った地球儀と本の上に置かれた眼鏡と色鉛筆の画像日本の就職活動においては、出身大学(大学院)のランクが、合否に関係することも多いです。そこで、海外の大学院を卒業した場合、その学歴が日本の就職活動においても通用するのかどうか疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。

結論からいえば、「海外大学院を卒業すると就職できない・就職しにくい」ということはありません。海外大学院へ留学した経験は、日本の就職活動でも大きな強みになります。

ここでは、海外大学院を卒業した人の就職事情について解説します。

学歴がネックになることは基本的にない

日本での就職活動において、海外大学院卒の学歴がネックになることは基本的にないと思っていいでしょう。多くの企業で、海外大学院の修了者は重宝される人材となります。

海外大学院を修了しているということは、語学力や専門性、行動力、主体性など、高い能力を有することの証明でもあります。留学の経験を効果的にアピールできれば、ほかの求職者との差別化ができるでしょう。

「海外留学をした」というだけでは評価されにくい

海外大学院への留学経験は大きな強みになりますが、留学経験そのものが自動的にプラスの評価につながるとは限りません。重要なのは、海外留学で培ったスキルが、仕事に活かせることを具体的にアピールすることです。たとえば、グローバル企業の選考なら、語学力や異文化適応力などをアピールすると効果的でしょう。企業が求める人物像を調べ、それに適した強みをアピールすることが重要です。

キャリアフォーラムで就職活動をする

海外大学院に留学する人の就活方法としてメジャーなのが、キャリアフォーラムに参加する方法です。

キャリアフォーラムとは、海外の主要都市で留学生向けに開催される就活イベントのことです。特に、ボスキャリ(ボストンキャリアフォーラム)は、日英バイリンガル向けの最大級の就活イベントとして知られています。

キャリアフォーラムに参加する企業は、日本の大手グローバル企業が中心です。ITや金融、教育など、さまざまな業界から多数の企業が参加しています。キャリアフォーラムが日本の合同説明会と異なる点は、イベント中にその場で面接が行われるところ。早ければイベント期間の3日以内に内定を獲得できます。

キャリアフォーラムは留学生にとって貴重な就活イベントなので、国をまたいで参加する人も多いです。日本での就職を検討している人は、積極的に参加しましょう。

卒業の時期と就活の時期のタイミングが合わないことも

日本企業の採用活動は時期が決まっているので、海外大学院を卒業する時期によっては、就活のタイミングがずれてしまうケースもあります。卒業後にエントリー開始を待っていると、数か月~1年のギャップが生じることも珍しくありません。卒業のタイミングが大きくずれると、新卒枠としての就活に支障が出ることもあります。

日本のエントリー時期に合わせて就活をするなら、日本で開催される就活イベントに参加するのが一般的です。留学中なら、一時帰国をして企業説明会やインターンシップに参加することになります。また、帰国が難しいようなら、リモートの説明会に参加するのも一つの手です。

一方、卒業後に就職活動を始める場合、外資系企業なら通年採用が多いので、いつでも就活のチャンスがあります。日本企業のエントリー開始を待つ場合は、しばらく期間が空くので、アルバイトやインターン、旅行などをする時間があります。

 

◆関連記事 海外の文系大学院に進学したあとの就職先は?主な就職先3選を紹介

海外大学院の卒業(修了)者が就職活動で活かせるスキル

海外でのキャンパスライフを楽しむ女子大学生のイメージ海外大学院の卒業(修了)者が日本の就職活動で活かせるスキルには以下のようなものがあります。

  • 専門知識(大学院の研究内容)
  • 語学力
  • 国際的な視野
  • 分析力
  • 自己管理能力
  • 行動力
  • リーダーシップ

海外大学院では、高度な専門知識・技術が学べます。日本の就職活動でも、研究内容に関連する業種を選べば、学んできたことを最大限活用できる働き方ができるでしょう。身に付けた専門知識を、どのように業務に活かせるか説明することが重要です。

また、留学生ならではの経験を強みにするのも有効です。現地でも通用する実践的な語学力や国際的な視野といったスキルは、ほかの就活生と差別化できるポイントになります。外資系企業やグローバル企業など、国際的な就業環境なら、即戦力としての働きが期待されるでしょう。

 

◆関連記事 海外赴任は出世コース?出世するパターンと出世できないパターンを解説

海外大学院卒業(修了)後の就職を成功させるには?

海外のカフェで働く日本人女子大学生のイメージここでは、海外大学院卒業(修了)後の就職を成功させるために、在学中からできることについて解説します。

インターンシップやアルバイトの経験を積む

インターンシップやアルバイトの経験は、就職活動において実績として評価される傾向にあります。実際の業務を体験することで、実践的な仕事のスキルを習得できるので、就職活動では企業から即戦力として評価されるでしょう。

人脈を築く

海外大学院で築いた人脈は、就職活動において大きな強みとなります。同級生や教授とのつながりは、就活の最新情報や就職の機会を得ることにつながります。特に、海外での就職を検討している人にとっては、国際的な人脈が重要になってくるでしょう。

自己分析をする

就職活動では、自己分析が欠かせません。研究内容や留学経験などから自身の強みを分析し、それが活かせる企業を探しましょう。自身の強みが、企業の求める人物像とマッチしていれば、採用される可能性は高まります。

 

◆関連記事 海外インターンはそのまま就職できることも!その方法は

海外大学院卒業(修了)後の就職先

スーツケース片手にリュックを背負った男性がオフィス街を見ているイメージ海外大学院卒業(修了)後の就職先としては、主に以下のような選択肢があります。

【日本で就職】

  • 外資系企業の日本支社
  • 日本のグローバル企業

海外大学院卒業後は、外資系企業やグローバル企業に就職する人が多い傾向にあります。人気が高いのは、外資系の金融、コンサルティング、エンジニアなど。海外留学で培った語学力や専門性を活かせる仕事を選ぶことが多いです。

【現地で就職】

  • 現地企業
  • 日系企業の海外拠点

海外大学院を卒業すると、現地での就職も現実的な選択肢となります。インターン先の企業に採用されたり、現地のコネクションで採用が決まったりすることも多いです。現地での就職を検討している場合は、インターンに参加する、人脈を築くなど、在学中に行動を起こすことが重要となります。

 

◆関連記事 海外大学を卒業したあとの進路について解説!留学先・日本で就職するには?

 

メキシコでの就職・転職を目指すのであれば、Leverages Career Mexico(レバレジーズキャリアメキシコ)にご相談ください。

経験豊富な日本人アドバイザーがあなたの適性に合った企業をご紹介します。また、応募書類の添削や面接対策、入社後のアフターフォローまでサポートしていますので、初めて海外へ就職する方でも安心です。

海外就労を志す方からのご連絡を、広くお待ちしています。

メキシコの就職、生活事情に詳しいアドバイザーがあなたをサポートします

海外経験がない方も全面バックアップ!

関連記事