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公開日:2023年6月9日
更新日:2024年9月30日
車社会のメキシコで暮らすには、車があるととても便利です。このコラムではメキシコでマイカーを持つメリットや、車を購入する方法について解説しています。車購入を検討している人はぜひ参考にしてください。
また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本人のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。
まずはメキシコで車を持つ利点について解説します。車が必要ないと考えている方もぜひ参考にご覧ください。
車を持つ最大のメリットは、移動するのに便利というところです。目的地まで直接アクセスできるようになるので、行動範囲を大きく広げることができるでしょう。公共交通機関では行けないようなところにも行けるようになります。
特にメキシコは、主要都市以外は電車がほとんど走っておらず、基本的に車社会です。移動にはバスやタクシー、送迎車を利用するのが一般的となっています。そのため、自家用車の必要性は特に高いといえるでしょう。車がないとどこにも行けないという地域も少なくありません。
車は、公共交通機関のように時間を気にする必要がなく、いつでもすぐに使える移動手段です。そのため、緊急時には有効な移動手段となります。たとえば、深夜に病院に行かなければならないときなどにあると便利です。レンタカーやタクシーを利用する手もありますが、自家用車があれば手配する手間を省けます。
子どもがいる家庭の場合、送り迎えが必要な場面や急に病院に連れて行かなければならない場面もあるでしょう。そんなとき車があれば便利です。
メキシコの観光スポットを巡るのにも自家用車が便利です。都市部の観光スポットなら公共機関でもアクセスできますが、自然の景観が見られる観光スポットに行くとなると、公共機関では難しい場合があります。レンタカーを利用するにしても、待ち時間がかかるでしょう。その点、自家用車なら観光地を巡るのも快適です。
車の需要が高いメキシコにおいて、車は価値が下がりにくい資産とされています。年式が古くなったり走行距離が長くなったりしても資産価値があまり下がらないのです。メキシコでは中古車購入が盛んなので、販売先を見つけるのも難しくありません。
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ここではメキシコで自家用車を購入する方法について解説します。一般的な購入ステップについて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
メキシコで運転するには、基本的に現地で運転免許証を取得しなければなりません。免許証は州ごとに発行されますが、取得できればメキシコ全土で使用できます。申請に必要な書類や料金、試験の有無はそれぞれの州で異なるため注意しましょう。なお、日本の運転免許証を提示すれば試験が免除される州もあります。 日本のように教習所に通う必要はありません。申請して所定の手続きをすれば比較的簡単に取得できます。
新車はディーラーや自動車販売店で購入することができます。納車まではたいてい9~20日ほど。車両登録はディーラーが行ってくれます。ただ、新車は値段が高いうえ、分割払いならローン審査を受けなければなりません。そのため、メキシコでは中古車の売買が盛んに行われています。
中古車は、ディーラーや自動車販売店での売買はもちろん、個人売買もメジャーです。WebサイトやSNSで告知をしていたり、車に「$」マークや電話番号を書いて売りに出していたりするので、売り手と連絡をすれば個人的に購入できます。個人購入する場合は、車の所有者がいつ変更されたか証明する書類を取り交わすと無難です。
新車の場合、ディーラーがナンバープレートをつけて納車してくれる場合もあります。一方、中古車などナンバープレートがついていない場合は、自分で名義登録を行い、ナンバープレート交付を受けなければなりません。手続き中のナンバープレートがついていない期間は、一時的な交通許可証をフロントガラスに貼り付けることで運転できます。
メキシコのブランド別軽自動車販売数のTOP5は以下のとおりです。
1位:日産(20.1%) 2位:ゼネラルモーターズ(11.7%) 3位:フォルクスワーゲン(9.7%) 4位:トヨタ(9.0%) 5位:KIA(8.1%)
メキシコでも日本製の自動車が人気で、街でもよく見かけることでしょう。
AMDA「Reporte de Mercado Interno Automotor(Diciembre 2021)」
日本の中古車をイメージして、メキシコの中古車を購入すると、ギャップを感じる可能性があります。メキシコでは、走行距離10万キロ以上の車や、車齢10年以上の車が売られているのは当たり前。ときにはスクラップ同然の車が売られていることもあります。
また、メキシコに車検制度はないため、車のメンテナンスを行わない人もたくさんいます。ディーラーも車を下取りしただけで整備したり保証をつけたりすることはあまりありません。店舗で購入する場合も、中古車は購入前に整備工で車体をチェックしてもらうことが重要です。
そのほか、盗難車や事故車に対する警戒も必要です。安すぎる車は、壊れていたり違法な手段で仕入れたものだったりするので注意しましょう。また、アメリカから輸入された中古車にも要注意。違法な手段で持ち込まれたものがあります。
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ここでは、メキシコで車を運転する際の注意点について解説します。トラブルに巻き込まれないためにも以下のポイントを押さえておきましょう。
メキシコ人の車の運転は、日本と比べるとかなり荒いです。ウインカーを出さずに曲がったり、信号を無視したり、車間距離を詰めてきたりすることがよくあります。周りの車の動きをよく見て、十分気をつけて運転するようにしましょう。
また、メキシコは道路の状況も劣悪。排水口の蓋が外れて、いつも通っている道にある日いきなり穴が開いていることもあります。メキシコで運転する際は道路状況をよく見ることも重要です。
メキシコのスピード違反取締は、日本と同じように道路脇などで行われています。スピード違反で警察に止められると、違反切符を切られて交通許可証を没収されます。取締を受けたら、指定の場所で罰金を支払い、警察へ行って返却してもらいましょう。
駐車違反の取締も同様で、違反をすると車のタイヤをロックされたり、ナンバープレートが没収されたりします。期限までに罰金を支払い、警察へ行きましょう。 メキシコはたいてい路上駐車が許されていますが、黄色や赤で塗装された歩道脇、横断歩道、車両出入口など駐車禁止のエリアもあります。また、都市部には時間によって路上禁止になるエリアもあるので注意が必要です。
排ガスによる大気汚染が問題視されているメキシコシティ。汚染対策で、車のナンバーごとに運転できる曜日が決まっています。どの車も週に一回は運転できない日があるので注意しましょう。
また、メキシコでは、車の所有者には納税のほかに排ガス検査が義務付けられています。定期的に検査を受けて、排ガス検査の証明書を保持しなければなりません。
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