
このページのまとめ
- 「¡Hola! (オラ!)」は、スペイン語圏で最も使われるカジュアルな挨拶
- 目上の人には「Buenas tardes(ブエナス タルデス)」など、丁寧な挨拶をする必要がある
- 「¡Chao! (チャオ) 」は、日本語の「バイバイ!」にあたる別れの挨拶
- 日本でも有名な「Adiós(アディオス)」は、比較的長い別れのときに用いる挨拶
- 「Soy ◯◯(ソイ ◯◯)」で「私は◯◯です」と簡単な自己紹介ができる
スペイン語を学ぼうとしている方に向け、日常会話で使えるスペイン語のフレーズについて解説します。コラムを読んで、スペイン語の基本フレーズをチェックしてみましょう。
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スペイン語の挨拶

ここではスペイン語の挨拶について紹介します。会話のきっかけになる簡単なフレーズを覚えて、積極的に声をかけてみましょう。
スペイン語圏の人は、おおらかで優しい性格の人が多い傾向にあります。スペイン語のスキルに自信がなくても問題ありません。コミュニケーションを取ろうとする意思を示せば、歓迎してもらえるはずです。
スペイン語の挨拶:こんにちは
「やあ」
Hola(オラ)
Hola(オラ)は、スペイン語で最も使われるカジュアルな挨拶です。英語だと「Hi」にあたります。朝昼夜と時間を気にせず使える便利なフレーズなので、覚えておくと良いでしょう。ただし、友達のような親しい間柄で用いられる挨拶なので、目上の人にはより丁寧な挨拶をする必要があります。
「おはよう」
Buenos días(ブエノス ディアス)
「こんにちは」
Buenas tardes(ブエナス タルデス)
「こんばんは・おやすみなさい」
Buenas noches(ブエナス ノーチェス)
Buenos días(ブエノス ディアス)は、日本語の「おはよう」にあたる基本的なフレーズです。朝から正午まで使えます。Buenoは「良い」、díaは「一日」という意味で、直訳すると「良い一日」という意味です。
また、正午~午後8時くらいまでは、Buenas tardes(ブエナス タルデス)、夕方から明け方ころまではBuenas noches(ブエナス ノーチェス)を使います。いずれもHola(オラ)より丁寧な言い方なので、かしこまった場ではこちらを使いましょう。
スペイン語の挨拶:さようなら
「さようなら・またね!」
Chao(チャオ)
Chao(チャオ)は、日常でよく使われる簡単な別れの挨拶です。日本語の「またね」や「バイバイ」にあたる砕けた言い方なので、目上の人にはより丁寧な挨拶をしましょう。
「さようなら」
Adiós(アディオス)
「また後で」
Hasta luego(アスタ ルエゴ)
「また(すぐ)後で」
Hasta pronto(アスタ プロント)
「また明日」
Hasta mañana(アスタ マニャーナ)
「また来週」
Hasta la otra semana(アスタ ラ オトラ セマナ)
「また会う日まで・また会いましょう」
Hasta la vista(アスタ ラ ビスタ)
日本でもよく知られている「Adiós(アディオス)」は、日本語で「さようなら」という意味の別れの挨拶です。便利で汎用性が高いフレーズですが、基本的には長い別れのときに使う傾向にあります。日本語の「またね」や「バイバイ」とはニュアンスが異なるため、うまく使い分けましょう。
「また会いましょう・また会おうね」
Nos vemos(ノス ベーモス)
「気を付けてね・元気でね」
Cuídate(クイダテ)
友人のような親しい間柄だと、Nos vemos(ノス ベーモス)やCuídate(クイダテ)もよく使われます。フレンドリーで明るい印象を与えるフレーズなので、スペイン語を話す友人ができたら使ってみましょう。
スペイン語の挨拶:はじめまして
「はじめまして」
Mucho gusto(ムーチョ グスト)
「はじめまして・お会いできてうれしいです」
Encantado(エンカンタード)話し手が男性の場合
Encantada(エンカンターダ)話し手が女性の場合
Mucho gusto(ムーチョ グスト)は、使い勝手の良い「はじめまして」の挨拶です。直訳すると「大きな喜び」という意味になります。特にメキシコではよく使われるフレーズなので、覚えておきましょう。
スペイン語の挨拶:元気ですか?
「元気?」
¿Qué tal?(ケ タール)
「元気?」
¿Cómo estás?(コモ エスタス)
「お元気ですか?」
¿Cómo está?(コモ エスタ)
「お元気ですか?」
¿Cómo está usted?(コモ エスタ ウステ)
¿Qué tal?(ケ タール)は「元気?」という意味のカジュアルな挨拶です。フレンドリーな表現なので、友人や仲のいい人によく使います。フォーマルな場面でも使うことがあるので、覚えておくと便利なフレーズです。
¿Cómo estás?(コモ エスタス)も、同じように「元気?」という意味のカジュアルな挨拶です。しかし、sを取って¿Cómo está?(コモ エスタ)にするとフォーマルな表現になります。場面によって使い分けましょう。
「私は元気です」
Estoy bien(エストイ ビエン)
「元気です。ありがとう」
Bien, gracias(ビエン グラシアス)
「まあまあです」
Más o menos(マス オ メノス)
「私は具合が悪いです」
Estoy mal(エストイ マル)
「元気ですか?」と聞かれたら、上記のような返事をしましょう。
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スペイン語の自己紹介

ここではスペイン語の自己紹介について解説します。
スペイン語の自己紹介:私の名前は◯◯です
「私は◯◯です」
Soy ◯◯(ソイ ◯◯)
「私の名前は◯◯です」
Me llamo ◯◯(メ ジャモ ◯◯)
Soy ◯◯(ソイ ◯◯)は、カジュアルな自己紹介のフレーズです。「私は◯◯です」という意味で、英語の「I am」にあたります。少し砕けた言い方なので、目上の人に自己紹介をするならMe llamo ◯◯(メ ジャモ ◯◯)の方がおすすめです。
Me llamo ◯◯(メ ジャモ ◯◯)は、一般的な自己紹介のフレーズ。フォーマルな言い方なので、初対面の人が相手でも使えます。海外では下の名前を名乗るのが一般的なので、Me llamo Taro.のように名乗りましょう。
スペイン語の自己紹介:あなたの名前は何ですか?
「あなたの名前は何ですか?」
¿Cómo te llamas?(コモ テ ジャマス)
「あなたの名前は何ですか?」
¿Cómo se llama usted?(コモ セ ジャマ ウステ)
¿Cómo se llama usted?(コモ セ ジャマ ウステ)は、相手の名前を聞くフレーズです。丁寧な言い方なので、初対面の人の場合は、こちらが適しているでしょう。¿Cómo te llamas?(コモ テ ジャマス)は、少し砕けた言い方です。
スペイン語の自己紹介:出身地
「私は日本出身です」
Soy de Japón(ソイ デ ハポン)
「私は日本から来ました」
Vengo de Japón(ベンゴ デ ハポン)
「◯◯に住んでいます」
Vivo en ◯◯(ビボ エン ◯◯)
「私は日本人です」
Soy japonés(ソイ ハポネス)話し手が男性の場合
Soy japonesa(ソイ ハポネッサ)話し手が女性の場合
Soy de Japón(ソイ デ ハポン)は、日本出身であることを伝えるフレーズです。また、Soy japonés(ソイ ハポネス)/Soy japonesa(ソイ ハポネッサ)は「私は日本人です」という意味で、日本出身であることをより簡単に表現することができます。なお、スペイン語では「J」をハ行で発音するので、Japónは「ハポン」と発音します。
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スペイン語の基本フレーズ

ここでは、スペイン語で会話をするのに必要な基本的なフレーズについて解説します。
スペイン語の基本フレーズ:はい/いいえ
「はい」
Sí(シ)
「いいえ」
No(ノ)
Sí(シ)とNo(ノ)は、最もシンプルな返事のフレーズです。日常会話はもちろん、フォーマルな場面でも使えます。あらゆる場面で通用するので、ぜひ覚えておきましょう。
なお、No(ノ)は、英語の「No」と綴りは同じですが、短く「ノ」と発音するのが特徴です。
スペイン語の基本フレーズ:ありがとう
「ありがとう」
Gracias(グラシアス)
「本当にありがとう・どうもありがとう」
Muchas gracias(ムーチャス グラシアス)
「ありがとう」は、スペイン語でGracias(グラシアス)といいます。Gracias(グラシアス)は、汎用性が高い感謝の言葉です。ドアを開けてもらったり、席を譲ってもらったりと、誰かに何かしてもらったときは、「Gracias(グラシアス)」と伝えればOKです。
また、友達に対して熱意のこもった感謝を伝える場合はMuchas gracias(ムーチャス グラシアス)という表現をすることもできます。
「どういたしまして」
De nada(デ ナーダ)
De nada(デ ナーダ)は、日本語の「どういたしまして」にあたる表現です。直訳すると「何でもない」「大したことではない」という意味になります。「Gracias(グラシアス):ありがとう」に対する最もポピュラーな返事なので、覚えておきましょう。
スペイン語の基本フレーズ:ごめんなさい
「ごめんなさい・すみません」
Lo siento(ロ シエント)
「すみません」
Perdón(ペルドン)
「すみません」
Disculpe(ディスクルペ)
スペイン語の一般的な謝罪のフレーズはLo siento(ロ シエント)です。日本語の「ごめんなさい」や、英語の「Sorry」にあたるフレーズです。また、Lo siento(ロ シエント)は、直訳すると「それを感じる」という意味になり、相手の悲しい気持ちに共感するときにも用いられます。「お気の毒に」「それは大変でしたね」という意味でも使われることがあるので覚えておきましょう。
Perdón(ペルドン)は、日本語の「すみません」にあたるカジュアルな表現です。軽い謝罪のほかに、人に呼びかけるときにも使います。英語の「Excuse me」に近い意味です。
Disculpe(ディスクルペ)は、日本語では「すみません」「失礼します」「お尋ねしますが」にあたるフォーマルな表現です。道をたずねたり、店員に呼びかけたりするときにも使えるフレーズです。
スペイン語の基本フレーズ:~ください
「~してください・~ください」
por favor(ポル ファボール)
por favor(ポル ファボール)は、日本語の「~してください」「~ください」にあたる丁寧な表現です。英語では「Please」にあたります。「水を一杯ください」や「お会計をお願いします」という場面で使います。
「水を一杯ください」
Agua, por favor.(アグア ポル ファボール)
「お会計をお願いします」
La cuenta, por favor.(ラ クエンタ ポル ファボール)
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スペイン語の日常会話で使える便利なフレーズ

「◯◯が好きです」
Me gusta ◯◯(メ グスタ ◯◯)
「これをください」
Dame esto, por favor(ダメ エスト ポル ファボール)
「トイレはどこにありますか」
¿Dónde está el baño?(ドンデ エスタ エル バーニョ)
「すごい!・いいね!」
¡Qué bien!(ケ ビエン)
「おいしい!」
¡Qué rico!(ケ リコ)
Me gusta ◯◯(メ グスタ ◯◯)で、自分の好きなものを伝えることができます。日本語の「好き」や「好む」に近い意味があり、よく使うフレーズです。Me gusta el fútbol.(私はサッカーが好きです)のように用います。
「日本語を話せますか?」
¿Habla japonés?(アブラ ハポネス)
「分かりません」
No entiendo(ノ エンティエンド)
「もう一度言ってください」
Otra vez,por favor(オートラ ベス ポル ファボール)
「スペイン語を勉強中です」
Estudio español (エストゥディオ エスパニョール)
「スペイン語が話せません」
No hablo español(ノ アブロ エスパニョール)
スペイン語に自信がない人は、上記のフレーズを覚えておきましょう。場合によっては、スペイン語がうまく話せないことを明確に伝えたほうがいい場面もあります。スペイン語での意思疎通が難しい場合、英語や日本語に切り替えてくれる可能性もあります。
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