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メキシコの首都であり最大都市「メキシコシティ」は、メキシコの経済や文化、学問の中心地。 メソアメリカ文明の余韻が残る市内は、世界遺産に登録された遺跡の数々が点在しています。 本記事では、メキシコシティの基本情報や魅力、おすすめの観光地、経済状況まで網羅的にご紹介します。
まずは、メキシコの首都であり、経済や文化の中心地「メキシコシティ」の基本的情報を見ていきましょう。
メキシコでは、公用語が存在しません。ただ、最も多く使用されている共通語は「スペイン語」です。 メキシコの人口のうち10%が先住民であり、68の言語が政府に認められています。 また、日常会話で使用されている言葉や、メキシコの郷土料理の名前のなかにも、先住民言語由来の言葉が混じっています。
<英語は通じる?> メキシコシティ含む、メキシコ全土では、英語は通じないことが多いです。 空港や外国人用のホテル、観光地では通じることが多いですが、町や現地人用のホテルではほとんど通じないと思っておきましょう。
メキシコはキリスト教徒で、そのなかでも特にカトリックが多い国です。 現在は宗教の自由が認められているものの、メキシコ国民の9割がカトリックを信仰しており、信者のほぼ半数以上が毎週協会の礼拝に参加しているといいます。
標高が高いため、気温はあまり高くありません。 11月から4月までは乾季、5月から10月までは雨季に分かれています。 湿気が少なく、1日通して涼しく過ごすことができる12月から3月がベストシーズンです。
1年を通して、夏服で過ごせます。 12月から3月は比較的涼しく、肌寒くなることもあるので、上着を持っていくと良いでしょう。
メキシコシティ市内での交通機関はいくつかあります。目的地や用途に合わせて使い分けましょう。
<メトロ> メキシコシティの地下鉄はかなり発展していて、市内を地下鉄だけで網羅することが可能です。また、全区間で料金が統一されているのも特徴の一つです。 現在は12路線が、早朝から深夜まで運行しています。 主要観光地へのアクセスが便利です。地下鉄に乗る際は、切符を窓口で購入し、自動改札へ通ってください。
<メトロブス> メトロブスとは、地下鉄のバスの中間のような連結バスです。 専用のレーンを走り、渋滞の影響を受けにくいのが特徴。メトロの駅に接続し、メキシコシティを南北に結んでいます。料金はメトロと同じく一律で、チャージ式のICカードを利用して支払ってください。
<バス> 料金が安く、主にメキシコシティの市民が利用しています。 停留所がない場合もあり、乗車方法が分かる悪いため、観光客の利用はやや難易度が高いでしょう。 停留所のないバスの場合、手を上げてバスを止め、目的地を運転手に伝えてから料金を前払いします。 乗車したら、目的地でそのまま降りましょう。距離によって料金が変わります。
<タクシー> 最も早く目的地に着くことができるのがタクシーですが、身元不明のものもあり、近年タクシーでの強盗被害が頻出しています。ですから、安全面を考えると、ホテルやレストランでタクシーを呼んでもらうことをおすすめします。 交通局から認可が降りているタクシーにはメーターがついているので、自分で乗る場合は、メーターがついているタクシーを選びましょう。 メーターは「10メキシコ・ペソ」からはじまり、1kmごとに「5メキシコ・ペソ」ずつ上がっていくのが標準です。 それよりも高い場合は、降りて別のタクシーに乗ると良るようにしましょう。
<エコビシー> エコビシーとは、メキシコシティ市内の随所に設置されたレンタサイクルです。 支払いはクレジットカードのみで、事前登録が必要です。
次に、メキシコシティならではの魅力に迫っていきましょう。
メキシコシティは、アステカ帝国首都「テノチティトラン」の上に建てられており、古代遺跡の風情を楽しむことができます。 「メキシコシティの歴史地区」と、メキシコシティ内にある16の管轄区域の一つ「ソチミルコ」は、世界遺産に登録されていて、その美しい街並みは必見です。
メキシコシティの街には、ショッピングや食べ歩きができる、「メルカド」などのカラフルな市場で溢れています。 他にも、博物館や美術館など、アートを楽しめる施設が豊富です。 メキシカンスタイルのプロレスやサッカー観戦もでき、ラテンの雰囲気を体感するのには最適です。
メキシコシティの郊外には、日帰りで行ける数々の遺跡や都市が存在します。 植民地時代の名残である、米国へ続く道「エル・カミーノ・レアル・デ・ティエラ・アデントロ」が、世界遺産として登録されています。 他にも、郊外には多くの世界遺産が点在しており、日帰りで気軽に楽しむことができます。
それでは、メキシコシティのおすすめの観光地を紹介していきます。
「ソカロ」とは、メキシコ全土に点在する中央広場です。 特にメキシコシティのソカロは、コロニアル建築とアステカ帝国遺跡を一度に見ることができるので、非常におすすめです。 メキシコシティの古代遺跡の風情ある街並みを堪能しない方は、一度ソカロに訪れてみましょう。
メキシコ国立自治大学とは、「研究所・文化センター・中央図書館・博物館」など市内の公共施設が一つに集められた、非常に珍しい学園都市です。 多くの著名な建築士が、それぞれの建物の設計を手掛けており、そのアートな外観を見ているだけでも楽しむことができます。
書架が空中に浮いているように見える特徴的なデザインが有名な「空中図書館」。 近未来的な内装は写真撮影が許可されており(一眼レフやカメラを使用する場合のみ、受付で撮影許可が必要)、観光客に人気の撮影スポットとなっています。
「ルイス・バラガン邸」は、メキシコを代表する偉大な有名建築家「ルイス・バラガン」が自ら設計した自邸です。 現在こちらは一般公開されており、予約をすれば見学することができます。 邸宅の中は、メキシコ特有のピンクやオレンジといった明るい色彩の壁面を取り入れており、見ているだけでアートな気分に浸れるでしょう。
チャプルテペック城は、16世紀にスペイン総督の館として建設された荘厳な城で、現在国立歴史博物館として見学ができるようになっています。 フランス統治時代のマクシミリアン1世や、独裁政治を敷いたポリフィリオ・ディアス大統領の居城とあったこともあり、メキシコ史に興味がある方なら誰でも楽しめる観光スポットです。また、立地もよく、メキシコシティ市内を一望できる丘の上に立てられているのが特徴です。
メキシコシティは、昔から経済の中心地として有名です。 近年は、市内近郊が新たなビジネスエリアとなっており、大企業が点在しています。 日本の車メーカー「日産」や、外資系の「フォルクスワーゲン」などが拠点を構えており、アメリカと南米の市場をつなぐ窓口としての役割もあります。
また、メキシコには多くの日系企業が進出しており、メキシコシティにはその多くがメキシコ法人として本社を置いているのも特徴の一つです。 下記、メキシコシティにある、メキシコ法人の企業の一例です。
日系企業の進出により、メキシコの日系企業で働く日本人が増えています。 プロジェクトのために短期でメキシコ勤務をしている方もいれば、数年の長期でメキシコに腰を下ろし働いている方もいるようです。
最後に、メキシコシティへ行くための方法を詳しく解説していきます。
メキシコシティへ行くには、エアロメヒコと全日空(ANA)が、直行便を就航しています。 片道の飛行時間は、最短で約12時間30分。 経由便の場合は、カナダやアメリカを経由する便が利用可能で、経由地によって総飛行時間は5~20時間です。
メキシコシティ唯一の国際空港である「メキシコ・シティ国際空港」は、メキシコシティの中心部から約8kmという距離で、世界で最も市街地に近い空港のひとつです。 バス・タクシーを利用すれば30分で市街地へ着くことができ、メトロでの移動も可能です。
下記、メキシコ入国の手続きに必要なものを説明します。
<出入国カード/税関申告書> 機内で配られる「出入国カード(ツーリストカード)」と、税関申告書の提出が必要になります。事前に機内で記入しておくと入国がスムーズでしょう。
<パスポート> パスポートは、メキシコ入国時、残存有効期限が、「帰国時」まで有効になっていないといけません。 事前に有効期限を確認しておきましょう。
<ビザ> ビザ(査証)は、180日以内の滞在の場合であれば、不要です。 ですから、観光で滞在する場合は必要ないでしょう。 しかし、在住目的で滞在する場合、ビザが必要になるので、事前にビザを取得しておきましょう。 また、アメリカを経由して入国した場合、「ESTA(電子渡航認証システム)」の取得が必要 になりますので、注意してください。
以上、メキシコの首都「メキシコシティ」の魅力や経済状況などについて詳しくご紹介しました。 日系企業が次々と参入しているメキシコ。海外でキャリアを積みたいと考えている方は、Leverages Career Mexicoを利用してみてはいかがでしょう。 Leverages Career Mexicoでは、メキシコでの就職をサポートするサービスを提供しています。詳しい企業風土や業務内容など、求人広告だけではわからない情報が手に入るので、迷っている方はぜひお気軽にご相談を!
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