Find a Job in Mexico 【Leverages Career Mexico】
公開日:2025年7月17日
更新日:2025年7月17日
転職を検討している海外赴任中の方に向け、転職活動の方法や進め方について解説します。コラムを読んで、海外赴任後のキャリアを考える参考にしてください。
また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。
海外赴任の経験者が、帰任後に転職を検討するというケースは珍しくありません。ここでは、海外赴任の経験者が帰国後に転職をする理由について解説します。
海外赴任者は、リーダーポジションとして派遣されることが多いです。国内で働くよりも立場が上がり、裁量権も大きくなります。慣れない環境で責任のある仕事をするのは大変なことですが、そのぶんやりがいを持って働けます。
一方、帰任して元の職場に戻ると、海外で働くよりも裁量が下がるケースが多いです。そのため、「仕事にやりがいを感じない」「日本の職場はつまらない」と感じてしまい、転職を検討するようになります。
帰任後、海外赴任の経験があまり役に立たないというケースもあります。異文化理解や現地スタッフのマネジメントなど、海外で培ったグローバル人材としてのスキルは、国際ビジネスの場では重宝される一方、日本国内ではその価値が充分に理解されない可能性があります。そのため、スキルが正当に評価されていないと感じ、海外経験が活かせるほかの仕事に転職しようとする人が多いのです。
また、海外での苦労に共感してもらえないのも海外赴任者の辛いところといえます。海外で働くのは大変なことですが、その苦労は海外赴任を経験した人にしか共感してもらえません。企業によっては、海外赴任者がどんな働きをしているのか正確に把握していないことすらあります。
日本企業は、年功序列や勤続年数で社員を評価する傾向にあります。これは海外赴任者も同様で、帰任後は日本国内の等級に基づき役職が決まることが多いです。このとき、海外で担ってきた職責とのギャップが大きいと、自分のスキルや経験が正当に評価されていないと感じてしまいます。
海外赴任中は、高待遇で働けるケースが多いです。海外赴任手当など各種手当が支給されるので、日本で働くよりも年収が増えたという人が多いでしょう。
一方、帰任してもとの職場に戻ると、収入も日本の水準に戻ってしまいます。収入が下がったことで、仕事のモチベーションも下がり、より条件の良い職場に転職しようとする人が多いのです。
長い海外生活を通じて、異文化に触れることで、自らの価値観が変化するということもよくあります。たとえば、残業という文化がない国で働いていた人が、日本の残業に耐えられなくなるということも多いです。海外赴任を経て、今後のキャリアプランについて改めて考えてみるという人も珍しくありません。
海外赴任の経験者は、転職市場において高い需要があります。海外進出を目指している企業にとっては、数年海外で実績を積んできた人材は即戦力となるのです。他社から好条件でオファーされたことをきっかけに転職する、というケースも多々あります。
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海外赴任の経験は、転職市場で評価される可能性が高いといえます。なぜなら、海外市場に詳しいグローバル人材には高い需要があるからです。
近年、海外進出を目指す日本企業が増えています。海外展開をするには、現地の商習慣や顧客ニーズなど、海外市場の調査が欠かせません。しかし、日本企業が海外情勢を調べるのは簡単なことではなく、コストや時間も掛かります。
そこで、海外市場への知見を持つグローバル人材の需要が高まっているのです。実際に現地で生活し、その国の言語や商習慣について深く理解している海外赴任者なら、転職市場において重宝される人材となるでしょう。
海外赴任で身に付けたスキルは、職種を問わず活かすことができます。コミュニケーション能力やマネジメント能力、環境適応力といったスキルは、どんな企業でも評価されるスキルといえます。
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海外赴任とは?転勤や駐在との違い、海外での仕事内容について解説!
海外赴任中でも、日本での転職活動は可能です。仕事探しや求人応募、書類作成など、転職活動の大半のプロセスは海外からでもできます。ここでは、海外赴任中に転職活動をする際の主な流れについて紹介します。
転職を検討する際は、まず転職の目的を明確にしましょう。目的がはっきりしていないと、転職をしても自分の希望が実現せず、後悔する可能性があります。はじめに「転職をして何を実現したいのか」という軸を決めておくことが重要です。
次に、スキルやキャリアの棚卸しをしましょう。「海外赴任で何をしてきたか」「どんな成果を出したか」「何のスキルが身についたか」をはっきりさせておくことで、自分の強みやアピールポイントを明確にできます。また、自己分析を通して、自分の適性や価値観を把握しておくと、転職のミスマッチも防げるでしょう。
海外赴任中に転職先を探す場合は、Web面接に対応しているかどうかもチェックポイントです。一次面接がWeb面接なら、海外からでも簡単に面接が受けられます。
ただし、最終面接に関しては、対面面接がほとんどです。一度も会わないまま内定が出るケースはあまりありません。そのため、内定を獲得するには、最低1回は帰国する必要があると思っていいでしょう。
基本的には、休暇目的で一時帰国するタイミングで、複数社の面接を受けるパターンが多いです。
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海外駐在の経験は転職で有利!帰国後に転職する方法について解説
海外赴任者が、海外で獲得したスキルや経験は、転職活動において大きな強みとなります。海外赴任者が転職活動で活かせる具体的なスキルには、以下のようなものがあります。
海外赴任者は、ビジネスシーンで実践的な語学力や会話力を身に付けることができるので、グローバル企業では即戦力として評価されるでしょう。海外市場に関する知識も、その国で事業を展開する企業にとっては重宝されるスキルとなります。
また、異文化の中で仕事をしてきた海外赴任者は、どんな状況にも対応できる適応力や、困難な状況でも業務を遂行できる能力があるとみなされるでしょう。
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ここでは、海外赴任後のキャリアの選択肢について解説します。それぞれの特徴を把握して、自分に合ったキャリアを選択しましょう。
海外赴任の任期で帰任し、同じ会社で働き続ける選択肢です。帰国手続きや引っ越しなど、さまざまな面で会社がサポートしてくれるので、手間が少なく安定した方法といえます。帰任後は慣れた環境で再び働くことができますが、海外赴任の経験が活かせる仕事が割り当てられるとは限りません。
海外赴任の経験が充分に活かせる仕事に転職するという選択肢です。たとえば、日系グローバル企業に転職し、再び海外赴任を目指す方法もあります。海外赴任の経験者は即戦力として働けるだけでなく、現地法人の責任者など、重要なポジションに就くことも可能です。ほかには、外資系企業に転職し、多様な価値観のもと働くということもできます。
赴任先の国やほかの国で海外転職するのも選択肢の一つです。海外生活を長く続けたい人におすすめのキャリアといえます。手当や手続きなど、企業からサポートが受けられないぶん、自ら行動しキャリアを切り開いていく主体性が必要です。海外転職に強いエージェントを活用すれば、幅広いサポートが受けられるので、海外での転職を検討している人は相談してみるとスムーズに仕事が探せるでしょう。
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