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公開日:2025年5月14日
更新日:2025年5月14日
「海外赴任をギブアップしたい」と考えている方に向け、よくある理由と具体的な対処法について解説します。コラムを読んで、海外赴任の悩みにはどのように対処すればいいかチェックしましょう。
また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。
「海外赴任がつらい」「海外赴任をやめたい」と感じながら働いている海外駐在員は少なくありません。ここでは、海外赴任をギブアップしたくなる主な理由について紹介します。
海外赴任をすると、気軽に日本に帰ることは難しくなります。日本にいる家族や友人、恋人と直接会えない寂しさから、孤独感を感じるという人が多いです。
近年はビデオ通話で会話もできますが、やはり気軽にいつでも話せる環境とは異なります。心の支えとなる人が身近にいない孤独感から「日本に帰りたい」と切実に思う駐在員も少なくありません。
また、子どもの成長を間近で見れないところや、年を取った親の近くにいられないところも海外赴任の辛いところといえます。
言葉の壁は、海外赴任する人にとってストレスの元となります。外国語を流暢に話せる状態で赴任する駐在員はあまりいません。たいていの駐在員は言葉の壁にぶつかることになります。
言葉が通じず、コミュニケーションがうまく取れない状態で働くのは精神的な負担になることも多いでしょう。仕事の場面で、指示が伝わらなかったり、誤解されてしまったりすると、業務に影響が出ることもあります。
海外には、日本にはない文化や生活習慣があります。挨拶の仕方や公共の場での振る舞いといった大きなことから、食事の際の細かいマナーまで、文化の違いはさまざまです。慣れれば問題ありませんが、初めのうちは戸惑うことも多いでしょう。
特に仕事の進め方の違いには、ストレスを感じる人が多いようです。時間に対する考え方や報告の仕方など、日本と海外ではビジネス文化が異なります。日本の常識が通用せず、思うように仕事が進まないのに苦労する人が多いです。
海外駐在員は、人員が少ない一方で、業務の幅は広く仕事量も多いです。そのため、残業をしたり、休日出勤をしたりしなければならない場面も珍しくありません。
また、海外出張者が多く訪れる拠点だと、出張者のアテンドをしなければならない場合もあります。飲み会やゴルフなど、出張者のアテンドでプライベートの時間が潰れてしまうこともしばしば。忙しすぎることが理由で、海外赴任をギブアップしたいと考えている駐在員も少なくないはずです。
海外赴任者は、本社と現地拠点をつなぐ橋渡し役でもあります。そのため、両者の板挟みになることも多いです。
現地事情に詳しくない本社からは、無謀な指示をされることもあります。また、日本と現地のやり方の違いで、仕事がうまく進まないことも珍しくありません。本社と現地の間に立ち、調整役を担う駐在員には精神的な負担がかかることもあります。
家族帯同で海外赴任をする場合、配偶者が新しい環境に適応できず、ストレスを抱えてしまうケースが多いです。
海外赴任者本人が働いているあいだ、配偶者は慣れない環境で孤立することになります。海外での生活は何かと不便です。そのため、何かやりがいを見つけないと、海外で暮らしていく気力を失ってしまうことがあります。
仕事に集中できる赴任者本人よりも、配偶者の方がストレスを抱えてしまうというのはよくある話です。
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「海外赴任をギブアップしたい」と思っても、いきなり帰任を申し出るのは早計かもしれません。まずは、今の状態で悩みを解決する方法がないか検討してみることが重要です。ここでは、「海外赴任をギブアップしたい」と思ったときの現実的な対処法について紹介します。
孤独感を和らげる方法として、家族や友人と定期的にビデオ通話などで連絡を取り合う方法があります。直接会えなくても、人とのつながりがあることを実感できれば孤独感を感じにくくなるでしょう。
海外には、日本人駐在員のコミュニティや同じ趣味をもった人たちのコミュニティなど、さまざまなコミュニティがあります。現地のコミュニティに参加して友人を作れば、知り合いがいないという孤独感からは解放されるでしょう。
「現地の言葉が話せず、コミュニケーションがうまく取れない」というのが、海外赴任者のストレスの大きな要因となっています。少しずつでも現地の言葉を学んでいきましょう。
現地の言葉が話せれば、仕事がしやすくなるだけでなく、交友関係も広がります。現地の人との信頼関係も築きやすくなるはずです。
語学学習の際は、オンライン英会話や語学学校など、適切なツールを利用して、継続して学べる環境を作りましょう。
現地スタッフとコミュニケーションを取る際は、明るい表情やジェスチャーを使うことも心がけましょう。言葉の壁があると、現地スタッフとの関係構築がうまくいかず、働きづらい職場になってしまいます。言葉がうまく通じなくても、笑顔やジェスチャーで親しみやすさをアピールすることで、良好な人間関係の構築に役立つ場合があります。
「文化や価値観の違い」は、仕事上に限らず、日常生活においても精神的な負担になる要素といえます。日本の常識が通用せず、混乱したり戸惑ったりする場面もあるでしょう。
海外赴任を成功させるには、現地の文化や価値観を受け入れる姿勢が重要です。日本の常識を押し付けず、「ここではこれが当たり前」という考えを持ちましょう。新しい価値観を受け入れるオープンマインドと柔軟性が欠かせません。
住環境や気候、医療体制など、現地の暮らし方についてほかの駐在員からアドバイスをもらうのも有効です。海外は日本とは生活環境が異なり、年中暑い地域やインフラが整備されていない地域などもあります。その地域でうまく生活していくにはどうすればいいか、相談してみましょう。
「業務量が多くてつらい」と感じている人は、仕事にやりがいを見出すと、モチベーション高く働ける可能性があります。「やらなくてはならない」という義務感で働いていると、精神的な負担になりがちです。やりがいがあれば、自己成長につながっているという達成感をもって働けるでしょう。
仕事にやりがいを見出すには、自分で小さな目標を立てることが重要です。目標を立て、それを達成することで、仕事にやりがいを感じられるようになるでしょう。
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海外赴任のメリット・デメリットとは?駐在員の抱える悩みもご紹介します
「海外赴任をギブアップしたい」と思ったら、まずは悩みが解決できないか検討してみることが重要です。しかし、労働環境が劣悪だったり、体を壊してしまったりした場合は、海外赴任をギブアップするのも選択肢の一つです。
海外赴任をギブアップしたい人は、以下の方法を検討してみましょう。
悩みが解決せず、海外赴任を続けることが難しい場合は、途中帰任できないか相談してみましょう。途中帰任なら、今の会社のキャリアを継続することができます。もちろん、しばらく日本で働いてから、海外赴任に再挑戦することも可能です。
今の赴任先に問題がある場合は、ほかのエリアに異動することで問題が解決する可能性があります。海外展開を行っている会社は、エリアごとに本部を持っている場合があるので、本部内の異動であれば実現するチャンスがあります。
今の仕事を退職して、転職するのも一つの選択肢です。就職活動は、海外在住でもできます。近年はオンライン面接を実施する企業も多いため、海外からでも仕事探しは可能です。ただ、最終面接は対面のところが多いので、一時帰国をする必要があります。
転職をする場合は、転職エージェントを利用することをおすすめします。
転職エージェントを利用すれば、自分の市場価値を第三者目線で把握することができます。特に、海外駐在員は企業からのニーズも高いため、自分の市場価値を正確に把握したうえで仕事を探すことが重要となります。
また、転職活動に関する手間を減らせるのも転職エージェントのメリットです。企業とのやり取りを代わりに行ってくれたり、面接のスケジュール調整をしてくれたりと、さまざまなサポートが受けられます。海外在住で忙しい駐在員にとっては、便利な存在といえるでしょう。
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