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公開日:2025年4月7日
更新日:2025年4月7日
英語の資格は、英語圏でも権威のある資格を選べば海外就職に役立つでしょう。国によっては英語資格の取得が就労ビザ取得の条件になっていることもあります。また、資格取得という目標ができることで、勉強もスムーズに進みやすくなるという効果も。
このコラムでは、海外就職を目指す人におすすめの英語資格を紹介しています。
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海外就職を目指している人は英語資格の取得をおすすめします。なかには「英語の資格は取っても意味ない」と聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。確かに、英語の資格がなくても海外就職は可能です。また、海外で知名度のない資格を取得しても就職には役立たないかもしれません。しかし、しっかりと資格の種類を選べば、取得することでより海外で働きやすくなるのです。
以下では、海外就職で英語の資格を取得したほうが良い理由を解説します。
英語の資格を取得することは、自分がどれくらい英語を使いこなせるのかを客観的に示すのに役立ちます。
「英語ができる」といっても、どの程度できるのかを言葉だけで表現するのは非常に難しいでしょう。応募者の「できる」と、企業の求める「できる」に大きな違いがある場合も少なくありません。直接会話をしたりテストを受けたりといった方法もありますが、限られた時間で企業が応募者の英語能力を完璧に把握するのは困難といえます。
一方で、英語の資格を取得しておくと客観的な指標のもと英語能力の証明が可能です。就職の際も、業務に必要な英語能力を有しているかを企業がある程度把握しやすくなります。
海外で働くためには必ず就労ビザを取得しなくてはなりません。その際、英語圏では取得条件として英語の資格取得が求められる場合があるのです。英語が問題なく話せる人でも、申請時に能力を証明できる資格がなければ就労ビザが取得できなくなります。
そのため、資格を取らずに英語を習得した人も、就労する国によってはあらためて各国で定められた資格を取得する必要があるでしょう。
英語の資格を取得することは、勉強を効率良く進めることにも役立ちます。
「英語を話したい」という漠然とした理由で勉強をしていても、モチベーションを保ち続けるのは難しいでしょう。しかし、資格を取得すると決めると「IELTSで6.5以上取る」「TOEFLで80点取得する」と明確な目標ができ、学ぶべきことの方向性も保てるので継続して学習が進めやすくなります。
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英語の資格は国内外にさまざまな種類があり、どれを取得するのかが重要となってきます。海外就職を目指す人が受験する資格に迷ったら「証明したい能力が測れる資格」「英語圏で権威のある資格」を選びましょう。
どの能力を証明できるかで資格を選ぶのもおすすめです。英語の資格は、「読む・書く・話す・聞く」の4技能を測れるものから、一部の技能のみを測るものなどさまざまな種類があります。
4技能を測ることができる資格なら高い英語力を証明できるでしょう。しかし、自分の苦手分野が含まれていると、高得点を取得するのが難しい可能性も。自分の得意分野の能力に特化した資格を選んで、高得点を狙うのも一つの方法です。
海外就職のために資格を取得する際は、英語圏で権威のある資格を選ぶのが非常に重要です。英語能力を測る試験のなかには、海外では知名度がないものも少なくありません。日本やアジア圏で就職する際は役立つかもしれませんが、海外就職を目指す際は、そのような資格を取得しても評価には繋がらないでしょう。
英語の資格を選ぶ際は、「海外で知名度があるか」「英語圏でも試験が実施されているか」を、基準にしましょう。
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ここでは、海外就職に役立つ英語資格を紹介します。それぞれ測れる技能や評価される国に違いがあるので、自分の進路に合ったものを選んで受験を検討しましょう。
TOEFL(トーフル・トフル)はアメリカをはじめとした英語圏の大学や大学院希望者が多く受ける試験です。高等教育を受けるために必要な英語力を試験を通して測ります。海外での知名度が高いため、就職時に英語能力を証明するのにも役立つでしょう。
TOEFLはiBT®︎とITP®︎の2種類があり、海外でより認められているのは読む・書く・聴く・話すの4技能を測れるiBT®︎です。
4つのセクションごとに30点ずつ点数が割り振られ、満点の120点のうち何点を取得したかで英語能力を測ります。海外の大学進学の際は80点以上、100点以上になるとアメリカの名門大学への留学が目指せるレベルです。
海外就職の際は、評価ラインとなる80点以上を取得するのを目標に学習を進めると良いでしょう。
高等教育の現場で使われる幅広い分野の教養に関する言葉や、大学のキャンパス内で使われる言葉(キャンパスボキャブラリー)から多く出題されるのが特徴です。
IELTS(アイエルツ)は海外で知名度の高い英語4技能を測る試験です。「アカデミック・モジュール」と「ジェネラル・トレーニング・モジュール」の2種類があり、就職や移住に役立てるためにはジェネラルの受験をおすすめします。
リーディングとライティングはどの試験を受けるかによって出題内容が異なりますが、スピーキングとリスニングの内容一緒です。
受験方法は、全国主要都市で毎月4間ほど開催されているペーパー版か、東京駅前・東京市ヶ谷・名古屋・大阪会場でほぼ毎日受験可能なコンピューター版から選べます。
スコアは4技能のスコアが1~9の数字で個別で示され、総合スコア(オーバーオールバンドスコア)も計測可能です。英語圏への移住で必要とされるのはオーバーオールバンドスコアの6.5以上といわれています。
VERSANT(ヴァーサント)は、世界最大規模の教育機関であるピアソン社が開発した、実践的なビジネスコミュニケーション能力を測る英語の試験です。
「 スピーキング&リスニング 」「 ライティング 」「 プレイスメント(4技能)」の3種類のテストから選べます。試験会場に行かなくても受験でき、最新AIが採点をするので受験後すぐに試験結果の確認が可能です。
海外就労に役立てるには、43点以上(CEFRのB1相当)が目安となるでしょう。より流暢に英語で会話しビジネスパーソンとして活躍していくためには、51~63点以上の取得が必要といわれています。
ケンブリッジ英語検定試験は、年間250万人以上が受験している世界的な権威のある英語の資格です。特に、ヨーロッパ圏での進学・就職に役立つでしょう。
日本ではまだ知名度は高くないものの、世界屈指の名門大学であるケンブリッジ大学の一部門、ケンブリッジ英語検定機構が作成した資格試験なので、信頼性が非常に高い資格です。
ネイティブが使う文法や単語が出題されるので、活きた英語を使う能力が試されます。試験内容はレベルによって異なり、海外就職で通用するレベルとされるB2 First(FCE)の場合は「リーディング&文法・語彙」「ライティング」「リスニング」「スピーキング」の4種類です。
自分が取得したいレベルを選び受験しますが、もし基準に届かなくても一定以上の点数を取得していれば、1つ下のレベルの認定を受けられます。
ケンブリッジ英語検定試験は全国10ヶ所の試験センターで受験可能です。試験センターによって受験できる試験が異なるので、自身の受けたい試験が最寄りの場所で実施されているか確認してみましょう。
BEC(ケンブリッジESOLビジネス英語認定試験)は、先述したケンブリッジ英語検定試験のうち、ビジネスに特化したテストの種類です。「B1 Business Preliminary」「B2 Business Vantage」「C1 Business Higher」の3種類があり、それぞれ以下のレベルが認定されます。
ケンブリッジ英語検定試験に有効期限はありません。ネイティブが使う実践的な英語能力が求められるため、難易度は非常に高いですが、一度取得すれば一生役に立つ資格といえるでしょう。
TOEICは日本で特に知名度の高い英語の試験といえるでしょう。リスニングとリーディング能力を測る「L&R」と、スピーキングとライティング能力を測る「S&W」、スピーキングに特化した「Speaking」の3種類があり、一般的にTOEICといえば「L&R」のほうです。
TOEICは990点満点で、そのうち何点を取得したかで英語能力を測ります。英語をメインで使用する職業に就くには、TOEIC800点以上の英語能力が必須です。
なお、TOEICは英語圏ではほとんど知名度がありません。受験者の8割が日本と韓国に集中しており、これらの国で英語を使用した業務をするのに役立つでしょう。
とはいえ、TOEICを取得しても海外で働くのに意味がないということはありません。TOEICで高い点数を取得していれば、日本企業に就職した際に英語人材としての存在感が高まり、海外駐在などの道が開けます。
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海外就職のために英語の資格勉強をしている方のなかには、なかなか実力が伸びず悩んでいる方もいるのではないでしょうか。ここでは、英語学習を効率良く進めるコツを紹介します。
英語にはさまざまな勉強法があり、資格ごとに攻略法も異なります。しかし、世間で良いといわれている方法が自分に合っているとは限りません。1番自分に合う方法を見つけるのが学習を効率良く進めるうえで大切です。
書籍やインターネットでおすすめされているかといって、合わない方法で勉強を続けていたら思うように点数が伸びず、合格が遠ざかる可能性があります。そればかりか、ストレスが溜まり勉強が続かなくなり挫折に繋がる恐れも。
たとえば、目で見るほうが記憶に定着しやすい視覚優位の人は、書いたり読んだりする勉強法を選ぶとスムーズに単語や文法を覚えられるでしょう。耳で聞くほうが得意な聴覚優位の人は、音声や動画を用いた勉強法を選ぶのが効果的です。まずは一通り、さまざまな方法を試してみましょう。
資格勉強は毎日続けることが重要といわれています。特に英語をはじめとした語学の勉強は、毎日その言葉を聞いたり話したりする時間を作るのが上達の近道です。
資格試験の出題範囲の単語も、週末にまとめて何時間もかけて覚えるより、平日の短い時間でも複数回繰り返して覚えるほうが記憶に定着しやすいでしょう。
言葉は毎日習慣的に使わなければ流暢に使いこなすことはできません。資格取得をゴールにするのではなく、海外で就職しても通用する英語力を身に着けるためにも、繰り返し英語に触れられるスケジュールを立てるよう工夫しましょう。
資格勉強はゴールが決まっているため、勉強プランをしっかり立てることで合格への道が開けるでしょう。
受験日までに残された時間を計算し、出題範囲の勉強を終えるには1日どれくらい勉強すれば良いのかを割り出します。なお、きっちり計画を立てると上手く進まなかったときに続かなくなってしまうので、1週間単位で目標を決めるのもおすすめです。
ポイントは、資格合格までに必要な勉強量をおおよその感覚で見積もらないことです。間違った計画のもと勉強を進めた場合合格は難しくなってくるでしょう。自分の感覚ではなく、問題を解く時間や覚える時間を時計で計って、正確に判断します。感覚で勉強量を見積もると、たいていの場合は必要な勉強量より少なく見積もってしまう人がほとんどです。
トータルで必要な勉強時間によって、1日・1週間・1ヶ月に必要な勉強量が左右されます。途中から軌道修正するのは難しいので、本格的に勉強を始める前にしっかりチェックしましょう。
英語の資格さえ取れば、海外就職が上手くいくとはいえません。英語のスキルを身に付けるのは大前提として、以下のスキルも求められます。
海外では日本のように入社してから教育していくシステムはなく、即戦力としての活躍が求められます。そのため、ただ英語を話せるというだけでは不十分で、「英語を用いて専門的な業務をこなせるスキル」が重要となるでしょう。英語の資格勉強だけでなく、業務に関するスキルを向上させる取り組みも必要です。
海外就職では、日本での就職以上にコミュニケーション能力が重要となります。その国の言葉を勉強しても母語ではないため、意識しないと円滑な意思疎通が難しくなります。自分の話だけでなく相手の話をよく聞き、丁寧なコミュニケーションを心掛けましょう。
また、相手の文化的・歴史的背景を考慮し、分かり合おうとする姿勢も求められます。
柔軟性は、海外で就職するうえで非常に重要な能力といえます。海外と日本では、仕事の進め方や商習慣、食べ物、住環境など多くの異なる点があります。日本の常識に固執していては、業務もスムーズに進まないうえストレスも溜まりやすくなるでしょう。
働く国の常識を素早く受け入れ、適応できる人は海外就職に向いているといえます。
海外では、主体性を持ち自分の意見をはっきり主張できる人が評価されやすい傾向にあります。ただ強く自分の意見を周囲に押し付けるのではなく、相手を尊重しながら主張すべきところをしっかり伝えていくバランス感覚が重要となるでしょう。
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