荷物を運ぶ配達人のイメージ

このページのまとめ

  • 郵便局や運送会社のサービスを利用すれば、日本からメキシコに荷物を送れる
  • 郵便局の「EMS(国際スピード郵便)」は、安くて便利な輸送手段
  • 荷物を安く送るなら郵便局の国際郵便サービスがおすすめ
  • 運送会社の国際輸送サービスは、料金が高めだが重い荷物も早く届けられる
  • 日本から荷物を取り寄せる場合は、海外転送サービスを利用する方法がある

日本からメキシコ宛てに荷物を発送したい方に向け、輸送サービスや料金について解説します。コラムを読んで、どのサービスを利用するのが適しているかチェックしてみましょう。

また、本コラムを提供するレバレジーズキャリアメキシコでは、日本語話者の方のメキシコでの就職をサポートしています。海外で働くにあたって、メキシコも視野に入れている方は、ぜひご相談ください。

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メキシコに荷物を送る方法1:郵便局を利用する

郵便マークのイメージ

メキシコに荷物を送る手段として、郵便局の国際郵便サービスを利用する方法があります。メキシコ輸送に使えるサービスは、「EMS」と「国際小包(航空便)」の2種類。それぞれ届くまでの時間や料金が異なるので、目的に応じて利用しましょう。

大きさ・重量制限 料金の目安(3.0㎏) 日数
(東京~メキシコ)
EMS
(国際スピード郵便)
長さ1.5m
長さと横周の合計3m
重量30kgまで
8,800円 11日
国際小包(航空便) 長さ1.5m
長さと横周の合計3m
重量30kgまで
8,150円 14日

なお、郵便局ではメキシコ宛ての船便の郵便物は取り扱っていません。

EMS(国際スピード郵便)

EMS(国際スピード郵便)」は、国際郵便サービスのなかで、最も早く荷物を送れる方法です。荷物は飛行機で運ばれ、メキシコなら11日を目安に送ることができます。送れる荷物のサイズ・重量にも余裕があるので、衣類や日用品、食品など、さまざまなものを輸送可能です。早くて便利な輸送サービスなので、ビジネスでもよく利用されています。

EMSは、荷物の追跡サービスがついているのもメリットです。Webサイト上から、いつでも簡単に郵送状況を確認することができます。また、万一の場合の損害補償制度もあるため、安心して利用できるサービスといえるでしょう。

国際小包(航空便)

国際小包」の航空便は、EMSほどではないものの、比較的早く荷物を送ることができる方法です。メキシコなら14日を目安に送ることができます。追跡サービスがついているほか、「保険付」「受取通知」のオプションサービスを付けることが可能です。

参照元
郵便局「国際郵便
郵便局「メキシコ – 国・地域別情報(国際郵便条件表)

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メキシコに荷物を送る方法2:佐川急便を利用する

国際宅配便のイメージ

佐川急便の飛脚国際宅配便を使えば、メキシコに荷物を送ることができます。「スモールパーセル(ビジネス小荷物)」と「ドキュメントクーリエ(ビジネス書類)」という2つのサービスがあるので、適した方を選びましょう。

大きさ・重量制限 料金の目安(3.0㎏) 日数の目安
ドキュメントクーリエ〈ビジネス書類〉 3辺合計260cm以内(最長辺150㎝まで)
重量50kgまで
20,792円 グローバルコールセンターに確認
スモールパーセル
〈ビジネス小荷物〉

料金はサービスごとに異なりますが、メキシコ宛ての場合、重量1.0kg以降は同じ料金になります。
飛脚国際宅配便の輸送日数は、Webサイトに記載されていません。詳細を確認する場合は佐川急便のグローバルコールセンターに確認しましょう。

なお、個人で利用する場合は、佐川急便のお客様コード(顧客コード)を取得している必要があります。

参照元
佐川急便株式会社<SGホールディングスグループ>「飛脚国際宅配便

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メキシコに荷物を送る方法3:ヤマト運輸を利用する

メキシコの国旗と荷物のイメージ

海外に荷物を発送する方法として、ヤマト運輸の国際宅急便を利用する方法があります。
しかし、個人の場合、メキシコ宛ての荷物は取り扱いがありません(書類以外)。

サイズ 基本料金の目安 日数の目安
書類パック
B4以内
1kgまで
1,600円 5~7日
60cm以内
2kgまで
3,700円 5~7日
80cm以内
5kgまで
6,300円 5~7日

料金区分は「60cm以内2kgまで」~「160cm以内25kgまで」の扱いがあります。

参照元
ヤマト運輸「国際宅急便
ヤマト運輸「メキシコ合衆国 [ Mexico ] ゾーン2

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メキシコに荷物を送る方法4:DHLを利用する

国際宅配便のイメージ

国際物流会社であるDHL社の「DHL Express Worldwide」を利用するのも手です。ビジネス文書から貨物までさまざまなものを輸送できます。

大きさ・重量制限 基本料金の目安 日数の目安
DHL Express Worldwide 120cm×80cm×80cm以内
重量70kgまで
10,700円(0.5kg) 3~5日
28,870円(3.0㎏)
55,630円(10kg)

大型で重量のある荷物も早く届けることができますが、そのぶん料金は高めです。
追跡サービスや集荷サービスが標準でついているほか、さまざまなオプショナルサービスを選択して付与することができます。

参照元
DHL「DHL Expressサービス

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メキシコに荷物を送る方法5:FedExを利用する

輸送スピードのイメージ

国際総合貨物輸送会社「FedEx」には、さまざまな輸送サービスがあります。

コスト重視の「フェデックス・インターナショナル・エコノミー」、速度重視の「フェデックス・インターナショナル・プライオリティ」、最速で輸送できて時間指定もできる「フェデックス・インターナショナル・ファースト」など、それぞれ特徴があるので、適したサービスを選びましょう。

大きさ・重量制限 基本料金の目安(3.0㎏) 日数の目安
フェデックス・インターナショナル・エコノミー(IE) 幅274cm
長さ+周囲330cm
重量68㎏まで
28,530円 2〜5営業日
フェデックス・インターナショナル・プライオリティ(IP) 29,110円 1〜3営業日
フェデックス・インターナショナル・ファースト(IF) 36,390円 1〜3営業日

いずれのサービスもオンライン貨物追跡が可能です。また、さまざまなサービスオプションを追加することもできます。

FedExは、輸送のスピードが速いところがメリットです。ただし、料金は高めといえます。

参照元
FedEx日本「国際輸送サービス
FedEx日本「日本でお支払いの輸出入運送料金

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メキシコに荷物を送る方法6:UPSを利用する

国際配送のイメージ

国際貨物航空会社「UPS」の輸送サービスを利用するのも一つの手です。UPSを利用すれば、重くて大きな荷物も比較的スピーディーに輸送できます。

大きさ・重量制限 基本料金の目安(3.0㎏) 日数の目安
UPSワールドワイド・エクスプレス 最長辺274cmまで
最長辺+胴回り400cmまで
重量70㎏まで
34,530円 1~3営業日
通常は午前10時30分または正午まで
UPSワールドワイド・エクスプレス・
セイバー
32,580円 1~3営業日
終業時まで
UPSワールドワイド・エクスペダイテッド 27,040円 3~5営業日
終業時まで

いずれも追跡サービスが利用できるほか、オプションサービスを追加することも可能です。

参照元
UPS「国際出荷サービス
UPS「UPS出荷エリアと料金

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メキシコに荷物を送るおすすめの方法

オススメのイメージ

個人でメキシコに荷物を送るなら、郵便局の国際郵便サービスを利用するのが最もリーズナブルといえます。特にEMS(国際スピード郵便)は、ある程度重い荷物もスピーディに運んでくれるので、日用品や衣類、書類などを送るのに便利です。

一方、運送会社が提供する国際輸送サービスは、料金が高めなものの、大きな荷物を運んだり、素早く輸送したりすることができます。また、さまざまなオプションサービスを付けることができるので、配送方法をカスタマイズすることも可能です。

荷物の内容や、配送先に合わせて輸送サービスを選ぶと良いでしょう。

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海外に発送できない荷物

注意、不可のイメージ

「航空危険物」にあたる品物は、航空便・船便に関わらず海外に送ることはできません。海外に荷物を送る際は、主に以下のような品物が含まれていないか注意が必要です。

  • 香水
  • マニキュア
  • 花火
  • モバイルバッテリー
  • 電子タバコ
  • スプレー缶
  • ヘアトニック(アルコール濃度24%を超えるもの)
  • アルコール飲料(アルコール濃度24%を超えるもの)
  • 日焼け止め(アルコール濃度24%を超えるもの)

上記以外にも、現金や有価証券、金、宝石などの貴重品は発送することができません。

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メキシコ在住の人が日本から荷物を取り寄せる方法

パソコンとスマホで調べものをする人のイメージ

メキシコ在住の人が日本から荷物を取り寄せる手段として、海外転送サービスを利用する方法があります。

海外転送とは、海外在住者が日本のECサイトで買った商品をまとめて倉庫で保管し、海外に発送するという代行サービスです。日本のECサイトは、海外発送に対応していなかったり発送に時間がかかったりする場合もあります。そんなとき海外転送サービスを利用すれば、海外からでも手軽に日本の商品を取り寄せることができて便利です。

発送方法は、EMS(国際スピード郵便)や航空便、DHL、FedExなど。業者によって対応している配送方法が異なるので、事前に確認しておきましょう。料金は、発送料金にプラスして、発送代行の手数料がかかります。

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